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姥捨て山戦争
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 民主主義は失敗した。老人の数の力を頼りに権力を握った老人政治家は私利私欲に目がくらみ公益より、私益を選んだ。年金は九十歳支給となり、日本全体は不満の渦に包まれる。暴動発生! その後、革命が起こり、若者と中年による軍事独裁政権が発足。敬老の日が廃止され、若者の日が制定、政府は現役世代の負担を減らす為に超強権的処置の現代的姥捨て山政策を行う。金の為に老人を追う若者と逃げつつ若者に抵抗する老人。老人への負担に苦しむ日本の近未来小説。勝つのは老人、若者のどちらか? -
壁の花
三十代、一人暮らし、猫飼い、仕事大忙し。縁遠くなる女の典型だ。当時女子大生だった私も、今では立派な業界ババアになった。かつては自分が嫉妬させ、相手を卑屈にさせるほうだったのに、今は、自分が嫉妬し卑屈になる立場に回ってしまったのだ。(本文より) まだ独身ゆえに降りかかる災難とパワフルに闘う、35歳のコスメライター・中西加奈の幸せさがし。キャリアウーマンの心の葛藤を描いた長篇小説。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。 -
突然ですが、明日結婚します
人気コミック原作の恋愛ドラマを小説に! 大手銀行に勤める高梨あすかは仕事ができる女。しかしその夢は、結婚して「専業主婦」になること。5年付き合った彼氏からのプロボース待ちだったのに、あっけなくフラれてしまう。落ち込む時間を惜しむように、新たな婚活を始めるが……。そんな折、あすかは、人気アナウンサーの名波竜と出会う。イケメンで優秀な上に、とにかく人気者。しかし彼は、「絶対に結婚したくない男」だった。結婚に対する価値観が全く合わない二人は、それでも知れば知るほど強烈に惹かれ合ってしまう。やがて、元恋人や新たな異性の登場で、二人の状況はより複雑さを増していくことに――。宮園いづみの人気コミックを原作に、最旬のラブストーリーとして話題のテレビドラマを小説化。様々な登場人物たちが、互いの「恋愛観」「結婚観」「人生観」をぶつけ合い、リアルな恋愛模様を繰り広げる。果たして、あすかと名波の恋のゆくえは? 価値観の着地点はいかに!? -
青春ダストボックス
男女共学化されたばかりの伊呂原高校で、即有名人となった容姿端麗、成績優秀、品行方正な少女・幸乃守マリア。完璧すぎて謎だらけの彼女に、「コンドーム所持による停学」という一大スキャンダルが突如巻き起こる――。 そんな彼女と過去に接点を持つ、4人のクズ男子がいた。 曜日ごとに彼女を取り替えるモテ男の蓮。言い訳ばかりのネクラ人生を送る樹。“神様”の異名をとる元超能力者の仁。誰にもバレずに小さな幸せを運ぶ心優しきストーカーの慶。 合併によりマリアと運命的な再会を果たした彼らの視点で紐解かれる、完璧なんかじゃない1人の少女の物語。 -
Leaf
2028年双葉社創業80周年記念カウントダウン企画 ~「Leaf」 物語の一葉が、心の幹に~ すべて読切の小説や、対談・エッセイなどオリジナル企画を贅沢に詰め込んだ新文芸誌、第1号! 各界の異才が結集した奇跡の一冊。 第1号から5号にわたって、計「80」名の創作者が登場予定。 価格は「880円(税込)」! ○第1号テーマ「街、あるいは何処かで」 小説界のレジェンドから今をときめく新鋭まで、実在の街や場所、もしくは架空の場を舞台に描く、綺羅星のごとく並ぶ作品群でお届けします。 [小説] 赤川次郎・朝井まかて・芦沢央・いしいしんじ・一穂ミチ・小田雅久仁・神永学・木爾チレン・佐藤究・澤村伊智・渋谷龍太(SUPER BEAVER)・染井為人・松下龍之介・宮島未奈 [エッセイ]伊坂幸太郎 [コミックエッセイ]小指 [対談]藤野千夜×志村貴子 -
パーティーはいつか終わる
【創作大賞2025 双葉社文芸出版部賞 恋愛小説部門 受賞作】 実家の寺の跡継ぎ問題に悩み中の潮田朱莉、人生初の恋愛! お相手は……会社の同僚兼、覆面DJ !? 将来、実家の寺の跡を継ぐことを条件に、それまで東京で生活することを許されていた潮田朱莉は四十歳を迎え、地元に帰ることになる。退職が決まった潮田だが、同僚の男性・青羽から用件不明のお誘いが。何もわからぬままに訪れた待ち合わせ場所のナイトクラブでは、ミラーボール型のヘルメットを被り、タトゥーにまみれた上半身を曝け出す謎のDJがターンテーブルを回し倒していた。なんだこの空間は……と戸惑う潮田の前に立つミラーボール。そのヘルメットを取り外し現れたのは、会社では人畜無害、まるで亀みたいな存在だった青羽だった。 奇想天外な人間模様と、無垢な恋愛感情が交差する、愛おしさに満ちた物語! -
パンダより恋が苦手な私たちシリーズ 全3冊合本版
パンダより恋が苦手な私たちシリーズ 全3冊合本版 『パンダより恋が苦手な私たち』『パンダより恋が苦手な私たち2』『パンダより恋が苦手な私たち3』 全3冊収録 変人に、恋をした! 仕事のやる気ゼロ、歴代彼氏は1人だけ。 編集者・一葉は恋愛コラムを書くはめになり、「専門家」に取材を申し込むが――!? 雑誌編集者・一葉は悩んでいた。憧れのモデルに恋愛コラムの連載を依頼するも、原稿を代筆する羽目になったのだ。 交際経験が少なく自信がない一葉は、恋愛を研究するスペシャリスト」の噂を聞いて大学を訪れる。 だが、そこで出会ったイケメンはとんでもない変人で!? 恋のヒントが詰まったシリーズ! -
おいしい給食 チャンプルーとチューリップ
