a.kさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
2巻を読んでみたい。
ハヅキさんのファンです。むぎゅ~やふたりぼっちが
好きで他の作品はどんな感じなのだろうと思い
読んでみました。こちらの作品は脚本があって
作画がハヅキさんということでちょっと恋愛ものとは
違う家族模様を軸に描かれた物語です。
17歳で母を失い、仕事ばかりで家庭を顧みなかった父親が
ニューヨークに呼び寄せるところから物語は始まります。
どこか冷めているような印象を受ける主人公は
これからどうやって父親と溝を埋めていくのか
1巻ではまだまだ分かりません。
ちょっとずつ読み進めてみたい内容です。
人間模様をどんな風に表現しているのか
原作を探して同時進行で読んでみたいと思いま -
ネタバレ 購入済み
ふたりの距離がもどかしいけど
とてもとても、リアルな恋愛模様だなあと思いながら読んでます。体型を気にする主人公とハグを求めてくる後輩。
大方、漫画に出てくるキャラクターはスタイル抜群で美人が
定番ですけど、これはそうじゃなく体型もですが過去に言われた言葉にも枷があってなかなか自分に自信が持てないところが共感大。
しかも高野くんはハグが好きでふたりはしょっちゅうハグしてます。そこがめちゃくちゃ好きです。会話がなくてもふたりの空間が成り立ってるとか、もう早く付き合っちゃえ!とモヤモヤしますがそれもよし。ふたりのテンポで想いが通じ合えばいいなあと
おもいます。こんなに何回も読み返す漫画はあんまりないなあ。
それくらい大 -
ネタバレ 無料版購入済み
マオマオと壬氏の行方も気になる
薬草大好きな猫猫がさらわれて後宮にしたっぱの仕事を
任されて始まる物語ですが、とにかく猫猫が目立たないように
そばかすの化粧をし、薬草にまつわる事件を推理し解決していく物語です。女性のように美しい壬氏を無下にする
とこがちょいちょい面白くて声を出して笑ってしまいます。
個人的に1冊目の2話表紙の壬氏の呟きがなかなか(笑)
この作品は元々ノベルですが、漫画は2人の漫画家さんが
それぞれ描いていらっしゃいます。内容は同じですが
視点がちょっとずつ違うのも面白い。絵のタッチも違うので
そちらも是非。
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無料版購入済み
もうすでに面白い。
もともとこの作家さんの「どうせもう逃げられない」という
作品が大好きで、他はどういう作品を描いていらっしゃるん
だろうか、と思いつつ無料版を読みましたが、もうすでに面白い。スタイルがいいとか可愛いからとか人を好きになる理由は様々あるけれど、主人公にとって今まで自分を大切に生きてきた
色んな部分を、きちんと見てくれる人がちゃんといて、
そこで初めて、自分をきちんと見てくれるその人を
好きになるんです。これってとても大切で素敵なことだなあと
思うんです。ああ、やっぱりこの作家さんは
言葉がとても響くなあって感じます。随所に出てくる
台詞がストンと自分の中に落ちてきて読んでいてとても -
ネタバレ
タイトルからは想像出来ない
このタイトルからあまり内容が想像出来ないかもしれませんが。
内容がすごくいいです。絵のタッチも表情が凄く繊細に描けているし、何より、干物だった主人公がハジメテをあげた相手をどんどん好きになっていく辺りから、周りの人の、傷つけるような言葉に怯まず、自分の気持ちを言い切って前に進もうとするあのシーンは、ちょっと感動すらしてしまいます。お似合いかどうかなんて、周りの人間が決めることじゃない。お互いが好きなら
そんなこと気にしない、主人公の強さが凄く好きです。
後半男性の家族の話が絡んできますが、ここもすごく興味深かったです。ただの恋愛漫画とくくらずにヒューマンドラマのような
物語の流れで描か -
購入済み
ギャップ萌えってヤツですね?
