無料作品一覧
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-愛する祖国が隣国ラインラント王国に狙われている、と聞いたサン・ミッシェル王国の第2王女アリアンヌ。 彼女はその首謀者を探すため、求婚者である隣国の皇太子エチエンヌの招待を受け彼の国を訪れた。 “愚かな王女”を演じ情報を集めようとするが、まっすぐな瞳で優しく接してくれる彼の前では思うように演技ができなくて・・・。
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-出会ったばかりの男性と、酔った勢いでうっかり“婚約”してしまい、後悔中のベリーダンサー・フィリッパ。 「次に会ったら、きちんと話し合わなくちゃ!」。 しかし、彼女の前に思いがけない人物現れた・・・! 「君か。僕の甥と婚約したと言う女性は」。 若くセクシーなその男性は、婚約者の叔父、ジェームス・ハバフォード伯爵。 甥が“場末のダンサー”と婚約したという醜聞を隠すため、フィリッパを邸に連れ帰ろうとする。 ――なんて人!伯爵だからって人を馬鹿にして!―― 反発するフィリッパだが、彼の魅力には抗いがたく・・・!?
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-サン・ミッシェル王国の第3王女マリ=クレールは、かつて貴族の御曹司セバスチャンと出会い、確信した。 彼こそ私のかけがいのない恋人・・・。 そして5年後、とうとうセバスチャンから愛を告げられるが、父である国王の死が二人の運命を狂わせる。 セバスチャンが王位継承者かもしれない? ということは私と彼は異母兄妹!?
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-「君を助けたい。僕にできることはないだろうか?」すべてを失い、プロミスの町の教会に流れついたエイミーは、牧師ウェイドのかぎりなく力づよく、やさしい声で目を覚ました。彼の瞳を見ていると、何もかもうまくいく気がしてくる。「奇跡をひとつかふたつ、くださいます? 住むところと仕事と、私の赤ちゃんの父親が欲しいんです」するとウェイドはこのうえなくセクシーな微笑みを浮かべて答えた。「かなり頑張らなくてはいけないが、不可能なものはない」
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-4か月前見知らぬ女性を車に乗せたまま、アリーの夫は交通事故で亡くなった。そして今、同乗していた女性の身元が判明した。イタリアの著名な公爵の夫人だという。いまだ心の整理のつかないアリーは、残された彼女の夫に会って、悲しみを分かちあいたいという思いでローマに飛んだ…。ところが、公爵の屋敷では武装した警備員に門前払いをされたうえ、深夜ジーノという危険な香りのする男に拉致され留置場に押し込められた。いったいこれはどういうことなの!?
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-ロンドンで働くテイは、女友達と贅沢なアパートに住んでいた。でも友達が何も告げずに出ていき、家賃を払うため急遽ルームメイトを募集することに。やって来たのはハンサムだけれど無愛想な男性、マグナスだった。応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活が始まるが、彼は画家という以外自分のことは何ひとつ明かさないくせに、テイのデート相手を詮索して冷ややかなまなざしを向けてくる。どうやら、リッチな御曹司ばかりを狙っていると思われているようで…!?
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-大学院生のシャノンのアルバイト先に、突然アロビティア国の女官と伯爵が訪ねてきた。シャノンがイリアナ王女にそっくりなので替え玉役になってほしい、というのだ。多額の報酬と冒険心から行方不明の王女役をひき受けたシャノンだが、ほどなく舞踏会という試練が…。ナボタビアの皇太子マルコが結婚を前提にして会いにきたのだ。正体がばれたら大変。身の縮む思いのシャノンに向かって、マルコは「君が異性関係にだらしないという噂は本当か」と問いただしたのだ!?
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-大手企業に勤めるカサンドラは同僚のアランと婚約中。そんな二人を社長のラングが自宅に呼び出した。アランには緊急の出張を、カサンドラには彼が留守の間、自分と過ごすことを持ちかける。そして不安がる彼女をよそにアランは旅立ってしまった!! ”言うとおりにしないとアランはクビだ”、危険な2日間が始まった・・・。
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-「この2年間どこへ行っていたんだ!君は僕の妻なのに!」ホテル王フリンは、一目見るなりアニーを抱きしめた。彼に全く見覚えはなく、戸惑うアニー。この男性が私の夫――!?確かに私は、2年前両親を飛行機事故で亡くしたショックで、2か月間の記憶を失くしてしまった過去があるけれど、まさかその時結婚していたなんて……!?でも、彼の瞳に見つめられて高鳴るこの胸のときめきは、炎のように熱くなるこの体は、紛れもない事実なの――!
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-8ヶ月前に婚約したゾーイとロス。互いの両親に挨拶にいく旅の途中で、二人は事故に巻き込まれた。ゾーイが意識を取り戻すとそこにロスの姿はなく・・・。別の病院に搬送されたと聞いたゾーイは退院するや、急ぎ彼のもとへ向かう。が、ロスは婚約者について何も覚えてなく、彼の両親に追い返されてしまい・・・!?
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-画家のリズは同棲していた恋人と別れ、傷心のままイタリアを訪れた。丘の中腹のロマンチックな家で、地中海を眺めて絵を描く日々。十分楽しいが、人恋しい夜もある。金箔を施した天蓋つきの大きなベッドが、その寂しさを募らせる・・・。ところがある晩ふと目が覚めると、隣に裸の見知らぬ男性が!彼はいったい・・・。
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-「彼に復讐したいの。お願い、フラン、手伝って!」その男はとんでもないろくでなしで、手当たりしだいにバージンを奪い、夢中にさせては捨て去るのだという。幼なじみの親友ロージーを立ち直らせるために、フランは承知した。男の名前はサム・ロックハート。有能かつやり手の著作権代理人で、私生活やその素顔は謎に包まれていた。フランは自分の全キャリアを賭けサム・ロックハートに近づいた。実際、彼はあまりに魅力的で、彼女もまた・・・!?
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-秘書のアリスの上司として、新社長ルカが就任した。プレイボーイと評判のルカに対し、戸惑いを隠せないアリス・・・。そう、彼女は以前から、ルカへの恋心を胸に秘めていたのだから――。――本気になってはダメ!今の私には、彼を愛する“資格”などないのよ・・・――よき部下に徹しようとするけど、ルカの意外な一面を知り、胸は高鳴るばかりで!?
