自傷行為作品一覧

  • 愛傷コレクション
    値引きあり
    4.5
    「愛されることに慣れなさい──」十有は毎日、花賀屋から甘い愛撫を受けている。継父の性的虐待に耐えかね家出した十有は、知人に暴行を受け逃げたところを花賀屋に拾われたのだ。自傷行為で脇腹に大きな傷跡を持ち、人間不信で自分も他人も愛せない十有。骨董商である花賀屋はアンティークを慈しむように十有の傷跡を愛でて、彼の心を癒やしていくが……。
  • 境界性パーソナリティ障害
    4.1
    普段はしっかり者で思いやりのある人が、急に逆ギレする、わざと人を怒らせる、不可解な言動を繰り返す、それが境界性パーソナリティ障害だ。現代人に急速に増えているこれらの例は「性格」の問題でなく、れっきとした病。ある「きっかけ」で突然そういう「状態」になり、果ては場当たり的なセックスや万引き、自傷行為にまでエスカレートする。彼らの心の中では何が起きていて、何が問題なのか。理解しがたい精神の病を、わかりやすく解説。
  • 児童精神科の看護師が伝える 子どもの傷つきやすいこころの守りかた
    4.3
    「児童精神科の病棟看護師」として、児童精神科に入院する子どもたちと誰よりも長く接している著者。 子どもとつねに一緒にいる立場だからこそわかる、子どもの心の傷つきやすさと、傷ついてしまったあとの影響の大きさ―。 「大人の不機嫌が子どもをいい子にさせる」「叱っても意味がないわけ」「子どもへの怒りの背景は過度な期待?」など、親なら心当たりのある内容にくわえ、自傷行為や自殺願望にどう対処するかといった重めのテーマまで対応。親(大人)自身の心の守り方も掲載。 「おすしさいこうかよ」が子どもと接するときのキーワードです!
  • 筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世の中の99%の問題は筋トレとプロテインで解決します。本当です―。尋常じゃない熱量で筋トレ愛を叫び、Twitterフォロワー3万人を突破した怪アカウントがついに書籍化! メンタルがボロボロ…仕事がうまくいかない…痩せない…モテない…人生のほとんどの悩みは筋トレで解決します!筋トレがもたらす気分高揚効果と成功体験の積み重ねは必ずあなたの人生を変えていきます。 自身も筋トレ中心の生活で40キロのダイエットに成功した“マッチョ社長”Testosteroneがあなたの悩みを吹き飛ばす革新的ソリューションを提供する1冊。初心者用筋トレメニューやダイエット法も大公開。 <収録内容抜粋> ・メンタルが弱ったら試すべき5つの行動 ・「とりあえず筋トレしてみる」 ヤツが勝つ ・自傷行為に走るなら筋繊維にしろ ・死にてぇと思ったら3カ月だけ筋トレしてみてくれ ・筋トレの中毒性がダイエットを成功させる
  • リストカット・自傷行為のことがよくわかる本
    3.6
    自傷行為は、本人にとって声にならない叫びであり、背景には、自分を確かなものとして捉えられない不安、他人と適切な関係を築くことができない辛さなどが隠されている。リストカットだから死にはしないという思い込みは危険。周囲の反応がリストカットの回数を増やすこともある。周囲はどうすべきか、本人はどう向き合っていけばよいか。回復に向けてできることを自傷行為の背景など基本的な知識とともに紹介する※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 「自傷的自己愛」の精神分析
    4.3
    「自分には生きている価値がない」「ブサイクだから異性にモテない」。 極端な言葉で、自分を傷つける人が増えている。 「自分が嫌い」をこじらせてしまった人たちの、自傷行為のように見える言動。 その深層心理にひきこもり専門医である精神科医が迫る。 誰にでも何歳からでも起こり、一度おちいると出られない、徹底的な自己否定。 「ダメな自分」の思い込みを見つめ直し、健全な自己愛を取り戻す方法を探る。
  • 明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中
    -
    1巻770円 (税込)
    2004年10月12日、埼玉県皆野町の山中で男女7人がレンタカーの中で死亡しているのが発見された。死因は練炭による一酸化炭素中毒だった。北は青森から南は佐賀まで、全国各地から集まった7人の接点は、インターネット。いわゆる「ネット心中」である。連鎖的に、いわば流行のように広がった自殺の手段だった。「過去最高の人数」の自殺者を出したこの事件は、世間の注目を浴び、この集団自殺の呼びかけ人「マリア」から計画を知らされていた著者に、マスコミは殺到した……。  マリアはなぜ死を選んだのか? 事件が浮き彫りにする若者たちの「生きづらさ」とは? 実行にふみきれず、死を免れた参加者への取材も収録。自殺が跡を絶たない現代に、改めて命の価値を問うノンフィクション。 ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • アノニマス ネットを匿名で浮遊する人々
    -
    1巻770円 (税込)
    「生きづらい」と感じることは弱さではない……ネットを浮遊している若者たちの心の裡  不登校、援助交際、自殺、リストカット、摂食障害、家出、虐待、過干渉、抑圧……。学校や家族や友達、現実の世界では、うまく自分の思いを表現できない「生きづらさ系」の若者たち。彼らは「名前」から逃れて、何を想い、何を求めているのか。ネットでの3年に及ぶフィールドワークをまとめたノンフィクション。 ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • 生きたい彼 死にたい私
