作品一覧

  • 偽令嬢の訳ありオークションカタログ エメラルドは出会いを導く
    3.5
    1巻748円 (税込)
    母の形見の行方を追う孤独な少女・アイレは、 手がかりを求め、差出人不明の招待状を携えて仮面オークション会場に足を踏み入れる。 絵画、宝石、アンティーク…。様々な品の売り立て(セール)が進行する中、 アイレは特殊な審美眼で、商品の中に贋作が紛れ込んでいることを見破る。 これをきっかけに、オークションを運営する侯爵家の若き当主・バルトルートに才能を見出され、 物腰柔らかな第五王子・フェリクス、ムードメーカーの男爵家次男・ジョシュアとともに、 オークショングループ<ハウス>の一員として、彼らの仕事を手伝うことに! 最初は上から目線のバルトルートが気に入らないアイレ。 しかし他人に上手く頼ることができない自分の性格を見抜き、 不器用ながらも手を差し伸べてくれるバルトルートに、徐々に心を開いていく。 しかし同時に、異常なまでに物の真贋に固執するバルトルートに違和感を覚える。 どうやらその理由は、彼がオークションを主催しているわけにも深く関わっているようで…?
  • 忘れたい記憶、消します
    3.0
    《第5回富士見ノベル大賞受賞作!》  記憶を抜く手を持つ少女と忘れたい記憶を抱える人々の、泣ける感動ストーリー! ■あらすじ  大学四年生の才宮かえでの手には「触れた人の記憶を抜く力」がある。けれど、力を制御できないかえでは、人と関わることを避け、バイトも就活も失敗ばかりだった。  ある時、かえでは駅のホームで一人のOLと出会う。パワハラで心身を疲弊させていた彼女のため、自分の能力で記憶を抜いたかえで。しかし、その様子をかつての年上の幼馴染、神代蒼に見られていた。  六年ぶりに再会した蒼にはかえでの記憶がない。それはかえでが抜いてしまったから。けれど彼女の能力と現状を知った蒼は、人の記憶を抜く仕事を提案して……? ■登場人物 〇才宮かえで(さいみやかえで)  大学四年生。就活中。「触れると人の記憶を抜く」能力を持つ。人付き合いが苦手。 〇神代蒼(かみしろそう)  二十六歳、社会人。かえでの幼馴染だが、かえでに関する記憶を失っている。

ユーザーレビュー

  • 偽令嬢の訳ありオークションカタログ エメラルドは出会いを導く

    Posted by ブクログ

    まさか盗賊団に居たのが真贋を見分ける力があるアレイとは
    お母さんの遺品を探しながら郵便してたらハウスの一員になるなんてね
    まさか最初の巻で見つかるのかと思ったけどやっぱりそうはいかないよね
    次の贋作やアイレの探してる指輪が早く見つかると良いのとバルトの想いがどう動くか実物だな

    0
    2025年03月26日
  • 忘れたい記憶、消します

    Posted by ブクログ

    あなたには忘れたい記憶がありますか。
    私にはあります。
    この本は、小指を絡めると記憶が抜ける能力を持った主人公のお話。主人公は昔意図せず記憶を抜いてしまってトラウマになっていたが、ひょんなことから記憶を抜いた幼馴染と記憶を抜くお仕事をすることに…その異能力を通して新たなストーリーが始まるのだった

    0
    2025年11月17日
  • 偽令嬢の訳ありオークションカタログ エメラルドは出会いを導く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の印象と実際のキャラの性格がちょっと違った。
    アイレはもっとクールかなと思っていたら、やんちゃさんだったし、バルトはオークショニアとしては優秀なんだけど、喋らせると「10代の少年か!」みたいな口喧嘩をするので。
    個人的には腹黒さが最初から垣間見得たフェリクスと、逆に裏のないジョシュアの方が好感持てたかもしれない。
    ジョシュアは報われないですけどね……つくづくタイミングの悪い男である。

    バルトの件は一つ解決したものの、アイレの件は結局何も解決しないまま終わってしまったので、もやっと感が残ってしまった。
    指輪のことは?母親のことは?そもそもアイレの目の件は?血筋のせいなのかな?とか何も分から

    0
    2024年09月26日

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