検索結果
-
5.0ベスト作品コンテスト受賞作がよみがえる!なぜ彼は初対面なのに私につらく当たるの? ジェイコブズビルの大企業で役員秘書の仕事を得たレスリー。人に言えない悲劇的な過去から逃れたくて、心機一転この町へ来たのに、大富豪社長マット・コールドウェルが彼女の前に立ちはだかる。前評判によると、気さくで感じがいいと言われていたマットはしかし、初対面から傲慢で、レスリーにつらく当たってばかり。ああ、彼は私の過去を知っているのかもしれない……。彼女は内心怯えるが、あるパーティでマットからダンスに誘われる。不思議なことにふたりの息はぴったりで、男性恐怖症にもかかわらずレスリーは彼と楽しく踊ることができた――過去の悲劇のせいで後遺症がある脚が、痛みに耐えられなくなるまでは。 ■初版が刊行された2001年下半期の“ベスト作品コンテスト”にて、ベスト作品賞第1位、ベストヒロイン賞第1位、ベストヒーロー賞第1位と、ファンの皆さまから圧倒的な支持を得た作品をお贈りします。ハーレクイン創刊45周年を飾るにふさわしい、不朽の名作! *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0親友の裏切りで会社は倒産寸前、婚約者にも逃げられたダン。あまりに不運な日々に嫌気がさし、逃げるように南の島で自暴自棄な日々を送っていたある日、目を覚ますと部屋にシャノンと名乗る魅惑的な女性が。「昨日のあなたは情熱的だった」そんな大胆な言葉に反し、うぶな一面が見え隠れする不思議な彼女。身に覚えのない約束で居座ろうとするシャノンをダンは追い出そうとするが、ふたりは誘拐されてしまう。どこまでもついてない人生、俺はどうなるんだ…!?
-
5.0通信社に勤めるケリーは、偶然目にした雑誌でジョー・タナーの写真を見て確信する。この青い瞳の男性は政変で殺害されたとされるアンブリア王家の美しきプリンスに間違いないわ。ひそかに彼を尾行するが見つかってしまい、ケリーは逆に捕まってしまう。わけを説明すると、彼は幼い頃の記憶がないと言うのだ。そして、今日は初めて会う娘をひき取りに行くところだと。空港でベビーシッターに逃げられてしまった彼に助けを求められ…!?
-
5.0山のふもとに住んでいるチャーリーは、怪我で動けなくなっていたデンヴァーを助けた。怪我の手当てをしているとき、彼女は彼の身体に銃で撃たれたような傷跡を見てしまう。彼には何か秘密があるのだろうか? 一方、彼女にも誰にも打ち明けられない秘密があった。彼女は元夫から逃げていたのだ。そして、元夫の探偵が彼女の近辺に現れた。危険を察知したチャーリーは、デンヴァーに助けを申し出る。しかし、彼を信用してもいいのだろうか? そして、彼の秘密とは?
-
5.017歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
-
5.0名門キャラウェイ家の使用人の娘アリソンは少女の頃、スポーツ万能で優等生の長男コールに想いを寄せていた。コールの両親が不慮の事故でこの世を去ったとき、悲しむ彼を慰めているうちに、ふたりは一線を越えてしまう。だが父が突然解雇され、彼女はやむなくキャラウェイ家を去った。その後に妊娠を知ったアリソンは毎日コールに手紙を書いたが、返事はいっさいないまま、生まれた息子は今や14歳になった。ある日、息子がコールという人物と偶然知り合ったと聞き、彼女は覚悟した――息子の存在を知った彼が親権を奪いに来ると。 *本書は、初版ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.024歳のミーガンは亡き両親に代わり妹たちの面倒を見ながら、4代続く牧場の運営に心血を注いでいる。しかし、長引く干ばつのせいで経営はもはや破綻寸前。幼なじみのトラヴィスが訪ねてきたのは、そんなときだった。彼は昔からミーガンをいじめてばかりいた憎い相手だが、富と名声を得た今、ゴージャスな魅力を漂わせている。いったい何をしに来たのかといぶかるミーガンに、牧場を守る方法があるとトラヴィスは言い、突然切りだした。ぼくと結婚しよう――ただし1年間だけ、と。
-
5.0シカゴ財界の若き有力者ディーン・ローガン。それが、秘書ジョディが5年間も仕えてきた人物だ。仕事中の彼は厳格で、笑顔ひとつ見せたことがない。そのくせ私生活では群がる美女たちと短い交際を繰り返し、ジョディが後始末をつけている。私のことなんて便利な機械としか思っていないんだわ。密かな恋心を抱くジョディはあきらめていた。ところが、そんな彼に異変が起きた。本命だと思っていた女性にふられたディーンは、代わりに秘書の私にハワイへの同行を命じ…。
-
5.0世間知らずの令嬢カライナには、つらい過去があった。愛する婚約者の事故死。しかもその時、婚約者は女性連れだったのだ!以来、男性と距離をおいてきたカライナだったが、ある晩、彼女は社交界で有名なプレイボーイ、ジュードに猛烈アタックされる。彼はテキサスの名門一家の美しい三男坊。「彼の明るさが私の緊張をほぐしてくれる…」カライナは徐々にジュードに心を許しはじめるが、一方、彼がカライナに近づいたのは、彼女を陥れる目的のためだった!
-
5.0「起きろ、ここを出るんだ」午前3時。内乱の起きているヨーロッパの小国ダルマティア。ジャーナリストのケイティはホテルで休みをとっていた。グレアム…あなたが何故ここに?突然、銃声、爆発音が響く。彼に助けられたのはもう何度目になるだろう。彼は何者なの?その上、偽の結婚式を挙げる事になるなんて!?
-
4.7ワーカホリックが過ぎる社長のディンは、友人のドクターに命じられ10日間の休暇をとることに。そんなボスの不在を楽しんでいた秘書のキャスリンに、ディンから1本の電話が。「助けてくれ…君しか頼れない。双子の赤ちゃんが僕の別荘に置き去りにされている!」キャスリンが慌てて別荘に向かうと、可愛らしい赤ちゃんたちを慣れない手つきで懸命に世話するディンの姿があった。仕事ひと筋でつまらない男だと思っていたのに…彼の意外な一面を知るほどに心は惹かれ――!?
-
4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】敵対する王家の皇太子ディーンと恋に落ちた将軍家の令嬢アレックス。内戦によりひき裂かれるが、実は秘密裏に彼の子供を産んでいた。将軍や兄たちに裏切り者扱いされ、居場所を失ったアレックスは絶望する。しかも、ディーンにまで子供の存在を気づかれて、王宮へとつれさられてしまう。両家の争いも国民も、何もかもを忘れて彼の手をとることができれば…。幸せな未来なんてあり得ないとわかっていながらもアレックスは彼への恋心を止めることができず――!?