学校で人気の男子は、実は
主人公の幼馴染みで。
学校で見せる顔と、
自分の前で見せる顔は全く別もの。
この段階でオンオフが出来てるって
きみ、社会に出て出世するタイプやな。
と思いながら読みました。
いやー、いいね。
無理に迫ってくる男子学生なんかより
部屋に勝手に入るものの、
マンガ読んで笑い転げてるとこは
健康的で私個人的に好きです。
でも、女の子はまだまだ
気持ちに気づいてもおらず
サラッとあしらうところがまたいい。
無料分しか読んでませんが
学生同士の恋物語はちょっとのことで
萌えるので、期待大です。 -
天から追放された天使
この作品は最初からじっくり読まないと入り込めない作品です。どうか片手間でテレビ見ながら、とかじゃなくしっかり読んでもらいたい作品です。2021年現在から遡ること25年ほど前に連載されていた作品ですけど、今も色褪せることなく読める天使と人間の物語です。今でこそ9番目のムサシや黙視録が有名ですがこの作家を語るならこの作品は外せません。とりあえず泣きますね(笑)新章にはまだてをつけていないのですが、友達から勧められて読んだところ、号泣した覚えがあります。聖と言う名の天使があまりにも美しくて作中の立ち絵に見惚れてしまいます。
1巻と最終巻の絵のタッチはだいぶ変わりますが作者の画力が
凄まじくアップ -
もれなく面白い。
田村先生というと私のなかではbasaraが筆頭に出てくるのですが
この作品はジャンルが全く違う読者も巻き込むミステリー漫画です。読者が推測する推理のその上の展開が出てきたりするので
すごく面白いです。そして結構天然な整くんの性格が内容をマイルドにさせているのかも知れないですね、男女問わずお勧めしたい漫画です。もうひとつ。この漫画の中でずっと出てくる実際の本があるのですが「自省録」マルクス著なのですが気になってこちらも読みました。これも作画の中で作者が愛読書として紹介していますが、二千年も前に日記として書かれた書物が今もこうして読まれるとは、人って今も昔も根本的に変わらないモノなのだと改めて -
後できづいたこと。
別サイトで読んでたんですが、
まさか今人気のおまめさんの漫画だとは
気づいておらず、関連漫画を見ていて
あれ、これ読んだことあるな、
あっこの作家さんが描いてたんだ!と
最近気づいたんです。
ツイッターをで最新刊の告知等をされているので
フォローしてるんですが
エ○漫画っていいですよねー
実家にいるとき親に描いてる内容が
バレて家族会議になりました、と
書いてらっしゃってw
面白い方だなーと思いました。
この漫画の内容も
やっぱり色っぽい内容なので
電車のなかでは読めないやつですが
この、ほんのり色っぽいって
重要だなって思います。
絵のタッチも色っぽくて綺 -
ハヅキさんだったのか!
内容は淡々と二人の幼馴染みが久しぶりに会う内容の物語でそんなに登場人物が多い漫画ではないけれど二人の感情の揺れに軸を置いてお話が進むんですが、このハズキさんが描く漫画の中の男の子はカッコイイ、容姿端麗、ハイスペック、を売りにせず、誠実な、それでいて頼れる、実際に身近にいそうなキャラクター。というイメージが多いです。実際読んでてこんな人いたら好意を持っちゃうよなあと個人的に思うんですよね。これから7、8年経って「ムギュ~」を描かれてて、最初は気づかなかったんですがまさかハズキさんだったとは。巷では画力が上がればカッコよくて仕事もバリバリ出来てハイスペックな男女を描く漫画が多いですが、この方の描く
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購入済み
主人公の女の子の健やかさ。
同窓会に顔を出したら、当時好きだった人から
想いを聞かされて...なんてとてもありがちなんですけど
読んでいて思うのは主人公が流されない意思を持って
相手と向き合っているところ、でしょうか。
端々に出てくる健康的で健やかな台詞を読んでいると
とても清々しいきもちになります。流されずにきちんと
意見を言うことは大事だし、恋愛漫画という枠だけじゃなく
なんだかとても気持ちが浄化されるような
癒されるような気持ちになります。
ふたりが幸せに終わるエンドがもちろん希望ですが
どんな波乱を二人で乗り越えていくのかな、と
そちらも気になる漫画です。
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ネタバレ 購入済み
