ネコジャン・イヌダヨヴィッチさんのレビュー一覧

迷言メーカー

ふたりモノローグの魅力は枚挙に暇がないが、１番はなんと言っても漫画界屈指の迷言メーカー、御厨みかげだろう。
「神を世俗化してしまった。これは冒涜だ！私は罪を犯した！！」
「ふぁ〜結婚しちゃった！事実上！」
「浅めに告っちまったぜぇ〜。ふぃ〜」
など、今巻も大変楽しませてもらいました。
「膕」なんて言葉を初めて知った。
またこの漫画はモブに至るまで薄いキャラが一人もおらず、みかげに好意を寄せる名も無きお○ぱい大好き男くんをはじめ、松岡修造的アツうっとおしい教師、薬袋。ゴリゴリのギャル腐女子、都先輩など胸焼けするほど濃いキャラのオールスター。
普通のラブコメやギャグ漫画に飽きた人にオススメのラブ？...続きを読むコメディです。

アホ感がたまらん……！

才色兼備のスポーツ万能美人のはずなのに、どこかポンコツ感が否めない謎解き愛好会の会長、早妃ちゃんが可愛いです。
謎解き（ひらめき系のものが多いので、ナゾナゾ感がすごい）の創作力は凄いのだが、問題作成時のミスによりラッキースケベやドキドキ展開へ誘われていくこの物語のパターンは嫌いじゃない。
意地張ってパイ揉みされた時にこぼれた声と表情は最高でしたし、何故かその時だけ紳士さを捨て去って覚悟を決める一ノ瀬くんも最高でした。

イエッタの涙……！

１年の別れでも心配で泣いちゃうイエッタはマジ天使。でもやはりうっすらと漂う終末感や閉塞感が不穏さを演出していてとても良いです。
北斗の拳的なヒャッハーな奴らに襲われないといいな。

古技術

メイラインのガラス玉が夢への介入ができたり、かなりのオーバーテクノロジーが「古技術」という名で存在する世界。
世界の果てには何があるのか気になりますが、とりあえずイエッタが寂しそうで泣きそうになりました。

不思議な感じ

何だろう……ポケモンでいえばとても人々が優しくて暖かいマサラタウンみたいな場所の話でほっこりしました。
メイライン職とは何なのか、世界の衰退の理由と関係あるのか気になるので次巻も読んでみようと思います。

エクストリーム百合コメディ

10年前に壊れてしまった友情を巡る百合コメディ。まず登場人物が全員個性的かつ狂ってて面白い。根暗で絶妙な勘違いと忖度を繰り返すひなた。クールギャルの皮を被った百合モンスター御影。こじらせたドMの佐呂間。ネアカの天然バカ、アキラなど、4人のやり取りを見てるだけでも面白く、各話10ページ以下とは思えぬ内容の濃さ。
またひなたの可愛さに狂った御影は
「国が保護すべき……！文化財として……！！」
「胃ちっちゃ！ちっちゃ胃！」
「やっと時代が追いついたか……」
などイカれた迷言の宝庫。
どう転んでも面白いので、百合に興味ない人も読むべき異色のコメディです。

ザラさんが素敵たまらん！

この物語の魅力＝魔女のザラさんの魅力。といっても過言ではないほどザラさんがたまりません。
大人クール美女、小悪魔ギャルJK、そして生意気ロリガキと一人三役をこなす全方位型イージス艦。このまさに鉄壁で完璧な女性が、豆腐を殴って手首を痛めるほどの虚弱かつ究極に存在感の薄い主人公、透に惹かれていく様はもう、クーデレの究極形態と言えましょう。
マガポケで無料連載も読んでいますが、透のヘタレ行動に対するザラさんのツッコミもキレていて、コメディとしても面白いです。
自身にかかった呪いを解くためには、透の願いを叶えねばならない。
その為には、彼の恋を後押しせねばならない。
しかし彼を応援すればするほど、ザラ...続きを読むさんの胸がチクチクと痛み始めて……？
恋のパラドックスに陥ったザラさんに勝機はあるのか？この物語の結末が気になります。

