スターツ出版文庫 - 切ない作品一覧

  • 薄幸少女の幸せな4度目の嫁入り 家族に搾取された私ですが、冷徹な公爵様に愛されました
    4.0
    春那公爵家の令嬢・乃彩は、能力を家族にしか使えないという理由から“能無し令嬢”と蔑まれ、肩身の狭い思いをして生きてきた。力を欲する者に求められるまま結婚を重ね、18歳で離婚はすでに三度。幸せな人生を諦めていた彼女は、ある日、強大な呪いに蝕まれた公爵家当主・遼真と出会う。彼を救えるのは、家族にしか力を使えない乃彩だけ。互いの利益のため、二人は条件付きの結婚を選ぶことに。「一生、俺のそばにいればいい」愛のない関係のはずが、彼の不器用な優しさに触れ、彼女の心はほどけていく――。
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。
    4.3
    中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。
  • 京の鬼神と甘い契約~天涯孤独のかりそめ花嫁~
    3.5
    幼い頃に両親を亡くし、京都の和菓子店を営む祖父のもとで働く茜は、特別鋭い味覚を持っていた。そんなある日、祖父が急死し店を弟子に奪われてしまう。追放された茜の前に浮世離れした美しさを纏う鬼神・伊吹が現れる。「俺と契約しよう。お前の舌が欲しい」そう甘く迫ってくる彼は、身寄りのない茜を彼の和菓子店で雇ってくれるという。しかし伊吹が提示してきた条件は、なんと彼の花嫁になることで…!? 祖父の店を取り戻すまでの期限付きで、俺様&溺愛気質な伊吹との甘くキケンな偽装結婚生活が始まって――。
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another
    4.1
    大ヒット『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』待望の続編! 「もし、生まれかわれるなら--今度こそ、君の側にいよう」白昼夢-佐久間彰 「あなたと出会ったことで、私は変わった。あなたの想いが、私を変えたんだ」水鉄砲-加納百合 「千代ちゃん、どうか幸せになってくれ。君は絶対に幸せになる」三日月-石丸智志 「いつかまた必ずお会いできると信じて、ずうっと待っていたの。もう一度あなたに会える日を…」夏の空-中嶋千代 人気登場人物たちの”その後”が読める短編集。それぞれの物語に号泣!
  • 姉の身代わりに生贄となったはずの私が、鬼の花嫁として愛されています
    値引きあり
    4.0
    倭陽国では忌み嫌われる双子として生まれた結子と華子。醜い痣を持つ妹・華子は、その存在を隠されて、座敷牢で育てられた。そんなある日、華子は家族から姉・結子の身代わりとして、鬼の生贄になることを命じられる。しかし、現れた眉目秀麗な鬼・天満は華子を花嫁にするという。ただの身代わりだったはずが、天満は痣のない姉・結子ではなく華子を、そして華子だけが持つある力を求めていたらしく……。そこに愛はないはずだったが――!?「力などなくていい。ただお前を愛しているんだ」和風シンデレラファンタジー。
  • 100年越しの君に恋を唄う。
    4.3
    親に夢を反対された弥一は、夏休みに家出をする。従兄を頼り訪れた村で出会ったのは、記憶喪失の美少女・結だった。浮世離れした魅力をもつ結に惹かれていく弥一だったが、彼女が思い出した記憶は“100年前からきた”という衝撃の事実だった。結は、ある使命を背負って未来にきたという。しかし、弥一は力になりたいと思う一方で、結が過去に帰ることを恐れるようになる。「今を君と生きたい」惹かれ合うほどに、過去と今の狭間で揺れるふたり…。そして、弥一は残酷な運命を前に、結とある約束をする――。
  • 龍神と許嫁の赤い花印三~追放された一族~
    4.3
    龍神・波琉からミトへの愛は増すばかり。そんな中、天界から別の龍神・煌理が二人に会いに来る。煌理から明かされた、百年前にミトの一族が起こした事件の真相。そしてその事件の因縁から、天界を追放された元龍神・堕ち神がミトに襲い迫る。危険の最中、ミトは死後も波琉と天界に行ける“花の契り”の存在を知る。しかし、それは同時に輪廻の輪から外れ、家族との縁が完全に切れる契りだという…。最初は驚き、躊躇うミトだったが、波琉の優しく真っすぐな愛に心を決め――。「ミト、永遠を一緒に生きよう」
  • 捨てられた花嫁と山神の生贄婚
    4.0
    没落商家の三笠家で、義理の母と妹に虐げられながら育った絹子。義母の企みにより、山神様への嫁入りという名目で山の中に捨てられてしまう。そこへ現れたのは、人間離れした美しさをまとう男・加々見。彼こそが実在しないと思われていた山神様だった。「ずっと待っていた、君を」と手を差し伸べられ、幽世にある彼の屋敷へ。莫大な資産を持つ実業家でもある加々見のもとでお姫様のように大事にされ、次第に絹子も彼に心を寄せるようになる。しかし、そんな絹子を妬んだ義母たちの魔の手が伸びてきて―!?
  • 龍神と許嫁の赤い花印五~永久をともに~
    4.5
    天界を追放された龍神・堕ち神の件が無事決着し、幸せに暮らす龍神の王・波琉とミト。そんなある日、4人いる王の最後のひとり、白銀の王・志季が龍花の街へと降り立つ。龍神の王の中でも特に波琉と仲が良い志季。しかし、だからこそ志季はふたりの関係を快く思っておらず…。永遠という時間を本当に波琉と過ごす覚悟があるのか。ミトを試そうと志季が立ちはだかるが――。「私は、私の意志で波琉と生きたい」運命以上の強い絆で結ばれた、ふたりの愛は揺るぎない。超人気和風シンデレラストーリーがついに完結!
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
    4.1
    親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。映画化決定! 大ヒット作が単行本になって登場。単行本限定の番外編も収録!
  • 余命 最後の日に君と
    4.4
    余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びにいくふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い事』蒼山皆水)、恋をすると寿命が失われる病を抱えた主人公の命がけの恋(『愛に敗れる病』加賀美真也)、余命に絶望する主人公が同じ病と闘う少女に出会い、希望を取り戻す(『画面越しの恋』森田碧)――今を全力で生きるふたりの切ない別れを描く、感動作。
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】
    4.2
    1~3巻550~715円 (税込)
    好きだ――。高2の希美は、移動教室の机の中で、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校で人気の瀬戸山くんだった。同学年だけどクラスも違うふたり。希美は彼を知っているが、彼が希美のことを知っている可能性は限りなく低いはずだ。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れた希美。その日から、ふたりの交換日記が始まるが、事態は思いもよらぬ展開を辿っていって…。予想外の結末は圧巻!感動の涙が止まらない!
  • あやかし宿の幸せご飯~もふもふの旦那さまに嫁入りします~
    3.0
    唯一の身内だった祖母を亡くし、天涯孤独となった高校生の彩葉。残されたのは祖母が営んでいた小料理屋だけ。そんなある日、謎のあやかしに襲われたところを、白蓮と名乗るひとりの美しい男に助けられる。彼は九尾の妖狐――幽世の頂点に立つあやかしで、彩葉の前世の夫だった!?「俺の嫁になれ。そうすれば守ってやる」――。突然の求婚に戸惑いながらも、白蓮の営むあやかしの宿で暮らすことになる彩葉。得意の料理であやかしたちの心を癒していくが…。
  • 15歳、終わらない3分間
    4.5
    自らの命を絶とうと、学校の屋上から飛び降りた高校1年の弥八子。けれど――気がつくとなぜか、クラスメイト4人と共に教室にいた。やがて、そこはドアや窓が開かない密室であることに気づく。時計は不気味に3分間を繰り返し、先に進まない。いったいなぜ? そして、この5人が召喚された意味とは?…すべての謎を解く鍵は、 弥八子の遠い記憶の中の“ある人物”との約束だった…。 予想外のラストに感涙必至。共感度120%の新感覚青春小説!