-
4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】マリサはモンテネヴァダ王国の片隅で途方に暮れていた。どうやら鞄を盗まれたときに頭を打ち、記憶を失ってしまったらしい。かすかに思い出せるのは甘いチョコレートの味だけ。そんな彼女に手をさしのべてくれたのは麗しき金髪の王子ニコ。そのやさしい微笑みに淡く胸をときめかせるが、しかし、スカートに縫いつけられていた暗号文のせいでスパイ容疑をかけられ、マリサは王宮に幽閉されてしまう! 私は本当は誰なの? そして、このお腹にいる赤ちゃんの父親は!?
-
4.5妻の死後、ブレットは隣人に助けられながら二人の息子を育てていたが、家政婦の女性が事故で入院してしまうことに…。困り果てていた彼の前に、ノエルと名乗る女性が現れ、家政婦として働かせてもらいたいと言ってきた。突然現れた謎だらけのノエルにブレットは戸惑いながらも、彼女の慈愛に満ちた天使のような笑顔を前に、なぜか承諾してしまい…!?
-
4.2ケリーはお節介の親友がセッティングしたブラインドデートに出かけた。待ち合わせの場所はダンスクラブ。目印は赤い薔薇。30分も待たされ、やっと現れた男性は、まるで命を吹き込まれたギリシアの彫像のようにゴージャスだった。彼は赤い薔薇を手に「ミス・ケリー?」と声をかけた。まさかこんな素敵な男性が!驚くケリーをフェラーリに乗せて「CJと呼んでもかまわないかい?」と囁いた。えっ、いったいどういうこと!あなたは私のデート相手じゃないの!?
-
4.0■結婚しても夫に片思いなんてつらすぎるけれど……。■「解決策はひとつしかない。ぼくと結婚しよう」八年も思いを寄せてきたボスのブラッドに言われ、レイチェルは期待に胸が躍った。が、それも一瞬のことだった。彼女は最近ストーカーにつけ狙われていた。とうとう自宅にまで忍び込まれた痕跡を発見し、身を隠さなければならなくなったのだ。ブラッドが結婚を提案したのは、ひとえに私に辞めてほしくないからに決まっている。それでも、ボスがほかの女性たちとデートを重ねるのをやるせない気持ちで見守るよりはましかもしれない。自分の決心を狂気の沙汰と知りながら、レイチェルは申し出を受け入れた。"
-
4.0
-
4.0母と姉が男性に裏切られて不幸の一途をたどったため、ベス・ヘイリーは男を毛嫌いしていた。とはいえ、子供だけはどうしても欲しい――思い悩んだベスは、あるパーティに紛れて誰かを誘惑するという大胆な計画を立て、大人の雰囲気を漂わせたアレックスなる人物に近づく。妊娠するためだけの一夜は意外なまでに燃えあがるが、ベスは素性を隠したまま、寝ている彼を残して姿を消した。まさかアレックスが、ギリシアに名を馳せる財閥の跡取りで、その権力を使って自分の行方を捜し回るとは夢にも思わずに。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルのその言葉を聞いたとたん、ケルサは彼の頬を打っていた。ケルサ自身、なぜ入社早々社長に気に入られ、社長室付秘書のアシスタントに抜擢されたのかわからないが、愛人と誤解されるのは許せなかった。頬を打たれたライルは怒りに満ちた目でケルサの腕をつかんだ。そして次の瞬間、信じられない行動に出た。
-
4.01巻1,100円 (税込)『クリスマス嫌いの億万長者』-“クリスマスに必要なものを大至急家に届けてくれ”ソフィーは億万長者マックスの無茶な依頼を引き受けるはめになった。大切な行事をすべて人任せにするなんて! あきれながら脚立にのって玄関の飾りつけをする彼女の前に、突然帰宅したマックスが現れ……。 『ドクターの意外な贈り物』-ジェニファーは医師の夫アレックスと結婚し、4人の子供に恵まれた。慌ただしい日々を送っているものの、いまだにアレックスの妻への愛情深さは申し分ない。でも、彼女は夫に言えない秘密を抱えている。やがて、その秘密を最悪の形で告白する日がやってきた。 『ボスと秘書だけの聖夜』-クリスマス間際、ボスのリュックから出張への同行を求められ、秘書のアメリアは驚いた。不動産業界で頭角を現す彼には休暇など関係ないらしい。買収交渉に赴いたスキーリゾートで、さらなる驚きが待っていた。憧れのボスと同じ部屋に泊まることになったのだ。 『聖夜の贖罪』-子爵のシンクレア卿――愛しながらも別れざるを得なかった人。未亡人のキャロラインは重要なことを伝えるべく、6年ぶりに彼と会った。だが、いまだに裏切りを許せない彼は彼女を責める。父親の借金のため、怪物のような伯爵と結婚するしかなかった事情も知らず。 『真夜中の奇跡』-看護助産師のケリーは初恋の男性――サミュエル・ワトソンの牧場に駆けつけた。誰かが産気づいたらしく、手助けを求められたのだ。だが、12年ぶりの再会に胸を震わせるケリーに、彼はつれなく言い放った。「きみの助けなど必要ない。一刻も早く出ていけ」
-
4.0●『ガイ・フェントン』―カウボーイのガイはかつて、操縦していた飛行機で事故を起こし、その際に婚約者を失ってしまった。以来、安い酒場に行ってはお酒に溺れ、辛い記憶を消そうとする毎日だ。そんなガイの前に、牧場を見学しに女記者キャンディが現れた。キャンディは亡き婚約者にどこか似ていて、ガイの心は乱される。●『実らぬ純愛』―ジャニーがレオ・ハートに夢中だということを、ジェイコブズビルで知らぬ者はいない。いっこうにレオに相手にしてもらえず、ジャニーは、彼好みのカウガールに変身しようと決める。変わっていくジャニーの姿に気づいたのか、ある日レオはキスをしてくれたが、舞い上がったのも束の間……。
-
4.0『トム・ウォーカー』―秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。 『情熱のパラダイス』―デリアはカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だったが、その不思議な魅力にとらわれ、デリアは彼と交際を始めることに。家族にも内緒で会い続けるうち、やがて妊娠に気づく。幸せを噛みしめ、彼のもとへ報告しに行ったデリアだが……。2編収録。 *現在、配信中の『トム・ウォーカー』『情熱のパラダイス』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0山のふもとに住んでいるチャーリーは、怪我で動けなくなっていたデンヴァーを助けた。怪我の手当てをしているとき、彼女は彼の身体に銃で撃たれたような傷跡を見てしまう。彼には何か秘密があるのだろうか? 一方、彼女にも誰にも打ち明けられない秘密があった。彼女は元夫から逃げていたのだ。そして、元夫の探偵が彼女の近辺に現れた。危険を察知したチャーリーは、デンヴァーに助けを申し出る。しかし、彼を信用してもいいのだろうか? そして、彼の秘密とは?
-
4.0
-
4.0目覚めると、シェリーは病院のベッドにいた。きわめて魅力的な男性が顔をのぞき込んでいる。事故を起こし、昏睡状態にあったらしい。記憶はすべて失われていた。魅力的な男性ラウールは夫だという。事故前の自分について語られる話を聞けば聞くほど、とてつもない違和感を覚え、不安でたまらなくなった。自分が育児放棄のあげく派手に遊び歩くモデルだったなんて、想像もできない。しかし違和感以上につらかったのは、夫であるはずのラウールから受ける拒絶だった!