噛み合いそうで噛み合わない…笑

パーフェクト美人バリキャリ女上司の高嶺さんと、誠実だがガチポンコツの部下・弱木くんのラブコメディ。
高嶺さんのパワハラレベルの行き過ぎたツンデレも真面目バカの弱木くんには通じず、明らかなデレや告白チャンスもバカゆえに見逃す。
さらには高嶺さんを狙うヤリチンのチャラ田やオタサーの姫気質の会社のマドンナ天井苺も加わり、互いに噛み合いそうで絶妙に噛み合わない上質なラブコメになっております（ラブ３：コメディ７くらいの割合）。
カオスな四角関係に加え、「高嶺華激団」など言葉のセンスも良く、大いに笑えて極たまにキュンとできる、そんなラブコメです。

アクア……笑

恋愛リアリティーショーの後遺症で、妹のルビーから「女の敵」認定されたアクアが不憫すぎて笑う。でも重曹ちゃんとアクアとあかねの三角関係はどうやら本物のようで面白いです。

意外と深そう

ただのエロマンガかと思いきや、盗撮主人公の亡き父親は映画監督でイイこといってたり主人公も撮影に対する信念があったりと、意外と深そうなマンガです。ただ文化祭ぶち壊しはあんま擁護できない笑　ただSNSで拡散するだけでよかったのになぁ……
女の子の謎も気になりました。

厳デレ

親友の指摘でついに雫を意識し始めた厳。自分にとってはもはや、頑なにソロキャンプにこだわっていた厳がデレていく様を楽しむ「厳デレ」漫画と化してます。
相変わらず厳の男の雑料理も雫の手の混んだ料理もクソ美味そう。ギアもカッコいいしなんかソロキャンプ行きたくなってしまった……。そんな巻でした。

夢か仕事か。大人に贈る夢物語

「夢」と「仕事」。一度は諦め、折り合いをつけたはずの夢に挑戦するチャンスが訪れた主人公の、リアル「二刀流」ストーリー。
激務の広告会社で働きながら商業漫画にも挑戦するという一見ファンタジーな内容ながら、どちらにも翻弄され上手くいかず、「なぜまだ夢を追うのか？」「自分にとっての仕事とは何か？」という根本的な問いを突き付けられていく様は実にリアル。
作者自身も二刀流や広告会社の経験がお有りのようで、説得力からして違います。
そして短期集中連載のようなので、恐らく２〜３巻で完結するお買い得な内容。
それなりに満足している人生で「このままで良いのか？」と悩む大人たちに突き刺さる、「大人の為の夢物語」だ...続きを読むと思います。

司令……！

尻と脚のムチムチさ加減に作者のフェチズムが色濃く反映されている作品。
高い画力やエロさもさることながら、クスッと笑えるシーンも多い。
「……そう、メッチャ感じる」
「そのためのヒモビキニだ」
など司令による迷言が良い。
２巻への引きで新たなヒーローガールたちが登場する構成も凄いと思います。

クリスちゃん……！

めでたく？銀河１の生主になったクリスちゃんが可愛すぎて笑った。新キャラのモニカが美エロ過ぎて逆に男臭すぎるアグラビティボーイズに馴染まず登場回数減らないか心配になる。でも指名手配犯設定が継続中でますますカオスになって面白さは増してきそうな予感！

相合傘！！

最初の相合傘計画がバッティングしてからの意地の張り合いと、結局相合傘しちゃうオチが可愛すぎて悶絶したし、遺書残したいから帰る石上には笑った。新キャラ増えてカオス度が増し、面白さドンドン加速してく感じが良かったです。