  • 一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。
    4.4
    「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。突如始まった撮影生活は、自由奔放な香織に振り回されっぱなし。しかしある時、彼女が明るい笑顔の裏で、重い病と闘っていると知り…。「僕は、本当の君を撮りたい」輝彦はある決意を胸に、香織を撮り続ける――。苦しくて、切なくて、でも人生で一番輝いていた2カ月間。2人の想いが胸を締め付ける、究極の純愛ストーリー!
  • 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
    3.8
    両親の不仲に悩む高1女子のセイは、ある日、カメラを構えた少年ハナに写真を撮られる。優しく不思議な雰囲気のハナに惹かれ、以来セイは毎日のように会いに行くが、実は彼の記憶が1日しかもたないことを知る――。それぞれが抱える痛みや苦しみを分かち合っていくふたり。しかし、逃れられない過酷な現実が待ち受けていて…。優しさに満ち溢れたストーリーに涙が止まらない!
  • 青に沈む君にこの光を
    3.0
    退屈な毎日に息苦しさを抱える高一の凛月。ある夜の帰り道、血を流しながら倒れている男子に遭遇する。それは不良と恐れられている同級生・冴木だった。急いで救急車を呼んだ凛月は、冴木の親友や家族と関わるようになり、彼のある秘密を知る…。彼には怖いイメージと正反対の本当の姿があって――。(「彼の秘密とわたしの秘密」汐見夏衛)他、10代限定で実施された「第2回 きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」受賞3作品を収録。10代より圧倒的支持を得る汐見夏衛、現役10代作家3名による青春アンソロジー。
  • 黒狼の花贄~運命の血を継ぐ少女~
    4.0
    妖の好む血を持つ香夜は、妖に捧げられるためだけの存在・『花贄』として疎まれ虐げられ育った。ついに生贄として捧げられるその日、香夜の前に現れたのは妖の頂に立つ冷酷な黒狼・識。麗しく色気溢れる男だった。生贄として血肉を喰らわれ死ぬ覚悟する香夜。しかし、「もう大丈夫だ。お前を迎えに来た」と識は愛でるように優しく香夜に触れ、求め、愛を露わにして――。生まれて初めて触れる識のあたたかな感情に香夜もまた、惹かれていく…。和風シンデレラファンタジー。
  • 鬼の若様と偽り政略結婚~十六歳の身代わり花嫁~
    4.0
    時は、大正。花街の料亭で下働きをする天涯孤独の少女・小春。ところがその料亭からも追い出され、華族の当主の女中となった小春は、病弱なお嬢様の身代わりに、女嫌いと噂の実業家・高良のもとへ嫁ぐことに。破談前提の政略結婚、三か月だけ花嫁のフリをすればよかったはずが――。彼の正体が実は“鬼”だという秘密を知ってしまい…!? しかし、数多の縁談を破談にし、誰も愛さなかった彼から「俺の花嫁はお前以外考えられない」と、偽りの花嫁なのに、小春は一心に愛を注がれて――。
  • あの夏、夢の終わりで恋をした。
    3.9
    妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。しかし思わずこぼれた自分らしくない一言で、そんな人生が一変する。「一目惚れ、しました」告白の相手・咲葵との日々は、幸せに満ちていた。妹への罪悪感を抱えつつ、咲葵のおかげで変わっていく透だったが…。「――もしも、この世界にタイムリミットがあるって言ったら、どうする?」真実を知るとき、究極の選択を前に透が出す答えとは…? 後悔を抱える2人の、儚くも美しい、ひと夏の恋――。
  • 一瞬の永遠を、きみと
    3.4
    絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」――彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。朗と過ごす一瞬一瞬に、夏海は希望を見つけ始め、次第に互いが“生きる意味”となるが…。ふたりを襲う切ない運命に、心震わせ涙が溢れ出す!
  • いつか、君の涙は光となる
    3.7
    高校生の詩春には、不思議な力がある。それは相手の頭上に浮かんだ数字で、その人の泣いた回数がわかるというもの。5年前に起きた悲しい出来事がきっかけで発動するようになったこの能力と引き換えに、詩春は涙を流すことができなくなった。辛い過去を振り切るため、せめて「優しい子」でいようとする詩春。ところがクラスの中でただひとり、無愛想な男子・吉木馨だけが、そんな詩春の心を見透かすように、なぜか厳しい言葉を投げつけてきて――。ふたりを繋ぐ、切なくも驚愕の運命に、もう涙が止まらない。
  • 君が落とした青空
    4.2
    付き合いはじめて2年が経つ高校生の実結と修弥。気まずい雰囲気で別れたある日の放課後、修弥が交通事故に遭ってしまう。実結はパニックになるが、気づくと同じ日の朝を迎えていた。何度も同じ日を繰り返す中、修弥の隠された事実が明らかに!そして迎えた7日目。予想もしない結末がふたりを待ち受けていた。
  • きみとぼくの、失われた時間
    3.0
    15歳の健は失恋し、友達とは喧嘩、両親は離婚の危機と自分の居場所を見失っていた。神社で眠りに堕ち、目覚めた時には10年後の世界にタイムスリップしていた。そこでフラれた彼女、親友、家族と再会するも、みんなそれぞれ新たな道を歩んでいた。居心地のいい10年後の世界。でも、健はここは自分の居場所ではないと気づき始め…。『今』を生きる大切さを教えてくれる青春物語。
  • きみの知らない十二ヶ月目の花言葉
    3.8
    本当に大好きだった。君との恋が永遠に続くと思っていたのに――。廃部間近の園芸部で出会った僕と風花。花が咲くように柔らかく笑う風花との出会いは運命だった。春夏秋と季節は巡り、僕らは恋に落ちる。けれど幸せは長くは続かない。僕の身体を病が蝕んでいたから…。切なくて儚い恋。しかし悲恋の結末にはとある“秘密”が隠されていて――。恋愛小説の名手、いぬじゅん×櫻いいよが男女の視点を交互に描く、感動と希望に満ち溢れた純愛小説。
  • 三月の雪は、きみの嘘
    4.3
    自分の気持ちを伝えるのが苦手な文香は嘘をついて本当の自分をごまかしてばかりいた。するとクラスメイトの拓海に「嘘ばっかりついて疲れない?」と、なぜか嘘を見破られてしまう。口数が少なく不思議な雰囲気を纏う拓海に文香はどこか見覚えがあった。彼と接するうち、自分が嘘をつく原因が過去のある記憶に関係していると知る。しかし、それを思い出すことは拓海との別れを意味していた…。ラスト、拓海が仕掛けた“優しい嘘”に涙が込み上げる―。
  • それでも僕らは夢を描く
    5.0
    「ある人の心を救えば、元の体に戻してあげる」―交通事故に遭い、幽体離脱した女子高生・こころに課せられたのは、不登校の少年・亮を救うこと。亮は漫画家になるため、学校へ行かず毎日漫画を描いていた。ある出来事から漫画家の夢を諦めたこころは、ひたむきに夢を追う姿に葛藤しながらも、彼を救おうと奮闘する。心を閉ざす亮に悪戦苦闘しつつ、徐々に距離を縮めるふたり。そんな中、隠していた亮の壮絶な過去を知り……。果たして、こころは亮を救うことができるのか? 一気読み必至の爽快青春ラブストーリー!