タイトルの意味は中を読んでから
主人公の女の子は
お茶をこよなく愛する性格ですが
性格も見た目も地味なため恋愛経験なし。
姉の結婚式で偶然居合わせた男性に
思いきって自分から踏み出そうとしますが
恋愛経験がないことを指摘され、
一線は越えないまま朝を迎えます。
いやしかし。未知の世界を経験させてくれた
男性にときめきますが、旅の恥はナントカ、と
思いながらもう会わないだろうと思いつつ
次の日仕事場に行くと、なんと昨夜の相手は
副社長で...そこから二人の関係は
仕事が絡みながら
徐々に近づいていきます。
色んな見せ場がありますが
台詞や言葉回しがとてもグッと
クルところが多く、そして
絵が艶 -
ネタバレ 購入済み
うわああ、やばい。
失恋してしまった女の子を
元気になれるようにするために
片想いごっこを提案する男の子。
学年一イケメンと言われているその男の子に
言われて、雲の上のような存在だった男の子と
会話を重ねていくうちにお互い惹かれていく物語。
でも男の子の方はちょっと前から
知ってたような雰囲気。
ぼくとつとした男の子とクイーンオブザモブコみたいな
女の子の初々しいやり取りや会話が
読んでいてほんわかもするし
キュンキュンします。
現在4巻まで購入して読みましたが
早く続きが読みたい!なんだこの幸せな気持ちは!
話のテンポはゆっくりです。学生らしく健全で
時々ホントにちぎらくんが甘いん -
無料版購入済み
無料分での感想。
おとぎ話であるような始まりです。
先代の家の娘が、
格上の公爵との婚約を破棄された挙げ句、
家を追い出され、鞄ひとつと魔石のみを
抱え、今晩の寝床を探し結界の張られている
敷地で一晩過ごし、目を覚ませば
持ち主が目前にたち、色々心配された挙げ句
お前が面倒を見ろ、と名指しされた男性と
これからなんやかんや始まるのでは?という
印象です。まだまだ序盤で
話が動き出すのは2巻目からでは
ないのかな。絵は綺麗なので
ストーリーがしっかりしていれば
この時代設定の物語がすきな層は
結構固定でいると思うので
しっかり受けると思いますが、
2巻も無料公開してくれたら
読者 -
3巻までの感想。
高校生の頃、ほのかに好きだった男の子が
10年ぶりに会ってみると、グイグイ来るタイプの男の子に
変わっていて、モジョのため展開についていけない主人公
。けれど、お互い彼目線、彼女目線で、どうして好きに
なったのか、確かにすきという感情は理屈ではないけれど
ちゃんと相手の内面というか、こういう行動や言動をする
場面で、お互い惹かれ始めていたんだなあときちんと
納得できる回想シーンがあり、ただかっこいいとかかわいいとか
外見上のことではないところがとても好感もてます。
ああ、こんなふうにお互いを想い合える関係はきっと
長く続くんだろうなあ、とこの先の展開も含めて
とても楽しみ -
購入済み
不思議とこの作家さんの作品は。
小説のようにストーリーにきちんと筋道があって、
スッと読めて暖かい気持ちにさせる何かがある、ような
気がします。今までBL的な漫画は興味なかったんですが
不思議とこの作家さんの作品は、
そんな食わず嫌いな人にもすんなり心のなかに
入り込んでもう一度読み返したくなるような魅力があります。
評価が高いのも納得です。
そして画力とストーリーの緻密さが
とてもマッチしていて
続けて2冊目を買ってしまいました。
男女間のみに恋愛感情は発生しないし、
例えそれが同性間であっても
こんな素敵なストーリーだと
キャラ達が読み手の人の心のなかに
ずっと生き続けてくれているような
息 -
購入済み
なんだか泣きそうになる。
BLとしてのストーリー自体とても無理のない内容で
秀逸。初心者にとっても無理のない設定です。
内容はハードですが。
どうして男性を好きなのに一歩踏み込めないのか
というと、小さい頃から好きになった相手に想いを伝えると
拒否されたり、友情が壊れたり、と
そういう経験から相手に対して両想いになるのは
一歩引いてしまい踏み込めない、とのこと。
私は男性が同性を好きになっても人それぞれなんだし
理解はある方です。なのでこういうトラウマのような
話を持ってこられると、なんだか感情移入
してしまって泣きそうになってしまいます。
お話はハッピーエンドです。
悲しいお話じゃないので心 -
活字、お勧めです!