初期の頭脳戦

巻が進むほどキャラが増えて会長vsかぐやの要素が薄れてきますが、そういえば初期はこんな恋愛頭脳戦やってたなぁ……と懐かしく思い出せます。
特にアホみたいな意地張って一緒に席を選ばなかった映画館デートの悲劇は面白かった。

ホカホカしたい……！

「じゃあさ……われと人間絶滅させない？」
一緒にお昼ごはん食べない？くらいのノリで人類を滅しにかかるEX団のボスには笑ったし、結果としてアンと和解できて良かった。ハツカネズミの話は泣いたし、ボノボのやばさ加減にはビビる（おちん○んフェンシングってなんなんだ……？）
これだけやってよくまぁネタが尽きないよなと作者のセンスに感嘆させられました！

半落ち宇治くん

ついにやることをヤッてしまった宇治くん（ヤッてない）。鯖江で抜けてしまったらもうそれは好きでしょう。小呂田くんと三人で飯食った時も無意識に鯖江の本性を伝えて諦めさせようとしてるし、桜井さんとは一言も喋れないし、もはや桜井ルートが見えない。てか桜井さんの登場が少な過ぎていまいちキャラが掴めない。
小呂田 ✕ 勝木ルートも見えたし、早く鯖江と結婚して幸せになってくれ……！
相変わらず宇治のツッコミはセンスあるし、下ネタに敏感過ぎる小呂田くんには笑った。

まるでサスペンス映画

結論からいえば超面白いです！特に謎に包まれた殺人鬼、品川真珠の目的がまるで分からないところが！
主人公の夏目アラタの目的は、まだ見つかっていない遺族の遺体を見つけ出す事。ただもう最初のカマ掛けでアラタが手紙の差出人とは別人な事や、アラタの目的まで見透かしている。それなのになお敢えてアラタに付き合う理由は？そして幼少期よりIQが30も上昇したのは何故？彼女は本当に殺人鬼なのか？？（いや殺人鬼なんだろうけど！）

謎が謎を呼び、気付けばアラタと同じ気分にさせられます。あと彼が不良気質なのに子供の為を思う児相職員で、根が良い奴なのにも好感が持てました。

超理論

除霊の為には、「死」の正反対である「生」を象徴する「性 交（まぐわい）」が必要……。
そんなクソバカ超理論（誉め言葉）から誕生したのが欲情除霊師カムイさん。
出てくる霊たちや助手の爆乳JKシヅも可愛いし、作画担当の画力も高いのに、何故か全くエロさを感じないのはこのクソバカ設定ゆえだろうか……。

他にも心霊写真を使ってオ○ニーしたり、その試用済みティッシュを御札や式神代わりに使ったり。挙げ句の果にはクソみたいなシチュエーションでのT.M.Revolutionのパロディなどやりたい放題な漫画。原作者は１回、西川貴教さんに怒られてください 笑

勝ち確主人公

良くも悪くもラノベっぽいノリで、ヒロインの主人公に対する好感度が最初からMAXな為、そこを受け入れられるか否かで評価が別れる作品だと思います。
今のとこ、高身長イケメン設定でオマケにオシャレなカフェ店員という、やたらスペックが高く感情移入しにくい点が微妙にマイナス。
これからどれだけ主人公の内面が、佐藤さんに好かれるに足る男かと分かるエピソードを重ねていけるかが肝でしょう。

お父さんとか親友とその姉とか脇役の方が濃くて好感度高いので話としては楽しめました。

退廃的でやたらリアル

「雪女と蟹を食う」を読んで好きになった作者さんの話ですが、やっぱり経済力とか家庭事情とかがやたらリアルで、将来に希望を持てない退廃的な雰囲気の漂ってるところが特徴的です。
童貞卒業とともに破滅的な恋愛に突き進んでいくのか、それとも卒業によって将来は変わるのか。
主人公の行く末が気になるので引き続き読んでいきたいと思います。