  • ちっぽけな世界の片隅で。
    4.5
    見た目も成績も普通の中学2年生・八子は、恋愛話ばかりの友達も、いじめがあるクラスも、理解のないお母さんも嫌い。なにより、周りに合わせて愛想笑いしかできない自分が大嫌いで、毎日を息苦しく感じていた。しかし、偶然隣のクラスの田岡が、いじめられている同級生を助ける姿を見てから、八子の中でなにかが変わり始める。悩んでもがいて…そうして最後に見つけたものとは? 小さな世界で懸命に戦う姿に、あたたかい涙があふれる――。
  • 八月、ぼくらの後悔にさよならを
    4.5
    「もしかして視えてる?」――孤独でやる気のない高2の真彩(まあや)。過去の事故がきっかけで幽霊が見えるようになってしまった。そんな彼女が出会った“幽霊くん”ことサトル。まるで生きているように元気な彼に「死んだ理由を探してもらいたいんだ」と頼まれる。記憶を失い成仏できないサトルに振り回されるうち、ふたりの過去に隠された“ある秘密”が明らかになり…。彼らが辿る運命に一気読み必至!「第4回スターツ出版文庫大賞」優秀賞受賞作。
  • 春となりを待つきみへ
    3.7
    瑚春は、幼い頃からいつも一緒で大切な存在だった双子の弟・春霞を、5年前に事故で亡くしていた。その春霞の死から立ち直れず、苦しい日々を過ごす瑚春の目の前に、ある日突然、冬眞という謎の男が現れ、そのまま瑚春の部屋に住み着いてしまう。得体の知れない存在ながら、柔らかな雰囲気を放ち、不思議と気持ちを和ませてくれる冬眞に、瑚春は次第に心を許していく。しかし、やがて冬眞こそが瑚春と春霞とを繋ぐ“宿命の存在”だと知ることに――。
  • ひだまりに花の咲く
    4.8
    高2の奏は小学生の頃観た舞台に憧れつつ、人前が極端に苦手。ある日誘われた演劇部の部室で、3年に1度だけ上演される脚本を何気なく音読すると、脚本担当の一維に「主役は奏」と突然抜擢される。“やりたいかどうか。それが全て”まっすぐ奏を見つめ励ます一維を前に、奏は舞台に立つことを決意する。さらに脚本の完成に苦しむ一維のため、彼女はある行動に出て…。そして本番、幕が上がる――。感動のラストは心に確かな希望を灯してくれる‼
  • ひとりぼっちの勇者たち
    4.2
    高2の月子はいじめを受け、クラスで孤立していた。そんな自分が嫌で、他の誰かになれたら、と願う日々。ある日、クラスメイトの陽太とぶつかり体が入れ替わってしまう。以来、幾度となく互いの体を行き来する月子と陽太。奇妙な日々の中、ふたりはそれぞれが抱える孤独を知り、やがて大切なことに気づき始める。小さな勇者たちの、愛と絆の物語!
  • 昼休みが終わる前に。
    4.5
    修学旅行当日、クラスメイトを乗せたバスは事故に遭い、全員の命が奪われた。ただひとり、高熱で欠席した凛々子を除いて――。5年後、彼女の元に校舎の取り壊しを知らせる電話が。思い出の教室に行くと、なんと5年前の修学旅行前の世界にタイムリープする。どうやら、1日1回だけ当時に戻れるらしい。修学旅行までの9日間、事故を未然に防いで過去を変えようと奮闘する凛々子。そして迎えた最終日、彼女を待つ衝撃の結末とは!? 「第3回スターツ出版文庫大賞」優秀賞受賞作!
  • 放課後バス停
    4.0
    バスケ部のマネージャーとして頑張る高3の澪佳。ある日、バスケ部OBの九条先輩がコーチとして部活に来ることになり、バス停で帰りが一緒になる。ふたりはそれぞれ過去の痛みを持ちつつ、違う想い人がいるが、あることがきっかけで放課後バスを待つ15分間だけ、恋人になる約束をする。一緒に過ごすうちに、悩みに向き合うことから逃げていた澪佳の世界を、九条が変えてくれて…。お互い飾らない自分を見せ合えるようになり、ウソの関係がいつしか本当の恋になっていた――。
  • 僕らの夜明けにさよならを
    4.2
    高2の女の子・青葉は、ある日バイト帰りに交通事故に遭ってしまう。目覚めると幽体離脱しており、キュウと名乗る死神らしき少年が青葉を迎えに来ていた。本来であれば死ぬ運命にあった青葉だが、運命の不具合により生死の審査結果が神から下るまで、キュウと過ごすことに。魂の未練を晴らし、成仏をさせるキュウの仕事に付き添ううちに、青葉は母や幼馴染・恭弥に対して抱いていた想いに気づいていく。そして、キュウも知らなかった驚きの真相を青葉が突き止め…。予想外のラストに感涙必至。沖田円が描く、心揺さぶる命の物語。
  • 満月の夜に君を見つける
    4.0
    家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。そこへ不思議な雰囲気を纏った美少女・水無瀬月(ゆえ)が現れる。絵を前に静かに微笑む姿に、僕は次第に惹かれていく。しかし彼女の視界からはすべての色が失われ、さらに“幸せになればなるほど死に近づく”という運命を背負っていた。「君を失いたくない―」彼女の世界を再び輝かせるため、僕はある行動に出ることに…。満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作!
  • 夢の終わりで、君に会いたい。
    3.7
    高校生の鳴海は、離婚寸前の両親を見るのがつらく、眠って夢を見ることで現実逃避していた。ある日、ジャングルジムから落ちてしまったことをきっかけに、鳴海は正夢を見るようになる。夢で見た通り、転校生の雅紀と出会うが、彼もまた、孤独を抱えていた。徐々に雅紀に惹かれていく鳴海は、雅紀の力になりたいと、正夢で見たことをヒントに、雅紀を救おうとする。しかし、鳴海の夢には悲しい秘密があった――。 ラスト、ふたりの間に起こる奇跡に、涙が溢れる。
  • 私の好きなひと
    5.0
    彼はどこまでも優しく、危うい人―。大学1年のみずほは、とらえどころのない不思議な雰囲気をまとう『B先輩』に出会う。目を引く存在でありながら、彼の本名を知る者はいない。みずほは、彼に初めての恋を教わっていく。しかし、みずほが知っている彼の顔は、ほんの一部でしかなかった。ラスト、明らかになる彼が背負う驚くべき秘密とは…。初めて知った好きなひとの温もり、痛み、もどかしさ―すべてが鮮烈に心に残る、特別な恋愛小説。
  • 僕が恋した、一瞬をきらめく君に。
    4.7
    サッカー選手になる夢を奪われ、なにもかもを諦めていた高2の樹。転校先の高校で友達も作らず、ひとりギターを弾くのだけが心落ち着く時間だった。ある日公園で弾き語りをしているのを同級生の咲果に見つかってしまう。かつて歌手になる夢を見ていた咲果と共に曲を作り始めた樹は、彼女の歌声に可能性を感じ、音楽を通した将来を真剣に考えるようになる。どん底にいた樹がやっと見つけた新しい夢。だけど咲果には、その夢を追いたくても追えない悲しい秘密があって…。
  • 青い風、きみと最後の夏
    4.5
    中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって――。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。
  • 青い僕らは奇跡を抱きしめる
    3.4
    いじめに遭い、この世に生きづらさを感じている“僕”は、半ば自暴自棄な状態で交通事故に遭ってしまう。“人生終了”。そう思った時、脳裏を駆け巡ったのは不思議な走馬燈――“僕”にそっくりな少年・悠斗(ゆうと)と、気丈な少女・葉羽(はばね)の物語だった。徐々に心を通わせていくふたりに訪れるある試練。そして気になる“僕”の正体とは……。すべてが明らかになる時、史上最高の奇跡に、涙がとめどなく溢れ出す。第3回スターツ出版文庫大賞にて堂々の大賞受賞!圧倒的デビュー作!