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-人気歌手のセリーナは新聞記事を見て言葉を失った。“旅客機墜落、全員死亡”そこには3年前に離別した大富豪の夫アシュレイの死が報じられていた。愛と傷心の狭間で苦しんだ結婚生活。思い出に涙を拭い、ステージに立つセリーナ。だが、客席には彼の姿が!激しく動揺する彼女に、彼は残酷な取り引きを迫った。
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-父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。だが、期待は見事に裏切られた。一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。「君と結婚したい」と。
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-わずかな従者を連れて旅の道を急ぐ姫君が、賊に襲われた。姫君の窮地を救った男達と共に、彼らの城ピャンピオン城へと旅立つ。城主とその六人の息子達、まるで狼のような彼らと生活を始める姫君。 ある日、長兄のダンスタンが久しぶりに帰城する。彼に他の六人には感じなかったときめきを覚えるが・・・。
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-仕事へ向かう途中で、アンジーは目の前の看板広告を見て唖然とした。そこに写る巨大な顔写真は紛れもなく自分なのだ! しかも“恋人募集! セクシーエンジェル”と書いてある。いったいなぜ? 動揺しつつもそのまま商談の場へと向かったが、相手の不動産王ヒューゴ・ブライトは「ところでアンジーというのは“エンジェル”の短縮形かな?」と聞いた。広告を見たのね! 頬を染めた彼女にさらに彼は追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか? 僕のエンジェル」
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-ギリシアの大富豪の婚約記事を目にしたテサは、衝動にかられるまま南米から地球の裏側のエーゲ海までやって来た。記事の写真を見たときは驚いた。そこには彼女の命の恩人、死んだと思っていたスタヴロスが写っていたのだから! 彼に会って、4年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。しかし再会したスタヴロスは別人のように冷酷だった。「テサは4年前に死んだ。君が何者かわかるまで屋敷から出るな」それって軟禁!? テサはかまわず出ていこうとするが…。
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-ミランダが派遣されたのは、英国でもっとも理想的な結婚相手ともてはやされるレイフ・ナイトンが社長を務める大企業。ゴシップ紙の常連で、ハンサムで魅力的なことしか取り柄のない男! 堅実に生きてきたミランダにとって、レイフは交わることのない別世界の住人だった。そう、彼から特別業務を命じられるまでは…。「僕の花嫁を見つけるための舞踏会を開いてくれ」女性ならほうっておかないプレイボーイの彼が、どうしてわざわざ花嫁を探す必要があるの――!?
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-ピアニストのレクシーは、独り身の娘を恥じる両親の機嫌をとるため、クリスマスに恋人役を演じてくれる男性を探していた。目をつけたのはセクシーな科学者たちを載せたカレンダー。レクシーは彼らの研究所を訪れるが、写真と現実のギャップに落胆する。が、12月のモデルを務めた研究チームのリーダー、スペンサー博士は写真と同じ…いや、それ以上に魅力的で、知的な黒い瞳をもつ男性だった。恋人役を頼むと彼は快くひき受けてくれたが、その裏には思惑があって――。
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-妹が働くオーストラリアの奥地にたどり着いたメレディスは、赤い砂埃が舞う広大な土地を前に唖然とした。妹はこんなところでも恋をして楽しく暮らしているのだろうか。料理や掃除が得意な私と正反対の妹。だけど妹には今すぐロンドンに戻ってもらわなくては。瀕死の男性が彼女のことを待っているのだから。しかし無愛想で不機嫌な妹の雇主ハルは契約途中での帰国を許すはずもなく、気がつくとメレディスは自分が代わりに牧場で働くと提案してしまい・・・。
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-クリスマスも間近というのに恋人もなく、仕事もクビになってしまったソフィー。職業紹介所で犬の散歩の仕事を紹介され、さっそく瀟洒な屋敷を訪れたが、呼び鈴には誰も応えない。なかから盛んに犬の鳴き声が聞こえるのを不審に思い、郵便受けをのぞくと床に男性が倒れている!ソフィーは慌てて窓から侵入し、気を失っている男性に人工呼吸を試みた。唇を重ねて息を吹き込むうちに、彼は不意に意識を取り戻して尋ねてきた。「どうして君は僕にキスをしてるんだい?」
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-今夜は大好きな父が遺したダコタハウスでのクリスマス・パーティー。だが、主催者のマデリンは憂鬱だった。亡き父の跡を継ぎ、いきなり新聞社の社主兼編集長になった彼女に周囲は冷たく、女と言うだけで色眼鏡で見る男たちもいて居心地が悪い。誰か私をここから連れだして! そのとき現れたカウボーイ姿の謎の男性にひと目で魅了され、マデリンは心も身体も許してしまうが…。翌朝、彼の姿は消え、カウボーイブーツだけが片方残されていた。
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-ケリーは友人のジュディにナニーとして雇われイタリアの別荘を訪れていた。ひとりで留守番をしていたある日、不審な男性に気づく。泥棒と思い問いただすと、ジュディの夫の友人でジャンニと名乗った。ジャンニはとてもセクシーで、いつしかケリーは彼に夢中になり、一夜をともにする。しかし数日後、その正体を知って驚いた。彼は“結婚したい男性ナンバー・ワン”と言われる伯爵だと言うのだ! 私はイタリア貴族にもてあそばれた…。ケリーは怒りに身を震わせた。
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-緊急救命室に勤務する看護師のポリーは、担当医ニコラスの不機嫌な態度に手を焼いていた。1日18時間も働き続ける彼を恐れて、看護師たちは近づこうともしなくなり、話しあいのためにポリーは彼の自宅を訪れた。そこで思いがけない事実を知った。ニコラスは妻子を失った事故のショックから立ち直れずに、ひたすら仕事に集中しているのだった。ポリーもまた過去に子供を亡くした心の傷を抱えていたが、ニコラスの妻子の命日に、とんでもない光景を目撃して…!?