「いざ、南国給食。行くぜ、爆食 めんそ~れ!」 函館から、今度は沖縄の牧志間中学校に勤務することになった数学教師の甘利田幸男。 給食をこよなく愛する彼を待ち構えていたのは、ウチナー独特の料理。「クーリジシ」、「マーミナーウサチー」、「アンダンスー」など、給食の達人・甘利田をもってしても首を捻る謎のメニューが登場する。 さらに、この地でも新たなライバルとの出会いが……? 市川隼人主演、大人気作品ノベライズ第7段! メニュー一 チャンプルーとチューリップ メニュー二 もずくの数だけ抱きしめて メニュー三 南海の青軍曹グルクン メニュー四 空飛ぶジュウタンと海の妖精 メニュー五 南の島のブタまつり メニュー六 トロピカる男 メニュー七 異世界給食に妄想が炸裂してしまった件 メニュー八 親知らずは進化の証 メニュー九 不沈艦タコタニック メニュー一〇 ふたつめのライセンス あとがき -
憂鬱な恋の忘れ方
朝陽が昇る前に、あの人は部屋を出る。 彼女を知りたい。 でも、全部を知ったら、この恋は── 『明け方の若者たち』の著者が描く、 〝一生モノ〟の失恋小説。 就職活動が終わり、時間を持て余していた大学四年生の橘ユウスケは、インターン先で働く青羽ユウコに声を掛けられる。「ユウコとユウスケで二人ともユウだから、きみのこと、ユウくんって呼んでいい?」余裕の笑みから始まった人生最大の片想いは、失恋の形で幕を下ろす。社会人になり、仕事や新たな恋に邁進する橘だったが、新宿の紀伊國屋書店前で当時の上司と再会し、ユウコのSNSアカウントを知る――。 もう一度。いや、何度だって、あの人と。 -
水の女王
令和の公害が闇に葬られている。 水質汚染を探る行政職員が殺された。 浮かび上がる巨大飲料企業。 そして企業に食い込む謎の女――。 社会派エンターテインメントの名手が 現実社会の暗部に切り込む警察ミステリー。 東京・多摩地区の公園で市役所職員の刺殺体が見つかった。被害者は生前、保育園の入園選定をめぐって、ある市民と激しく対立しており、警察は怨恨による犯行とみて捜査。だが同僚と群れることを嫌い、裏社会に張り巡らせた人脈を頼りに生き残ってきた警視庁捜査一課の松浦は別の線を疑う。独自に掴んだ情報によれば、被害者は死の直前まで地域の水質を密かに調べていたのだ。水から検出されたのは人体への影響が懸念される有機フッ素化合物、PFAS(ピーファス)。しかも被害者は、その汚染源として近隣にある大手飲料メーカーの工場に目を向けていた。 -
テディベアは夜笑う
ある日フリーマーケットで古びたクマのぬいぐるみを手に入れた、一人暮らしの大学生・隼人(はやと)。 そのぬいぐるみ・テリーは、「イケメンに化け、人の言葉を話す」謎の存在だった。 しかし、そのことで何か害があるわけでもないため、ちょうどいい話し相手ができたとばかりに 隼人はテリーと仲良くルームシェア(?)を始めるのだが……。 心霊スポットに肝試しに行って霊に遭遇したことを皮切りに、 近所のお弁当屋さん・一泊二日の温泉旅行先・お隣さんのスマホにかかってきた電話……と、 ありとあらゆるところで怪異と出くわす羽目になる二人。 迫りくる霊から逃げまどい、時には死に物狂いの「物理攻撃」で撃破する。 ある意味最強(?)のバディとなった二人だが、 テリーには、隼人の知らない「最恐の怪異」としての一面があった。 -
オカルトにごちそう
新宿の祓い屋街『幽明町1番街』。 悪夢に悩まされ、この街を訪れた女子大生・双海が出会ったのは、食を愛する異端の退魔師・倫太郎だった。 彼に連れられて向かったのは、人ならざる者も集う町中華『冥々軒』。 サクサクのコロッケ、出汁の染みたけんちん汁――怪異の未練を温かな料理に変え、ともに味わい、哀しみを昇華していく奇跡に安らぎを覚える双海。 だが、倫太郎の瞳は、彼女の首に絡みつく故郷の禁忌――「呪いの糸」を静かに捉えていた。 喰らって満たす、最期の未練。 新宿の片隅で異端の退魔師と呪われし少女が織りなす、美味しくて優しいオカルトファンタジー! -
テディベアは夜笑う
【電子版巻末にはNey先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 ある日フリーマーケットで古びたクマのぬいぐるみを手に入れた、一人暮らしの大学生・隼人(はやと)。 そのぬいぐるみ・テリーは、「イケメンに化け、人の言葉を話す」謎の存在だった。 しかし、そのことで何か害があるわけでもないため、ちょうどいい話し相手ができたとばかりに 隼人はテリーと仲良くルームシェア(?)を始めるのだが……。 心霊スポットに肝試しに行って霊に遭遇したことを皮切りに、 近所のお弁当屋さん・一泊二日の温泉旅行先・お隣さんのスマホにかかってきた電話……と、 ありとあらゆるところで怪異と出くわす羽目になる二人。 迫りくる霊から逃げまどい、時には死に物狂いの「物理攻撃」で撃破する。 ある意味最強(?)のバディとなった二人だが、 テリーには、隼人の知らない「最恐の怪異」としての一面があった。 -
オカルトにごちそう
【電子版巻末にはクレタ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 新宿の祓い屋街『幽明町1番街』。 悪夢に悩まされ、この街を訪れた女子大生・双海が出会ったのは、食を愛する異端の退魔師・倫太郎だった。 彼に連れられて向かったのは、人ならざる者も集う町中華『冥々軒』。 サクサクのコロッケ、出汁の染みたけんちん汁――怪異の未練を温かな料理に変え、ともに味わい、哀しみを昇華していく奇跡に安らぎを覚える双海。 だが、倫太郎の瞳は、彼女の首に絡みつく故郷の禁忌――「呪いの糸」を静かに捉えていた。 喰らって満たす、最期の未練。 新宿の片隅で異端の退魔師と呪われし少女が織りなす、美味しくて優しいオカルトファンタジー! -
放課後死体クラブ(仮題)