  • 青空にさよなら
    3.7
    高校に入学して間もなく、蒼唯はイジメにあっているクラスメイトを助けたがために、今度は自分がイジメの標的になる。何もかもが嫌になった蒼唯が、自ら命を絶とうと橋のたもとに佇んでいると、不思議な少年に声を掛けられた。碧と名乗るその少年は、かつて蒼唯と会ったことがあるというが、蒼唯は思い出せない。以来、碧と対話する日々の中で、彼女は生きる望みを見出す。そしてついに遠い記憶の片隅の碧に辿り着き、蒼唯は衝撃の事実を知ることに――。
  • 茜色の記憶
    5.0
    海辺の街に住む、17歳のくるみは幼馴染の凪に恋している。ある日宛先不明の手紙が届いたことをきっかけに、凪には手紙に宿る“記憶を読む”特殊能力があると知る。しかしその能力には、他人の記憶を読むたびに凪自身の大切な記憶を失うという代償があった―。くるみは凪の記憶を取り戻してあげたいと願うが、そのためには凪の中にあるくるみの記憶を消さなければならなかった…。記憶が繋ぐ、強い絆と愛に涙する感動作!
  • 明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた
    4.5
    「僕は小説家にはなれない――」事故がきっかけで予知夢を見るようになった公平は、自身の夢が叶わない未来を知り無気力な人間となっていた。そんなある日、彼はクラスの人気者・愛梨が死ぬという衝撃的な未来を見てしまう。愛梨の魅力を認めながらも、いずれいなくなる彼女に心を開いてはいけないと自分に言い聞かせる公平。そんな時、ひょんなことから愛梨が死亡するという予知を本人に知られてしまい…。「私はそれでも、胸を張って生きるよ」正反対のふたりが向き合うとき、切なくも暖かな、別れへの時間が動き出す――。
  • 明日の世界が君に優しくありますように
    4.4
    あることがきっかけで家族も友達も信じられず、高校進学を機に祖父母の家に引っ越してきた真波。けれど、祖父母や同級生・漣の優しさにも苛立ち、なにもかもうまくいかない。そんなある日、父親と言い争いになり、自暴自棄になる真波に漣は裏表なくまっすぐ向き合ってくれ…。真波は彼に今まで秘めていたすべての思いを打ち明ける。真波が少しずつ前に踏み出し始めた矢先、あることがきっかけで漣が別人のようにふさぎ込んでしまい…。真波は漣のために奔走するけれど、実は彼は過去にある後悔を抱えていた――。
  • あの夏を生きた君へ
    4.8
    学校でのイジメに耐えきれず、不登校になってしまった中2の千鶴。生きることすべてに嫌気が差し、「死にたい」と思い詰める日々。彼女が唯一心を許していたのが祖母の存在だったが、ある夏の日、祖母が危篤に陥ってしまいショックを受ける。そんな千鶴の前に、ユキオという不思議な少年が現れる。彼の目的は何なのか――。時を超えた切ない約束、深い縁で繋がれた命と涙の物語。
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
    4.6
    親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸け戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
  • 雨上がり、君が映す空はきっと美しい
    3.8
    友達がいて成績もそこそこな美雨は、昔から外見を母親や周囲にけなされ、目立たないように”普通”を演じていた。ある日、映研の部長・映人先輩にひとめぼれした美雨。見ているだけの恋のはずが、先輩から部活に誘われて世界が一変する。外見は抜群にいいけれど、自分の信念を貫きとおす一風変わった先輩とかかわるうちに、”新しい世界”があることに気づいていく。「君の雨がやむのを、ずっと待ってる――」勇気がもらえる感動の物語!
  • あやかし食堂の思い出料理帖~過去に戻れる噂の老舗「白露庵」~
    2.5
    過去に戻れる思い出の料理を提供する、あやかし食堂『白露庵』。出迎えるのは、人並み外れた美しさを持つ意地悪な狐のイケメン店主・白露と、ひょんなことから働くことになった普通の高校生・愛梨。ふたりが今宵も後悔を抱える者たちを、心を込めておもてなし。結婚への後悔からプロポーズをやり直したいサラリーマンや、大切な恋人を事故から救いたい少女など、各々の想いが胸を打つ人情物語。ほろりと泣けて、最後は心が軽くなる全5編を収録!
  • いつか、君がいなくなってもまた桜降る七月に
    3.5
    交通事故がきっかけで陸上部を辞めた高2の華(はな)。趣味のスケッチをしていたある日、不思議な少年・芽吹(めぶき)が桜の木から転がり落ちてきて毎日は一変する。翌日「七月に咲く桜を探しています」という謎めいた自己紹介とともに転校生として現れたのはなんと芽吹だった――。彼と少しずつ会話を重ねるうちに、自分にとって大切なものはなにか気づく。次第に惹かれていくが、彼はある秘密を抱えていた――。別れが迫るなか華はなんとか桜を見つけようと奔走するが…。時を超えたふたりの恋物語。
  • いつか、眠りにつく日
    4.3
    高2の女の子・蛍は修学旅行の途中、交通事故に遭い、命を落としてしまう。そして、案内人・クロが現れ、この世に残した未練を3つ解消しなければ、成仏できないと蛍に告げる。蛍は、未練のひとつが5年間片想いしている蓮に告白することだと気づいていた。だが、蓮を前にしてどうしても想いを伝えられない…。蛍の決心の先にあった秘密とは? 予想外のラストに、温かい涙が流れる―。
  • いつかの恋にきっと似ている
    5.0
    フラワーショップの店長を務める傍ら、ワケありの恋をする真希。その店のアルバイトで、初恋に戸惑う絵美。夫に愛人がいると知っている妊娠中の麻里子。3人のタイプの違う女性がそれぞれに揺れ動きながら、恋に身を砕き、時に愛の喜びに包まれ、自分だけの幸せの花を咲かせようともがく。――悩みながらも懸命に恋と向き合う姿に元気づけられる、共感必至のラブストーリー。
  • 偽りの少女はあやかしの生贄花嫁
    値引きあり
    5.0
    祓魔を生業とする村には『新たなあやかしの王が立つ時、村から娘を生贄として捧げなければならない』という掟があった。そこに生まれた菊は純粋な村の血をひいておらず叔父母や従姉のレイカから忌み子と虐げられる毎日。ある日、新たな王が立ち生贄にレイカが選ばれたが、菊と入れ替わろうと画策され、身代わりの生贄となった菊。死を覚悟し嫁入りしたが、待っていたのは凜々しい目の美しい青年だった。「俺は、お前だから愛するんだ」待っていたのは、胸が締め付けられるような甘くて幸せな、初めて知る愛だった。
  • 偽りの男装少女は後宮の寵妃となる
    3.0
    羊飼いの娘・瓔良は“ある異能“で後宮のピンチを救うため、宦官として潜入することを命じられる。男装し、やってきた後宮で仕えるのは冷酷無慈悲と噂の皇帝・凰駕。しかし、何故か凰駕は宦官である瓔良だけに過保護な優しさを見せ…。まるで女性かのように扱い好意を露わにした。彼に惹かれていく瓔良。自分は同性として慕われているだけにすぎない、と自身に言い聞かせるが、凰駕の溺愛は止まらず…。まさか男装がバレている!?「お前が愛しくてたまらない」中華風ラブファンタジー。
  • 未だ青い僕たちは
    4.8
    雑誌の読モをしている高3の野乃花は、苦手なアニメオタク・原田と隣の席になる。しかしそんな彼の裏の顔は、SNSでフォロワー1万人を超えるアニメ界のカリスマだった!原田の考え方や言葉に感銘を受けた野乃花は、正体を隠してSNSでやりとりを始める。現実世界では一切交わりのないふたりが、ネットの中では互いに必要不可欠な存在になっていって―!? 「なにをするのもきみの自由、ここは自由な世界なのさ」。学校という狭い世界で自分を偽りがんじがらめになっていた野乃花は、原田の言葉に勇気をもらい、自分を変えるべく一歩を踏み出すが―。
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを
    4.4
    優等生でしっかり者だけど天の邪鬼な凪沙と、おバカだけど素直で凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。お互いを理解し合い、強い絆で結ばれているふたりだけれど、ある日を境に、凪沙は優海への態度を一変させる。甘えを許さず、厳しく優海を鍛える日々。そこには悲しすぎる秘密が隠されていた――。互いを想う心に、あたたかい愛に、そして予想もしなかった結末に、あふれる涙が止まらない!!
