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  • メイド イン 十四歳
    4.4
    1巻1,265円 (税込)
    主な登場人物は、ナチュラルボーン優等生とステルスくんと、サニーとパンダ、それから兎屋に来るちょっと変わった大人たち。 性格も良くて、なんでもほどほどにできてしまう主人公。秘密だって、釣り堀「兎屋」に毎週来ていることと、『フーアーユー?』という小説が好きすぎることくらいなものだ。そんなある日、透明人間の転校生の案内係を頼まれてから、クラス内で微妙な立場がくずれてしまい……!?  ぐらつく日常を送るぼくらのためにYAの旗手が描く、あざやかな物語! 未来の自分は、いまの自分がしたことで作られていく。だれかをおとしめるという行為は、そういうことができる人間にみずからなっていくという行為でもあるのだ。それをするのかしないのかは、ある意味、一生を左右する重要な選択といっても過言ではないだろう。いずれ出会う新しい友人、意中の人、志を同じくする者たち――人生が進んで行く中で、どうしたって気づくときがくるはずだ。たとえば、ああ、こいつにはかなわない、と思ったときに。ああ、この人が自分なんかを好きになってくれるはずがない、と思ったときに。ああ、この差をどう埋めればいいのだろう、と思ったときに。      本文より ・著者紹介 石川宏千花 『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。主な作品に『お面屋たまよし1~5』『死神うどんカフェ1号店1~6』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)『拝啓パンクスノットデッドさま』(くもん出版)などがある。『少年Nの長い長い旅』(YA! ENTERTAINMENT)と対をなす物語『少年Nのいない世界』(タイガ)(共に講談社)を同時展開して話題となった。
  • ヤングタイマーズのお悩み相談室
    4.2
    YA小説の名手・石川宏千花先生が、ラジオのお悩み相談コーナーを舞台に、現代を生きる中学生ならではの悩みに、物語を通して寄りそう「令和のお悩み相談小説」。 ――悩む気持ちには、星みっつも星ひとつもない 中学生は悩み多き年ごろ!?友人関係や個性について悩む子や、家族との関係に悩んでいる子。世の中やおとなたちに怒っている子もいれば、悩みがないことに悩む子まで。6人の中学生たちが抱える様々な悩みに、ラジオのパーソナリティーがアドバイスをおくる「ヤングタイマーズのお悩み相談室」。ふたりのパーソナリティーの、ときに真剣、しばし脱線しがちなおしゃべりを聴いているうちに、あなたの悩みもほんの少しだけ軽くなっているかもしれません。ズバッとお悩み解決はできなくても、きっとなにかに気づくきっかけになる。そんなラジオを聴いてみませんか?
  • 幽霊魚
    3.2
    1巻1,155円 (税込)
    小学6年生の知希は、父さんの転勤で、父さんと二人、都会から離島に引っ越してきた。4月に転校して、初めての夏休みを迎える。港で話しかけてきた柄の悪い二人の少年と最初は距離を置いていた知希だが、どこか通じ合うものを感じ、仲間として過ごすようになる。そのうちの一人は、巨大な「幽霊魚」の伝説を信じ、それを見つけて釣り上げることに情熱を傾けていた。「釣り上げれば、大事なものをぜんぶ取り返せる」と言って--。
  • 夢みることは やめられない(1)
    完結
    3.0
    あこがれのモデルに会いたい!! あゆがファッション誌のフリーライターになった動機は、けっこう不純。けど、超ワガママなアイドルにインタビュー、「初体験特集」で男の子に捨て身の取材と、このお仕事、はんぱなく大変! 牧村久実、小林深雪の人気ビッグコンビが、すべての女のコの恋と夢を応援するストーリー!!
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    3.8
    1~3巻1,155円 (税込)
    12歳のまま成長を止めてしまった兄、グレン。無限の血を持つ弟、ユリエル。ヴァンパイアに襲われた悲運の兄弟の、新たな旅が始まる。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作 早くもとの体に戻してやりたかった。今のユリエルの望みはそれだけだ。各地に残るヴァンパイアに関する伝承を集めて回っていれば、その手がかりが見つかるかもしれない。(中略)ふたたびグレンと日の光の下に出る。そのための旅だった<本文より>
  • UFOはまだこない
    3.7
    1巻1,265円 (税込)
    オレと公平は、小学校時代から無敵の存在だった。中学に進学してからもその「絶対的な力」を誇示したまま、二人でおもしろおかしくやっていけるはずだったんだ。それなのに――。あの空の向こうに、オレたちは何を見たのだろう。"肉食系"中学男子のリアルな青春!
  • 妖怪の弟はじめました
    3.7
    遊川迅は小学校で一番足が速い。でも、ふつうの小学生だ。ひとつ上の風春は容姿端麗、完全無欠なお兄ちゃん。それでも、ふつうの小学生だと思ってた。妖怪がわんさか家に来るようになるまでは!