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-ダイアンはお伽噺など信じていなかった。たとえ妹がヨーロッパの小国エルビアの王と結婚していても。だがある日、王の側近トーマスが彼女のもとを訪れ、すべては変わった。不実な夫に去られて傷ついていた彼女を、トーマスは「君には休暇が必要だ」と言って強引にエルビアへと連れていったのだ! 伯爵の称号をもつ美しい彼にエスコートされ、ダイアンはふと、お伽噺を信じてみたくなった。身分違いはわかっているわ。でも、この休暇の間だけでも彼と愛しあえたなら…。
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-マロリーは、結婚の約束までした恋人に騙され会社のお金をすべてもち逃げされた。だけど彼を忘れられず、多額の借金だけが残った。救いの手を差しのべてくれたのは、顧客のひとりトールだった。借金肩代わりの交換条件はトールとの結婚。仕方なく形だけの夫婦生活を送っていたある日、トールが突然スコットランド高地の古城を相続、そこに住むことになった。愛のない結婚生活に耐えかねたマロリーは、離婚を条件に彼にある提案をしたのだが…!!
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-婚活サイトの運営会社に勤めるダーニは、ライバル社のサイトの会員になりすまし、調査をするよう命じられた。仕事にうしろめたさを感じて、彼女は男性に誘われないようわざとさえない女性を演じていたのに、ある男性がデートを申し込んできた。彼の写真と誠実なコメントに心を奪われ、ダーニはデートに応じた。想像以上に彼は魅力的な男性だった。こんな誠実な人をだまそうとする自分が許せない!! 悩むダーニだが、実はその男性ブライスにも秘密があるのだった…!
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-30日間ベッドをともにすること・・・・・・。ピアニストのジリアンは脅迫されている父を救う為、ハンターの元を訪れる。 助手として父の研究室にいたハンターは、ジリアン初恋の相手でもあった。彼がそんなことをするはずないと信じるジリアン。しかしハンターは昔とは別人になっていた。 戸惑いと甘い官能の夜が幕を開ける・・・・・・!
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-アドリア海の美しい小国、モンロヴィア。王室所蔵の絵画を修復するためにアメリカから派遣されたスザーナは、宮殿での作業中、国王と会話する機会をもつ。裕福でハンサムな国王モーガンは、世の女性たちの憧れの的だ。住む世界の違う人間とは知りながら、スザーナはモーガンにときめく気持ちを抑えられず・・・!?
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-別れた夫とパーティで再会したクレア。夫の隣には、幸せそうな新妻の姿があった。 「彼らは私が得られなかった幸せを築こうとしている」 ショックで動揺を隠せなかったクレアを助けたのは、パーティで出会ったばかりの男性マックスだった。 容姿端麗なマックスの積極的なアプローチに困惑するも、クレアは友人として付き合い始める。しかし、マックスはクレアに秘密の『もう一つの顔』を持っていた!!彼がクレアに近づいたのは、ある目的を遂行するためだったのだ・・・!?
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-事故で婚約者を亡くし、自身も大ケガを負ったキャンディ。 二度と恋はしないと、転機をはかった新しい地イギリスで獣医クインに出会う。 過去に大きな傷を持つ者同士、心よせあうようになる二人。キャンディは彼から便宜上のプロポーズを受けるが、その優しさと真摯な態度に、徐々に惹かれていってしまう・・・・・・。 決して愛されることはないのに・・・。
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-彼がアルタリア次期国王のダニエル・コネリー!? がさつなアメリカ人と聞いていたのに、こんなに素敵でセクシーなんて・・・。宮中儀礼を教える為に渡米したエリンは、一緒に行動する内、彼に恋してしまう。身分違いな上に、エリンには彼を愛してはいけない理由がある。エリンは彼を陥れる命令を受けているのだ・・・!
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-村の患者たちのために休む暇もなく働く医師のジョアンナ。そんな彼女の助っ人として現れたのは大学時代クラスメートだったセブ。大富豪の御曹司で、有名な遊び人だった彼がなぜ、田舎の小さな診療所に・・・!? 戸惑うジョアンナの予想に反しセブの真摯な仕事ぶりは素晴らしいものだった。そんな彼に、ジョアンナは次第に惹かれてゆく。 ・・・でも彼は、所詮住む世界の違う人・・・ いつかは村を去るだろう彼への思いをかたくなに抑えようとするジョアンナだったが・・・!?
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-実業家のジャレットは、買収事業のためにカナダのリゾート地を訪れた。そこで新婚の友人夫婦と偶然再会し、一緒に食事をすることに。 彼らの友人だと紹介されたのは元モデルのアビー。ジャレットは一目で心を奪われたが、謎の言動が多い彼女に対し「彼女は高級娼婦に違いない」と目星をつける。しかしその正体は!?
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-証券レディーのケイトは上司ポールを密かに想っていた。だがある日、会社の工事で来た男性に「僕達は特別な関係だ」と言われる。彼は建設会社の社長ジョー。思い出した。20年前キスを試させてと言う彼に、結婚したらいいと条件をつけ、二人は”結婚”したのだ。皆に結婚を言いふらすジョーに、ケイトは慌てるが・・・。
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-家賃滞納で住まいを失う寸前の乳母タニア。夜道で車に轢かれそうになった時、ハンサムな男エンリーコに出会う。だが、気の会わない二人の間にはとげとげしい会話が飛び交い、とうとう彼女は強引なキスで言葉を封じられてしまう!翌日は就職のラストチャンス。怒りさめやらぬ彼女の前に、彼が面接官として現れて!?
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-友人でも構わない。愛してる。でも憎まれていたなんて!!ティラは妻のいるサイモンを忘れる為、彼の親友と結婚する。だが離婚し、元夫は事故死。同じ頃サイモンの妻も亡くなった。彼はティらが親友を死に追いやったと信じていた。深く傷つくティラ。が、彼女の自殺未遂にかけつけたサイモンは、ある事実を知り・・・。
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-まさか私を娼婦に間違えているの!?ホテルの前でアンケート調査をしていたアミーを冷たく追い返したホテルのオーナー、ノース。ぜ~ったい許せない!こうなったら変装してホテルに堂々と入って見せるわ!だけど別人として会ったノースは意外にも、素敵な笑顔の持ち主で・・・・・・。オーストラリアの真夏のクリスマス。ホットな愛が、一番のプレゼント・・・!?