【おすすめポイント】 ・選考委員絶賛! 講談社児童文学新人賞大賞受賞作! 期待の大新人デビュー作! ・死体役を目指す孤高の中学生女子二人が「自由」を求めるユーモアたっぷり青春小説! ・話題沸騰のため、早くもコミカライズ決定! ・「青春!でありました! 面白かったです! 」(「小説現代」編集長) ・「児童書の編集長として読み始めたはずなのに、完全に自分自身がハマっていました。」(講談社児童図書出版部 編集長) ・あさのあつこさん、驚嘆! 「見て! わたしたちは、こんなにも図太く脆弱で、狡くて、しなやかで逞しい。 だから、わたしたちをちゃんと見て! 少女たちの叫びが行間からほとばしる。 由木とひより。完璧な死体役を夢見る二人の少女の生を描きながら、見事な群像劇ともなっている。 ヘタレな自分を大人を世界を蹴飛ばして、少女たちは叫び続ける。何と鮮烈な物語であることか」 ・宮下恵茉さん、絶賛! ひりつく思いを抱え、作り笑いをしているあなたへ。大丈夫。ひなたきなの物語があ れば、明日も生きていける。 【内容紹介】 ・死んだ「ふり」をしたとき、私たちは初めて自由になれた。 中学二年生の内海ひよりにとって、学校とは「透明人間」でいるための場所だった。 ある出来事がきっかけで、孤立した過去を持つひよりは、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、 スクールカースト上位のグループで顔色をうかがい、「いい子」の仮面を貼り付けて生きていた。 そんな彼女の日常に入り込んできた異物、それがクラスの嫌われ者・由木だった。 背中まで伸びた長い髪、絶えない生傷、そして愛読書はオカルト本。 周囲から「キモい」「呪われる」と蔑まれる由木だが、ひよりは彼女とある秘密を共有することになる。 それは、二人とも熱狂的な「ホラー映画オタク」であること。 由木の夢は、敬愛するホラー映画監督の作品で、観客の脳裏に焼き付くような「完璧な死体役」を演じること。ひよりは由木に演技の感情表現を教え、由木はひよりに「死体としての呼吸法」や「痛くない倒れ方」を伝授する。放課後、誰にも内緒で結成された「死体クラブ」が誕生する──!!! 【担当編集者が魅了されたシーン】 これは、自分の輪郭を見失いかけているすべての人に捧ぐ物語。生きづらいこの世界をサバイブするために、彼女たちは今日も「死体」になる。型破りな少女たちの成長物語。 痛みと爽快感が同居するラストシーンを見逃さないでほしいです!! -
オレンジカテドラル1996【電子特典付き】
世紀末に向かう1990年代半ばーー未曽有の震災、地下鉄テロ事件、 大転換に揺れる日本で、東城大病院の、そして医療の未来を切り拓くバトル勃発! 「翔べないイカロスが、大空に羽ばたく時が来たか……」 祝デビュー20周年! ブラックペアンシリーズ最新刊!全「桜宮サーガ」がクロスする! ‘95年の大震災、サリン事件に社会が騒然となった翌年。 東城大病院では、盤石な地位を築いた江尻病院長肝いりの“ヤングガン・コンテスト”がぶちあがる。 第一外科のエース速水晃一の救命救急センターか? 放射線科の理論派島津吾郎の画像診断センターか? 蠢く院内謀略をかわし、東城大病院の未来を切り拓くためにライバル二人はしのぎを削る。 その頃、JICAの研修で南米チリを訪れた猫田麻里は、10年前に姿を消したオペ室の悪魔・渡海征司郎と 衝撃的な邂逅をはたす――。 オールスター登場! シリーズが鮮やかに交錯する極上のオムニバス -
アウトライン
芥川賞&野間文芸新人賞受賞作『時の家』執筆につながった、「建築×文学」の原点。 建築を描いて人間を映し出す、新芥川賞作家・受賞後初の単行本! ******************** 九段理江氏&石井千湖氏、推薦! 人間を学ばされたAIから、人間は何を学ばされるのだろう。 私の空隙と空洞を見つめた先にある聖域。 ――九段理江 『アウトライン』に描かれているのは、 自分の価値や欲求を言語化せよという抑圧に静かに抗う人々。 スケルトンビル、落ちものパズル、家の解体現場…… 言葉で形取った魅惑的な“空洞”が、思考と感情を解放する。 ――石井千湖 ******************** 「アウトライン」 建材メーカーに勤めている優里は、建築が好きでこの業界に入ったにもかかわらず、デザインに対するセンスやこだわりがないことに悩んでいる。そんなある日、同僚と一緒に見に行ったある建物に不思議と心を惹かれるようになり……。 「欲求アレルギー」 生理的欲求や衝動を感じると蕁麻疹が出てしまうという特異体質を持つ福田。外出先で不測のアレルギー症状が出てしまったとき、帰宅を急ぐ道で聞こえてきたのは、重機が家屋を破壊する、地鳴りのような重低音だった。 【装幀】水戸部 功 -
海辺のエール
江ノ電の小さな駅、十六夜駅。鎌倉駅からほど近く、閑静な住宅街にあるその駅には、一人の駅員と一羽の九官鳥「ハッチ」がいた。乗客たちの声を聞き、また別の乗客にその言葉を放つハッチは駅の人気者だ。 十六夜駅には、日々、様々な挫折や苦悩を抱えた人々が訪れる。人生の折り返し地点で将来に不安を抱くフリーランスの男性、恋人との手痛い失恋に打ちひしがれる女性、怪我で休みを余儀なくされたバスケットボール選手、50代の今も現役でストリップの舞台に立つ踊り子、周囲に馴染めずピアノが生きるよりどころとなっている女子高校生……。そんな彼らに届くハッチの“言葉”は、誰がどんな想いで発したのか分からないまま、前を向くきっかけをくれる。 生きづらさを抱えたすべての人にエールを贈る、感動の物語! -
波うららかに、めおと日和
時は昭和十一年、春。二人の恋のお話でございますーー。 フジテレビ系にて2025年4月放送開始後、なつ美と瀧昌のピュアな夫婦の純愛物語が大きな話題となり、2026年秋に続編放送も決定! 今書は2025年に放送したドラマのシナリオを、名セリフの数々もそのままにノベライズ。 なつ美と瀧昌のシーン写真を掲載&スタッフインタビューからドラマの舞台裏へご案内。 ドラマ版「波うららかに、めおと日和」の世界に浸る1冊です! ■フジテレビドラマ版(2025年4月OA)から:なつ美と瀧昌のシーンPH ■シナリオ1~10話のノベライズ ■スタッフインタビュー -