ポエム vs 撫子

照れカワ無双だったポエムにライバル登場？かと思いきやその生徒会長、大和撫子には古郡薫というお似合いゴリラがいた……！
な、なにを言ってるか分からねぇーと思うが、俺も何をされたか分からないまま推しカプが増えていた……。
凛としたハキハキ系パーフェクトおねぇさん × 育ちの良いカタブツゴリラお坊っちゃん（幼馴染属性）の二人の行方を見守りたさがもうストップ高です。
それはそれとして極小照れボイスで「ちょっとは真に受けてもイイのにさ……」と呟くポエムはやはり無双だったし、ヤンキー保険委員の出渕と秋名の行く末も気になるし、残りの月島と田崎はくっつくのかも気になる。買う！次巻！

夢を諦めた全てのドMたちへ

あらすじだけ読むとまともそうな漫画ですが、ところがどっこい大分クレイジー。
「ごく自然にあたり前のように、差し出された指を舐めていた」のシーンは笑いました。
天性のドM、優希が特殊能力を持つ女の子たちの奴隷となり戦うのですが、奴隷モード解除後にはとても卑猥な「ご褒美」タイムがあり、能力使用の代償として美女や美少女に舐め回されたり、あんな事やこんな事までとてもエチエチなご奉仕がされてしまいます。
もちろん、女の子たちは望んで「ご褒美」を与えているわけではないので、照れと羞恥心にまみれたとてもエチエチな赤面を見せてくれます。
「奉仕した分、奉仕される」。「ドMとドSのハーモニー」とでも言わんばかり...続きを読むの、エロ漫画顔負けの羞恥シーンも素晴らしいですが、能力バトルとしてのストーリーも普通に面白いです。

１粒で２度美味しい、夢を諦めたドMたちに捧げる、最高の物語。是非お読み下さい。

「現在の主（あるじ）：２名」のダブルブッキング表示には笑った。

いやだから孔明だよｯ！

まさしく発想力の勝利とも言えるこの漫画。孔明を現代に連れてきて集客に知力を使わせるというこのアイディアがまず天才だと思う。
さらに主要人物三人がそれぞれ魅力的。不幸な生い立ちのパリピシンガー英子、三國志好きのヤクザ風クラブオーナー、そしてリアル諸葛亮孔明！
「孔明……こいつ一体何者？」というセリフには「いやだから孔明だよ！」とツッコミたくなることうけあい。
天才軍師の現代音楽マネージャー無双。これは間違いなく次に来るマンガ大賞でしょう！

落差……！

峰浪先生の前作「初恋ゾンビ」を見てからこれを読むと、温度差で風邪ひくどころか心臓止まりそう。まさにハワイと南極、千賀のお化けフォークくらい落差あります。
あんな純粋初恋物語の次にどうしてこんなダークを超えたピッチブラックな話を描けるのだろう。天才過ぎて鳥肌たちます。
今や社会問題になっている、家族の介護で将来を奪われるヤングケアラーに片足突っ込んだ主人公。兄貴は引きこもりDVカス、母親は子供に認知症の祖母の介護と高卒で働いて家に金を入れることを強要するカス毒親、幼馴染の土建屋風ヤクザ、そして不倫自殺願望ヒロインとそのクズ夫…………。
主人公の優しさに比べて、周りにまともな人間が皆無。唯一の癒や...続きを読むしは幼馴染のチャコくらいでしょう。ヒロイン？の青江ナギすらだいぶイカれた女。
主人公はチャコと東京に出て幸せになって欲しい……。

ダブルバタバタ

おねぇとの晩酌での「ずっと好き」宣言で二人とも足バタバタさせたのは笑った。
萌子の彼ピ宣言、山田の殺意の眼差し、耐えられなかった芹の爆発、そして何も気づかぬバヤシコ……！中学生のリアルな空気を再現しながらもこんな混沌としたコメディを描ける桜井先生はやはり天才だと思う。はたして山田父の誤解は解けるのか？次巻も待ち遠しいです。