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-ジェイニーは建築の専門家になるため大学へ通いながら自動車工場で働く苦学生。 仕事中、不注意から怪我をしてしまった彼女は、社長ウェッブに助けられる。次の日、職場へ行くと二人の仲が噂の的に・・・。 そんな時、社長から突然の呼び出しが! デタラメな噂を訂正しようと彼の元へ向かった彼女だったが、思いもよらず本当にプロポーズされて!?
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-離婚の傷を癒すためジャマイカに訪れたリサ。だが、タクシーが故障し、立往生してしまう。そこへバイクに乗った男性・サムが現れ、リサをホテルまで送り届けてくれた。偶然にも同じホテルに宿泊すると知った二人は、共に時を過ごすようになる。サムの優しさに、心惹かれていくリサ。だが、サムにはある秘密があり! ?
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-海洋公園に勤務する海洋生物学者カリーは、真夜中のオフィスで、暴漢に襲われてしまった。無事助かったものの、1年たった今でもその時の恐怖が忘れられないカリー。でも、本当に彼女を悩ませていたのは、暴漢の一人カルロスの面影を追ってしまうことだった・・・! 「あいつは私を危険な目に遭わせた男よ!なぜ、彼のことが頭から離れないの・・・・・!?」 ある日、そんなカリーの前に再びカルロスが現れ、彼女は更なる危険に巻き込まれてしまう!カルロス、あなたは一体何者なの・・・・・!?
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-ヘザーが7歳の時、里子として迎えられたカイル。両親の愛情が奪われることを恐れた彼女は憎しみを募らせ、17歳の夜、ある事件で彼を追い出してしまう。6年が経ち、病で倒れた父のために青年実業家として成功した彼の元を訪ねたヘザー。過去を悔いて本当の兄妹のような仲の良い関係を望む彼女にカイルの反応は・・・!?
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-テスは夜学に通いながら、小さな町のカフェで働くウェイトレス。 謎めいた男性・ジャックから、突然とんでもない申し出をされた。 「今晩だけ、僕のフィアンセになってくれないか?」 彼に借りのあるテスは仕方なく承諾する。 しかし、偽りの“婚約”は、次の日には町中の噂になっていて・・・!? 心温まる、クリスマスラブストーリー。
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-私との結婚生活を手記にして出版する!?美貌のモデル・レクシーは父の財産目当てで結婚した前夫の脅迫に悩む。心臓の弱い父のため、絶対に阻止しなくては・・・。既に彼女に新しい恋人がいるとなれば、今さら前の結婚のゴシップなど問題になるまい。自信家の嫌な男・ゲオルグと恋人同士のふりをすることになるが・・・。
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-美しい自然に囲まれながらも、ケイトリンは怒りに震えていた。ある男のせいで、三代に渡り所有してきた土地・館が奪われてしまうのだ。父は心労で亡くなり、残されたのは、莫大な借金だけ・・・。と、車が近づき、見慣れない男が現れた。傲慢だが魅力あふれる彼に、一瞬心惹かれるケイトリン。が、彼の正体を知り!
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-ロンドン郊外の会社に勤めるリジー。4年前、彼女は憧れの男性フィリップとベッドをともにしたことで誰にも言えない秘密を抱えていた。ある日、音信不通だった彼が突然現れてこう告げた。「君にもう一度会いたかった」彼は覚えていないの? 別れ際に投げつけた残酷な言葉を――!?
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-「ハナ、僕と結婚して欲しい」愛するイーサンからのプロポーズはこの世で一番嬉しい言葉のはずだった・・・。それが契約結婚でなければ。1年半前、妻を亡くしたイーサンにナニー(子守り)としてケンプ家に雇われたハナ。イーサンが彼女に求めたのは「子供達の母親」だった。「妻として愛されたい」そう思っても、彼は亡き妻を忘れていない・・・。ハナの切ない片思いが通じる日はいつ!?
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-13世紀末のイングランド。ベルブライの領主ニコラスは怒りにたぎっていた。長年の宿敵ヘクサム男爵が、あろうことか妹の夫に討ち取られてしまったのだ。 そんなある日、国王から命令が下った。“男爵の唯一の肉親で姪のジリアンと結婚せよ”と。宿敵の血を引く者の存在に復讐に燃えるニコラスは胸を躍らせるのだったが・・・!?
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-怖いもの知らずのフリージャーナリスト・ピッパはアラブの小国・シャリバイに単身取材に出かけた。そこがいまだにハーレムの残る絶対王政の国だと聞いて真実を確かめたくなったのだ。だが、ピッパは到着早々スパイと間違われてしまう。捕らえられた彼女を解放した国王・ミコラはなんと取材に協力する代わりに愛人のふりをしろと命じてきた!!やむを得ず「協力」する間にミコラに惹かれていくピッパはそうとは知らず宮廷の陰謀に巻き込まれていき―!?
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-癒えることのない“悲しみ”を背負ったまま、アビィは大自然に囲まれた牧場にたどり着く。そこで獣医を開業し、身を削るように仕事に打ち込むアビィ。 初めは彼女をいぶかしんでいたカウボーイのルークも、次第にアビィの隠された痛みに触れ、二人は急速に惹かれあうが・・・。 『彼を愛してはいけない!幸せになる資格など、私にはないのだから・・・!』
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-結婚歴のある名門モンテイロ家の当主、デュアルテと電撃結婚した使用人のエミリー。 彼女は身分の違いに戸惑いながらも、よき妻になろうと努力する。だが、彼はいまだに亡妻の肖像画を屋敷に飾り、どこか態度も冷たい。 ある日、誤解から不倫を疑われ耐えきれなくなったエミリーは、幼い息子と家を出てしまい・・・!?