  • お伊勢 水神様のお宿に嫁入りいたします
    3.5
    神様とあやかしだけが入れる伊勢のお宿「天のいわ屋」。幼い頃に両親を亡くし、この宿に引き取られたいつきは、宿の若旦那である水神様・ミヅハをはじめ、仲間たちと楽しく働いていた。しかしある日、育ての母でもある女将・瀬織津姫から、ミヅハとの結婚を言い渡される。幼馴染のミヅハが密かに初恋だったいつきは、戸惑いつつも嬉しさを隠せない。そんな折、いつきが謎の体調不良で倒れてしまう。そこには、いつきとミヅハの結婚を阻む秘密が隠されていて…!?千年の遥か昔から続く、悲しくも温かい恋物語。
  • お嫁さま!~不本意ですがお見合い結婚しました~
    3.5
    恋に奥手な25歳の桃子。叔父のすすめで5つ年上の久人と見合いをするが、その席で彼から「嫁として不足なければ誰でも良かった」とまさかの衝撃発言を受ける。しかし、無礼だけど正直な態度に、逆に魅力を感じた桃子は、彼との結婚を決意。大人で包容力がある久人との新婚生活は意外と順風満帆で、やがて桃子は彼に惹かれていくが、彼が結婚するに至ったある秘密が明らかになり…!? “お見合い結婚”で結ばれたふたりは、真の夫婦になれるのか…!?
  • 霞村四丁目の郵便屋さん
    4.0
    もしもあの日、好きと伝えていれば…。最愛の幼馴染・遥と死別した瑛太は、想いを伝えられなかった後悔を抱き、前へ進めずにいた。そこに現れた“天国の郵便屋”を名乗る少女・みやびは、瑛太に届くはずのない“遥からの手紙”を渡す。「もう自分のために生きて」―そこに綴られた遥の想いに泣き崩れる瑛太。ずっと伝えたかった“好き”という気持ちを会って伝えたいとみやびに頼むが、そのためには“ある大切なもの”を失わなければならなかった…。
  • 鎌倉ごちそう迷路
    3.7
    いつか特別な存在になりたいと思っていた――。鎌倉でひとり暮らしを始めて3年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、26歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまくら大仏」と、そこに出入りする謎の料理人・鎌田倉頼――略して“鎌倉”さんだった。
  • 神様こどもと狛犬男子のもふもふカフェ~みんなのお悩み祓います!~
    4.5
    東京での生活に疲れた花乃は、母親代わりだった祖母が亡くなったのを機に、田舎にある祖母の家へと引っ越してくる。しかし無人のはずの家には見知らぬイケメンが三人住んでいて、「和風カフェ・狛犬」の看板が。彼らは地元の神様と狛犬で、祖母の依頼で人間に姿を変えカフェを開いていたのだ。祖母の意志を継ぎ、彼らと共にカフェを続けることにした花乃。お菓子を作り、訳ありなお客様を迎えるうちに、やがて忘れていた“大事なもの”を取り戻していって――。
  • 神様の居酒屋お伊勢~笑顔になれる、おいない酒~
    4.0
    伊勢の門前町、おはらい町の路地裏 にある『居酒屋お伊勢』で、神様が 見える店主・松之助の下で働く莉子。 冷えたビールがおいしい真夏日のあ る夜、常連の神様たちがどんちゃん 騒ぎをする中でドスンドスンと足音 を鳴らしてやってきたのは、威圧感 たっぷりな“酒の神”! 普段は滅多 に表へ出てこない彼が、わざわざこ の店を訪れた驚愕の真意とは――。 笑顔になれる伊勢名物とおいない酒 で、全国の悩める神様たちをもてな す人気作第2弾!「冷やしキュウリ と酒の神」ほか感涙の全5話を収録。
  • 神様のまち伊勢で茶屋はじめました
    3.0
    「ごめん、別れよう」――6年付き合った彼氏に婚約破棄された葉月。傷心中に訪れた伊勢でベロベロに酔っ払ったところを、怪しい茶屋の店主・拓実に救われる。拓実が淹れる温かいお茶に心を解かれ、葉月は涙をこぼし…。泣き疲れて眠ってしまった翌朝、目覚めるとなんと“神様”がみえるようになっていた…⁉ 「この者を、ここで雇うがいい」「はああ⁉」神様の助言のもと葉月はやむ無く茶屋に雇われ、神様たちが求めるお伊勢の“銘菓”をおつかいすることになり…。
  • 完璧な彼女が死にました
    3.3
    学校の高嶺の花、花井紗子が自宅の浴槽で死んだ。紗子のことが世界でいちばん大好きだった幼馴染・羽島侑は、“自殺“という彼女の死因に納得できず、紗子との共通の友人であった瀬名小春と共にその理由を探っていく。しかし、完璧だったはずの紗子にも、ある歪んだ一面があることを知って…!?普通じゃないのは自分だけじゃなかった。上っ面だった友人関係が壊れて、でも、だからこそはじめて知れた大切な人のこと。普通じゃない、痛くて青い物語。
  • 記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕。
    4.2
    夢も目標も見失いかけていた大学3 年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜 という少女が現れた。彼女は、自分 の名前以外の記憶をすべて失って いた。何かに怯える華怜のことを心 配し、記憶が戻るまでの間だけ自身 の部屋へ住まわせることにするも、 いつまでたっても華怜の家族は見つ からない。次第に二人は惹かれあっ ていき、やがてずっと一緒にいたい と強く願うように。しかし彼女が失った 記憶には、二人の関係を引き裂く、 衝撃の真実が隠されていて――。全 ての秘密が明かされるラストは絶対号泣!