-
4.0母と姉が男性に裏切られて不幸の一途をたどったため、ベス・ヘイリーは男を毛嫌いしていた。とはいえ、子供だけはどうしても欲しい――思い悩んだベスは、あるパーティに紛れて誰かを誘惑するという大胆な計画を立て、大人の雰囲気を漂わせたアレックスなる人物に近づく。妊娠するためだけの一夜は意外なまでに燃えあがるが、ベスは素性を隠したまま、寝ている彼を残して姿を消した。まさかアレックスが、ギリシアに名を馳せる財閥の跡取りで、その権力を使って自分の行方を捜し回るとは夢にも思わずに。
-
4.0イザベラは王家の庭に忍び込もうと、暗い森のなかを歩いていた。目的はそこにしか生えないハーブ。父が経営するレストランに欠かせないそのハーブを、病気の父に代わって摘みに来たのだ。月が雲に隠れ、あたりは真の闇になった。怯えるイザベラに、馬に乗った黒ずくめの人物が迫ってくる。まさか城に住むモンタコレンティの王子!? 彼は娘をさらって地下牢に閉じ込めるという噂だわ!! 逃げようとして川に落ちたイザベラに、黒い大きな手が伸びてきた…!!
-
4.0リンゼーは探偵事務所で深夜にテープ起こしの仕事をしている。毎晩テープを聴くうちに、声でしか知らないボスのネイトに淡い恋心を抱くようになった。ある晩、彼女1人のはずのオフィスに人声が響く。それは紛れもなく憧れのネイトの声なのに、目の前には尊大な態度で横柄な物言いをする男性が立っていた。密かに思い描いていたボス像はもろくも崩れ去った。しかもリンゼーの名前すら知らないにもかかわらず、彼は強引に、週末だけ妻になってほしいと頼んできた!
-
4.0父の死はある大企業のせいだと考え、ペイジは、その会社のトップ、ブライス・レキシントンの調査を始めた。父を追いつめた証拠をつかむために秘書として潜入する計画を立てた。いざ面接の段になり、ペイジは宿敵の存在感に圧倒される――権力、富、そして端麗な容姿の見事な融合。心が一瞬くじけそうになったが、なんとか採用までこぎ着けた。だがそれは、ペイジの動きを事前に察知したブライスが彼女を見張るために巡らした策略にすぎなかった。
-
4.0苦労してキーリーを育ててくれた最愛の母が再婚した。相手は、母がハウスキーパーをしていた屋敷の主。思いがけないシンデレラ・ストーリーにキーリーは喜ぶが、幸せに輝いているはずの母の顔が浮かない。聞くと、再婚相手の息子が“財産めあてに父を誘惑した”と母を責め、小切手を持たせて追い出そうとしたというのだ!キーリーは憤慨した。許せないわ、そのタラントという息子――。オフィスに乗り込んだ彼女を迎えたのは、長身のハンサムな男だった。「きみがあの禿鷹の娘か? 母親が言うとおりの美人じゃないか」傲慢な笑みを浮かべ、無遠慮に彼女の体をながめまわす。気づくと、キーリーの手が音をたててタラントの頬を打っていた。■ハーレクイン・イマージュは、おかげさまで2200号を迎えました。記念号として、ジェシカ・スティールによる1984年の未邦訳作品をお届けします。作家からのメッセージと併せてお楽しみください。
-
4.0★“ホワイトハウスへ異動を命ず”一本の電話は出会いのプレリュードだった。★異動を命じられ、休暇を返上してホワイトハウスにやってきたニックは、大統領のひとり娘、アシュリーの警護にあたることになった。アシュリーは写真よりはるかに美しかったが、窮屈な生活に嫌気がさしていて、不機嫌な様子だ。反目しあうふたりの関係は、アシュリーのスキー旅行にニックが同行することになって一触即発の状態に・・・・・・。しかし、旅行中に大統領夫妻が誘拐され、ふたりは正体のわからない追っ手から逃げることになる。反発はいつの間にか恋へと変化するのだが、冷静で屈強なニックを前に、アシュリーは素直になれない。仕事に私情を持ち込みたくないニックとのあいだには、大きな壁が立ちはだかっていて・・・・・・。
-
4.0吹雪の中、レスリーはとある家に避難する。そこでは、体に傷を負った男性ジェイソンが療養していた。彼は予期せぬ訪問者を迷惑がり、無礼な言葉を次々に吐いた。男性的な容姿には惹かれるけど、頭にくる人だわ!だが、彼女はほかの場所へ行くこともできず、やむなく空いているベッドを借りることにする。翌日になってさまざまな話をして過ごすうちに、ジェイソンは心を開き始め、レスリーは純粋に喜んだ。その晩、彼に同じベッドで寝ようと誘われ、胸のときめきを覚えた彼女は、思わずイエスと答えていた。★テキサスの名門クレンショー家の四兄弟の物語をお届けします。ただ一人独身の末弟ジェイソンが純真なヒロインと繰り広げるロマンスと冒険をお楽しみください。★
-
4.0ベラはひとり寂しく、バーのカウンターに座っていた。あしたは妹の結婚式。喜びに浮き足立った家族はみな、きょうがベラの誕生日だということを忘れてしまった。めずらしいことではない。女優志望のしがないウエイトレス。そんな彼女は堅物の家族から浮いていて、物笑いの種なのだ。ブライズメイドになるのに、エスコートのひとりもいない。メニューを見たままため息をつく彼女に、男が声をかけた。きわどい名前のついたカクテルを、ふたりのために注文している。家族とは違うワイルドな雰囲気の彼に、ベラは強く心を惹かれた。きょうはわたしの誕生日。さばけた都会の女を演じてみよう。■結婚式のエスコートも引き受けてくれた彼とめくるめく夜を過ごしたベラですが、夜も明けぬうちに彼は消えてしまい……。一筋縄ではいかないベラの恋の行方は? 女優への夢は? 冴えないヒロインが健気に奮闘し、美しく変身する物語です。
-
4.0著名な建築家コーマックの秘書を務めるリジーは、ある日、カリブ海の小島への出張に同行するよう言われて驚く。もう二年以上コーマックのオフィスで働いてきたけれど、仕事の指示以外に、ボスが私に話しかけてくれたことなどない――ひそかに思いを寄せる私の気も知らないで。それなのに、二人きりで南の島への出張旅行だなんて!だがその夜、コーマックがリジーの家を訪ねてきて、秘書にふさわしい洋服を今から買いそろえようと言い出したときには、リジーの驚きは疑惑に変わった。いったいなんのために?翌朝、謎は解けた。僕の妻を演じてほしい、と彼が切り出したのだ。■やぼったい秘書のリジーと、彼女がひそかに慕うゴージャスなボスとのもどかしいラブストーリーです。今月、日本初登場の作家ケイト・ヒューイットの情熱的な世界をご堪能ください。
-
4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アビーは姪をつれて、王家の古い別荘に身をひそめていた。出産と同時に亡くなった姉に、この子を守ると約束したから。ところが、今は使われていないはずの別荘に突然、王家の末弟プリンス・ミケイルが現れる。ハンサムなプレイボーイと評判の彼が、なぜひとりでここに!? 見つかる前にアビーは出ていこうとするが、嵐のせいで閉じ込められてしまう。――その頃、宮殿は一大スキャンダルで揺れていた。「アビーが誘拐した赤ん坊は、皇太子の落胤に違いない!」
-
3.8夫、貸します――。その新聞広告の見出しにキャリアウーマンのポーラは飛びついた。まさに救いの神だわ! 独身者の出世を認めない時代錯誤の社長に架空の結婚報告をしてから2年。罪悪感を覚えながらも嘘をつき続け、人一倍の努力で昇進してきた。なのに今栄転のチャンスを前に社長が出した条件は私の夫との食事会。この窮地を乗り切るには最善の策ね…ポーラはすぐさま電話した。雇う相手が想像の夫なんかよりずっと魅力的で心乱されることになるとも知らずに!!