真田の具足師
真田信繁を日の本一の兵(つわもの)にしたのは、戦装束を誂える具足師たちだった――。本作の主人公である奈良の具足師・岩井与左衛門は、「ズク(不良品)を打った」と言われて廃嫡されるが、その才能を惜しんだのが徳川家康。徳川軍が信濃の国衆・真田との戦いに惨敗した理由は、真田兵が着用する具足にあり、と考えた家康は、「不死身の具足」の謎を探るべく、与左衛門に真田潜入を命じる。甲賀の忍びの女と夫婦を装い、上田城下に入った与左衛門だったが、そこで出逢ったのは……。真田vs徳川の闘いを職人の目から描く傑作長編。「人が死なない具足を作りたい」と願う与左衛門の矜持と葛藤、そして師弟愛に胸が熱くなる戦国エンタテインメント。 ※本書は、2023年10月に刊行された『真田の具足師』を文庫化したものです。 -
月刊「無色」
この度、月刊誌「無色」を発刊することになりました。内容は2000文字程度の作品を六篇収録したものです。毎月その月の出来事やキーワードを設定しております。 タイトルを「無色」にしたのは「無色出版」から出版することと共に、読者の方がこの作品を読み終えた後に今号は「こんな色だったな」と感じてもらえるようにするためです。 創刊にあたり、新作を書き下ろした作品を収録しています。さらにサラッと読めるように各話ショートショートで綴っています。 今月から毎月発刊することが決定しておりますので、毎月お楽しみにしていただければと思います。 それでは、創刊号「無色」をお楽しみください。 -
治安悪めどデカ男に喰らい尽くされる耐久セックス24時!
あらすじ 欲求不満を抱えたチカは、軽い気持ちでマッチングアプリを開く。 「高身長・筋肉質・真面目・体力に自信あり」――そんなプロフィールに惹かれて会うことにした相手は、長髪にタトゥー、治安悪めな雰囲気をまとった男・まーくんだった。 連れて行かれたのは、まさかのエアコン故障中の六畳一間。 うだるような暑さと汗、扇風機の音が響く部屋で、チカはまーくんの異常な体力と丁寧すぎる愛撫に、何度も何度も限界まで追い込まれていく。 最初は軽い気持ちで、ストレス発散目的の一夜限りのつもりだった。 身体だけの関係だと思っていた。それなのに、求めても引かれず、乱れても笑って受け止めてくれるまーくんに、チカはどんどん惹かれていく――。 真夏の六畳一間で始まる、汗だく耐久セックス。まーくんの執着溺愛えっちに堕とされるお話。 ※本作は蜜林檎の個人誌作品の電子書籍版となります。【124ページ】 -
艸乃書
SF、ファンタジー、日常のヒトコマをテーマにした短編集。 本文の内容…… /『あしもとの花』『雷(イナヅマ)を視た。』『キャリーバッグ』…雷に関する不思議な話。 /「ちぐはぐな二人」「嘘……でしょ……」…ショートショート。日常のヒトコマの話。 /『黒雪』…近未来。〈ヴァンパイア〉と呼ばれる奇形の存在と、ヒトガタ狩猟動物が生み出される。そして、ヒトガタ狩猟動物である黒雪は朱雨という青年と出会い、自分の宿命を見定めることになる。 ※本作は滋賀千怒の個人誌作品の電子書籍版となります。 -
バツイチオヤジ達の黄昏と夜明け ──生きづらい時代を楽しく生き抜く
人生は、いつからでもやり直せる ──喜楽に生きろ! 離婚を機に自由を手にしたJOEと、対照的な性格を持つ親友KEN。 アラフィフとなった二人は、恋愛、友情、仕事に向き合いながら、生きづらさを増す時代をどう楽しく生き抜くかを模索していく。 夜の街での出会い、男同士の友情、団塊ジュニア世代ならではの焦燥感。 さらにコロナ禍による停滞や不安を経て、JOEの人生観は大きく変わっていく。 遊びや刺激を追い求めていた日々から、本当の自由とは何か、人生のパートナーとは何か、仕事のやりがいや社会との関わりとは何かを見つめ直し、やがてその関心は街づくりやアート、社会貢献へと広がっていく。 これは単なる中年恋愛小説ではない。 昭和・平成・令和を生き抜いてきた男たちの再生と成熟、そして時代への違和感を抱えながらも前へ進もうとする姿を描いた物語である。 不器用でも真面目に生きてきた人の胸に、きっと何かが残る一冊だ。 -
小説 名探偵コナン 名探偵の記録者
『名探偵コナン』完全オリジナル小説! 劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』脚本家にして 本格ミステリの名手・大倉崇裕による書き下ろし長編! 高校生探偵・工藤新一の密着取材を企画した、帝丹中学新聞部の御手洗秀佳(みたらい・ひでか)。名探偵の活躍を記事にすることが目的だったが、なぜか江戸川コナンという不思議な少年を含む少年探偵団を取材することに。ともに米花美術館を訪れると、爆発事件が発生。それは数年前に世間を騒がせた未解決事件へとつながる、連続爆破事件の幕開けだった――。 -
生き神を拉致監禁する際の留意規則
彼女から目をはなさないでください。 『そのちにはときおり、いきがみがでる。 そは しなず。つらぬき、くだき、のむ。 みつめ、こたえ、あがめまつって、ねむりをまつべし。 ――――日本、山陰地方某村の伝』 米国の郊外にある都市、デケーロープ。 その地に根ざす反社会集団が、いつものように起こした誘拐事件。 彼らにとっては、いつものことであった。 けれども、その夜は普段とは違うことが一点、生じていた。 彼らが誘拐した少女。 黒髪の美しいその少女は「破れば死ぬ規則」を人々に科す「生き神」であった。 みつめて こたえて ぶたないで 朝が来るまで。どうか、彼女から目をはなさないでください。 -
センパイを殺したいので女装する