    3.0
    「生ききるんやで」――そう彼は言った。 父親の愛に恵まれなかったことから精神を病み、自傷行為を繰り返し、風俗の世界に身を置いた17歳の少女。生きることに絶望し、死を願っていた彼女は、ある日、8歳年上の劇団員の青年と知り合う。明るく豪快な青年との交流を通じ、徐々に生きる力を取り戻していく少女は、やがて青年が重度の心臓病を抱え、いつその命が消えても不思議ではない、生死のライン上を常に歩いていることを知る――。 病いを抱えながらも理学療法士として、認知症のお年寄りのケアに励む青年が直面した病院内部の実態と自身の生い立ちを描きながら、青年に感化され「死への願望」から解き放たれていく少女の心の回復を綴るノンフィクション。
  • 生きづらさにまみれて
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    自分の「欠け」を恋人で埋めようとしても男じゃ埋まらないんだな~これが。これやるとたいてい失敗するよね。──まんきつ(漫画家) 致命傷にはならないレベルで血を流し傷口をえぐり、しかしそれが心の安定にも繋がるし自己表現でもあるという、リスカの代償行為のような本です!──吉田豪(プロインタビュアー) 物書きなら、文章でやり返せ!『発達障害グレーゾーン』大ヒットの姫野桂、待望の初エッセイ 閉塞的な地方都市で一人っ子として生まれ、毒親傾向のある両親に育てられた子ども時代。スクールカースト底辺から抜け出せなかった中高時代。ヴィジュアル系バンドの推し活に恋に、遅れてきた青春を捧げた大学時代。発達障害(30歳になってから発覚)の二次障害の双極性障害や摂食障害に苦しめられた就活、すさまじく向いていなかったOL時代。25歳でライターに転身、やっと自分の居場所を見つけたものの、タチの悪い仕事関係者に「都合の良い女」にされたり、風俗嬢のアルバイトをしたり、ネット炎上騒動に巻き込まれたり、コロナの影響でアルコール依存症になったり……「自己肯定感超低い女子」の33年の軌跡。 「ヨウヘイ氏は私とのセックスでハメ撮りをすることを好んだ。最初は嫌で拒んでいたものの、あるときふと思い付く。あえてハメ撮りをさせて、彼女に浮気の証拠として送り付けようと。彼は私がハメ撮りを許可すると、喜んでベッドの縁にスマホをセットした。その際「もうちょっとこういう角度の方がいいんじゃない?」と彼の顔が映る角度にセッティングし直した。 セックスの後、『あの動画、欲しいな 』とLINEすると、その動画が送られてきた。このとき心の中でヨッシャとガッツポーズした。最後の切り札に、この動画を使うのだ。そうすれば彼は彼女を失うし、SNSにでもアップすれば仕事だって失うだろう……今思うと、当時の私の思考回路は相当ヤバい。自分のセックスする姿は人に見られてもいいと思っていたのだ。それほど私は彼に依存し憎んでいた。」(本文より) 【目次】 01_自傷行為 02_バンギャル 03_バンドマン 04_自己肯定感 05_顔出し 06_炎上 07_毒親 08_スクールカースト 09_Uターン 10_生理 11_風俗嬢 12_フェミニズム 13_ルッキズム 14_グラビアアイドル 15_サラリーマン 16_新型コロナウイルス 17_アルコール依存症 18_婚活 19_発達障害 20_ライター
  • ウェブ恋愛
    -
    1巻495円 (税込)
    ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。 プロローグ 本当の恋を探して 第1章 ウェブで出会うということ 第2章 恋愛日記を綴る 第3章 生きにくさからの解放 エピローグ ウェブのアドバンテージ ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • 家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像
    4.3
    国家に親代わりを求めた男。 法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。 誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫る。全真相解明、驚愕の事件ルポ! 犯人はいったい何者なのか? ――――― 【新幹線無差別殺傷事件】 2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。 ――― 2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。 だが、「死刑になるため」「刑務所に入るため」と彼らは犯行に及ぶ。 約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ! 【目次】 序章 鞘――刑務所に入る夢を叶えた男  第一章 心――写真家が人殺しに興味を持つ理由 第二章 偏――歩み寄る難しさ 第三章 記――「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相 第四章 凶――餓死することを止め、生きる選択をした 第五章 会――アクリル板越しの作り笑顔 第六章 家――浮かび上がる“いい子” 第七章 迷――食い違う家族の言い分 第八章 裁――真実が語られない虚無な裁判 第九章 答――刑務所でしか手に入らないもの 第十章 辿――犯行時のシミュレーションから感じること 最終章 刑――自傷行為を通して得られる愛 あとがき 主要参考文献一覧