-
3.6■テキサス中の女性が憧れる独身男性がどうして私なんかにかまうの?■スキャンダルに飢えたマスコミから逃れるため、レスリーはヒューストンからジェイコブズビルにやってきた。大学時代の友人が救いの手を差し伸べてくれ、彼のいとこ、マット・コールドウェルが経営する大企業の秘書に採用してもらったのだ。ところが、顔を合わせるやいなや、マットはレスリーを冷たい目でにらみつけて言った。「ここに来た本当の理由はなんだ?」レスリーはごくりと唾をのんだ。なんて怖い目……。きっと彼は私の過去を知っているんだわ!突然、底知れぬ恐怖に駆られ、彼女はマットのそばから逃げ出していた。
-
3.5唐突なプロポーズ――それは、あまりに悲しい恋の結末。 ロンドンの聖モード病院で働くオクタヴィアはある日、勤勉な仕事ぶりを買われ、出張看護の命令を下された。地中海めぐりのソクラテス号に乗船しろというのだ。船上で彼女は、かつて病院にけが人を運び込んだ男性と再会する。そのとき彼は“必ずまた会う”と自信満々に言い、オクタヴィアの脳裏にその姿を刻みつけたのだった。オランダの医師だという彼とともに船で過ごすうちに、無愛想だが親切な彼にオクタヴィアは心惹かれるようになる。だが航海が終わったとき、彼がもたらした残酷な仕打ち――それは愛のかけらもない、便宜的な結婚の申し出だった! ■「君に恋しているふりはできないが」と、ルーカス医師はあまりにむごい言葉とともにプロポーズします。オクタヴィアの返事はいかに……? 伝説のロマンス小説家ベティ・ニールズが描く、心がほっこり温まる珠玉作です。
-
3.5夫の亡骸とともに、リリーは茫然とデインの到着を待っていた。もうすぐ彼がここに来る。私を軽蔑している彼が……。デインの弟と極秘の取り決めを交わし、偽装結婚してから、そうとは知らないデインに罵声を浴びせられつづけてきた。家名を汚す雌狐! 清楚な仮面に隠れて浮気を楽しむ悪女!いわれなき汚名に耐えた結婚生活は、今、幕を閉じた。夫を亡くして、もうデインの憎悪に対処するすべもない。やがて顔をこわばらせたデインが、リリーの前に現れた。彼は知らない。私の体が無垢なことも、この胸に秘めた思いも。
-
3.5愛する父親が亡くなり、意地悪な継母と二人きりになったニーナ。だが悲しみに浸る間もなく、残酷な現実がニーナに襲いかかった。継母が豪遊していたせいで、父は多額の負債を抱えており、もはや生まれ育った大好きな屋敷を売るほか道はないという。ショックのあまり呆然とするニーナの前に現れたのは、父と生前親交の深かった、黒髪のハンサムな富豪スティード。忘れもしない5年前、ニーナの16歳の誕生日パーティに、彼女の唇を無理やり奪ったあげく子供とからかった、最低な男だ。屋敷を売らずにすむ方法がある――そう切りだすと、スティードはニーナをまじまじと見つめた。「僕と結婚すればいい」
-
3.5若き経営者にしてシカゴ財界の有力者ディーン・ローガン。それが、秘書ジョディが五年もの間仕えてきた人物だ。仕事中の彼は厳格で笑顔ひとつ見せたことがない。そのくせ、私生活では群がる美女たちと短い交際を繰り返し、しばしばジョディに後始末を押しつけている。わたしのことなんて便利な機械としか思っていないんだわ。彼女はなかばあきらめの境地に達していた。ところが、そんな彼に異変が起きた。目下の恋人にふられたのだ。呆然とする上司を見かねてバカンスをとるよう勧めたところ、ディーンは急に目を輝かせ、彼女にハワイへの同行を命じた。★シルエット・シリーズを代表する人気作家アネット・ブロードリックが登場。★
-
3.5その日、災難は朝からシェリーの身に降り注いだ。まず出社するなり、五年間勤めた会社をいきなりやめさせられ、呆然と帰宅していたところ、今度は車の玉突き事故に巻き込まれたのだ。激痛に見舞われてシェリーは意識を失い、次に目覚めたときは病院の白いベッドの上に横たわっていた。体にチューブがつながれ、麻酔のせいか頭がぼうっとする。そして隣には、思いも寄らぬ人物が付き添っていた。元夫のグレッグだ。彼に会うのは離婚して以来、実に二年ぶりだ。どうしてグレッグがいるの?彼はここで何をしているの?うろたえるシェリーに彼は言った。しばらく僕がきみの面倒を見る、と。★人気作家アネット・ブロードリックの久しぶりの新作をお贈りします。知らぬ間に読み手をストーリーに引きこむ筆力は健在。心あたたまるロマンスをご堪能ください。★
-
3.0薬指のルビーは囚われの身の証。愛しても報われることなどないのに…。 「弟との結婚をやめろ」式当日に花婿の兄クィンに命じられ、純白のドレスに身を包んだペイジは凍りついた。どうやらクィンは、ペイジの父親が彼ら一族の会社で横領を働き、その罪をごまかすために娘を嫁がせるのだと疑っているらしい。確かに父の強い勧めもあって半ば強引に決まった縁談だが、ペイジにはとうてい信じがたい話だった。一方、ペイジも共犯だと思いこんでいるクィンは、反論にも耳を貸さず、さらにとんでもないことを言い出した。君たち父娘の策略から弟を守るため、僕が君と結婚する、と。
-
3.0看護師のエリーズは、事故で重傷を負った大富豪デーモン・トレントの担当になる。端整な美貌が痛々しい姿になり、エリーズは気の毒に思わずにはいられなかった。昏睡状態が続く彼に、励ましの言葉をかけるエリーズ。すると、握った手から伝わるぬくもりとともに、彼の心の声が聞こえる気がした。不思議な絆を感じたけれど、自分を戒める思いでその気持ちを否定した。私は男の人を好きになってはいけないのよ。まだあのつらい過去を乗り越えてはいないのだから。
-
3.0愛する父親が亡くなり、意地悪な継母と二人きりになったニーナ。だが悲しみに浸るまもなく、残酷な現実がニーナに襲いかかる。継母の浪費のせいで、父は多額の負債を抱えており、生まれ育った大好きな屋敷を売るほか道はないというのだ。呆然とする彼女の前に現れたのは、ハンサムな富豪スティード。忘れもしない5年前、ニーナの誕生日パーティで、唇を無理やり奪ったあげく、子供扱いしてからかった無礼な人。スティードは、屋敷を売らずにすむ方法がある――そう切りだすと、ニーナに言い放った。「僕と結婚すればいい」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0クリスティは別居中の夫ジェイスンに会うため5年ぶりに故郷テキサスに向かった。ニューヨークで人気モデルとなった今、関係を清算するためだ。ある出来事から妻の資格をなくし逃げるように去ったというのに、彼はなぜか離婚を拒みつづけている――。休憩で寄った店で思いがけずジェイスンと再会し、クリスティの胸は目的とは裏腹に高鳴った。変わらない微笑みと年上の色気…。愛しあった過去を懐かしみ心奪われるも、彼はクリスティを妻だと気づいていない様子で?