人生の夏休み

高い画力で描かれる大人の夏休み。ブラック労働ですり減り人生に疲れた主人公の泰葉に感情移入できます。秩父市周辺の、のどかで少し神秘的な雰囲気もまた良き。
「全部ももがやりました……」と命乞いするももを秒で売り飛ばすいちには笑った。
人生にひと休み入れたい大人たちに響く、秀逸な日常系？コメディです。

だんだん堕ちていく史織

段々と国彦の魅力？に堕ちていく史織のツンデレ化が激しくて良きです。また小雪先生の姪っ子の口下手オドオド系JCまで現れて、ますます犯罪臭が濃くなっていく……笑
大本命、榎本委員長英子に幸せになって欲しい反面、コミュ障な一宮の方が国彦を失った時のダメージが大きそうで感情移入してしまう。。
どんな結末を迎えるのか楽しみに見ていきたいと思います。

放たれた一宮砲

波乱を起こすかと思われた英子の姉、史織はただ英子の気を引きたかっただけで……？しかしやはり徐々に国彦に惹かれていき……？
という展開の後に、影が薄くなり始めたヒロイン一宮が国彦と抱き合う！
マジでどういう結末が待っているのか予想がつかないラブコメで面白いです！

ホントめんどくさい……笑

教師と生徒の禁断の関係……！といえば恋愛ものにはありがちなテーマだが、本作は先生側のリアルな対応が素晴らしい。
実際問題、生徒と付き合ったり関係を持てば即刻クビだし、条例的にもヤバい。恋愛感情あるなしを別にしてまず職務を全うし食い扶持を守ろうとするのがまともな大人の対応。
そのまともな先生の視点で感情移入できるからこそ、迫ってくる生徒たちがホントめんどくさい！笑
根暗ボッチオタク・お嬢様系ビッチ・清楚委員長と各種取り揃えた三者三様の面倒くささと、恋心がバレそうな時の可愛さが光ってます。
自分的には委員長榎本が１馬身差でリード、その後に陰キャ一宮と半馬身差でビッチが続いてましたが、いきなり第４の...続きを読む女が現れ波乱の予感……！
続きが最高に気になる終わり方で良かったです。

ポエムちゃんがたまらん……！

ジャンプでサッカーや社交ダンス漫画を描いていた作者さんですが、こちらが本領だと思うほど素晴らしいラブ？コメです。
風紀委員の桜大門に可愛い可愛い連呼されて赤面照れ照れ&照れ隠しパンチする微笑（ポエム）ちゃんは天使でしょう。根本が黒いプリン系茶髪も良き。
頭悪いポンコツ風紀委員・元ヤン保険委員・内弁慶というか二重人格図書委員など脇を固めるキャラたちの濃さもグッド。ポエムフレンズもアシスト力高めで、ポエムがいつ恋心を自覚するか楽しみです。

何このマンガ……

作中でナレーションツッコミが入ってますが、まさしく「何このマンガ……」って感じです。
コメディ……？コメディといえばコメディだし、「古代のポーズすぎたか……」とか結構笑える部分はあるのですが、何のジャンルかと問われると答えにくい。
自分の中では「ポンコツ女子観察系ダークファンタジー」的な何かだと落ち着きました。

髪イジイジ可愛い

陰キャ × 内気ギャルのラブコメ。リアルだと全く進展しなそうな組み合わせを、ドッペルという仲介者がいることで発展させていく上手い設定。
嬉しさを誤魔化すために髪の毛をいじる服部さんが可愛い。あと「遠回しに一緒に帰らない？！」は笑った。