  • 学校裏サイト 進化するネットいじめ
    -
    1巻495円 (税込)
    テクノロジーの発達とともに、子どもたちの「いじめ」の手口も驚くべき進化を遂げた。頻発するネットいじめ事件、相次ぐ自殺者、携帯電話が凶器となる時代。これら一連のいじめ事件の背後にあると噂されるのが「学校裏サイト」なる謎のホームページ。果たしてこの正体とは何なのか? 子どもたちはどのようにこれを利用しているのか? 大人の知らない子どもだけのネット利用法を、徹底的に究明する。 序章 終わらない「いじめ自殺」の連鎖 第一章 学校裏サイトとは何か? 第二章 ネットいじめへの対策 第三章 子どもたちはなぜネットに惹かれるのか? ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • ケータイ・ネットを駆使する子ども、不安な大人
    -
    1巻770円 (税込)
    特に少年犯罪で、加害者なり被害者が事件以前に「インターネット」を利用した痕跡があるときに、多くのメディアがネットに事件の原因を求める、甚だしくはすべてネットのせいにしようとする論調もあったりします。しかし、それですべてが解決するのでしょうか。ネットは確かに日常のはけ口としても存在します。ただ、だからといってネットを遮断すれば事件が起こらないのかというと、そうでもないはずです。もとより「関係性」のないメディアであるからこそ、ネットとどのようにつきあい、どのように利用すべきかを考えるべきではないでしょうか。  本書は、子どもたちがネットを利用する姿に不安を覚える親や教師のみならず、ネットの危うさに気づき始めた子どもたちにも、読んでもらいたい一冊です。 第一章 長崎県佐世保市の小六女児殺害事件から見えるもの 第二章 友人・知人とのネット・コミュニケーション 第三章 出会い系を求める子どもたち 第四章 様々なネット犯罪の紹介とその予防法 第五章 行政や学校現場での取り組み 終章 ネットを規制するよりも利用者教育こそ必要 ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • 声をかける
    4.0
    ナンパは自傷。社会への復讐?あるいは救い?会社員、美容部員、風俗嬢、大学院生、ダンサー……クラブで、路上で、女性たちに声をかけ続ける。ナンパは惨めな自傷行為だ。それでも、挑まずにはいられない。得体のしれない他者と一瞬つながり、離れていく。人と分かりあうということはどういうことなのか。人との断絶やさびしさを、どのように抱えていけばいいのだろうか。ナンパを通して辿りついたコミュニケーションの小さな萌芽。
  • 子どもの悩み、家庭の悩み ハブ機能としてのメンタルクリニック
    -
    1巻1,144円 (税込)
    子どもの心の問題は、家族の影響下で生じているケースがほとんどです。子ども固有のものなどではなく、家族全員が直面しているひとつの「状況」であるというべきなのです。──子どものうつ、不登校、引きこもり、拒食症、自傷行為などに向き合うために、家族の協力・家族自体がよくなることの必要性、メンタルクリニックの利用の仕方などを綴る。
  • 子どもをうつから救う!家族のための症例別対応ガイド
    -
    本書は、子供の問題行動に悩む家族のための対応ガイドです。子供の不登校、粗暴な行為、自傷行為の裏には発見が難しい子どものうつ病が隠れていることが多く見られます。これは早期発見早期治療がなによりの処方となります。いち早く発見するための“ヘルプサイン”=体の不調(頭痛や胃腸不良、息苦しさ、微熱、イライラ、無気力、小さな自傷行為など)に着目し、これに気づき、対応するためのポイントや、その後の対処法について事例ごとにコンパクトにまとめます。

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  • 最下層女子校生~無関心社会の罪~(小学館新書)
    3.7
    闇を彷徨い苦悶する女子たちの実像に迫る!  10代20代の若年女子を巡る状況は厳しいものがある。  精神的、肉体的虐待に父親による性的虐待。そして、一見すると何の問題があるようにも見えない女子が過剰な期待をかけられて「教育虐待」に悩んでいる。  さらには、貧困や学校でのイジメなどで苦しみ、自殺などの自傷行為を繰り返し、自己承認欲求のために、また食べるためにカラダを売っているという現実がある。  相談したくとも相談できない彼女らは、既存の制度からもこぼれ落ちてしまい、社会の統計からも消されて学校からも社会からも「なかったもの」として扱われ、現在も生き地獄のような日々を過ごしている。  自己肯定感が少なく、「自分なんて産まれてこなければ良かった」「自分なんてどうなってもいい」と自信を失っている。その一方で被害者でありながら、「やめてと言えない自分が悪い」と思い込み、学校や職場で必死に「普通の子」を演じ続けている。  そんな彼女らの本音に迫る迫真のドキュメント。見えざる現代日本の残酷な現実を暴く。  人気漫画家・沖田×華との特別対談も敢行。彼女の赤裸々な告白は息を飲むような重みがある。
  • 「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学
    3.9
    「死にたい」と思ったことがある人は人口の2~3割だという。そして全死因のうち2パーセント弱を自殺が占めている。死にたくなったらどうするのか、自傷行為と自殺は違うのか、自殺予防の未来など、心理学の最新の知見をもとに考える。
  • 新版 よくわかる境界性パーソナリティ障害