-
3.0ギリシアの実業家で、大富豪のミコノスはマーサの愛する夫だが、二人はしばらく別居している。娘が生まれたとき、夫は、マーサが不貞を働いたと罵った。マーサの知人男性を名指しして、あの男の子どもだろう、と。あまりの言いがかりに、マーサは赤ん坊と家を飛び出した。夫が誤解を悔いて迎えに来てくれるのを待ったが、5年もの月日が流れ、ついに夫が現れたとき、マーサの期待は残酷にも打ち砕かれた。夫は娘を自分の子だと認めた一方で、ベビーシッターを雇い、娘をマーサから引き離そうとしたのだ。いや、それとも、マーサを娘から引き離し、妻を再び自分だけのものにするためか……。■ロマンスの大御所A・メイザーが70年代に執筆した、古典の雰囲気漂う夫婦元さやの物語です。富も愛も惜しみなく注いでくれていた夫は、なぜ突然あらぬ誤解をしてしまったのでしょう。ラスト、思わず絶句するような秘密と愛憎劇が明かされます。
-
3.0ジョージーナが秘書として勤める会社が世界的大企業に買収された。ハンサムな社長のタリスにじきじきに呼び出されたジョージーナは、いきなり友人の男性と別れるよう申し渡され、驚いた。さっぱりわけがわからないジョージーナに、タリスが告げる。新しい重役が君をくびにしろと息巻いている、君がつき合っている男は彼の娘の夫だそうじゃないか、と。とんでもない誤解だわ。私はただの友達よ、愛人なんかじゃない!だが、タリスは彼女の説明に耳も貸さず、厳しい声で命じた。「君には、しばらくのあいだ僕の目が届くところで仕事をしてもらう」私がこんな傲慢な人の秘書に? だが、やがて彼の優しさに惹かれて……。 ■〈ゴージャスな恋人〉と銘打ちお贈りする企画第2弾は、ハーレクイン・イマージュの人気作家ジェシカ・スティールの大ヒット作。永遠の人気テーマ、ボスと秘書の恋を描きます。
-
3.0人に言えない悲劇的な過去から逃れたくて、レスリーはヒューストンからジェイコブズビルにやってきた。学生時代の友人が救いの手を差しのべてくれ、彼のいとこの大富豪マット・コールドウェルが経営する、企業の秘書として採用してもらったのだ。だが、気さくでやさしいという評判のマットは、初対面のときからレスリーに辛く当たってばかり。ああ、彼は私の恥ずべき過去を知っているのかも……。怯えながら働く彼女は、ある日マットから意外な申し出を受ける。
-
3.0モーネイは凍りついた。姉の夫が事故を起こし、逃げ去ったのだ。義兄に泣きつかれ、モーネイはやむなくその場をあとにしたが、助手席にいたモーネイには、男性の姿をはっきりと見てとれた。長身で黒っぽい髪、貴族的な顔立ちの洗練された紳士。ところが、その男、実業家ブラッド・ケンドリックもこちらの顔をしっかりと見ていた。翌日、良心の呵責からブラッドの病室に見舞いに行くと、男は、一方的に彼女を犯人と決めつけ、罪のつぐないを求めてきたのだ。モーネイは姉の家族を守るため、言いなりになるしかなかった。
-
3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き妹の娘をひき取り、惜しみない愛情を注ぎながら育児に奮闘していたサラ。ある日、隣の家に越してきた男性ジェイクが彼女の前に現れる。甘いマスクに鍛え上げられた肉体。…なんて素敵な男性なの! あまりの魅力に思わず心奪われるサラだったが…彼はなんと血をわけた娘の存在を知りひき取りに来たという。なんてこと!? 私からこの子を奪いに来たなんて!! けれど、警戒するサラに彼は思いもよらぬ提案をしてきた。「僕たちが結婚をすればすべてうまくいく」と。
-
3.0サンフランシスコに住むソフィー・コルトンは、ある夜ナイフを持った暴漢に路地裏で襲われ、顔にも心にも深い傷を負った。静養のため故郷へ戻ってきたものの、母に傷跡の醜さを罵られるつらい毎日が続いた。誰かにすがりつきたい。そんな思いで、ソフィーは初恋の相手リバーのもとへと向かう。だがリバーは以前彼女を拒んだときと同じ、冷たい口調で言った。「きみはしっぽを巻いて帰ってきたんだ」
-
3.0スコットランドの村で治療師をするフィオナの家にある日の夜更け、アメリカ人らしき男性が訪れた。ここへはめったに人は訪ねてこないのに、何の用だろう。それに、彼はひどい咳をしている。今すぐ休ませないと、肺炎にかかってしまうわ。見知らぬ男性への興味は、体が弱っていてもなお伝わってくる強烈な男らしさのせいでいっそう駆りたてられた。フィオナが名乗ると、男性はいきなり彼女の手を取って言った。「きみこそ、ぼくが探し求めていた女性だ!」
-
3.0身を粉にして働くシンデレラ。 窮地の彼女の前に現れたのは……。 ジルは幼子を抱え、来る日も来る日も懸命に働いている。 小さなケーキ店をなんとか軌道に乗せようと努力を続けていたある日、 開店以来もっともたくさんの注文が入り、ジルは感激した。 だが喜びもつかのま、助手が急に辞めることになったうえ、 頼みの妹までが出張で子守りさえお願いできなくなってしまう。 絶望のあまり途方に暮れるジルに、思わぬ救いの手がさしのべられた。 元夫の親友コナーがなにくれとなく助けてくれたのだ。 これまですべてを独りで抱えてきた彼女はその優しさに惹かれるが、 ふと大きな不安が脳裏をよぎった――彼が突然現れたのは、なぜ? 思えば1年半前、元夫の離婚の意思を伝えに来たのも、コナーだった……。
-
3.0病院のベッドで目を覚ましたとき、彼女は記憶を失っていた。傍らにはラウールという魅力的な男性が付き添っており、彼の口から語られる話は驚くべきものだった。彼女の名はシェリー。ラウールの妻であり、二児の母だという。自動車事故を起こしたものの奇跡的に大きな怪我はなく、記憶だけが失われたらしい。退院後、彼女はラウールとともにパリ郊外の自宅で暮らし始める。夫への愛情が日ごと深まる一方、彼女の戻らぬ記憶の片隅で、奇妙な確信が育ちつつあった。そう、私は……シェリーではない。
-
3.0ある朝、いつものように目覚めたリンジーの隣に下着姿のジャレッド・クレンショーがいた。おまけにその向うには鬼の形相でふたりをにらむ両家の父親が立っている。私が頭痛で寝ている間に、いったい何が起きたの?ジャレッドに聞いても、わからないの一点張りだ。厳しく躾けられ、純潔を守ってきたというのになんてこと!!さらに、父親たちはまったく話を聞こうともせずに言い放った。「責任として、すぐにふたりには結婚してもらおう」
-
3.0事件に巻き込まれ、身に危険を感じたレスリーは逃亡するが、雪で立ち往生してしまい、近くのキャビンで助けを請う。ケガを負って療養中のジェイソンという男性が現れ、予期せぬ逃亡者を露骨に迷惑がったが、外は命にかかわる猛吹雪、しぶしぶレスリーを受け入れた。不穏な空気が部屋を支配していたが、やがてふたりはお互いの事情を知り、打ち解ける。陰のあるジェイソンに惹かれ、レスリーは求められるまま彼のベッドに身を横たえて熱いキスを受け入れてしまい…!?