  • ラビットヒーロー
    3.6
    1巻1,265円 (税込)
    特撮番組のDVD鑑賞とフィギュア収集だけが唯一の趣味という、地味で引っ込み思案な高校一年生の宇佐。そんな宇佐がひょんなことからローカルヒーローショーの主役に抜擢される。ヒーロー役なんて向いていない、と悩みながらも、小さい頃から、うさぎのヒーローになる自分を妄想していた宇佐は、やはりあきらめきれずにキリバロン役を引き受けることに……。
  • ララの魔法のベーカリー メロンパン王子あらわる!
    -
    この春、中学生になったばかりの夢咲ララ、十二歳。明るく元気なツインテールの女の子。ララが好きなもの、それはパン!パンを好きになったのは幼稚園のとき。近所の神山ベーカリーのパンを食べて感動したのがきっかけ。今でもあの感動は忘れられない。でも、その神山ベーカリーは閉店してもうない。ララの夢は自分でベーカリーを経営すること。そのため今からパンを焼いたりレシピを考えて楽しんでいる!パンの魅力を知ってもらうためユーチューブにも挑戦中。フォロワーは24人・・・・・・。ある日、同じクラスの男子フユが食べていたメロンパンにビックリ。なぜならそれは見た目も香りも神山ベーカリーのメロンパンにそっくりだったから。我を忘れて突進するララだが・・・・・・。<小学中級から 総ルビ> <小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • ルキとユリーカのびっくり発明びより
    -
    1巻1,100円 (税込)
    「発明で大事なのはキュートなこと、そしてなによりあまくておいしいことよ!」お母さんのおつかいで近所の和菓子やさんに来たわたしが出会ったのは、でっかいヤギの背中にのった金髪に青い瞳の、白衣を着た女の子だった。お医者さんか科学者みたいな、でもすそにフリルやリボンがついたおしゃれな白衣のポケットから出てきのは・・・講談社児童文学新人賞でデビュー、ジュニア冒険小説大賞、日本児童文学者協会新人賞受賞作家で幼年童話からYA作品まで幅広く執筆する如月かずさ氏新作。お菓子作りが得意な小学四年生のルキは、アメリカから来た甘党の天才発明少女ユリーカに出会ってからというもの、毎日がびっくりびより。女子力高めのスイーツ・エンターテイメント。柴本翔氏による挿絵もたっぷり。
  • YA! アンソロジー 友情リアル
    4.5
    友がいるからこそ、今の僕がある。講談社児童文学新人賞50周年企画 受賞作家4人が紡ぎ出す、YA世代のための4つの友情物語。■背は低い、力もない。でも野球大好き 「打順未定、ポジションは駄菓子屋前」■1年半ぶりにアイツが帰ってくる!? ■「マリモの携帯ストラップ」■ボクシングにかけた友への思い 「Boy Fight」■10年前、雄風丸のデッキにて―― 「エデンへ……。」
  • YA! アンソロジー 卒業
    -
    小林深雪『卒業までの24時間』……東京に住む高校三年生の若葉は、突然彼氏の孝之から、京都の大学に行くと告げられる。勝手な決断に傷つけられ、口を聞かないまま、卒業式前日を迎えていた。このまま離ればなれに!? 残された時間は、たったの24時間! 他にも、福田隆浩『アフロとチビタと青空と/石川宏千花『牛嶋のはなうた/河合二湖『ガラスの教会、銀の竜』/如月かずさ『りんちゃん先生にさようなら』を収録。
  • YA! アンソロジー 告白
    3.5
    2月14日(バレンタインデー)×告白! 小林深雪と講談社児童文学新人賞受賞作家たちが描く、珠玉のアンソロジー! ・2月14日、高校入試の日に出会った郁也に美紅はひとめぼれ。4月になり、同級生になれたけれど、彼には彼女がいて……!?(小林深雪/きみを好きになった日)
  • YA! アンソロジー エール
    3.4
    YA!ENTERTAINMENTシリーズ創刊10周年を記念し、」「YA! アンソロジー エール」「YA! アンソロジー ハピネスを、2冊同時刊行します。これまでYA!ENTERTAINMENTを支えてくれた、はやみねかおる先生、小林深雪先生を筆頭に、YA!シリーズで活躍している先生がたに書き下ろしていただきます。「エール」は「友情」をテーマに、「ハピネス」は「恋愛」をテーマにした短編を集めました。
  • YA! アンソロジー ハピネス
    -
    YA! ENTERTAINMENT10周年を記念し、「YA! アンソロジー ハピネス」と「YA! アンソロジー エール」を2冊同時刊行! 小林深雪○「覚えたての呪文」魚住直子○「生きているだけでhappiness」吉野万理子○「運命の白い糸」片川優子○「スパイラル&エスケープ」菅野雪虫○「ランチボックス」装画/牧村久実(「泣いちゃいそうだよ」シリーズ)
  • YA! アンソロジー 秘密
    3.5
    いつも廊下ですれ違う名前を知らないあの子にだって、教室で明るく振る舞うあのクラスメイトにだって、秘密はあるのかもしれない--物語が交差する、YA!アンソロジー第3弾。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが、秘密を抱えた少年少女を描きます。誰にも知られたくないと思う一方で、誰かに理解してほしいと願ってしまう秘密の正体とは?