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-彼女は僕の人生の光だ――戦地からボロボロになって帰還した外科医のリーアム、彼の人生に突如飛びこんできたのは、同じ小児病棟で働く美しい赤毛の女性、セラフィーナだった。感情豊かで自信に満ちた彼女にリーアムは魅せられるが、孤独に慣れすぎた彼にとって、愛情あふれる家庭に育った彼女の姿は眩しすぎて!?一方セラフィーナは、惹かれあっているにもかかわらず、冷たく自分を拒絶する彼の態度に戸惑いを隠せない。教えてほしい、あなたの目に宿る悲しみのわけを。
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-人生を変えてくれるようなステキな恋を求めて故郷を飛び出し、テキサスにやってきたシェリー。出会ったのは少し荒っぽいけどハンサムで魅力的なカウボーイ、コーディー。昨日までの穏やかな毎日が嘘のように刺激的な恋の予感を感じるシェリー。でも、コーディーはロマンスにうといタイプ。「恋愛なんて面倒」だから、さっさと「結婚」しようと言い出して!?「愛されたい」シェリーが夢見る愛にあふれたロマンスの先の「結婚」。愛し合う気持ちはきっと同じなのに、ストレートすぎるコーディーのアプローチ。繰り返されるプロポーズの行方は・・・?
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-ロンドンの広告会社で働くアレッサンドラの夫は、誰もが知る大企業社長・キャメロン・コールダー。初めて会ったとき、圧倒的なカリスマ性で、誰もが自分にひれ伏して当然とばかりふるまう彼を、アレッサンドラは冷たくあしらった。するとキャメロンは、思いどおりにならない「クールな女」に結婚を申し込んできたのだ! でも、アレッサンドラは知らなかった。この結婚が果てしない苦しみの日々になろうとは…。
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-テリーはJ・Bに、7年間も片思いしている。彼は富も権力もあるプレイボーイだけれど、身寄りのないテリーをひきとってくれた、家族同然の存在だ。いつか彼に振りむいてほしい…。だが、そんなテリーの想いは、無残にもJ・Bによって打ち砕かれた。「僕が君を求めると思うのか?」心乱れたままテリーは家を飛びだし、雨のなか車は横転。そして病院で目覚めたとき、彼女は17歳の少女に戻っていた! 記憶を失い、5年前、J・Bに守られて幸せだったあの頃に。
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-クリスティーナは日焼けした男勝りの船の乗組員(ルビ・クルー)。なのに、地中海の港町で美しく謎めいた男性に声をかけられた。ほかに女性はいっぱいいるのに、こんな私に興味を抱くあなたは何者!? 「リューク・アンリ」と名乗ったけれど、その名に反応しないクリスティーナを彼は不思議そうに見つめてくる。そして「きっとまた会えるよ」と、微笑を残して去っていった。数日後、王族の乗る豪華客船での仕事が決まったクリスティーナは、思いもよらないかたちで再び彼とめぐり会う。
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-22歳の夏、それが最後の自由時間だった。王女であるカリナは、王室のためにもうじき政略結婚する運命にある。愛してもいない相手に嫁ぐ前に、恋をしてみたい。その願いは、かなえられたかに見えた。長身の魅力的なジャック・サンティニが、ボディガードとして王族の住む館にやって来たのだ。有能なうえにセクシーな彼に心奪われたカリナは、生涯でただ1度でいい、心のままに恋した初めての男性――ジャックにキスを捧げたいと願うが?
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-科学者ながら女優業もこなすタリア。 ところが順調な女優業に比べて、本業としたい科学者の仕事は、資金不足でパッとしない。そこで、新聞で自らの研究の出資者を募ることに!! 幸運にも資産家ブラッドから融資の手紙が届くが、その日の夜、女優・ナターシャとして出席したパーティで、タリアは彼に口説かれてしまう。ナターシャが自分だと、ばれることを恐れたタリアは、科学者としてブラッドと面会する際には、わざと醜い変装をしていくことを思いつく。 だが、予想に反してブラッドは、醜く変装したタリアに興味を示してきて・・・!?
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-テキサスの大牧場<エスパーダ>で働くケイトリンは名門バロン家の長女。 ある日、彼女が馬を走らせていると怪しげな男性を踏みつけそうになってしまった! しかも、彼はケイトリンが牧場の娘だとわかると、強引にも牧場で働かせろと言ってきた。 流れ者は雇わない主義だが、彼の男らしい魅力に抗えずに・・・・・・。
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-吹雪の空港でキャリアウーマンのララは一人の男スレイドと出会う。 今まで感じたことのない体の情熱にうながされ彼と一夜を過ごしてしまう。しかし翌朝、彼女は彼の前から姿を消すしかなかった。一年半後、仕事先で偶然スレイドと再会する。あの日の情熱を忘れられないスレイドはララに官能的に迫ってきて…。
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-アレックスはセクシーなドレスをまとい、男を買い付けるオークション会場にいた。というのも彼女を「不感症」と罵った“別れた夫”を見返すため。 会場に入ると、舞台ではたくましく魅力的なトラビスが競りにかけられていた。互いの目が合った瞬間、二人の身体には激しい欲望の火が灯り・・・。
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-「離婚したいの」。名門バロンの家に次男として生まれ、実業家としても成功していたゲイジ。だが、駆け落ちしてまで結ばれた妻ナタリーから突然、三行半を突きつけられてしまう!! ナタリーを諦めきれないゲイジは、思い出の地テキサスへと連れ出すことで、かつての夫婦の間に流れていた愛と情熱を取り戻そうとするが・・・!?
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-結婚式間近。婚約者の態度に傷ついたクレアは、婚約パーティーを抜け出し車を走らせていた。だが暴漢に襲われ、間一髪のところでバイクの男に救われる。男は野性的で荒々しく、少女の頃から夢見ていた"海賊"そのものだった! 官能的な一夜を共にする二人。住む世界の違いを感じるクレアだったが、男の正体は!?
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-――まるで別の世界に入り込んでしまったみたい――養父母を偲んで訪れたフランスの高級ホテルでクリスティは従業員の不可解な態度にとまどう。何よりも、初めて会った美しい男性・アルマンの刺すような視線は何!? まるで、強い憎しみをぶつけるような・・・。「きみは僕を裏切ったんだ!」愛の終わりを刻もうとする突然の激しいキス。 ――この唇を・・・私・・・知ってる! 初めて会った男性なのになぜ――!?