-
3.0秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。
-
3.0スティーブが夢から覚めると、見知らぬ男三人がベッドを囲んでいた。「妹の結婚式に呼ぶために来た」男の一人が言った。「どうしても出てくれないと困る。きみが花婿なんだから」いったいこれはなんなんだ? 夢の続きか?スティーブには彼らが何者で、自分が誰の花婿になるのか、見当もつかなかった。スティーブ・アントネリはもう過去の人なのよ。ロビン・マクアリスターは傷つき、憤りながら自分に言い聞かせた。休暇中、過保護な兄たちの目を逃れて行った旅先で、夢のような男性と出会い、恋に落ち、初めて愛を交わすことも経験した。彼はとても誠実で、休暇が終わっても連絡をくれると約束した。それなのに、あれ以来、スティーブからはなんの音沙汰もない……。
-
3.0「あなたは、アンブリアのプリンスたちのことをなにか知っている?」その女性は思いつめた表情でデイヴィッドに尋ねた。意外な質問に、彼は息苦しさを覚え、聞き違いかとさえ思った。女性の名はエーメ。妹が残した赤ん坊の父親捜しに、テキサスからやってきたという。ロンドンで社交生活に明け暮れるデイヴィッドには、運輸会社の支社長とは別に、もう一つの隠された顔があった。それはアンブリアの王家に生まれたプリンス・ダリウスとしての顔。だが今はないこの王国の肩書は、限られた者しか知らないはずだった。驚くデイヴィッドに、エーメはさらに思いがけないことを告げた。赤ん坊の父親はプリンス・ダリウスだと、妹から聞かされたと。■10/20刊からレイ・モーガンの3部作〈夢の国アンブリア〉を3カ月連続でお贈りします。国を追われたプリンスたちが、それぞれの恋人とたどる祖国への旅路の結末を、どうぞお見逃しなく。
-
3.0王位継承者の選定に苦慮するニローリ王国を訪れた、亡き皇太子の婚外子アダム。経営する映画会社が危機にさらされている今、王位につくことは会社を守る資金を手に入れる最後のチャンスだ。滞在中用意されたのは盲目の美しいピアノ教師の離れ。ともに暮らすうちアダムは、孤独のなかにあっても変わらない彼女の強さとひたむきさに惹かれ始める。しかし二ローリ王家には、君主の結婚に関する固い掟があって…!?正統なる王族ロマンス<二ローリ・ルールズ>第7弾!
-
3.0最近、社長のケインの様子がおかしい。秘書のマギーは困惑していた。密かな憧れの人だったケイン。去年の夏、彼への淡い想いを断ち切るためにある重大な決心をしたのに、伝えるチャンスがなくて…。だが、ある日ケインにランチに誘われたマギーは「社内にケインの子供を妊娠した女性がいる」ことを告白されて!
-
3.0仕事で参加した地元企業の交流会議で、シェリーはボスのレイフとチームを組むことになった。レイフは今でこそ女性社員の憧れの的だが、シェリーは彼の正体をよく知っていた。幼いころから彼にばかにされ、意地悪をされ続けてきたからだ。案の定、シェリーと一緒に働くと知り、レイフは反感をむきだしにした態度を見せた。先行きを憂えていた矢先、企画の一環として、なぜかシェリーがレイフの上司として指揮を執ることになった。これまでの借りを返す願ってもないチャンスだわ!シェリーの胸は躍った。
-
3.0~お金持ちでハンサムな男はみんなくず~男性不信のマライアは、日ごろからそう思っていた。最近、隣に越してきたザヤドと正面衝突したときも。異国の王を思わせる堂々たる立ち姿に惹かれつつも、そのみなぎる自信と傲慢さに反感を抱いていた。ある日、マライアは浴室で転倒して動けなくなる。助けを求めて大声でルームメイトを呼んでいると、物音を聞きつけたザヤドが浴室の外までやってきてしまった。裸で、しかもこんなにぶざまな姿を彼にさらすのだけは避けたい。入ってこないでと懇願したもののドアは容赦なく開けられ……。★ロマンスの王道を行く人気作家ローラ・ライトの作品をお贈りします。★
-
3.0私は夢を見ているのかしら?ダイアナの家に、十年ぶりにキャムが突然訪ねてきた。父に虐待されていたあのころ、唯一の心の支えだったキャム。だが彼の家族は、二人の単なる友情にさえ露骨に嫌悪を示した。名家の御曹司とダイアナとでは、住む世界が違いすぎたのだ。キャムが街を出たあと、ダイアナは生きる希望を失い、彼の面影を胸に生きてきた。なぜ今になって戻ってきたの?理由を聞いたダイアナは色を失った。キャムが結婚するなんて!