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 感情のコントロールが苦手でリストカットなど自傷的な行為に及ぶことも多い境界性パーソナリティ障害。その症状と治療法を解説。 近年患者数が増加している境界性パーソナリティ障害。 感情や思考をうまくコントロールするのが苦手で、 対人関係でトラブルを起こしやすく、 自分自身や、周囲の人に対する評価が不安定で、 極端な高評価と低評価の間で揺れ動くことが多いのが特徴。 過度の飲酒、過食、暴力、リストカットなどの自傷的な行為や自殺企図におよぶこともあり、 周囲の人を巻き込んだトラブルを起こすことも多い病気です。 ダイアナ妃、マリリン・モンロー、太宰治など、 著名人の中にもこの病気と考えられる人も多く、 100人あたり1人から2人がこの病気を持つと言われています。 治療は、カウンセリングなどの精神療法が中心ですが、 必要に応じて薬物治療も行われます。 監修者で精神科医の林直樹先生はこの病気に関する研究と治療の第一人者。 豊富なイラストとわかりやすい文章で、症状と治療法を具体的に紹介します。 セルフケアの具体的な方法も、豊富に盛り込みました。 林 直樹:1955年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。 東京大学附属病院分院神経科、都立松沢病院精神科、東京都精神医学総合研究所勤務を経て、 帝京大学医学部附属病院メンタルヘルス科教授。 著書に『境界例の精神病理と精神療法』『人格障害の臨床評価と治療』(以上、金剛出版) 『リストカット・自傷行為のことがよくわかる本』 『リストカット-自傷行為をのりこえる』(以上、講談社)などがある。 境界性パーソナリティ障害に関する豊富な知識と臨床経験に、患者さんや医療関係者からの信頼が厚い。
  • 辛坊訓~日々のニュースは教訓の宝庫~
    4.0
    1~2巻880~990円 (税込)
    橋下大阪市長はまもなく、刺される――。生活保護問題解決には「雑草取り」がある――。中国の反日暴動はアホな「自傷行為」――。『FLASH』で好評連載中の「辛坊治郎のニュース食い倒れ!」が単行本に! ニュースのツボを押さえ、自分の人生のために有効活用するにはどうしたらいいか、辛坊流の歯切れの良い日常言葉で大胆に説きます! テレビでは決して言えないことが盛り沢山。最新ニュースも加味!

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  • 10歳で私は穢された
    4.0
    8歳。父のDVで両親が離婚。その後、ひとつ年上の兄は家出。「死にたい」と泣く母を前に、心を決めた。お兄ちゃんの分まで「いい子」になる、と。10歳。母の恋人から性的虐待を受けた。でも、誰にも言えなかった。「おじさん」がいなくなったら、ママは今度こそ死んでしまう。歯を食いしばって耐えた。18歳。不登校を乗り越えて高校卒業後、パフォーマーになる夢を抱きニューヨークに短期語学留学を果たす。だが、周囲との圧倒的なレベルの差に挫折して失意の帰国。「自分は生きていてもいい存在だと思いたくて」、気付いた時には男性と積極的に性的関係を持つビッチになっていた。完全な自傷行為だった。20歳の誕生日を目前に控えた20年1月。彼氏との些細ないさかいを機に心の病を発症し、アルバイトしていた飲食店等を休職。追い打ちをかけるようにコロナ禍に襲われ、店は休業・収入ゼロに。 もう、いやや。死のう。 いつしかベルトを首に巻いていた。病院で目覚めた――死ねなかった。やがて、憎しみの刃は最愛の母へと向かう。極寒の深夜2時、修羅場の幕はまさに切って落とされようとしていた。 橋本なずなさん、23歳。 現在はカウンセラーとユーザーを結ぶ出会いの場「Bloste(ブロステ)」を起業する傍ら、社会人大学生として生き直している。性的虐待、セックス依存、自殺未遂、母の呪縛……壮絶な過去から時に逃げ、時にもがきながら必死でつかんだ「明日」とは? そして見出した圧倒的な「希望の光」とは? 今、生きるのがしんどいすべての人に捧げる著者渾身のメッセージ!!
  • 実録・闇サイト事件簿
    -
    1巻495円 (税込)
    面識のない男たちが、サイトを介して初めて会ったその日に犯罪を計画し、見知らぬ31歳の女性を殺した「闇サイト殺人事件」。犯罪小説を地でゆくこの事件を生んだ「闇サイト」とは、そもそも何のために開設され、どんな人物がアクセスしているのか。さらに報酬20万円で殺人を請け負う「何でも屋」、恨みを晴らす「復讐代行」など、2005年頃から危険なサイトが増殖している。閉塞した現代社会の合わせ鏡、インターネットの「裏」に深く切り込む、戦慄の実録ルポ。 第一章 闇サイトと依頼殺人 第二章 自殺系サイトとネット心中 第三章 出会い系・家出サイトに潜む罠 第四章 ネットで流通する合法ドラッグと大麻 終章 ネットを利用した犯罪は防げるのか ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • 自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント
    4.6
    長年、自傷の問題に関わってきた著者が、「自傷行為の当事者に向けて、これまで診察室で伝えてきた、あるいは伝えたいと思った事柄」をやさしく語った本。前半では自傷についての考え方、後半では実践編として、どうしたら、回復することができるのか(自分の行為の観察、衝動のコントロール、生活習慣について、精神科にかかるときのアドバイスなど)を具体的に説明。これまでになかった回復の手引き。