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-その尊厳のある顔立ちに、そのたとえようもない程の青い瞳の輝きに、この世のどこで出会っていてもきっと私は目を止めていたわ。 行方不明の兄を捜しに訪れた砂漠の国"スマル王国"でジェンセンの前に現れた唯一の手がかりマイケル・ハサーン。燃えるような灼熱の砂漠の中で、ジェンセンの心が彼に惹き込まれていく・・・。
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-『まさか、この人が新しい世話係なの!?』妹夫妻の留守を預かるため、彼らの家を訪れたジョーは目を疑った。スローンと名乗るそのセクシーな男性は、子供達の扱いにまったく慣れていないようす…。彼の正体に疑念を抱きながらも、一緒に過ごすうち、ジョーは奇妙な感情を覚え始める。それは、ロマンスの欠片もない日常からかけ離れた、波乱の幕開けで!?
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-かけ落ちで結ばれた両親をもつアランドラ。だが、その両親も亡くなってしまった。涙にくれる彼女は母の部屋で、父方の祖父から母にあてた1通の手紙を見つける。母を侮辱するその内容に、アランドラは怒りを隠せなかった。祖父にその手紙を返そうと、祖父の住むローズエーカー屋敷に向かうアランドラだったが…。
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-カリブ海の船上で狂おしいほどの情熱に身をまかせ激しくもとめ結ばれたライザとローク。永遠につづくかに思えた幸福な時間…。だが悪魔のようなハリケーンが、ロークから愛の一夜の記憶を奪い去ってしまった!! 妊娠したライザを誤解し、せめたてるローク。――そして、悲しい別れから5年。息子と共に暮らすライザをロークが見つけだした! いまだに記憶の戻らないロークは、ロビーを実の子と認めないまま、ライザに「妻のフリ」をしてほしいという……。夫への愛しさを胸に秘め、偽りの妻を演じるライザ。はがゆい想いを感じながら、渦巻く情熱に翻弄される2人の愛は……?
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-1巻0円 (税込)今月はアニメも大好評、二期も決定した「スライム倒して300年」の新刊登場! 賢者ミユの案内で聖剣が封印されている神殿に向かった一行は…… ほかにも(馬)車の運転免許を取りに行ったり、一日校長をやったりと、相変わらずにぎやかでツッコミまくりの楽しいエピソードがいっぱい! 巻末にはベルゼブブ主役の「ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました」も収録! 魔王様の第二形態……だと……! 新シリーズはやっぱりラブコメ! お互いに人間嫌いの二人が“家族”になり……一つ屋根の下で芽生える恋の物語。 GAノベルでは2タイトルがきれいに完結! 「挟まれた私」と「100日後に死ぬ悪役令嬢」、きちんと結ばれてのハッピーエンドはやっぱり読後の満足感が違います! もちろん、辺境快適スローライフ「変な竜と元勇者パーティ」や、 最後の姉、五女エクレシアとの芸術対決! 「家で無能と言われ続けた俺ですが」と、 人気シリーズの続刊はまだまだ続きます! 暑すぎて外に出られないときは、クーラーが効いている部屋で8月のGAラインナップをお楽しみください! ※収録作品の製品版は、8月11日(木)より配信予定です。 ※当立読み合本版は、製品版と一部異なる可能性がありますので予めご了承ください。 【収録作品】 <GA文庫> 家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです5 冷たい孤高の転校生は放課後、合鍵回して甘デレる。 <GAノベル> お色気担当の姉と、庇護欲担当の妹に挟まれた私2 スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました21 100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。2 変な竜と元勇者パーティー雑用係、新大陸でのんびりスローライフ5
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-新婚の床で夫を殺した女を、妻にせよ。国王からディ・バラ家に命令が下った。くじで花婿に決まったのは、兄弟一冷静で知的なジェフリー。憂鬱な思いで出会った花嫁エレナはひどかった。からまった髪に悪態の数々。新しい男の寝首をかく恐れもある。しかしジェフリーは、髪に隠れた妻の愛らしい顔に気づき・・・。
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-薄汚い酒場、粗野な客達。そんな店に似合わないホリーは幼稚園の教師をしている。親友に頼まれ店に時計を取りに来た彼女に大男が近づき、卑猥な言葉を投げかけ、彼女の腕をつかんだ。どうやって逃げだそうか?その時「レディを放すんだ」という声が。彼女を救ってくれた男性は派手な白スーツに金の指輪で…。
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-憧れの教師となるため、素性を隠しアメリカにやって来たインブルク公国の王女アレクシス。しかし、道に迷った彼女は、あろうことか赴任先の教育委員長ジェイスの屋敷に車でつっこみ、火事を起こし、家宝のキルトをまっ黒こげにしてしまう! ハンサムでたくましい彼に疫病神扱いされたアレクシスは、その印象を払拭するため、小さな学校で奮闘する。王宮を抜け出した彼女に許された自由はたったの4か月。そのあとは決められた婚約者と結婚しなくてはいけなくて…!?
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-シエナはこの1週間、ある男性から熱いアプローチを受けていた。何度断ってもあきらめない彼の熱意に負け、彼女はついにその男――国際的な投資家レイフと一夜をともにする。プレイボーイとの評判を聞いてずっと避けてきたが、彼と過ごした夜はすばらしかった。ところが翌朝、地中海の島国モンテベラッテで起きた政変をテレビで知ると、レイフはいきなり彼女に別離を告げた。「王族の僕が帰らないと、国そのものが危うくなる」彼の正体がプリンスだなんて…!