-
3.0イザベルはアレックスの言葉に唖然とした。「結婚してくれ。次の仕事には妻が必要なんだ」好きだけど愛していない友達を“妻”にするだなんて、彼は完全にどうかしている。こんな申し出を受け入れてはいけない。でも、もし彼が私を……。 アレックスは必死だった。僕にはイザベルが必要だ。大好きな友達のイザベルなら信頼できるし、妻役も難なくこなしてくれるだろう。そもそも僕は愛なんて信じていない。友達が“妻”になったところで、なんの問題も生じないはずだ。ただ一つ、気になっているのは……。◆RNA2009 Romance Prizeの栄誉あるファイナリスト、ケイト・ハーディの最新作! 最高の友情が最高の愛情へと変化していく過程をみずみずしい筆致で描いた珠玉のロマンスです。◆
-
3.0コーリーは上司のグラントからプロポーズされた。ハンサムな会社重役のグラントは理想の結婚相手と言われている。喜んでいいはずだが、この結婚は“普通”ではない。グラントはコーリーが切実に我が子を欲しがっているのを知って、彼女に白羽の矢を立てたのだ。数年前、事故で妻子を亡くしたグラントは、今後、亡き妻を超える女性に出会えるとは思っていない。ただ、心の穴をうめてくれる我が子を求めているだけだ。彼の申し出を受ければ、母親になる望みは叶えられるだろう。でも、はたして、それだけでいいのだろうか……。★愛は二の次という結婚に踏み切れるものでしょうか。8月にハーレクイン・イマージュに初登場したレイ・モーガンが、結婚観を異にする上司と部下のカップルを描きます。★
-
3.0親友に会うためテキサスを訪れたジャニーンは、バーベキューパーティで、親友の親戚にあたる牧場経営者ジョーダン・クレンショーと出会う。ジョーダンは背が高くてとてもハンサムなくせに、ぶっきらぼうで愛想のかけらもなく、第一印象は最悪だった。あろうことか、親友の子供たちが体調を崩したため、ジャニーンは彼の家に数日間滞在させてもらう羽目になる。もちろんジョーダンは、迷惑きわまりないと言わんばかりだ。だがジャニーンはまだ知らなかった。冷たい態度の裏にひそむ、彼の本心を。■D~1093「仕組まれた一夜」、D~1143「強引な結婚」といった、クレンショー家を描いたアネット・ブロードリック作品の関連作です。今回のヒーローも、クレンショー家の一員らしい魅力あふれる人物です。どうぞお楽しみください。
-
3.0王位継承者の選定に苦慮するニローリ王室から次期国王就任という異例の打診を受けたアダム・ライダーは六歳の息子ジェレミーを連れてニローリへやってきた。経営する映画制作会社が買収の危機にさらされている今、王位につくことは会社を守る資金を手に入れる最後のチャンスだ。だが亡き皇太子の婚外子という立場が障害となり、交渉は難航する。そんな中、彼はピアノ教師のエレナと出会う。問題児のジェレミーの心をたちまちつかんだ彼女の様子を見て、アダムは決意した。エレナに息子の面倒をみてもらおう。あわよくば、僕の情熱に関しても。
-
2.5事件に巻き込まれ、身に危険を感じたレスリーは逃亡するが、雪で立ち往生してしまい、近くのキャビンで助けを請う。ケガを負って療養中のジェイソンという男性が現れ、予期せぬ逃亡者を露骨に迷惑がったが、外は命にかかわる猛吹雪、しぶしぶレスリーを受け入れた。不穏な空気が部屋を支配していたが、やがてふたりはお互いの事情を知り、打ち解ける。陰のあるジェイソンに惹かれ、レスリーは求められるまま彼のベッドに身を横たえて熱いキスを受け入れてしまい…!?
-
2.2まもなく王位を継ぐメリディア国のセバスチャン王子は、まぶしいほどの美貌でありながら噂どおりのひねくれ者。戴冠式にシェフとして招かれたエマに何かとちょっかいをかけてくる。けれどふたりはいつしか惹かれあいキスを交わす仲となるが、その矢先、戴冠式前の大事なディナーでエマが大失敗をしてしまう。この国で神聖視されている国魚を、よかれと思って調理してしまったのだ。エマを追放せよという声があがるなか、セバスチャン王子は…?
-
2.016歳の誕生日、アシュリーは兄妹同然に育ったジェイクに想いを伝える決心をした。幼い頃から憧れ続けた8歳年上の彼。今日までずっと、ジェイクの1番近くにはいつも私がいた。大丈夫、きっと彼も同じ気持ちよ。だがジェイクは少女の突然のキスに動揺し、激しく彼女を詰ってしまう。あの失恋から9年、深夜の電話でアシュリーは彼から思わぬ依頼を受けた。私の心を踏みにじっておきながら、こんな時だけ助けを求めてくるなんて…。だが結局は彼の求めに応じてしまい…!?
-
2.0パーティーが終わりほっとして部屋に戻ったデイヴィッドが発見したのは、ベッドの上で寝ている女性だった。無理矢理起こした女性はエーメと名乗り、妹の子供の父親を捜しているという。その父親は、今は革命で途絶えてしまったアンブリア王家のプリンス・ダリウスだというのだ。世間から忘れ去られているアンブリア王家のことを、なぜ今もち出したのか?そして、なによりもダリウスとは、このデイヴィットの別名だった。だがエーメに隠した意図はなさそうだが!?
-
2.0故郷に戻ったケルシーは、隣家に住むエリックと鉢合わせした。昔、プロムの約束をすっぽかされ、赤恥をかいたのは忘れもしない。二度と彼にはかかわらないわ! そう心に固く誓ったのも束の間、エリックは求職中の彼女に、僕の会社で働かないか、と言い出した。
-
2.0幼い頃のファーストキスの相手、そして人生で1番情熱的な日々を過ごした人--ミッチェル・カーヴァー。突然姿を消してしまい、何年も音信不通だった彼が、まさか私の上司として現れるなんて!!2年ぶりの再会に「また会えてよかった」と軽くほほ笑むミッチに、彼と過ごしたパリでの幸せな日々がよみがえり、ダーシーの胸はざわめいた。でも、突然私の前から姿を消したあなたに伝えられなかったこと--あなたの子供のことを、今さらどうやって話せばいいの!?
-
1.0「きみの名前は?」とコールは自分の家の血筋を思わせる容姿を持つ少年に尋ねていた。「トニー・アルバレス。これは祖父と同じ名前なんだよ」と少年は言った。それは15年前突然姿を消した牧童頭の名前であり、その娘アリソンは昔の恋人でもある。もしかしてこの少年は自分の息子なのか・・・?
-
1.0「ボビーが昨日、結婚したですって!?」 長年の友人クリスがメアリーベスにもたらした知らせは、“婚約者(ボビー)の裏切り”だった・・・!――そんな…。明日は私との結婚式なのに…!―― ショックのあまり、途方に暮れるメアリーベス。そんな彼女にクリスが信じられない提案をする。「予定通り式は挙げよう。僕が花婿になる」。 力強く支えてくれるクリスの優しさに、次第に癒されていくメアリーベスの心・・・。・・・友情から始まった結婚生活のはずなのに・・・。私、クリスに恋してる・・・の?
-
1.0両親の他界後、幼い妹たちと農場を守るために一所懸命働いてきた三姉妹の長女・ミーガン。その農場が経営難で最悪の危機に瀕したその時、ミーガンの前に意外な救世主が現れた! 彼の名はトラヴィス。幼い頃彼女をいじめてばかりいた幼なじみで、今やモテモテのロデオ・カウボーイだ。その彼が、ミーガンの借金返済を条件に彼女に“一年間の契約結婚”を申し出る。「いったい彼は何を企んでいるの?」背に腹は代えられず、彼の申し出を受け入れるミーガンだが!?