YOASOBI「KILLA」原作小説! 「あなたに愛されるために、僕は美少女になる」 高校二年生の「俺」が恋をしているのは、一学年上の文芸部のセンパイ・園村光子。美しく、奇妙で、女しか愛せない彼女はある日、「高校を卒業する日に死ぬ」と告げる。家の借金の代償として、地元を支配する極道の家へ嫁がされるからだ。しかも、どうせ死ぬなら〈理想の美少女〉に殺されたいという。ならば――男の俺が、その少女になればいい。好きな人の願いを叶えるため、好きな人に愛されるため、少年は、彼女の理想へと近づいていく。 危険で可笑しく切実な青春小説。 【YOASOBIメッセージ】 YOASOBI composer Ayase ぶっ飛んだアイディアでありつつ整合性の取れた設定がとても面白いと思い、この曲を聴くことで小説を読んでみたくなる構成にしてみました。音作りに関しても、改めて"小説を音楽にする"ということの原点に立ち返り、小説の世界観をより立体的に感じてもらうため、原作のダークな世界観を踏襲しつつ、キャッチーでありつつ奇天烈なチャレンジを盛り込みました。 YOASOBI vocal ikura 少年の想いは、恋でもあり、信仰でもあり、生きる理由でもあって。対して、センパイの主張する「美しく終わりたい」という願望と、ズレたまま噛み合って進んでいくストーリーに、これまでの物語と違う手触りを感じました。狂気と切実さ、そのどちらをも掬い上げて、歌声で表現したいと思いました。「小説を音楽にするユニット」としての真骨頂を問われる時だと、背筋が伸びる思いです。 【著者メッセージ】 『センパイを殺したいので女装する』は、私の好きな「ファム・ファタールとそれに狂わされる者」を、大好きな谷崎潤一郎の文学や近現代文学の雰囲気を踏襲しつつ、現代感をプラスして、私なりに表現した一作です。YOASOBI様の素晴らしい曲と共に、是非このセンパイという甘い泥沼に嵌ってもらえたらいいなと思っています。 【YOASOBI小説】 「『はじめての』文芸部」発、YOASOBI小説最新作! 本書は、水鈴社と株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが2022年9月に創設した、次世代の文芸界を担う作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」から誕生した作家、魔猫(まびょう)よあさんによるデビュー作。 『はじめての』文芸部は、4名の直木賞作家(島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さん)が“小説を音楽にするユニット”YOASOBIとコラボレーションし、小説(『はじめての』)や楽曲(「ミスター」「好きだ」「海のまにまに」「セブンティーン」)、朗読劇など、さまざまなジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげた「はじめての」プロジェクトの一環として創設したもの。プロ・アマその他の経歴を問わず、エンタテインメント小説の担い手を募集したところ、634作品の応募が寄せられ、作品と面接による選考を経て4名が部員に決定。その中の一人が、本書の著者、魔猫さんです。 この物語をもとにYOASOBIが新たな楽曲を生み出しました。そのタイトルは「KILLA」。 2026年10月1日に結成7周年を迎えるYOASOBIが、”小説を音楽にする”という原点に立ち返り小説の世界観を立体的に感じられる構成に仕上げたこの楽曲は、年内のリリースが決定しました。 『はじめての』プロジェクト https://www.suirinsha.co.jp/books/detail/1 【著者紹介】 魔猫よあ まびょう・よあ 2000年9月生まれ。「『はじめての』文芸部」部員。「特別で奇妙な関係のふたり」の物語が大好き。趣味は読書とゲーム。好きな食べ物はチョコレートと羊肉。別名義でゲームシナリオの執筆も行っている。好きな作家は谷崎潤一郎と江戸川乱歩。魅力的なキャラクターを描くため、日々色んな物語を吸収中。 -
中華食堂ひばり亭
クリニック勤務の小松原菜々子は、今日のランチに悩んでいた。結婚を考えている彼との将来のため、毎日地道に自炊して節約してきたのに、作ったお弁当を家に忘れてきてしまったのだ。谷中の路地まで辿り着いた菜々子が選んだのは、老姉妹の春美と雪子が営む町中華「ひばり亭」だった。ひょんなことから怪我をした雪子の代わりに、菜々子はここでアルバイトをすることとなり……。ふわふわのチャーハン、焼き目の香ばしい餃子、サクサクまろやかなカツカレー、関西風の天津飯に隠された秘密とは――。人生に迷っても「ひばり亭」の美味しいご飯が前を向かせてくれる。お腹も心も温まる、美味しい人情物語。 -
イクサヒメ 明治横浜甲冑剣劇
第18回角川春樹小説賞受賞受賞作 エンターテインメントとしての盛り上がりも充分で、女主人公の設定などに目新しさもあった――北方謙三 歴史上の人物をからめて、よくこれだけの物語を構築させたと感心した。格闘シーンの描写は特に秀逸――今野敏 完成度が高い。自分の作品と一番傾向が似ている――今村翔吾 登場する武闘家たちの超人像が面白い――角川春樹 私が貴方の刃となる 幼く気高き少年を守る、新時代のヴァルキリー、誕生! 明治を迎えた日本。その横浜で興隆を極める英国屈指の貿易商・フェアファクスが、彼が日本人女性に産ませた子・禄郎を己の後継者に指名して、半年前に病死した。ただし、ひとつだけ条件を付けて――。 一方、会津・娘子隊の生き残り、中野竹子は死にそびれた身を呪いながら、己の天稟である薙刀の才をどこかで活かせないかと、新時代を見苦しくもがいていた。 そんな禄郎と竹子が、会津の仇・板垣退助を通じて出会った時、運命の歯車が回り始める――! フェアファクスが課した条件・後継者の座を賭けた決闘、甲冑撃剣。それぞれの後継者候補は、名代を立てて戦うことが認められている。竹子は禄郎の刃として、英国・日本の思惑に翻弄されながらも、幼き主君の気高き願いを叶えるため、戦い抜く! -
