【感想・ネタバレ】ボーダレスネーム 1のレビュー

谷中分室

広告代理店で働く亜生（あお）は、「上手くやる」をポリシーに平穏な日々を過ごしている。だが昔捨てたはずの“夢”である「漫画」に仕事で関わることで亜生の夢が動き出し…？ アラサー女子が夢に挑戦するワーキングストーリー第1巻！

[ネコジャン・イヌダヨヴィッチ · ★★★★★]

夢か仕事か。大人に贈る夢物語

「夢」と「仕事」。一度は諦め、折り合いをつけたはずの夢に挑戦するチャンスが訪れた主人公の、リアル「二刀流」ストーリー。
激務の広告会社で働きながら商業漫画にも挑戦するという一見ファンタジーな内容ながら、どちらにも翻弄され上手くいかず、「なぜまだ夢を追うのか？」「自分にとっての仕事とは何か？」という根本的な問いを突き付けられていく様は実にリアル。
作者自身も二刀流や広告会社の経験がお有りのようで、説得力からして違います。
そして短期集中連載のようなので、恐らく２〜３巻で完結するお買い得な内容。
それなりに満足している人生で「このままで良いのか？」と悩む大人たちに突き刺さる、「大人の為の夢物語」だと思います。

[ブクログ · ★★★★★]

セリフ、言葉が働いてる人にクルものが多々あり、仕事に前向きに取り組む勇気をもらえました。
もっと面白く生きることは何歳からでもできるよと言われてる気がした作品。

[U11 · ★★★★☆]

夢に挑戦

広告に関わる主人公は元々マンガ家になることが夢でした

しかし、周りから「もういい大人なんだから」といった言葉をかけられ、夢をあきらめて周りとうまく付き合うことを覚えました

しかし、あることがきっかけで、マンガ家になりたいと思い、再度挑戦することになります

たとえ、それなりの年齢になったとしても、やりたいこと、夢を叶えるために行動する主人公に勇気をもらえます