無料分でどこまで読めるだろうと思いつつ、無料分のみの感想です。漫画だと数ページですが、ノベルになると結構読ませてくれるので嬉しいです、そして物語のディテールがすごく好みです。
目の前に情景が自然に浮かび上がり、登場人物の心情や動き、
ごく自然にするすると読める文体。漫画版も出ていますが
わたしは断然小説派です!文才ある方なんでしょうね。もっと先を読みたいです。文章を読むのが苦手な方に是非とも読んでもらいたい文体です。読みやすく、途中でこ難しい言葉も出てこず、
こんなに読みやすい文体は他にあまり見たことがありません。
これは…ガチャでノベル割引を引いて買うべきですね笑 -
今も昔も。
原作は江戸時代後期に作られた作者不詳の物語。
タイトルの意味は『取り替えたいなあ』という気持ちが込められています。原作は現代語ではないので少々読みにくいですが
今も昔も、人が悩む根源は変わらないような気がします。
男ならよかったであろう活発な女の子と女の子であったなら
さぞ淑やかでよかったであろう男の子、
この男女双子が物語の主人公です。
昔であれば女らしく、男らしくを求められたであろう時代に
生きにくかっただろうなと思いながらも、物語の壮大さに
感動します。江戸時代にこのような物語があったとは、
もしかしたらこれを書いた作者の周りに、いたのかもしれません。原文ではもう少し貞 -
ネタバレ
3巻まで読んだ感想です。
イラストの綺麗さ、話の流れも不自然ではなく、とてもいい流れで物語は続きますが、付き合うまでライバルも出てこないし、葛藤なんかもなくさらっと両想いになっていったので、もう少しその辺焦らしがあっても良かったかなあって思います。付き合ったら付き合ったで、未成年だし、預かっている身なので、相手の両親にきちんと話し、筋を通す姿に、うおおおお、なんちゅう
好青年なんだ、と一気に好きになりました。相手が誠実であるというのは良かったよね、はじめての相手がそこまで考えてくれていて付き合えるのは、とても読んでいて素直に嬉しいなあと思ったりします。二人のいちゃいちゃぶりはここには書けませんが、
とてもほっこりし -
ネタバレ 購入済み
あまり期待しないで読んでみた
黎明のアルカナを一読してドハマりしてしまった作家さんで
水神の~はタイトルからして?どんな内容か想像つかず
とりあえず読んでみようと思い、読んだところ、これも
個人的にクルものがありました。超SFだと思って読んでください。そうすると、最初は非情だった水の神様が、年月をかけて
感情が芽生え、人間の女の子に対して神様らしくない感情豊かな行動を起こすようになります。無表情だった部分も徐々に顔に嫉妬や悔しさ、嬉しさ、悲しみの様子がうかがえ、女の子は戸惑い始めます。およそ神様らしくないその行動は女の子を戸惑わせます。
最後はどうなるのかな?そわそわしてしまうところもあります。
最終巻は時系列 -
ネタバレ
全巻持ってます。
読むきっかけは、私が書店員をしていた時に店長から「この本のPOPを書いて」と言われたのが最初。まだ完結していなかったのでその当時の最新刊まで読み、簡単なあらすじを書いてPOPを書いたのですが、ドハマりしてしまい、漫画でこんな表現をしている人がいるんだ!と衝撃を受けた覚えがあります。人が人を理解するとき、暴力ではなく、やはりお互い向かい合って話すということ。本当に理解するにはもうこれしかないんだよな、と改めて思う作品です。最後の巻で川原でミゲールの気持ちを言い当てるシーンがあります。そのシーンでは思わず胸を打たれました。
私自身も何回も読み返し、子供にもこれはいい本だよ、と子供にも何回も読ませ