  • 自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド
    4.3
    自傷行為、摂食障害、物質乱用・依存はつながっている 自分で直接自分を傷つける自傷行為と、目的はそうではなくても間接的に健康を害してしまう摂食障害、物質乱用・依存は、それぞれ別の行為のように見えますが、実はつながっています。こうした自分を傷つけてしまう行為をやめられない人、そのご家族、支援者に向けて、知識と回復のための考え方をわかりやすくかつ具体的に解説します。 ・誤解の多い自傷行為が理解できる ・心に抱えた生きづらさと共存するために ・傷つけなくても済むためのスキルを身につける

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  • 自閉症くんの母、やってます
    完結
    4.0
    自閉症くんの母歴9年! その時、どうした? 発達障害を疑った時にしたこと・診断されてしたこと 睡眠障害 パニックをおこす ことばの遅れ 人の身体に乗る 自傷行為・他害行為 人への興味がない 奇声をあげる 集団行動ができない 繰り返し行動 人との関わりの中でのトラブル 希望を持つ日もあれば、どん底まで落ちる日もある――。 母の心の内もセキララ告白。 ★単行本カバー下画像収録★
  • ストレス解消の超正攻法 理想の体調を手に入れる運動法
    -
    本書では、皆さんがおそらく知らない、ストレス解消の正攻法をお伝えします。そのポイントは、「呼吸」です。まずは、呼吸法で体を力みから解放させ、次にリラクゼーションで自律神経を整え、体を動かす準備ができた状態でエクササイズを行う流れが重要なのです。一番効果的な、呼吸法やリラクゼーション、エクササイズは本書で余すこと無くお伝えします。 このストレス社会で生きていく上で、心と体を自ら整えるというスキルは普遍的な価値のあるものとなります。ぜひ、このストレス解消法を取り入れて、仕事のパフォーマンスを上げ、生活の質を高めましょう。 【著者プロフィール】 メンタルフィットネストレーナー 15歳の時に運動部のパワハラや体罰がきっかけでパニック障害になる。電車に乗るとお腹が痛くなったり(過敏性腸症候群)、自傷行為も行うような状態になり、外出することや人との接触を避けるようになる。21歳の時に自身のリハビリも兼ねてスポーツクラブでアルバイトを始める。日常に運動を取り入れることで健康状態が良くなっていくことを実感する。運動を始めて3年ほどで自律神経が整い、パニック障害を克服。健康を取り戻した後は、パーソナルトレーナーとして社会復帰し、クライアントへの運動指導を行なう。延べ10000件の指導実績の中で、ジムに通う人の中にもストレスを抱えている人が多いことを知り、メンタルフィットネストレーナーの資格を取得。現在はストレスケアと運動を組み合わせたメンタルフィットネスを提供している。

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  • 暗黒の城(ダーク・キャッスル)
    -
    「死の恐怖」からの解放は人間のDNAが求める最終到達地点なのか  バーチャルリアリティを使ったホラーゲーム「ダークキャッスル3」制作中に、主要スタッフが相次いで変死する。一人は激突死、もう一人はロシアンルーレットでという、あたかも死を望んでいたかのような死に方で…。さらに、スタッフの一員である早川優作は、同僚で恋人でもある佐藤美咲までが死を恐れない自傷行為をとるのを見て愕然とする。「ダークキャッスル3」と一連の事態との間になんらかのつながりを感じた優作は、大学時代の女友達で今は雑誌記者の鷹石茜とともに事件の真相を追いはじめた。だが、二人の前に現れたのは、ある狂信的な医学研究と、恐るべき過去のカルト宗教団体事件の全貌であった…。第5回小松左京賞受賞作品。 ●有村とおる(ありむら・とおる) 1945年生まれ。早稲田大学卒業。IT・ネットワーク・ソフトウエア企業で30年以上の経験を有する。企業間エレクトロニック・コマース(B2B・EC)のパイオニア。2004年、死すべき人間に死の恐怖が埋め込まれた不条理をテーマにした『暗黒の城(ダーク・キャッスル)』が第5回小松左京賞を受賞。2011年、文鳥への愛情と財務省の不正な二重課税を描いた『ほらピーちゃんが飛んでいる』を電子書籍で上梓。日本SF作家クラブ会員。
  • 闇(ダーク)ネットの住人たち デジタル裏社会の内幕
    3.5
    グーグル、ホットメール、フェイスブック、アマゾンなどおなじみのオンライン世界の向こう側には、自由が限界まで追求され、人々がなりたいものになり、したいことができる、サイト、コミュニティ、カルチャーの、あまり表に現れない巨大なネットワークが存在する。創造的で複雑、かつ、危険で不穏な世界。あなたが考えるより、はるかに身近な世界。 本書は、現在のインターネット、そして、その最も革新的で危険なサブカルチャーである、荒らし、ポルノ作家、麻薬の売人、ハッカー、政治的過激派、コンピュータ科学者、ビットコインプログラマー、自傷行為者、リバタリアン、自警団員などに関する、啓発的な研究だ。さまざまな直接体験、独占インタビュー、そして衝撃的な文献証拠に基づき、自由と匿名の条件下における人間性の驚くべき一面を垣間見せ、変わり続ける謎の世界に光を当てる。
  • 出会い系サイトと若者たち
    -
    1巻495円 (税込)