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-つらい離婚を乗り越え、レイチェルの暮らしはようやく落ち着きをみせていた。そこへ、フロリダに住む元夫が、ひとり娘を夏休みに呼び寄せたいと申し出た。娘の旅には彼の上司ジョーが同行すると言う。レイチェルは面識がないが、1度だけ会ったことのある娘は彼に夢中だ。と、ふいに自宅を訪ねてきたジョー本人を見て、レイチェルは驚いた。こんなに若くて魅力的な男性なら、娘どころかこの私でさえも虜になる――それが、レイチェルの苦しい恋の始まりだった…。
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-貧しくも心やさしい娘アンジェラの前にある日、隣の伯爵家の跡継ぎダヴェントリ卿が訪ねてきた。戦場で負った醜い傷のある顔を仮面で覆い隠し、人目を避ける彼は村人から“悪魔”卿と恐れられていた。そのダヴェントリ卿が私にいったいなんの用だろう? アンジェラが警戒しながら用件を尋ねると、ダヴェントリ卿は重い口を開き、唐突に結婚を申し込んだ。死が迫る祖父を喜ばせるため、期限つきの偽りの婚約を…。心を閉ざした男に惹かれるとも知れず、アンジェラは承諾した。
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-シモーヌは18歳の花嫁。ドラッコとの挙式を前に心から幸せだった。亡き父の片腕と呼ばれた10歳年上の彼は、幼い頃から憧れだったのだ。だがその日、義母がドラッコとのただならぬ関係をほのめかした。しかも彼には愛する女性がいると言う。それを否定しようともしない彼に失望し、胸をひきさかれる思いでシモーヌは教会を逃げだした。あれから4年。遺産相続の手続きで再会したドラッコは冷酷にも彼女に告げた。「君はまだ僕の妻だ。僕の子供を産んでもらおう」と。
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-付き添い看護婦として大富豪の主人の最期を看取ったエマに、驚愕の知らせがもたらされた。故人の不動産の半分と莫大な年金がエマに遺贈されるという。ただし、故人と疎遠だった息子のラファエロと結婚して、1年以上継続することが条件だった…。「父のベッドに忍びこんで、ひと儲け企んだわけか」とラファエロはエマを罵倒し軽蔑したが、なぜか遺書どおりに結婚することを強要した。イタリア、コモ湖畔の美しい邸宅を舞台に、偽りの結婚生活が始まろうとしていた!
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-マーニーは、3年前に最愛の夫を亡くしてシングルマザーになってから、忙しく働くことで人生をやり過ごしていた。心配する母の強い勧めもあって、久しぶりに休暇をとり、ひとりメキシコの小さな村に出かけた。「かわいそうな疲れた未亡人のマーニー」じゃない場所で過ごしたかったのだ。ビーチに家を借りたまではよかったが、隣に住んでいるアメリカ人男性が相当に怪しい。マーニーを見るなり「君は何者だ、何が狙いだ?」と押しかけてきた。あなたこそ何者なの?
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-清掃アルバイト先のオフィスで見かけるサルヴァトーレに、ジェシカは密かに恋していた。彼はシチリアの名門一族の筆頭で、ロンドン中の女性が熱をあげている。もちろんジェシカなど彼の眼中にないが、ある日、なりゆきでそのサルヴァトーレとパーティーへ行くことに。そして思いがけずふたりは惹かれあいベッドをともにする! けれど甘い思いもつかのま、彼は傲然と言い放った。「結婚しようなんて考えないでくれよ。僕はバージンとしか結婚できないからな」
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-独身主義者のキャリアウーマン、テスは信じられない思いで、目の前に立つデイミアン・ザウアーを見つめた。愛する彼のもとを去ったのは、もう6年も前のこと。まさか実業家として成功した彼と、こうして再会する日が来るなんて…。うろたえるテスに、彼は平然とした口調で、あるコテージの改修を依頼する。それはかつて、ふたりで住もうと誓った想い出のコテージ。息をのんだテスは、デイミアンの瞳に燃える炎を見て悟った。彼は私に復讐するつもりなのだ、と。
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-父の遺した小さな会社が業界大手のジョーダン社に乗っ取られてしまった! 後継ぎである弟が大人になるまで何としても父の会社を守りたいオリビアに、ジョーダン社の後継者・マシューは、ある奇妙な提案をもちかける。 「君の会社を返してやろう。ただし、半年間僕と結婚すればね!」 屈辱感にさいなまれるも、オリビアにその条件を飲む他はなかった。 偽りに満ちた結婚式を挙げた二人はパリへの新婚旅行に旅立つが・・・!?
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-財産目当てに近づいてくる男達にうんざりした名家の令嬢マーリンは、父と賭をする。 条件は、『1か月、身元を隠して働けたら二度と結婚を強制しない』というものだ。 父への反発心から、賭を受けたマーリンは、家を飛び出し、住み込みで小説家のアシスタントとして働くことに!! けれど、一つ屋根の下で共に暮らすことになった雇い主の息子・銀行家のキャメロンとは、寄ると喧嘩ばかりの、犬猿の仲。ところが、ある日の事件を境に二人の関係に微妙な変化が訪れて・・・・・・。
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-結婚の約束をしたはずの男性が音信不通になり、彼を捜しにイギリスからイタリアへやってきたジェイム。だが、やっと見つけた彼は別の女性と熱烈なキスを交わしていた! 裏切りを目の当たりにしてフラフラになったジェイムは、なんと車にはねられてしまう。 気がつくと、セクシーな見知らぬ男性の胸の中にいて・・・!?
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-メグは装飾品メーカーで働く有能な秘書。 ある朝、彼女は女性社員の憧れの的である社長ネイサンに呼び出された。恋人役として彼の実家に来て欲しいと言うのだ! お互い会社とは違う新たな一面を知り、徐々に魅かれあうようになる二人。 しかしメグには、会社ではひた隠しにしている秘密があって・・・!?
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-シンディは、大牧場の屋敷で家政婦として働いている。 牧場の持ち主は“テキサスで一番リッチな独身貴族”ともてはやされるトラビス。彼に会った途端、そのスカイブルーの瞳に、シンディの心はざわめいた。 「孤児院育ちの私が、相手にされるはずないわ・・・」 そう自分に言い聞かせるものの、優しさあふれるトラビスの態度に、淡い期待は高まり・・・!?
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-魅力的な笑顔とあふれんばかりの才能で"天使"とうたわれるバレリーナ・アレックス。彼女を襲った突然のけが!再起が危ぶまれ傷心の彼女の前に現れたのはかつて命を焼き尽くすような情熱で愛し合ったスコットだった。3年前、夢のために自らその愛を断ち深く傷つけた人・・・。「私もつらかったのよ。あなたを愛していたから。」「きみは愛の意味さえわかっていない!」憎しみの狭間に見える消し去れない情熱・・・。再会を果たした2つの魂は愛という永遠を見つけ出すことができるのだろうか?
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-ゲイルは夫ルイスを亡くして以来、生きる気力を失っていた。けれど、悲しみに沈んだまま一生を送るわけにはいかない。悩んだすえゲイルは、夫との幸せな思い出に満ちた家を売り「人生の新たなスタートをしよう」と決意した。義理の息子の友人が、買い手として名乗りをあげてくれた。だが、家の下見に現れた男は、ゲイルの期待を完全に裏切っていた。長身から危険な香りを漂わせ、彼は値踏みするようにゲイルをじ っと見つめている。ゲイルは警戒心をみなぎらせた。こんな人にこの家は渡せない!
