あたまらさんのレビュー一覧

正真正銘の両思い&新婚さんになった茄子川と蕪木。丸々、愛のあふれた第2巻です。お互い愛が予想の上を行っちゃってます(笑)

スペック高くハンサムでイイ男過ぎる当て馬・藤村さんがあれこれ祥子にアタックするけど、ジュン君と祥子の仲は割けなかったですね。

巻末にちゃんと野花先生が書いてくださってますが、『イケメンの先輩が実は童貞で純情でした』のスピンオフです。随分と雀のキャラが違うなあと思ったら、そう言うことでしたか、と分かります。

イケメンで仕事が出来る『王子』な斎条がまさかの童貞という衝撃。
どうりで恋人の橘とのデートが健全なわけで。その後、ムードを作って積極的にリードしてくれた橘に感謝ですね、斎条。

先輩・室宮はソッチの人なのかと思ったら、どうやらそうではないようで。でも酔ってあんな姿になったら回りがほっとかないと思うし…。実際、瀬良はそんな姿も込みで惹かれていった感じ。なのでキャラクター設定に疑問ありです。

吉田先生の作風は独特。それが先生のカラーとして唯一無二になっている。亡くなった斎藤天馬とはどんな人物だったのかと想像が膨らみ、椿のキャラクターに惹き付けられる。

伊吹×大和とモモ×雀ＣＰのそれぞれが描かれてます。紆余曲折した上でＣＰになったけど、ただラブラブなだけじゃなく、問題を乗り越えていく各ＣＰが素敵でした。

見た目は派手な遊が、実はいろいろ真面目なところがあり、色事は一切体験がないというのがツボ。川端は本当に興味本意から遊に手を出したように見えたので、『愛情』が感じられず残念。

『一目惚れ』という嘘のような理由からヤクザ牧の専属の男娼になった真。元々、借金を返すため男娼になった真ですが、どこか芯のある性格に描かれており、それが後々意味をなしていくんですよね。ヤクザ世界と相まって相乗効果を表していると思います。

クライドは体が大きいのでそれだけで包容力がありますが、悠を大事に&愛する技量も大きいのでスパダリ感が半端ないですね。Ｈする場所に関しては好みがあるかな。

クライドが日本と現代に順応していくのが意外にも早く、これも愛の力なのかしら？と思いました。けどタイムスリップの設定は何処へ行ったのやら…。お話と関係無くなってますよね。

出版業界はハードだと聞きます。この作品はちゃんとハードですが部下のミスもカバーしたりと、仕事をきちんとこなす姿も描かれていて良かったです。ファッションも素敵でした。

お願いを聞いてナース服を着てくれるだけでも昌は嬉しいのに、プラスでオプションな格好もしてくれる歩さん。エロくて最高です！

オメガバースって無理やり系が多い中、ある種の政略結婚だった隆臣と一昌にすぐ恋愛感情が芽生えた上でお話が進むので、明るい展開で良かったです。

しかし涼は先輩のことがずっと好きで、実際可愛がってもらって、付き合いも長かったのに家族構成は知らなかったのでしょうか？好きすぎて先輩のことしか目に入っていなかったのかな。
涼と隼人の絡みは美形同士で良いですよ。

イヤ～藤峰先生の脳内はどうなっているのやら。短い頁数の作品なのにしっかりドスケベ。そして台詞が脳内再生されてしまって困ります(誉め言葉！)

男性で爪先までフェチのように描かれるのってあるようで無いのではないかと。周防さんの視線に触れる指がエロく、廣瀬もメロメロですね。上司の花園さん、キャラ&ビジュアルがツボりました。

タイプは違えども歌に才能ある二人がコンビを組んでデビュー。その偉進と薫の成長と恋愛が詰まった一冊。デビューに向けての掛け合いが緊張感もあって良かったです。意外にも偉進がエロい子でした(大歓迎！)

昌が歩(つばめ)と出会う前から同じ店のスタッフとして勤務していた店長と川瀬も早速登場して、相関図も分かりやすい。４人とも悩んで可愛くなっていくからたまりません。
値引き時に購入しました。一冊としてカウントされてクーポン割引も適用されてお得でした！

竹富島で出会った踊場と弥生。ここでの弥生は人間離れした雰囲気で踊場が『お兄さん』と呼ぶのも分かる大人っぽさ。それも含めて白昼夢のよう。そこから喧騒のある東京編、現実的な雰囲気に変わる。構成が上手いです。

最初から隠すことなく真っ直ぐに向かってくる河南に、気付いたら惚れてたって感じの二上。普段は真面目で職場でも完璧な二上がどんどんエロく大胆になっていくのが良い！

佐久間課長がギリギリのトコで許せる可愛らしさがある。滝本がだんだん惹かれていくのも仕方なし！
少ない登場人物でも読ませてくれる作品です。

始まりはコメディとも思えるお話で、竹本と森課長のドタバタな関係が続くのですが、気付いたら結構重い雰囲気になり、最初のコメディタッチはどこ行った？と思いました。

編集者と担当作家のＣＰ、ここまではＢＬらしいのですが、作中の中井と岡村はお互いの年齢もあるせいか表面上は穏やか。でも水面下では実に熱い二人の姿が描かれていて、そのへんがとてもエロいです。