  • 君がいない世界は、すべての空をなくすから。
    3.0
    母子家庭で育つ高2の凛。心のよりどころは、幼少期を過ごした予みノ島で、初恋相手のナギと交換した勾玉のお守りだった。ナギに会いたい――。冬休み、凛は意を決して島へ向かうと、いつも一緒に居た神社に彼は佇んでいた。「凛、おかえり」小さく笑うナギ。数カ月前、不慮の事故に遭った彼は、その記憶も余命もわずかになっていて…。「ナギ、お願い、生きていて!」愛する彼のため、絶望の淵から凛が取った行動とは? 圧巻のラストに胸打たれ、一生分の涙!
  • 君がいなくなるその日まで
    4.5
    心臓に病を抱え生きることを諦めていた高校2年生の舞は、入院が長引き暗い毎日を送っていた。そんな時、病院で同じ病気を持つ同い年の男子、慎に出会う。辛い時には必ず、真っ直ぐで優しい言葉で励ましてくれる慎に惹かれ、同時に明るさを取り戻していく舞。しかし、慎の病状が悪化し命の期限がすぐそこまで迫っていることを知る。「舞に出会えて幸せだった――」慎の本当の気持ちを知り、舞は命がけのある行動に出る。未来を信じるふたりに、感動の涙が止まらない。
  • きみがいれば、空はただ青く
    4.0
    主人公のあおは、脳腫瘍を患って記憶を失い、自分のことも、家族や友達のこともなにも憶えていない。心配してくれる母や親友の小雪との付き合い方がわからず、苦しい日々を送るあお。そんなある日、ふと立ち寄った丘の上で、「100年後の世界から来た」という少年・颯と出会い、彼女は少しずつ変わっていく。しかし、颯にはある秘密があって……。過去を失ったあおは、大切なものを取り戻せるのか? そして、颯の秘密が明らかになるとき、予想外の奇跡が起こる――!!
  • 君が永遠の星空に消えても
    4.0
    難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高2の萌奈。いつか写真の場所にふたりで行こうと約束するが、その直後彼は帰らぬ人となってしまう。萌奈は、流星群が奇跡を運ぶという言い伝えを知り「どうかもう一度だけ会いたい」と願う。すると――壱星が元気な姿で戻ってきた。みんなの記憶からは彼が死んだ事実は消え、幸せな日々を取り戻したかのように見えたふたり。けれど、壱星のよみがえりにはリミットがあると知って…。二度目のさよならの瞬間が迫る中、萌奈が見つけたふたりの再会した本当の意味とは――?
  • 君がくれた青空に、この声を届けたい
    4.7
    周りを気にし、本音を隠す瑠奈は、ネット上に溢れる他人の“正しい言葉”通りにいつも生きようとしていた。しかし、ある日、瑠奈は友達との人間関係のストレスで自分の意志では声を発せなくなる。代わりに何かに操られるようにネット上の言葉だけを勝手に話してしまうように。最初は戸惑う瑠奈だが、誰かの正しい言葉で話すことで、人間関係は円滑になり、このまま自分の意見は言わなくていいと思い始める。しかし、幼馴染の紘だけは納得のいかない様子で、「本当のお前の声が聞きたい」と瑠奈自身を肯定してくれ――。
  • 君がくれた1/2の奇跡
    4.5
    高二の春、片想いをしていた翔琉に告白をされた紗菜。けれど幸せは一転、その直後、翔琉はバス事故に遭い帰らぬ人となってしまう。想いを伝えられなかった後悔を抱える紗菜は、もう一度翔琉に会いたいと強く願う。すると、事故のあった日へと戻ることに成功するが…。「運命は一度しか変えられない」彼を救いたい紗菜は奇跡を信じるけれど――。ラストで明かされる秘密に涙が止まらない、切ない純愛物語。
  • 君がくれた物語は、いつか星空に輝く
    5.0
    家にも学校にも居場所がない内気な高校生・悠花。日々の楽しみは恋愛小説を読むことだけ。そんなある日、お気に入りの恋愛小説のヒーロー・大雅が転入生として現実世界に現れる。突如、憧れの物語の主人公となった悠花。大雅に会えたら、絶対に好きになると思っていた。彼に恋をするはずだと――。けれど現実は悠花の思いとは真逆に進んでいって…!?「雨星が降る日に奇跡が起きる」そして、すべての真実を知った悠花に起きた奇跡とは――。
  • 君が涙を忘れる日まで。
    4.0
    夜明けの街。高2の奈々はなぜか制服姿のまま、クラスメイト・幸野といた。そして奈々は幸野に告げる。これから思い出たちにさよならを告げる旅に付き合ってほしいと――。大切な幼馴染み・香乃との優しい日々の中、奈々は同じバスケ部の男子に恋をした。だが、皮肉なことに、彼は香乃と付き合うことに。奈々は恋と友情の狭間で葛藤し、ついに…。幸野との旅、それはひとつの恋の終焉でもあり、隠され続けた驚愕の真実が浮き彫りになる旅でもあった…。
  • きみと繰り返す、あの夏の世界
    4.5
    夏休み最後の日、真奈の前から想いを寄せる先輩・水樹が突然姿を消す。誰に尋ねても不思議と水樹の存在すら憶えておらず、スマホからも彼の記録はすべて消えていた。信じられない気持ちのまま翌朝目覚めると、夏休み初日――水樹が消える前に時間が戻っていた。“同じ夏”をやり直すことになった真奈が、水樹を失う運命を変えるためにしたこととは…。『今』を全力で生きるふたり。彼らの強い想いが起こす奇跡に心揺さぶられる――。
  • 君と見つけた夜明けの行方
    4.0
    ある冬の朝、灯台から海を眺めていた僕はクラスの人気者、秋永音子に出会う。その日から毎朝、彼女から呼び出されるように。夜明け前、2人だけの特別な時間を過ごしていくうちに、音子の秘密、そして“死”への強い気持ちを知ることに。一方、僕にも双子の兄弟との壮絶な後悔があり、音子と2人で逃避行に出ることになったのだが――。同じ時間を過ごし、音子と生きたいと思うようになっていき「君が勇気をくれたから、今度は僕が君の生きる理由になる」と決意する。傷だらけの2人の青春恋愛物語。
  • きみと、もう一度
    3.6
    20歳の大学生・千夏には、付き合って1年半になる恋人・幸登がいるが、最近はすれ違ってばかり。それは千夏がいまだ拭い去れないワダカマリ――中学時代の初恋相手・今坂への想いを告げられなかったせい。そんな折、当時の親友から同窓会の知らせが届く。報われなかった恋に時が止まったままの千夏は再会すべきか苦悶するが、ある日、信じがたい出来事が起こってしまい…。切ない想いが交錯する珠玉のラブストーリー。
  • きみに向かって咲け
    3.0
    他人の感情に敏感で、言葉の中の嘘が見えてしまう女子高生・向葵(こうき)は、そんな"ふつうじゃない"自分に悩んでいた。ある日、1枚の絵をみるために訪れた美術館でひとりの青年に出会う。向葵とは対照的に、彼は他人の気持ちを汲み取れないと言う。「ふつうになりたい」――正反対なのに同じ悩みを持つふたり。この出会いが、運命を変えていく――。ふつうとは何か。苦しみの中で答えを探し続ける姿に、そして訪れる奇跡のラストに心揺さぶられ、気がつけば…涙。
  • 君のいない世界に、あの日の流星が降る
    4.0
    大切な恋人・星弥を亡くし、死んだように生きる月穂。誰にも心配をかけないように悲しみをひとり抱えていた。テレビでは星弥の命日7月7日に彼が楽しみにしていた流星群が降るというニュース。命日が近づく中、夢の中に彼が現れる。夢の中で、月穂は自分の後悔を晴らすように、星弥との思い出をやり直していく。しかし、なぜか過去の出来事が少しずつ夢の中で変化していき…。「流星群は奇跡を運んでくれる」星弥が死ぬ運命を変えられるかもしれない、そう思った月穂は、星弥を救うため、ある行動にでるが――。
  • きみの10年分の涙
    4.0
    学校では保健室登校。家では、浮気をして別居中のお父さんといつも機嫌の悪いお母さんの板挟み。悩みだらけの光にとって幼馴染の正彦は唯一、笑顔にしてくれる存在だった。正彦への十年間の初恋。しかしその想いは、ある理由からずっと誰にも言えずにいた。自分に嘘ばかりついているそんな自分が嫌いだった。ある日、お父さんの“好きな人”であるナツと知り合う。自分にないものをたくさん持った彼女との出会いが、光の人生を変えていき…。そして、十年分の想いを彼に伝えるが――。十年間の切ない恋の奇跡に涙!