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-プリンセス・ルキアは大公夫妻の代わりに、大物実業家ハンターを空港に出迎えた。ルキアはハンターの姿を目にした瞬間、官能的な衝撃を覚える。国の代表として礼儀正しく接しようとするルキアだったが、ハンターから向けられた眼差しは冷たく軽蔑に満ちていた。ハンターの態度に戸惑いつつも危険な魅力に抗えなくて…。
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-人気肖像画家として脚光を浴びるダニエルのもとに規定報酬の10倍もの大金を支払うという男が現れた。――7年前、少女だった私が運命を感じ初めての夜を共にした魅力的な男性…。そしてその純潔の代償に二百ポンドで応えた男こそ注文主の大富豪、ニコラス・アンドラカスだったのだ!あの日の記憶をなくしたように、再び焼けつくような眼差しを向けるニコラス。私は1日だって忘れたことはないのに……。この怒りと屈辱を彼にも味わわせてやりたい!――訪れた復讐のチャンス。愛を奪うか?それとも奪われるか!?「危険なゲーム」が今、幕を開ける!!
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-同僚マリーに誘われて3週間の休暇を取り、楽園バハマを訪れたジーナ。豪華ホテルで食事中、二人組の英国人男性に声をかけられる。一人は有名小説家ライアン。だが、ひとしきり話した後彼女は軽率さを指摘された。大金持ちの男性を掴まえにきたマリーと同じような、アバンチュールを求める女だと勘違いされたのだ!
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-ウエイトレスをしているミッキーのもとに、ある日、クレイトンと名乗る知的で美しい青年が訪れる。彼は20年前に誘拐されたある大富豪の娘を捜しており、なんとそれがミッキーだというのだ!にわかには信じがたい話だったが、クレイトンの誠実なまなざしに説き伏せられ、ミッキーは実の父親に会いに行く決心をして…!?
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-ニッキーとキャルの出会いは友人の結婚式。車がぶつかった事の口論で、二人のハートに火がついた。彼をもっと知りたい。でもだめ。弁護士の彼と関わって秘密がばれたら、彼は逮捕されるかも…。義父の多額の医療費を稼ぐ為、ニッキーには誰にも言えない秘密があった。しかしキャルは猛烈にアタックしてきて…!?
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-王女サブリナは、父王に強制された婚約話に反発し、家出。砂漠にあるという、伝説の“盗賊の都”を目指していた。しかし、激しい砂嵐に遭い迷ってしまう。その時、突然嵐の中から盗賊の姿をした男性が現れた!圧倒的な力で捕らえられ、連れ去られた先は、あの“盗賊の都”。驚くサブリナに彼は戒めるように言った。「僕はこの国の君主。君は僕の奴隷だ」。
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-継父マーティの葬儀を仕切っていたジェシカは、予期せぬ人物の臨席に驚いた。なぜアンゲロスがここに!? かつて少女の頃のジェシカが一方的に夢中になり、みじめな結末を迎えた初恋の相手だった。7年ぶりに再会した彼は、冷徹な実業家の顔で残酷な事実をジェシカに突きつけた。継父からひき継いだすべての財産は残らず彼のものになったと言うのだ。継父がギャンブルで作った借金のせいだった。住む家も失ってしまったジェシカに、彼は恐るべき救済の条件を提示した!
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-夫から一方的に離婚されたダイアナは、傷心を癒すため、ずっと気にかけていた実の母を捜す旅に出た。母は南フランスの小さな村にいると聞き、しばらくそこに滞在することにした。ここで母を見つけられるのだろうか――不安気なダイアナ。と、見知らぬ男が声をかけてきた。男は実業家で、アントン・ド・バロア伯爵と名乗った。悪い人ではなさそうだけど、なれなれしい態度には不審を覚える。何か魂胆があるのではないかしら? でも、拒絶するには、彼は魅力的過ぎて…。
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-シンガポールの高級ホテル――ひとりバーで時間をつぶしていたクリスは、黒髪のセクシーな男性に声をかけられる。夜のように深い瞳に魅入られ、彼と一夜をともにしてしまうクリス。過去も肩書きも知らない、わかっているのはお互いの名前だけ。もう2度と会うこともない、星の港がみせた一夜の夢のはずだった…。だがその2か月後、クリスはヘッドハントされた新しい職場でボスとなった彼に再会する。私を捜しだして部下にするなんて、いったい何を考えているの!?
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-リンジーは行方不明の妹ルビーの消息を知るために、妹が秘書として働くアレッシオ・カペーリのオフィスを訪ねる。彼は、やり手の離婚専門弁護士。一方、リンジーは結婚生活の修復を手がけるカウンセラーで、ふたりはメディアで特集されるほど天敵の関係。大富豪のイメージとかけはなれた彼の鍛えぬかれた身体にとまどうリンジーに、アレッシオは冷たくルビーの解雇を言いわたす。それがいやなら秘書の代わりとして、今からカリブ海への出張に同行しろですって…!?
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-有能なキャリアウーマンのサニーは、本社会議に出席するためラスベガスを訪れた。婚約者のデリクも一緒だったが、ギャンブルにのめりこむ彼に失望し、サニーは思わず指輪をつき返してしまう。その時だった、本社の最高経営責任者ブライス・テンプラーが声をかけてきたのは。大富豪でプレイボーイ、マスコミをも騒がす彼に、ディナーに誘われるなんて!?夢のようなもてなしとキスを受け、サニーはブライスに心を許してしまうが、そのべては仕組まれた罠だった…!
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-「私の息子には決して心を許してはいけないよ、エミリー」カナダ人の看護師エミリーは、怪我をしたギリシアの裕福な老人パブロスに雇われ、アテネにある彼の屋敷に住み込みで世話をすることになった。彼の息子ニコは罪深いほど魅力的だけど、父親とはいつも言い争いばかり。エミリーのことも、父の財産を狙う女だと疑い、あまりの邪推に怒りを覚える。ところが落雷による停電で屋敷が真っ暗になったとき、触れあったふたりはいつしか唇を重ねてしまい・・・。
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