  • YA! アンソロジー 約束
    3.0
    『YA! アンソロジー 卒業』(春)、『YA! アンソロジー 告白』(冬)、『YA! アンソロジー 秘密』(夏)に続く、第4弾(秋)。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが描く、少年少女の柔らかな心。未来につながる「約束」のアンソロジー。
  • YA! アンソロジー 14歳
    3.0
    大人の世界の足音を聞く14歳の、もどかしい気持ちを描いたアンソロジー!小林深雪/『さよなら十四歳の夏~夏葉と春人』夏葉は今でこそ、学級委員長として輝いているけれど、小学校までは地味で、目立たない女の子だった。勉強もおしゃれも人づきあいも必死に努力して、せっかく中学生デビューをはたしたのに、いちばんふり返ってほしい山下春人は、地味なままの久保田千湖のことばかり気にしているみたい。どうして?
  • YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室
    3.7
    「もし、今日、わたしが、死んだら、明日、泣いてくれる人間は、このクラスに何人いるんだろう? 一人もいないかもね」YA!アンソロジー第7弾。「いじめ」をテーマに、加害者、被害者、傍観者の立場だけに終わらない、リアルな学園ドラマを届けます。小林深雪『友達なんかいない』/戸森しるこ『これは加部慎太郎に送る手紙』/吉田桃子『転生☆少女』/栗沢まり『イッチダンケツ』
  • YA! アンソロジー わたしを決めつけないで
    4.0
    「お前、女子力ないな」と男子に言われてムカつきつつも、「このままじゃいけないの?」と、不安にもなる。誰にでもある「男らしさ」「女らしさ」の悩みを描く「女子力なんてない!」(小林深雪)ほか、「兄弟」をテーマにした「兄弟前夜」(落合由佳)、「国籍」をテーマにした「夜の間だけ、シッカは鏡にベールをかける」(黒川裕子)、「自分らしさ」をテーマにした「空、雲、シュークリーム、おれ」(大島恵真)の4作を収録。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    4.3
    女子校に進んだわたし。男子の目を気にしなくていい女子校ライフって最高! でも、共学に進んだ大好きな幼なじみには恋人ができたらしい。やっぱり女子校なんて最悪!?(『女子校か共学か、それが問題だ!』小林深雪) 変わり者のわたしは、友達のミッコが好き。ミッコがくれるチョコは夢のように甘いから、いつだってわたしは泣きたくなる。だけどミッコには彼氏もいて、わたしにも事情があって──。(『チョコレートの香りがするね』にかいどう青) お父さんは悪い人じゃない。でも、一緒にお風呂に入りたがったり、スカートをめくろうとしたり、ちょっと疲れる。そんなある日、クラスメイトのみやびが父親によって暴力を振るわれていることを知ってしまう。私のお父さんなんて、全然マシ?(『チキンとプラム』長谷川まりる) 千歳とつきあっている真結は、「そろそろ隠すのをやめない?」と提案をされ、動揺する。レズビアンだとカミングアウトすることへの不安と、千歳に嫌われてしまうかもしれないという不安。セクシャルマイノリティについての本には、無理にカミングアウトすることないって書いてあったけど……。(『いわないふたり』如月かずさ) 「ピュア」で「コドモっぽい」僕は、みんなのエロ話に付いていけない。急にみんながオトナになってしまったみたいだ。廊下でティッシュだと思ってナプキンを拾ったときも、大騒ぎになった。どうやったらオトナになれるんだろう?(『羽つきスキップ』水野瑠見) クールな安寿に、どこか憧れる栞。しかし安寿には手のかかるいとこ、咲留がいた。少しずつ二人の事情を知っていくなか、ふと安寿がこぼす。「役に立たないから、期待されないから、廃墟が好き」だと。(『いつかアニワの灯台に』菅野雪虫) ◆ ◆ 心と身体を取り巻くあれこれ。「今」を生きる児童文学作家がジェンダーと中学生をテーマに物語をつづります。 六人の児童文学作家のほか、イラストと漫画は『少年ノート』『ヒラエスは旅路の果て』の鎌谷悠希が担当。漫画「Peony」では、ジェンダーがまとう「香り」をみずみずしく表現。 ここでしか読めない、珠玉のアンソロジーです。
  • わたしが少女型ロボットだったころ
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    わたしは、ロボットだった。 人間じゃなくて、ロボットだった。 そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。 きっと、忘れたまま生活するようにプログラミングされていたんだと思う。 だけど、思い出してしまった。 本当に突然、ふっと。(本文より) 自分がロボットであると認識し、食べることをやめた少女と、彼女を理解しようとする少年。 ゆらぎ、見失いそうになる自分の形を見つけるための物語。

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