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学校でのイジメに耐えきれず、不登校になってしまった中2の千鶴。生きることすべてに嫌気が差し、「死にたい」と思い詰める日々。彼女が唯一心を許していたのが祖母の存在だったが、ある夏の日、祖母が危篤に陥ってしまいショックを受ける。そんな千鶴の前に、ユキオという不思議な少年が現れる。彼の目的は何なのか――。時を超えた切ない約束、深い縁で繋がれた命と涙の物語。
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Posted by ブクログ
今の時代よく、「死ぬ」と軽々しく言う人が多いと感じます。主人公の千鶴も死にたいと考えている一人でした。しかし、戦争で亡くなり当時の約束を果たしに来た幽霊のユキオと出会い、変わっていきます。戦争のことを知ると今、自分がこうして生きていることは幸せだと感じました。
主人公の中学2年生の千鶴は、クラスでのひどいいじめに耐えきれず不登校になり、死にたいと思い詰める日々を過ごします。そんなある日、心の拠り所のおばあちゃんが倒れて危篤になり、大きなショックを受けます。その入院している病室で、幸生という謎の少年に出会います。千鶴は幸生から命の大切さを教えてもらいます。時...続きを読むを超えた幸生の約束と深い人のつながりの物語です。 お話の中で、先の大戦末期の空襲による悲しい描写があり、涙のラストにつながっていきます。
現代と戦時中の対比がとにかく凄かった。 千鶴が虐められるシーンや、死にたいと言って人に八つ当たりするシーンは本当に心が痛んだが、 幸生と出会い、戦時中の話を聞いたことで身近にある愛を感じ、変わっていく千鶴の心境に涙が止まらなかった。
学校で嫌がらせを受け、生きることに嫌気が差した千鶴。 現代と戦時中の対比がされることで、主人公が軽々しく発する『死にたい』という言葉が、より重々しく感じられる。 マイナスな印象を与える言葉は発するべきではないなと改めて思った。 日々の生活は当たり前ではない。明日があるとは限らない。一瞬を大切にしよ...続きを読むうと思った。 ひとりぼっちだと感じることがあったとしても、実際は誰かが支えてくれていたり、大切に思われたりしている。そのことを心に留めておきたい。
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