鎌倉ごちそう迷路

鎌倉ごちそう迷路

550円 (税込)

2pt

3.7

いつか特別な存在になりたいと思っていた――。鎌倉でひとり暮らしを始めて3年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、26歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまくら大仏」と、そこに出入りする謎の料理人・鎌田倉頼――略して“鎌倉”さんだった。

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鎌倉ごちそう迷路 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    リストラ的に無職になった二十六歳の潤香が見つけたカフェと青年料理人。お腹がすいて疲れて色々つらくて、という人たちにそっと寄り添う四編。アレルギーに理解のない義母や通りすがりに言葉足らずから不快感を表す人等も登場するけれど、全体やお料理がやさしく包む。前半の潤香の底の浅さも見抜かれるからしっくり来る。

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    鎌倉でひとり暮らしを始めて3年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、26歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまく

    0
    2019年11月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何となくみんな、とらえどころのないキャラクター。
    主人公潤香さん、前半はなんかもうこっちまで辛くなったけど、後半は物怖じせずぐいぐいいっててびっくり

    0
    2022年03月19日

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