星をさがしに 映画『汝、星のごとく』公式ビジュアルブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの島、あの海、あの人を見つめていたまなざし。 過ぎ去ってしまった時間は、写真の中で、まだ光っている──。 写真家・末長真が撮り下ろした美しい写真と、原作者・凪良ゆうの文章が響き合う、“一番星”のようなビジュアルブックが誕生しました。 横浜流星・広瀬すずW主演の映画『汝、星のごとく』。瀬戸内の島で出会い、惹かれ合いながら、それぞれの人生を選びとっていく櫂と暁海。そのそばには、いつも海があり、空があり、移ろいゆく光がありました。その光の中にいた彼らの一瞬一瞬が、ページをめくるたびによみがえります。 本書には、撮影現場で捉えた、横浜流星、広瀬すず、豪華キャストたちの姿を収録。まなざし、指先、言葉を発する前の表情。スクリーンでは通り過ぎていく一瞬一瞬が、写真の中に静かに息づいています。 そこに寄り添うのは、原作者・凪良ゆうの文章。写真と言葉が重なることで、二人が愛した時間、選ばなければならなかった道、そして胸の奥に残り続ける感情が静かに輪郭を帯びていきます。 さらに、本書だからこそ実現したスペシャルコンテンツも充実。横浜流星×広瀬すずの特別対談では、ともに物語を生きた二人が、撮影の日々や互いへの思い、作品への愛を語ります。そして、この美しくも切ない世界をスクリーンに立ち上げた藤井道人監督のインタビューも収録。 登場人物たちの人生をひもとく人物紹介、細部にまで物語が息づく美術紹介、撮影の舞台となった風景を実際にたどることのできるロケ地&観光マップ、そしてカメラの外側の表情や時間を閉じ込めたメイキングまで。 櫂と暁海がどんな思いでこの物語を生きたのか。あの美しい景色は、どのように生まれたのか。『汝、星のごとく』のもうひとつの物語に出会える、特別な企画を詰め込みました。 映画を観る前にも、観たあとにも。 遠く離れても見失わない“夕星(ゆうづつ)”のように、二人の愛のゆく末をいつまでも手元に置いておける一冊です。 ◆内容 イントロダクション 潮騒 横浜流星×広瀬すず 対談 波蝕/海淵 夕凪 監督 藤井道人 インタビュー 『汝、星のごとく』ロケ地&観光マップ 美術紹介 登場人物紹介 メイキング ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
死んだ山田と教室
【本屋大賞2025ノミネート!】 青春と教室に囚われ続けている身に、なんて突き刺さる一冊。傑作です。ーー辻村深月 自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。ーー金原ひとみ 【第65回メフィスト賞】 【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】 【第11回山中賞受賞】 【未来屋小説大賞第2位】 【王様のブランチBOOK大賞2024受賞】 二度と戻らない青春時代。 教室に響く声は生の証。 夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。 歴代メフィスト賞受賞者推薦コメント 死んでも終わらない山田の青春に、ぼくらは笑い、驚き、泣く。 (第21回受賞)佐藤友哉 くだらないのに楽しい。けれど、ほろ苦くて切ない。青春とは、山田である!! (第49回受賞)風森章羽 最強を最強と言い切れる山田こそが最強で最高。 (第53回受賞)柾木政宗 こんな角度の切り口があったのかと驚かされ、こんな結末まであるのかと震えた! (第59回受賞)砥上裕將 自分には経験がないはずの男子校での日々が、妙な生々しさで蘇ってきました。 (第61回受賞)真下みこと ダサくて、眩しくて、切なくて。青春の全てと感動のラストに、大満足の一作。 (第62回受賞)五十嵐律人 校舎に忘れてきた繊細な感情を拾い上げてくれるような物語でした。 (第63回受賞)潮谷 験 -
プラチナハーケン1980【電子特典付き】
二宮和也主演ドラマ「ブラックペアン」シリーズの前日譚! 『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』、そしてその後の「桜宮サーガ」のすべてはここから始まった! 昭和の終わりの足音が聞こえる中、東城大学医学部総合外科の佐伯教授は、若きヒラ医局員・渡海征司郎を大抜擢した。周囲の医局員の反感を買いながらも次々に高度な手術を成功させる渡海。やがてオランダの国際学会に教授の代理として送り出され、その地で新たな因縁と巡り会う。これまで父のように佐伯を慕ってきた渡海だったが、ある患者のカルテの不審を抱き、佐伯外科の深い闇へ足を踏み入れていく……。 彼はなぜ「オペ室の悪魔」と呼ばれるに至ったか? 『チーム・バチスタの栄光』につながる海堂ミステリーの原点にして、メディカル・エンターテインメントの最高到達点! -