    インターネットや携帯電話で見知らぬ者同士をつなげる「出会い系サイト」などの匿名メディアがいま急速に広まっている。そこには、人に言えない悩みや「生きづらさ」をかかえ、癒しや救いを求めてアクセスする人がいる。時には、援助交際(児童買春)、殺人事件、ネット心中など怪しげで危険と隣り合わせの世界でもある。なぜ彼らはさまよい、そこに魅入られるのか? 若者への直接取材で生の声を伝え、また同時に、拙速な法規制の危険性を警告する。 序章 若者を引き寄せる「出会い系サイト」 第1章 「出会い系サイト」とはなにか? 第2章 「出会い系サイト」を利用する若者たち 第3章 「出会い系サイト」関連事件簿 第4章 「出会い系サイト」規制のなにが問題か? 最終章 「出会い系サイト」のゆくえ ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • DVシェルター 裸の女たち 1
    完結
    -
    苦しい…もうだめ、殺される…!夫の暴力から必死で逃げ出した舞花。幼い息子・翼を抱え駆け込んだ先は、暴力被害女性を保護するシェルターだった。慣れない共同生活に戸惑いつつも、住人たちと平和に暮らしたいと願う舞花だが…?性的虐待の後遺症から繰り返してしまう自傷行為。逃れられないモラハラ。弱い心を支えきれない母親…。それぞれに傷つき、痛みを抱えながらも、不器用にしか生きられない女性たちの姿を描く、慟哭のヒューマンドラマ。
  • 遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて
    -
    1巻1,100円 (税込)
    毒親に育てられ、悩み苦しみながらも必死に生きてきた著者の半生を描く 毒親に育てられ、結婚してDVを受け、悩み苦しみ、それでも懸命に生きた著者の人生をありのままに書いた自叙伝。 幼少期の親との関係が原因で「アダルトチルドレン」となってしまった著者がその後の人生をどのように生きたのか。トラウマ、DV、フラッシュバック、自傷行為…辛く苦しい経験から何を感じたのか。 波乱万丈な道でも前向きに進もうともがく姿に、生きる勇気をもらえる一冊。

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  • どこに行けなくても[ばら売り]第1話[DRUNK!]
    -
    1巻198円 (税込)
    自傷行為を繰り返す美月と、ホスト狂いの智巳。彼女たちは今日もいつもの場所に集まり、何となく時間を潰し、ここが居場所なのだと錯覚する―。ある日、美月は「満月が見える誕生日に死んでやる」と決意する。自分の死への決心を智巳に告げる美月。だが一方、智巳からは、担当ホストに薬物を勧められていることを打ち明けられて…。 行き場を探す現代の少年少女たちを描く、ヒューマンドラマ・オムニバス。(61P)
  • ネット心中
    -
    1巻495円 (税込)
    なぜネットで仲間を求め、見知らぬ他人と死を選ぶのか。中高年の自殺とは様相を異にした、若者たちに連鎖する「ネット心中」。自殺を遂げた人、途中で翻意した人、遺族、ホームページの管理人等への取材を通して、若者が死を志向するにいたった背景、その心理を探る。若者の心の叫びを受け止め、「ネット心中」を未然に防ぐための緊急提言。 第1章 ネット心中の志願者たち 第2章 ネット心中の連鎖 第3章 インターネットと自殺 第4章 自殺系サイトのコミュニケーション 第5章 ネット心中を止めるには ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。
  • 鋼の彼女と僕(1)
    -
    1~3巻550円 (税込)
    “愛が重すぎるサイボーグ”と“心優しき青年”の、受け止めラブコメディー! 元々普通の人間だった僕の彼女、西条 こはるの愛が重すぎる……。 かつて自傷行為を繰り返していた彼女に手を焼いた両親は、彼女をサイボーグとして改造してしまった……。彼女は自らに搭載された最新鋭の機能を使い最愛の彼氏──明智 鋼士郎へ、さらに重い想いを伝えるのだった!(著者名:じゅんた/初出:GANMA!1~15話掲載分)
  • パラスティック・ソウル love escape
    4.8
    己の性癖と出自を隠して生きてきた刑務官ケインは、ある日極秘人物H3の独房担当となる。彼は寄生体Oに魂を乗っ取られており、半年後フェードアウトして元の精神に戻るまで、自傷行為防止のため全裸で生活させられていた。赤毛の犬耳・犬尻尾を持つ美しい男を日々監視するうち、ケインは一方通行でしか届かない彼の声に夢中で耳を傾けるようになり、H3もまた自身に好意的な刑務官の存在に気付き始める――。
  • 人形
    3.5
    犯罪歴のある患者を収容するビーチウェイ重警備精神科医療施設は、不穏な空気に覆われていた。ヴィクトリア朝時代に救貧院だったここには、かつて残忍に患者を支配した寮母の亡霊が出没するという噂があった。そこへある夜、不意の停電とともに、自傷行為の絶えなかった患者が死亡したことから、施設の危うい日常は崩れ去る。患者ばかりか職員までもが亡霊の噂に怯え、何かを目撃したと言い出すものまでが現われたのだ。単なる妄想か、超常現象なのか、あるいは? 上級職員のA・Jは、最近退院したばかりの、ある患者が舞い戻り関与しているのではないかと疑うが、上層部を気にする院長のメラニーは事態への対応を渋る。悩んだ末にA・Jは、独断で警察のキャフェリー警部に相談するが……アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞に輝いた『喪失』に続き、サスペンスの新女王たる実力を見せつける話題作!