  • 君はきっとまだ知らない
    4.3
    夏休みも終わり新学期を迎えた高1の光夏。六月の“あの日”以来ずっとクラス中に無視され、息を殺しながら学校生活を送っていた。誰からも存在を認められない日々に耐えていたある日、幼馴染の千秋と再会する。失望されたくないと最初は辛い思いを隠そうとするが、彼の優しさに触れるうち、堰を切ったように葛藤を打ち明ける光夏。思い切って前に進もうと決心するが、光夏は衝撃のある真実に気づき…。全ての真実を知ったとき、彼女に優しい光が降り注ぐ――。予想外のラストに号泣必至の感動作。
  • きみは僕の夜に閃く花火だった
    3.0
    高二の夏休み、優秀な兄の受験勉強の邪魔になるからと田舎の叔母の家に行くことになった陽。家に居場所もなく叔母にも追い返され途方に暮れる陽の前に現れたのは、人懐っこく天真爛漫な女子高生・まつりだった。「じゃあ、うちに来ますか?その代わり――」彼女の“復讐計画”に協力することを条件に、不思議な同居生活が始まる。彼女が提示した同居のルールは――1.同居を秘密にすること、2.わたしより先に寝ないこと、3.好きにならないこと。 強引な彼女に振り回されるうち、いつしか陽は惹かれていくが、彼女のある秘密を知ってしまい…。
  • 後宮の寵姫は七彩の占師
    値引きあり
    4.2
    異能一族の娘・翠玉は七色に光る糸を操る占師。過去の因縁のせいで虐げられ生きてきた。ある日、客とし て現れた男が後宮を蝕む呪いを解いて欲しいと言う。その気品漂う美男の正体は因縁の一族の皇帝・啓進だ った!そんな中、突如賊に襲われた翠玉はあろうことか啓進に守られてしまう。住居を失い途方にくれる翠 玉。しかし、啓進は事も無げに「俺の妻になればいい」と強引に後宮入りを迫ってきて…!? かくして“偽装 夫婦”となった因縁のふたりが後宮の呪いに挑む――。後宮シンデレラ物語。
  • 後宮妃は麒神の生贄花嫁 五神山物語
    値引きあり
    5.0
    数百年に一度、黄色の星が流れると、時を統べる麒神・旺隠(おういん)に花嫁を捧げる国・漸(ぜん)帝国の公主として育った春(しゅん)蘭(らん)。好きな人がいる姉の代わりに麒神の生贄花嫁として捧げられることに。孤独な旺隠と天真爛漫な春蘭は一瞬で惹かれ合い、春蘭はご懐妊するも、突然命を失ってしまい…。そして三百年後、転生した春蘭は再び後宮入りし、旺隠と過去の幸せを取り戻そうと奔走し、愛されて――。「お腹の子と君を必ず守る」今度こそ愛し合うふたりの子を守れるのか…!? 大人気シリーズ五神山物語第二弾!
  • 後宮妃は龍神の生贄花嫁 五神山物語
    4.8
    有能な姉と比較され、両親に虐げられて育った黄煉花。後宮入りするも、不運にも煉花は姉の策略で身代わりとして恐ろしい龍神の生贄花嫁に選ばれてしまう。絶望の淵で山奥に向かうと、そこで出迎えてくれたのは見目麗しい男・青嵐だった。期限付きで始まった共同生活だが、徐々に距離は縮まり、ふたりは結ばれる。そして妊娠が発覚! しかし、突然ふたりは無情な運命に引き裂かれ…「彼の子を産みたい」とひとり隠れて産むことを決意するが…。「もう離さない」ふたりの愛の行く末は!?
  • この世界でただひとつの、きみの光になれますように
    4.0
    クラスの目に見えない序列に怯え、親友を傷つけてしまったある出来事をきっかけに声が出なくなってしまった奈緒。本音を隠す日々から距離を置き、療養のために祖母の家に来ていた。ある日、傷ついた犬・トマを保護し、獣医を志す青年・健太とともに看病することに。祖母、トマ、そして健太との日々の中で、自分と向き合い、少しずつ回復していく奈緒。しかし、ある事件によって事態は急変する――。奈緒が自分と向き合い、一歩進み、光を見つけていく物語。文庫オリジナルストーリーも収録!
  • 今夜、きみの声が聴こえる
    3.9
    高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。 “まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。片想いしている幼馴染・公志に彼女ができたと知った数日後、追い打ちをかけるように公志が事故で亡くなってしまう。悲しみに暮れていると、祖母にもらった古いラジオから公志の声が聴こえ「一緒に探し物をしてほしい」と頼まれる。公志の探し物とはいったい……? ラジオの声が導く切なすぎるラストに、あふれる涙が止まらない!
  • 今夜、きみの声が聴こえる~あの夏を忘れない~
    5.0
    高2の咲希は、幼馴染の奏太に想いを寄せるも、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいた。そんな中、奏太が突然、事故で亡くなってしまう。彼の死を受け止められず苦しむ咲希は、導かれるように、祖母の形見の古いラジオをつける。すると、そこから死んだはずの奏太の声が聴こえ、気づけば事故が起きる前に時間が巻き戻っていて――。咲希は奏太が死ぬ運命を変えようと、何度も時を巻き戻す。しかし、運命を変えるには、代償としてある悲しい決断をする必要があった…。ラスト明かされる予想外の秘密に、涙溢れる感動、再び!
  • 今夜、きみの涙は僕の瞬く星になる
    3.0
    恋愛のトラウマのせいで、自分に自信が持てないかの子。あるきっかけで隣の席の佐々原とメールを始める が突然告白される。学校で人気の彼がなぜ地味な私に?違和感を覚えつつも付き合うことに。しかし、彼は かの子にある嘘をついていて…。それでもかの子は彼の優しさだけは嘘だとは思えなかった。「君に出会う 日をずっと待ってた」彼がかの子を求めた本当の理由とは…?星の見える夜、かの子は彼を救うためある行 動に出る。そして見つけたふたりを結ぶ真実とは――。切なくも希望に満ちた純愛物語。
  • 最後の夏-ここに君がいたこと-
    4.0
    小さな田舎町に暮らす、幼なじみの志津と陸は高校3年生。受験勉強のため夏休み返上で学校に通うふたりのもとに、海外留学中のもうひとりの幼なじみ・悠太が突然帰ってきた。密かに悠太に想いを寄せる志津は、久しぶりの再会に心躍らせる。だが、幸福な時間も束の間。悠太にまつわる、信じがたい知らせが舞い込む。やがて彼自身から告げられた悲しい真実とは…。すべてを覆すラストに感涙!