失恋レストラン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好きな人に選ばれなかった夜も、推しの熱愛を知った朝も、大切な人を失ったあとも、お腹は空いてしまう。 鎌倉・由比ガ浜を臨む国道134号沿いにある、小さなレストラン『凪』。 湘南の食材を使った料理が並ぶこの店には、なぜか恋に傷ついた人たちがやってくる。 ずっと応援してきた推しの熱愛報道に、食事も喉を通らなくなった高校生。 親友に好きな人を奪われ、忘れるために鎌倉へやってきた大学生。 好きな人の幸せを願いながら、自分の恋だけは叶わないと知っている会社員。 そして、長年連れ添った夫を亡くし、ひとり分の食事を作ることになった女性。 年齢も、相手も、恋のかたちも違う。 それでも、「好きだった人がもう自分の隣にはいない」という痛みは、誰にとっても簡単に消せるものではない。そんな彼らの前に運ばれてくるのは…… プロローグ みかん味のしらすサラダ 第一話 片思いとオムライス 第二話 メンチカツは半分こ 第三話 ナポリタンは僕に似ていて 第四話 ひとりぼっちのビーフカレー 第五話 いちばん食べたいモンブランは 第六話 愛をこねたハンバーグ エピローグ 特別なキャベツサラダ 失恋そのものをなかったことにはできなくても、おいしいものをひと口食べれば、止まっていた心がほんの少しだけ動きはじめる。 忘れられなくてもいい。 きれいに立ち直れなくてもいい。 愛した人に愛されない苦しみを抱えながら、それでも人はお腹が空き、誰かの料理を「おいしい」と感じ、もう一度幸せになりたいと思ってしまう。 泣いたあと、きっと温かいものが食べたくなる。 鎌倉の海辺のレストランを舞台に描く、恋を失ったすべての人に贈る失恋物語。 -
学歴のすべて
ヒトは学歴に狂うのではない。なれたかもしれない自分に狂うのだ。」 ──読書猿 「この作品に心震える人と、夜を明かしたい。だが、そんな友など居ないことを再確認した。 西村賢太の再来にして、正統なる後継。」 ──古谷経衡 人はなぜ学歴にとらわれ、壊れるのか? 大ヒット作『学歴狂の詩』の著者が描く、 学歴をめぐる痛切なアウトロー文学! 「学歴は無意味」と繰り返す父と、学歴を望む母のあいだで育ち、自らの将来像を「医者か弁護士」と設定する「私」。学歴を得て「すごい人」になれば、他者から自然に承認されるという幻想を抱きながら、受験勉強に没頭していった末に彼を待っていたものは……。 同級生への冷笑、テレビ的「笑い」への嫌悪、建前を使いこなす学校社会への洞察、クラスの女生徒への一方的な性的妄想、自殺へのアンビバレンツな思い。「学歴」という社会的指標を軸に、青年期の欲望の構造を徹底的に解剖する、あまりにもイタい「青春」小説! “出版されてからもう何年も経っていたが、中学生のころに学校中で『完全自殺マニュアル』が流行して、周りのみんなが買ったり回し読みしたりしていて、死ぬ方法について詳しいのが「スタイリッシュ」だという風潮になっていた。しかし私はといえばまったく死ぬつもりなどなく、将来は確実に医者か弁護士になるのだと考えて受験勉強に励んでいた。”(本文より) -
岐山の女
第一生命の「トップセールス」は、なぜ19億円もの巨額詐欺に手を染めたのか。 ベストセラー『対馬の海に沈む』著者が描く迫真のノンフィクション。 物語は、被害者宅に送られてきた「枝豆」から始まる。 2年に及ぶ取材から見えてきた「女の一生」とは――。 圧倒的な読後感に誰もが心を揺さぶられる! 大手生保でトップクラスの営業実績を挙げる一方、顧客から巨額のカネを騙し取り、89歳で刑事告発された生保レディ。動機を語らないまま、人知れず鬼籍に入った彼女の半生を気鋭のノンフィクション作家が追う。現地で著者を待ち受けていたのが「生保と地銀の闇」、そして地域社会の濃密な権力構造だった。有力地銀・山口銀行の権力者にくい込み、第一生命の金看板をバックに、地元フィクサーのインナーサークルに入り込む……。「伝説の生保レディ」の絶頂と転落を徹底的な取材で描く。 プルデンシャル生命やソニー生命など、その後もたびたび社会問題となる「生保の闇」の実態を解き明かす。 【本書の目次】 序章 枝豆 第一章 裏切り 第二章 未亡人 第三章 山口銀行 第四章 出世欲 第五章 黒神 第六章 綻び 第七章 第一生命 第八章 神足 第九章 踏み倒し 終章 先生 -
文藝 2026年冬季号
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【特集1】第63回文藝賞発表【特集2】「演じる身体、なりきれない身体」ピンク地底人3号、赤坂真理、青柳いづみ他【対談】西川美和×土門蘭「戦争を描く私たち」【創作】福田節郎、しじまむらさき 【特集 第63回文藝賞発表】 受賞作 唐川らい「いっしょに老衰しようね」 受賞作 山岡桜寿「つづけて生きてられません」 受賞の言葉 唐川らい・山岡桜寿 選評 小川哲・金原ひとみ・町屋良平・村田沙耶香 予選通過作発表 受賞記念対談 金原ひとみ×唐川らい「『君』に会うために、言葉をデコり尽くす」 受賞記念対談 町屋良平×山岡桜寿「細部に記憶が宿る、奇妙な日常と悟りの予感」 第64回文藝賞応募規定 【特別対談】西川美和×土門蘭「戦争を描く私たち」 【特集 演じる身体、なりきれない身体】 ◎短篇 ピンク地底人3号「ひかるとあかり」 松田いりの「寿司男」 升味加耀「柔面皮」 ◎鼎談 岡田利規×いとうせいこう×安田登「間を読む身体、役者という器」 ◎論考 木下千花「『国宝』とホモソーシャリティ」 赤坂真理「生まれ、死に、よみがえる劇」 ◎エッセイ 桜庭一樹「模倣から始まらない創作なんて本当にあるのかな?」 青柳いづみ「わたしの身体はだれのもの?」 蝉谷めぐ実「役名・小説家」 岡田彩夢「皮」 【創作】 福田節郎「私は寝落ちするまで」 しじまむらさき「ニュートリリオンホール内きっずみる」 才谷景「聖異物」 【新連載】 絲山秋子「階段から落ちてよかった」 【連載】 往復書簡 星野智幸×シン・ミナ「地球から半歩」【最終回】キム・ソキ、清水知佐子 訳 北村薫「日もすがら、夢みつつ……」【第3回】 円城塔「ホモ・ネクロ」【最終回】 いとうせいこう「難民移民モノローグ」【モノローグ7】 岸政彦「犬は人生」【第7回】 岸本佐知子「尻 on fire 日記」【第7回】 柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」【第10回】 文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で 幽霊と共に」2026年6月~2026年8月 山本貴光「文芸的事象クロニクル」2026年6月~2026年8月 【書評】 朝吹真理子『ゆめ』【評】宇佐見りん 水上文『たったひとり、私だけの部屋で』【評】プーヤン・フェイ(フーウェイ) ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳『はいつくばって』【評】小泉綾子 パク・ワンソ 斎藤真理子訳『親切な福姫さん』【評】小林エリカ 著者一覧 次号予告・編集後記 -