鯖江ちゃんは理想の彼女

気を使わずに下ネタも言い合える、正に時代が求めたニューヒロインが鯖江ちゃんです。
マツコで○ックスいわく、「男友達みたいな彼女」こそ至高。記念日に特別感を出したり終始相手の機嫌をうかがわずとも、何も隠さず生きられて毎日楽しい。そんなオヤジ女子。そしてHカップ（自称）なアル中ゲロイン。
読者の９割９分が思ってるでしょうが、主人公は鯖江ちゃんと付き合って突き合った方が絶対幸せ。しかしそうすると文字通りこの物語が終わってしまうのが二律背反のジレンマ。
あと下ネタコメディのレベルが高いのが良かった。「寄り切られる……！」のとこは笑った。

パパ活魔導士の大冒険

Ｈな同人誌界隈のレジェンド、ちると大先生による王道？ファンタジーコメディ。Gは超えているであろう巨パイを押し付け、パパ呼ばわりしながら戦士の傷を癒やす姿は正にススキノあたりのいかがわしいお店そのもの。
でも案外クレイジーな白魔導士と冴え渡る主人公のツッコミでコメディ部分も結構面白いです。サブキャラのシフォンと元奴隷くんの関係も良き。
抱きついて回復してる間中、気まずい感じで目を反らしながら待っててくれる敵のゴブリンさんには笑った。

エロそうでエロくない少しエロい

徹底的に裸にせず、ここまでいやらしさを表現できる作者は天賦の才をお持ちだと思います。男の顔を出さないのもグッドだと思ってたが、遂にでるのか……？ってとこで無料試し読み版が終わってたので続きが気になります！

タイトルでもう勝ち確な漫画

タイトル通り、信長が本能寺の変を起点にタイムリープを繰り返して謀反の原因を探る、SFタイムリープ戦国コメディ？です。
作者のコメディセンスが非常に高いので別に歴史に詳しくなくとも楽しめるうえ、ちょっとした行動で歴史が変わっていくさまが面白い。SFで言うセンス・オブ・ワンダーも味わえる一石二鳥な漫画です。
光秀への「お前……謀反とか考えてないよな……」からの即落ち２コマならぬ即斬り３ページには笑った。
間違いなく今年の「次に来るマンガ大賞」筆頭です！

ツムギ可愛い……！

特殊能力を持つ「お菓子使い」たちと、東京壊滅テロの犯人という濡れ衣を着せられた同じ「お菓子使い」の主人公が戦う、コメディ多めの新感覚バトルコメディ。
あざとくて猫かぶってて世渡り上手のクセに、最後の最後で悪 (ワル) になりきれない主人公のツムギがたまらん可愛いです！これからどうやって東京壊滅テロリストの汚名をはらしていくのか気になる。
あとツムギを追う側の真面目系アホなミサキがツボ。「校風に合わせる寛容さまで持ってやがる……！」のとこは笑いました。
最強のお菓子使いの一人、入江先輩が出てきてから更に面白さ加速するのでぜひ見てください！

フィービーなしでも……

自分にとってもはや「週刊フィービーちゃん」といっても過言ではないこの漫画。
今巻は、
「フィービーちゃんは二人乗りしたい」
「フィービーちゃんはチェスを教えたい」
「フィービーちゃんは友達以上を望む」
の３本立てで最高でした。もうエヴァンス好きなの隠しきれてない感がすこ。
ただ今更ながらこの漫画、フィービーちゃんが出ない回も面白くね？と思い始めました。
特に「新設定の畳み掛けはやめて欲しい」のくだりは笑ったw

週刊オークレイ

もはや週刊オークレイと化しつつあるこの漫画。今巻は、
「フィービーちゃんは勝負服よりメイド服の方が可愛い」
「でも無駄に紅い口紅をとったらやっぱり勝負服ドレスも似合う」
「フィービーちゃんは『本当に大事なこと』扱いされて嬉しい」
の３本立てでした。非常に満足です。

フィービーはもうエヴァンス一筋だが、エヴァンス的にはフィービーは本命（本妻と言った方が正しいのか？）なのか気になる今日この頃です。

雪さんファッションショー

少しづつ普通の女の子に近づいていく雪さん。でもセーラー服着ててもなお人妻級の色気を隠しきれてないとこがまたgoodです。私服買う時の試着室ファッションショーでのエロ水着は最高でした。相変わらずの圧倒的画力で、主人公の家庭事情や竜星九子の残りメンバーも気になります！