-
1.0待ち望んでいたはずの結婚式を翌日に控え、ガブリエラは眠れぬままハンガーにかかった美しいウェディングドレスを見つめ続けていた。日が昇る前、とうとうガブリエラは決めた。やはりスティーヴンと結婚はできない。彼が私の過去を知ったら……。詫びの言葉だけの書き置きをスティーヴンの家の郵便受けに入れ、フェリーで英仏海峡を渡り、車でイタリアへ。湖水地方にいる幼なじみのパオロなら、忌まわしい記憶を忘れられずにいる私のこの苦しみをわかってくれるはず。だが、世界中に権勢を誇る実業家スティーヴンは、急遽結婚式をキャンセルしたあと、苦もなくガブリエラの居所を突き止め、険しい形相で追ってきた。■起伏に富んだ心理描写を得意とする往年の名作家、シャーロット・ラム。本作は、キリスト教の“七つの大罪”のひとつ――“憤怒”をテーマに描いた、ドラマティックな作品です。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「恋するアリス」「忘られぬパリ」「消えたファンタジー」「同居人はドクター」の4話をまとめて収録。
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「突然の逃避行」「最初で最後のラブレター」の2話をまとめて収録。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「心の傷のいえるまで」「罠に落ちた恋人たち」「シークのたくらみ」「約束の一年間」の4話をまとめて収録。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「薄幸のシンデレラ」「恋泥棒をつかまえて」「子爵の贈り物」「三日だけの情熱」の4話をまとめて収録。
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「伝説の指輪」「仕組まれた一夜」の2話をまとめて収録。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「今宵ワルツを」「魔法のハーブを求めて」「キューピッドの罠」「絹の誘惑」の4話をまとめて収録。
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ギリシアの悪魔」「天使がやって来た」「恋人はプリンセス」の3話をまとめて収録。
-
-赤ちゃんを守るための、白い結婚のはずが…。 赤ちゃん、泣かないで! アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親の身を案じた。親友が恋人に捨てられ、赤ん坊を産んだあと失踪したのだ。途方に暮れるアンスティだったが、ふと赤ん坊の伯父にあたる大富豪実業家ケイルのことが心をかすめる。弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助を申し出てくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-完璧な秘書の唯一のミスは、ボスに恋してしまったこと。 若くして夫を亡くしたスージーは、イギリスの田舎町で秘書として懸命に働いていた。そんな彼女に突然、朗報が飛びこんでくる。世界的な実業家ウルフ・バイナーから声がかかり、彼の秘書に抜擢されたのだ。ファーストクラスで世界を飛び回り、ホテルは常に5つ星。ボスのお忍びのバカンスへも同行する──スージーの地味な暮らしは一変し、気づけば、世界中に愛人がいる独身主義のウルフにすっかり心を奪われていた。ある日、彼に誘惑されたスージーはついに一夜を共にしてしまう。だが翌朝、夢見心地の彼女にウルフは厳しい言葉を投げつけた。「僕を騙そうとしたのか? まさかバージンだったとは……」 ■ハーレクイン・ロマンスの重鎮アン・ウィールが描く、ボスと秘書の古き良きロマンスをお楽しみください。若くして結婚し、寡婦となったヒロイン。半身不随の亡夫とは清い関係のままでしたが、それをずっと秘密にしてきた彼女の切ない心情が胸に沁みます。
-
-わたしは誰? 本当に夫に愛されていたの? 病院のベッドで目を覚ましたとき、彼女は記憶を失っていた。傍らにはラウールという魅力的な男性が付き添っており、彼の口から語られる話は驚くべきものだった。彼女の名はシェリー。ラウールの妻であり、二児の母だという。自動車事故を起こしたものの奇跡的に大きな怪我はなく、記憶だけが失われたらしい。退院後、彼女はラウールとともにパリ郊外の自宅で暮らし始める。だが部屋も別々だった二人が初めてベッドを共にした翌朝、電話が鳴った。知らされた驚くべき事実――わたしは……シェリーではない。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-熱い風が、最高の恋を運んできた─ ダイアナ・パーマーの名作ほか、まばゆい季節にときめく3篇の傑作アンソロジー! 父が遺した牧場を守るため、近隣の有力者ハンクに契約結婚を持ちかけたダナ。 ひそかに憧れ続けていた彼は意外にもその話を受け入れるが、それと引き換えに驚くべき提案をされ……。 テキサスに紡がれる切ない名作『初恋にさよなら』。 仕事一筋の女性がハワイで新しい人生に出会う『波打ち際のロマンス』。 2週間限定のバカンスから生まれた運命の恋を描く『サンフランシスコ物語』の3篇を収録。
-
-年の差ロマンス・アンソロジーの決定版!一途な乙女は、手の届かぬ年上男性と……。 ■北米ロマンス小説界の重鎮ダイアナ・パーマーをはじめ、恋に悩むうぶなヒロインを巧みに描く名作家たちが大集結! 若きヒロインが年上の傲慢ヒーローを時に振り回し、時に振り回される、じれったいほど甘く切ない年の差ラブストーリー3篇をお楽しみください。
-
-密かに産んだ娘、独りで授かった子、思わぬ妊娠。人生を変える恋を綴ったベビー・アンソロジー! ■北米ロマンス界を牽引してきた大御所作家たちが描いた、ベビーにまつわるドキドキの3篇を選りすぐってお贈りします。赤ちゃんというかわいらしくて無垢で小さな存在が恋のキューピッドとなる、読後に幸せで温かな気持ちがふくらむベビー・アンソロジーです!
-
-親友の裏切りで会社は倒産寸前、婚約者にも逃げられたダン。あまりに不運な日々に嫌気がさし、逃げるように南の島で自暴自棄な日々を送っていたある日、目を覚ますと部屋にシャノンと名乗る魅惑的な女性が。「昨日のあなたは情熱的だった」そんな大胆な言葉に反し、うぶな一面が見え隠れする不思議な彼女。身に覚えのない約束で居座ろうとするシャノンをダンは追い出そうとするが、ふたりは誘拐されてしまう。どこまでもついてない人生、俺はどうなるんだ…!?
-
-パーティーが終わりほっとして部屋に戻ったデイヴィッドが発見したのは、ベットの上で寝ている女性だった。無理矢理起こした女性はエーメと名乗り、妹の子供の父親を捜しているという。その父親は、今は革命で途絶えてしまったアンブリア王家のプリンス・ダリウスだというのだ。世間から忘れ去られているアンブリア王家のことを、なぜ今もち出したのか? そして、なによりもダリウスとは、このデイヴィットの別名だった。だがエーメに隠した意図はなさそうだが!?
-
-あの笑顔も、あのキスも、きつく抱きあったふたりの体の熱ささえ、すべてはお金のためだったのね――冷血な父親から逃れるため、素性を隠しラナイ島のカフェ店員として働くシェイナ。ゆっくりと時間の流れるリゾート地で本来の自分を取り戻しつつあった彼女は、観光のため島を訪れた若く魅力的な男性マルコと恋に落ちる。彼の前ではありのままの私でいられる…。しかし真実を打ち明けたいと思ったその時、彼がシェイナをつれ戻すため父に雇われていることがわかり!?