「しんがり」の意地 ドラフト最下位指名からの下剋上
プロ野球のドラフト会議で、各球団の「最後」に名前を呼ばれた男たち。本書は、期待値もチャンスも最下位というどん底の評価から這い上がり、名を残した「しんがり」選手たちを描いたノンフィクション。厳しい生存競争の中で、彼らがいかに己を磨き、運命を切り拓いたのか。その知られざるドラマと入団エピソードに迫る。さらに、現役スカウトが明かす「しんがり」指名の狙いや獲得戦略も必読。評価はいくらでも覆せる。男たちの逆転劇を読む1冊。 収録選手:小林至(91年・ロッテ8位)/田畑一也(91年・ダイエー10位)/鶴岡慎也(02年・日本ハム8巡)/平石洋介(04年・楽天7巡)/佐野恵太(16年・DeNA9位)/山本祐大(17年・DeNA9位)/愛敬尚史(楽天・スカウト) -
チタン
講義中、後ろの席からちょっかいを出してくる男がいる。その男に強引にバイク部のマネージャーにされてしまった。彼の苗字は小学生の時に百合を苛めていた年上の女の子と同じである。彼女にはきょうだいが沢山いたけど百合と同い年のきょうだいはいなかった。だけど雰囲気がよく似ている。 ※本作は善文杏南の個人誌作品の電子書籍版となります。【48ページ】 -
さばえ近松文学賞 ~恋話(KOIBANA)2026~
福井県鯖江市の「近松の里づくり事業推進会議」が主宰する『さばえ近松文学賞』2026年度版。 復活しました。 鯖江で幼少期を過ごした、世界に誇る文豪「近松門左衛門」が生まれてから360年の節目である2013年度からスタートしました。 「さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)2026~」として「近松の里・鯖江市」が恋にまつわる短編小説を全国から募集した受賞作品を掲載した電子書籍です。 小説家の藤岡陽子氏が特別審査員を務めています。 ◆【近松賞】 「こぬか虫送りの夜」飯田 まり ◆【優秀賞】 「さばえ、鯖江」申渡 経砂 「春の坂道」尾藤 克之 ◆【佳 作】 「初恋は君の嘘」渥美 楓花 「片側の想いで」今村 亜紀 「失恋前夜」濱田 敦子 -
一筆書きの星
誰かに 救われた誰かは、 また別の誰かを救っている それはまるで 一筆書きで 星を描くように、 順番に―― 〈珈琲店タレーランの事件簿〉シリーズの著者が贈る どこにでもいる“普通”の家族の 30年にわたる物語(ルビ:ミステリー) 船乗りの父と家族を守る母、三人の子どもたち。 それぞれが直面する問題を家族の誰かが解決し、そして―― 第一話 進水の日 憧れだった船乗りの父が船を降り、転属する決断をした。転校が決まった航輝の不用意な一言に憤慨する親友の取った、不可解な行動の意味とは? 第二話 手の中の果実 突然不登校になった小学生の息子・櫂。原因がわからず不安を募らせた雅春は、葡萄農家である妻の実家に櫂と二人で滞在することを提案し――。 第三話 絵本カフェおひさま 絵本カフェでバイトすることになった高校生の莉央は、以前から店に置いてあった絵本が、ある日、人知れず新品に交換されていたことに気付く。 第四話 一人称の流れ星 隣近所の家の中三の息子が、理由も語らず突如進学しないと言い出した。相談を受けた早苗は、息子の櫂に事情を聞いていないか尋ねるが……。 第五話 一筆書きの星 自分が人と違うのは兄姉と父親が違うからではないかと悩む櫂は、真相を確かめるため、姉の莉央が一人暮らしをする東京へ行くことを決めた。 【著者について】 岡崎琢磨 1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社)で2012年にデビュー。同書は2013年、第1回京都本大賞に選ばれた。同シリーズの他、著書に『夏を取り戻す』(東京創元社)、『紅招館が血に染まるとき The last six days』(双葉社)、『鏡の国』(PHP研究所)、『HIPS 機械仕掛けの箱舟』(光文社)などがある。 -
奇談師 大槻ケンヂ自選短編集
筋肉少女帯でのデビュー以来、音楽と執筆の双方で各界のクリエイターに多大な影響を与え、ファンに愛され続ける、奇才・大槻ケンヂ。2026年に還暦を迎えたことを記念して、自ら選りすぐった短編を収録した傑作選が登場。青春、幻想、ユーモア、猟奇、恐怖、そして恋。唯一無二の世界観を彩る要素がいっぱいに詰まったオーケン小説のベストアルバムが刊行されます。1990年『リンウッド・テラスの心霊フィルム』から2025年『小説集 筋肉少女帯小説化計画』まで、35年間に刊行された書籍の中から、オーケン自ら選りすぐった20篇以上を500ページ超の特大ボリュームで収録。夢中になって読んでいたあの頃の思い出が蘇ります。全収録作品を、執筆当時を振り返りながら大槻ケンヂ自ら解説する3万字に及ぶエッセイ「自選短編オモイデ帳」を新規き書き下ろしで収録。何年でもずっと持っていたい、そんな本をぜひご自宅に! ※本電子書籍は電子書籍化にあたり、紙書籍版のレイアウトを一部変更しております。あらかじめご了承ください。
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