目代さんは……

目代さんは、もしや以前吸血鬼を殺しに来た探偵っぽい人なんじゃないか？！両親吸血鬼に殺されてるみたいだし。だとすると皮肉すぎる……
あと高身長メルヘンメンヘラな越後リラちゃんが好み過ぎるのと、校内で口内はどうなんだ？！がツボでした笑

Oh……！

何をとは言わないが、ついにナニをヤッちゃった２人。そして秀知院公認のオープン交際へ？
その前に済ますべき藤原チカへの報告が何か今巻の引きみたいになってますが、ぶっちゃけそこは結構どうでもいい気がする笑
まだ四宮家と四条家の争いやミコちゃん石上ラインの騒動も解決していないので、あと数巻は続きそうで良かった！

メイコしか勝たん

もう呪術廻戦丸パクリな構図の表紙でまず笑う。モツオとガチゴリラの親友って言わせたい合戦もくだらな面白いが、今巻は何と言っても女の子たちが可愛い。
江戸時代のメイコは悶絶級すぎて誘拐したいし、モツオがロボ子の話ばかりする事に嫉妬しするメイコがたまらん。まさにメイコしか勝たん。
ギリギリのとこで素直になれない浦原ちゃんも良い。
そして最後に実は円ちゅわ〜んもボンドを狙っている疑惑が浮上……！自分は圧倒的に一途なガチルリ派なのですが、あざといスナイパー円の狙い撃ち感は凄かった。あれは惚れる。
恋の行方も混迷してきたが、暴走しがちなマグナム系女子ガチルリに最終的には勝利して欲しいです！！

ほのか可愛い

大人になった年上美人幼なじみにドギマギしながら、囲炉裏と炭火焼き料理を楽しんでいく話。田舎ならではのイノシシ肉ステーキはクッソ美味そうだった。あと主人公に好意のある空手中学生少女が出て来てから、三角関係ものの予感もします。
アリスに押し倒されたほのかちゃんの運命はいかに！！

フィービーちゃんは信じたい

「高嶺の花でも諦めなければワンチャンあると思ってる」「人の恋愛に口出しする奴の発言に、根拠などない」など、今回もエヴァンス父は為になる人生訓を残してくれます。
詐欺師の広めた迷信を信じてエヴァンスの写真をウイスキー漬けにしちゃうフィービーちゃんがマジかわいい。もうエヴァンス好きだって宣言しちゃってるじゃん可愛い。
そんなこんなで今巻もフィービーちゃんが可愛かったです。

親父殺されてこのまま死ねるか！

工藤と梶原さんの熱いエピソード。150ページ以上あるものが55円で買えてしまうとか、逆に作者の収入大丈夫か？と不安になります。
本編の喧嘩稼業は終わらぬ休載煉獄の最中にありますが、この十六闘士セレクションを読むだけでまたこう言いたくなります。
……木多、働けｯｯ！！

適度な擬人化

インコと漫画家のほっこり日常ストーリーですが、インコの擬人化具合がちょうど良くてツボです。犬猫などの動物が、人間の言語や文化を理解している設定の漫画も多い中で「白いペなぺなを適度に黒くするお仕事」「１日１個限定のしましま」「銀色の窓をのぞくと現れる友！」など癒やされる表現が良い。
あくまでインコなりの視点・価値観・表現で人間と交流していく姿がとてもハートフルで優しい気持ちになれます。

もしや……

本格的な四角関係になってきたのであろうか？このままではもし恋を成就させるというルールをクリアしたとしても、人間関係自体は壊れてしまうのではないかと気が気でありません。
てか生徒会長もタイムリープしてる？疑惑もあって面白いです。