  • 桜が咲く頃、君の隣で。
    4.0
    高2の彰のクラスに、色白の美少女・美琴が転校してきた。「私は…病気です」と語る美琴のことが気になる彰は、しきりに話し掛けるが、美琴は彰と目も合わせない。実は彼女、手術も不可能な腫瘍を抱え、いずれ訪れる死を前に、人と深く関わらないようにしていた。しかし彰の一途な前向きさに触れ、美琴の恋心が動き出す。そんなある日、美琴は事故に遭遇し命を落としてしまう。だが、目覚めるとまた彰と出会った日に戻り、そして――。未来を信じる心が運命を変えていく。その奇跡に号泣。
  • 桜の木の下で、君と最後の恋をする
    4.0
    高2の涼は「医者になれ」と命令する父親に強く反発していた。死にたいほどに自暴自棄だったある日、「じゃあ、君の心臓をちょうだい」と、瞳子と名乗る女子が現れる。驚く涼を前に、キラキラ輝く笑顔で彼の夢を励ます瞳子。本性を明かさない彼女だったが、涼はその出会いを機に、父親にも少しずつ心を開いていく。しかし突然「あの桜が咲く日、私の命は終わる」と告げられた涼。そして瞳子が宣言したその日――。衝撃のラストに、狂おしいほどの涙!
  • 桜のような君に、僕は永遠の恋をする
    5.0
    演劇部に所属する高2のコウは、自分の台本が上演されるのが夢。だが、何度執筆するも採用されず落ち込んでいた。そんな彼の唯一の楽しみは、よく夢に出てくる理想の女の子・ゆずきを小説に書くことだった。ある日、屋上で舞台道具を作っていると、後ろから「コウくん」と呼ぶ声が…。振り向くと、そこにはあの“ゆずき”が立っていた。最初は戸惑うコウだったが、一緒に過ごすうちに、ゆずきは小説に書いた通りに振る舞うのだと気づく。しかし、そんな小説の彼女との関係が続く訳はなく…。淡く切ない恋物語。
  • さよなら、2%の私たち
    4.0
    周りに合わせ、作り笑いばかり浮かべてしまう八枝は自分の笑顔が嫌いだった。そんな中、高校に入り始まった“ペアリング制度”。相性が良いと科学的に判定された生徒同士がペアとなり、一年間課題に取り組んでいく。しかし、選ばれた八枝の相手は、周りを気にせずはっきり意見を言う男子、沖浦だった。相性は98%、自分と真逆で自由奔放な彼がペアであることに驚き、身構える八枝。しかし、沖浦は「他人じゃなく、自分のために笑ったら」と優しい言葉をくれて…。彼と過ごす中、八枝は前に進み、“自分の笑顔”を取り戻していく――。
  • さよならレター
    4.3
    ある日、高2のソウのゲタ箱に一通の手紙が入っていた。差出人は学校イチ可愛いと言われる同級生のルウコだった。それからふたりの秘密の文通が始まる。文通を重ねるうち、実は彼女が難病で余命わずかだと知ってしまう。ルウコは「もしも私が死んだら、ある約束を果たして欲しい」とソウに頼む。その約束には彼女が手紙を書いた本当の意味が隠されていた…。――生と死の狭間で未来を諦めず生きるふたりの純愛物語。
  • さよならレター 余命365日の君へ
    4.0
    ある日、高2のソウのゲタ箱に一通の手紙が入っていた。差出人は学校イチ可愛いと言われる同級生のルウコだった。それからふたりの秘密の文通が始まる。文通を重ねるうち、実は彼女が難病で余命わずかだと知ってしまう。ルウコは「もしも私が死んだら、ある約束を果たして欲しい」とソウに頼む。その約束には彼女が手紙を書いた本当の意味が隠されていた…。――生と死の狭間で未来を諦めず生きるふたりの純愛物語。単行本限定の特別番外編付き!
  • 残酷な世界の果てで、君と明日も恋をする
    5.0
    高2の莉緒はあることから親友に裏切られ、学校での居場所を失くしていた。もう消えちゃってもいいかな――。と、歩道橋の手すりをつかんだある日、幸野悟と出会った。「また明日!」彼の言葉に、明日になれば、何かが変わるかもしれない…そう期待してしまう。翌日、莉緒と同じクラスに悟が転校してきたのをきっかけに、いつしか彼に惹かれていく。少しづつ日常が変わり始めてきたと思い始めたある日、悟の秘密を知ってしまい――。衝撃の事実に涙が止まらない、青くて痛い今を生きる君へ送る青春恋愛ストーリー。
  • 白龍神と月下後宮の生贄姫
    3.0
    家族から疎まれ絶望し、海に身を投げた17歳の澪は、溺れゆく中、巨大な白い龍に救われる。海中で月の下に浮かぶ幻想的な城へたどり着くと、澪は異世界からきた人間として生贄にされてしまう。しかし、龍の皇帝・浩然はそれを許さず「俺の妃になればいい」と、居場所のない澪を必要としてくれて――。ある事情でどの妃にも興味を示さなかった浩然と、人の心を読める異能を持ち孤独だった澪は互いに惹かれ合うが…生贄を廻る陰謀に巻き込まれ──。海中を舞台にした、龍神皇帝と異能妃の後宮恋慕ファンタジー。
  • 死んでも人に言えないヒミツ
    3.0
    皆に好かれる優等生女子・栞奈。完全無欠の人気者男子・皐月。二人はあるきっかけからお互いの“死んでも人に言えないヒミツ”、そして性格最悪な裏の顔を知ることに。この人だけとは分かり合えないと思ってたのに…!大嫌いだった自分のヒミツ、自分の性格。全部知られてしまったからこそ、取り繕わない本当の自分で関わり合い、距離を縮めていく二人。皆に好かれる性格のいい自分を装っていたけど、二人で過ごす時間だけは最悪な自分もさらけ出せた。しかしある日、皐月のヒミツが学校中にバレてしまい…。
  • 十月の終わりに、君だけがいない
    4.0
    高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。それはまるで前世の記憶のようにリアルで切ない夢。そんなある日、夢の中の青年にそっくりの蒼杜が転校してくる。運命を感じる由芽だったが、「君は十月に死ぬ運命だ」と、突然彼に宣告されてしまう。実は、蒼杜は由芽を死なせないために過去から来た人物だった──。「君のことは俺が守るから」夢の中だけだったはずの恋が本物になっていくのを感じる由芽。けれど、生き延びても死んでも、彼とは結ばれないと知って──。
  • 水龍の軍神は政略結婚で愛を誓う
    4.0
    あやかしの能力を引き継ぐ“継叉”の一族にもかかわらず、それを持たずに生まれた絃はある事件をきっかけに強力な結界へ引き籠っていた。十八歳になったある日、絃の元へ突如縁談が舞い込んでくる。相手はなんと水龍の力をもつ最強の軍神、冷泉士琉だった。「愛している。どれだけ言葉を尽くそうと、足りないくらいに」愛などない政略結婚だったはずが、士琉は思いがけず、絃にあふれんばかりの愛を伝えてくれて──。一族から見放され、虐げられていた絃は、士琉からの愛に再び生きる希望を見出していく。

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