「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学

「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学

825円 (税込)

4pt

「死にたい」と思ったことがある人は人口の2~3割だという。そして全死因のうち2パーセント弱を自殺が占めている。死にたくなったらどうするのか、自傷行為と自殺は違うのか、自殺予防の未来など、心理学の最新の知見をもとに考える。

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「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短時間で読めるのに決して内容は薄くなく、ちくまプリマー新書らしい良書です。
    〇「死にたいという思いは短期的な問題解決をもたらすように見えるセイレーンの歌声」という表現が上手いなぁと思いました。
    〇「国民は、生きることの包括的な支援としての自殺対策の重要性に関する理解と関心を深めるように務めるものとす

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    【「何故死にたいと思ってしまうのだろう」と考えたことがある方へおすすめ】

    表題のようにどうして死にたいと考えてしまうのか、自殺は本当に悪なのか、生物学的にはどのような側面があるのか、興味がある方には刺さると思います。

    テーマが少し重いので気力に余裕がある時に読むのがおすすめです。(もちろん本文中

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    「自殺は悪いことなのか」という自らの疑問に回答が見つかるかも、と思い読みました。
    結果、「自殺をした場合、社会的経済的損失が大きいこと」と「それ以降に得られたものについて損失が大きい」ことが問題の回答になりました。

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    自殺をなるべく科学的に論じることを試みる本。
    なぜ人は死にたくなるのか、死にたいと言われたら、死にたいと思ったら、自殺は悪いことなのか、幸福で死にづらい世界の作り方の五章編成だが、それぞれ明晰な文で内容がスッと頭の中に入った。
    特に人はなぜ死にたくなるのかについては、客観的に書かれており、かなり腑に

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    自殺リスクが高まる条件、いろいろな状況への対応方法の例示、自殺の現状と現在の取り組み、何が課題でどうしていくべきかなど、網羅的にわかりやすかった。

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    ちくまプリマー新書なので、10代向けに書かれているが、要点がよくまとまっていてわかりやすく読みやすい。

    「はじめに」にも書いてあるが、本の題名を見て、「読むタイミングが今ではない」と思ったら無理して読むことはないと思う。

    しかし、知識として勉強になることが多かった。

    特に第4章は興味深く、死を

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    2023年10月02日

    Posted by ブクログ

    自殺は「いけないこと」なのかと問いかけ、安楽死との関連づけて述べられていたことで、自殺のリスクをより理解することができた。実際に自殺を試みた人は、何か物凄い決意してやったのかと思えば、状況的に「やれたからやった」、亡くなった人は「成功してしまった」というのが納得した。「あの時、死なずによかった」と思

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    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    読みやすかったです。
    はじめに で著者の優しさに触れ、ずっと避けてきた内容でしたが今読もうと思えました。とてもわかりやすく、入りにちょうど良かったです。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    自殺は悪いことかという章で、生物の生存するための観点から読み解けたことは良かった。また他にも図で説明しているものもあり、自殺を少し距離を置いて冷静に知識として認識出来て良かった。

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    著者は祖父を自殺で亡くしたことから、自殺について深く考えるようになったのだとか。長年の研究で得た統計や肌感覚から、自殺に向き合う方法を丁寧に説いてくれます。アリストテレスの『ニコマコス倫理学』を読みたくなりました。→ 100分de名著を観よう。

    0
    2023年10月11日

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