  • 人を動かす対話術 心の奇跡はなぜ起きるのか
    4.4
    人間関係は対話を通じて展開していく。相手の心を動かし、行動を変化させるには、どういう対話の仕方が効果的なのか? どんなに心を砕いても相手に通じないときはどうすればいいのか? 本書では、共感的作用と弁証法的作用という対話がもつ二つの基本的な働きを軸に、ロジャーズ、コフートからリネハンまで、解決志向アプローチなど奇跡とも言える変化を引き起こす、選りすぐりの対話的アプローチ七種を豊富な具体例で解説する待望の対話入門の書である。「うつ」のサラリーマンを職場に復帰させるのも、自傷行為を繰り返してきた女性が安定を取り戻していくのも、十年以上引きこもっていた若者が就職して働き出すのも、その変化を媒介するのは対話である。対話は驚くべき可能性をもつ。

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  • 不登校の我が子を追い詰めない親の初期対応チェックシート。話す前に目を通して、まずは子どもを守ろう!10分で読めるシリーズ
    4.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 本書は、不登校になってしまった子どものことを「どう接したらよいか」、「これから先どうしたらよいか」と不安に思っている保護者の方に捧げる対応の仕方です。 著者が多くの子どもたちとの面談や話の中で、感じ取ったことや、不登校をお持ちの保護者の方に実行してもらっている対応を書かせていただきました。 悩んでいる方はぜひ読んでみてほしいと思います。 【目次】 はじめに 1.初期対応:不登校になったときに親ができること 2.学校へ行くことを強制することが、子どもを追い詰める! 3.我が子を信じることが大切 4.学校に行きたくない理由なんて説明できないのが本音 5.不登校・登校拒否は、問題行動ではありません 6.子どもを責めない・脅さない・圧力をかけない 7.居場所の確保 8.コミュニケーションを増やして自傷行為防止に 9.食事に愛情を込める方法もある 10.親は子どもの将来を心配し、不安になります 11.必要に応じてカウンセラーを利用する 12.子どもと接する前に初期対応をチェックしましょう 【著者紹介】 桜井涼(サクライリョウ) 1978年新潟県生まれ。元学習塾講師。その頃より子どもの心の動きに興味を持つ。2009年より文筆家として活動。 子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイスなどを執筆中。心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、メンタルケア心理士資格取得。
  • 牧師、閉鎖病棟に入る。
    4.8
    なぜ人を傷つけてはいけないのかがわからない少年。 自傷行為がやめられない少年。 いつも流し台の狭い縁に“止まっている”おじさん。 50年以上入院しているおじさん。 「うるさいから」と薬を投与されて眠る青年。 泥のようなコーヒー。 監視される中で浴びるシャワー。 葛藤する看護師。 向き合ってくれた主治医。 「あなたはありのままでいいんですよ」と語ってきた牧師が ありのまま生きられない人たちと過ごした閉鎖病棟での2ヶ月。 これまで牧師としてスーツを着て見舞いに行っていた病院へ、わたしは患者として入院しに行く。その病棟は、自分では自由に開閉することのできない分厚い扉で仕切られている。 (序章より) <目次> 序章 肩章を剥ぎ取られる 事件の顛末 第一章 牧師が患者になる ショックの連続 トイレの掟 ヨガ行者のおじさん etc… 第二章 少年たち 競い合う少年たち 1頁読むのに10分かかる おねしょ 第三章 十字架 彫り物のおじさん 泥コーヒー 元少年A 看護師の十字架 etc… 第四章 診断 知能検査 認知行動療法 「ありのままのわたし」でいいのか? 医師を操ろうとする SNS依存 etc… 第五章 過去 自分の顔 震災 脱走 伝道者 一切口を聞いてくれない青年 etc… 終章 こだわるのでもなく、卑下するのでもなく 珍しい患者 主治医の家に行く 介入するのがよいか、見守るのがよいか etc…
  • ボダ子(新潮文庫)
    3.1
    35歳で起業し、年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。だが、事業の成功の裏にあった家族を顧みない生活は、娘の境界性人格障害(ボーダー)の発症へとつながる。自傷行為を繰り返す娘につきっきりの生活により、事業は破綻。そして浩平は、東日本大震災の復興事業に起死回生をかけて、娘と元妻とともに被災地へと向かうが――。山本周五郎賞候補となった、実体験に基づく衝撃作。
  • まんがこれが現実 貧しい日本DX
    -
    まんがこれが現実 貧しい日本DX 宿泊業者が人さらい“自由が死んだ”日本 ホームレス、自殺、極貧、生活保護…貧しいルポ漫画多数収録! 派遣、保証期間荒らし、体入荒らし…たかりキャバ嬢ジプシー生活 沖縄妊婦キャバ嬢密着ルポ 刑務所にいた方がマシな極貧家族 貧乏物件の不動産営業は地獄 生活保護住人のクレーム抗争勃発 絶望の連続自傷行為 人の不幸は蜜の味 そうだ、裁判所に行こう! 風俗で奨学金返済の哀…でも一般就職より数倍マシ!! 毒母に翻弄され続けた長男の哀しい本音「実家より獄中の方がラク」 田舎出身OLが東京依存症でデリヘル堕ち 生活保護“受給泥棒”最先進国の日本!! 本番中毒の池袋西口デブス立ちんぼ 千葉県の山奥 漢字が読めない若者のクソ地域に潜入 金持ち道楽の極み!! 浮浪者体験ビジネス 茨城母子6人殺害事件 父親が最愛の家族を皆殺し 月収3000円男のエロいイジメ幸せライフ…なんじゃそら! 貧乏だけどチョー子宝ギャル「すっげースケベ」肉食生活 ヒドく悲惨な最貧困万引き事情 ほか (こちらは電子配信用に再編集した商品です。表紙の記載と一部内容がことなる場合がございます。他のコアコミックスシリーズと収録作品が重複する場合があります。また、アンケート・プレゼント等の応募は受け付けておりません、あらかじめご了承ください。)
  • 夜叉と羅刹
    完結
    3.4
    両親に愛されずに育った少年、鉄二。心にあいた穴を埋めるように自傷行為を繰り返す日々は、やがて他人を刃で切りつけることで満たされる犯罪紛いの倒錯的悦びへとエスカレートしてゆく…。そんな十六歳の夏、木根商会の若き組長・杜若一鬼と出会った。冷徹な表の顔とは裏腹に太陽のような笑顔で鉄二を包み込む杜若。ただ彼の傍にいたくて…底なしの愛が欲しくて…鉄二は木根商会に入り浸るようになり…。凄絶なる究極愛!
  • リストカット 自傷行為をのりこえる
    3.3
    人はなぜ自らの身体を傷つけようとするのか。近年、社会・学校に蔓延する自傷行為。そのメカニズムと対処法を最新の知見と医療現場の症例をもとに解説。自傷行為に苦しむ人々に回復への道筋を提示する一冊。(講談社現代新書)
  • リストカットの心理学。自傷行為のメカニズムを臨床心理が解説。身近な人が。自分が。自傷行為やめたい!やめられない!10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 思春期の心理臨床を行なっていると、女の子に多く見られるのが自傷です。それはリストカットをはじめとして、アームカットや広義にはボディピアッシングなども入ってきます。勿論、男性でも自傷される方はいらっしゃるのですが、実際の現場では女性の方がその比率が多いのが事実です。私も様々な、クライアントと出会い、多くの自傷を見てきました。特に、思春期の臨床を行なっていると、女の子の殆どは自傷を体験していると言っても過言ではありません。精神科医療の現場だけでなく、学校などでスクールカウンセリングを行なっていても学年に2~3人いてもおかしくないのではないかと思うほど自傷は身近になってきたといえます。よく、「自傷は構ってほしいだけだから」や「自分を確認するために自傷しているんだよ」という言葉をメディアや噂で聞きますが、果たしてそれは本当なのでしょうか? この本は、リストカットをはじめとした自傷について色々な視点から解説されています。現在自傷をしてしまった人が回りにいる人には是非一読してほしいと思っています。また、自傷をしてしまった本人の人も、「なるほど、こういう考え方もあるのか」と再発見することも少なくないと思います。 また、学校関係者や児童福祉関係者の方は自傷に接する機会も多いと思いますので、是非一度読んでいただければと思っています。 また、本書に登場する事例は筆者が専門書の記述を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 若者たちはなぜ自殺するのか
    -
    1巻770円 (税込)
    若者や子どもたちはなぜ死のうとするのか。もちろんその理由は様々であるが、その中に、著者が「生きづらさ系」と定義する人たちがいる。「生きづらさ」の答えを探すことは難しい。「自殺」を取材し、それを語ることはさらに難しい。しかしそれでもなお問いかける。なぜ彼・彼女たちは死ぬことを考えるのか。身近な人間、もしくは自分自身がいつ自殺を考えてしまうか判らないからこそ、ここにある真実を少しでも知って欲しい……。  自殺未遂者や自殺願望者の取材をもとに、「自殺」について問いかける実録ルポルタージュ。 第1章 若者たちはなぜ自殺するのか 第2章 自殺した若者たち 第3章 自殺したい若者たち 最終章 試行錯誤と選び直し ●渋井哲也(しぶい・てつや) フリーライター。ノンフィクション作家。中央⼤学⾮常勤講師。 栃⽊県⽣まれ。東洋⼤学法学部卒。東洋⼤学⼤学院⽂学研究科教育学専攻博⼠前期課程修了。教育学修⼠。家出、援助交際、摂⾷障害の取材の過程で「⽣きづらさ」という⾔葉を聞いて以来、子ども・若者の⽣きづらさ、⾃殺、⾃傷⾏為、依存症などに関⼼を持つ。そのほか、いじめや不適切指導による自殺(指導死)などの教育問題、ネット・コミュニケーション、ネット犯罪、ネット自殺、東⽇本⼤震災やそれに伴う原発事故・避難⽣活の取材を重ねる。週刊女性の取材班として「グッドプレス賞」(依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク主催、雑誌部門、2020年度)受賞、『ルポ自殺 生きづらさの先にあるのか』(河出新書)で「貧困ジャーナリズム賞」(反貧困ネットワーク主催、2022)を受賞。

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