表紙に目を奪われました。夏の気だるい雰囲気と二人から漂う気配がなんとも言えません。全体的にまとまっているなと思ったら、巻末の「MAP」で納得。

表紙の水彩画のような淡い色使いが作風&お話合っていてイイですね。
自分も大変な夜空なのに晴真の面倒を観ていて素敵。でもスーパーマンではなく自分も悩み苦しんでいる姿が人間らしく、惹き付ける作品です。

じゃのめ先生の新しい作品から読み始めたので、少し前の作品は初めて読みました。一筋縄ではいかない登場人物は一貫して変わらないのですね。ちょっとクセが強く読みづらいのが難点。

高校時代からの親友の丘と朱巳の長年の関係を描いた作品。お互い強く思っているから言い出せない感じで読ませてくれます。最後はSNS万歳！で明るく終わったのが良かった。

「ナレーション枠」＝わっくんがイイ味だしてます。お話の補填&心理描写まで優秀です。新人の柴咲に攻められる副成が乙女のようになったりで可愛い。

順調な棗と斗真の同棲。でも甘えるのに慣れてない棗が色々と考えてしまい先走りしたり。それを斗真が見計らったように棗が耐えられなくなった頃を見て、甘えさせてくれるのがイイ。

幼馴染みの綾人より、同級生の高宮くんの方がイケメンに見えてしまった。奏も友達として信頼しているから色々と相談してたと思うんですよね。

前作よりずっとラブ度の上がった作品。やっぱり恋人同士ってイイですねえ。お互いデレるのが可愛い。なので違う表紙が良かったな…。

赤西は諒と女性と3人でヤりながら、実は最初から『ソレ』の時期を狙っていたのかーと長期戦だったのには驚き。

サーシャのお姉さんが面白かった。傍若無人なサーシャに対し、更に強かったり、でも姉として優しいところもあってホロリとさせてくれる頼もしい存在でした。

修正甘め！

いつの間に『after story』がっ！と慌てました。
短いながらも起承転結があって、もちろん翔と直人のエロエロＨもあって満足度が高いです。

「同人に恋して」の派生作品。「同人」シリーズのキャラがでてきますが、読んでいなくても大丈夫かなと思いました。
「同人」シリーズはギャグ的な笑えるシーンが結構ありますが、こちらの作品はかなり重いというかハード。好みが分かれるかも。

各キャラクター達は至って真面目に自分の仕事に専念。山でローション作りの修行ってなかなかのパワーワード(笑)。
『攻め』は作られている！って設定、何で気付かなかったんだろうと「ハッ」とする時点で、藤峰先生ワールドにハマってしまっている自分がいる。

表紙だけ綺麗で中の絵になったら「あれ？」という作品も多い中、この作品は表紙の美しい絵がそのまま読めて眼福です。画家の加瀬さんは残念な姿の時も多かったですけど(笑)

瑛二が風邪を引いて、秋がお見舞い&様子見に来たお話。
家事をこなし恋人の胃袋を掴み、しっかり者なイメージの瑛二。そんな彼も過去の家族との思い出が『自分はガマン』。仕方ないことだったかも知れないけど、引きずっていたんですね。でも今は隣に秋がいて、世話をしてくれて抱きしめてくれる。ささやかな幸せを感じられます。

このシリーズを読んでいる皆さんお馴染みの山田さん主役！山田さん『拓海』って名前なんだ。31歳なんだと「ヘ～」な事実。
お話としては、やっぱり最後まで憎めない・愛すべき山田さんでした。

サプライズ！でハワイ旅行をプレゼント。ウッキウキで旅行当日。そしたらある種のサプライズが。
ただ、けんぢ先生とるい君の間には場所は関係ないのねとよく分かるエピソードです。

可愛いアラフォー・野末さんがみんなの前では自分を作っていたのが分かり、それを部下・外川も実体験。素の姿を知って更に想いが募る。『episode.0』、そう二人の本当のきっかけのスタートが読めて嬉しい。

ああ好きすぎるのね～と優しい目線で見ようと思ったのですか、国を担うという特殊な立場となれば話は別で。そこでこんな動機で志願されても、他の人に迷惑だわ。

鯛野先生独特の世界観な作品。ちょっと神話めいていたり、この作品の場合は伝承だったり言い伝えみたいな、まものさん(ひらがななのがポイント)が不思議な存在でした。

作品内容に『ネコ専の俺が「挿れたい」なんて思う日が来るなんて』とある通り、リバあります。これについては好き嫌いあると思いますが、誰でもよいのではなく、お互いだからという愛情があるので気にならなかったです。

バイトを始めたら大抵、波乱が発生しますよね。でも沢木と水谷の絆は揺らがなかった！お互いしか眼中にないの、イイですね。

沢木はずっと水谷が好きだったのは分かったけど、水谷は？特に同性が好きという表現も無かったし。流されているように見えてしまいました。

何回か水谷が登場し、いつの間にか修二を追い越した恋愛をして、卓越した雰囲気になっているのには(笑)。恋愛は人を大人にさせるんですね。

高校を卒業し、大学生になり同居した沢木と水谷。楽しいこと嬉しいことを共有していたけど、ちょっとしたボタンの掛け違いが大きくなっていくという、リアルな雰囲気がたくさんでした。

出来すぎ男子のジュン君。でも祥子が好きで好きで、すべて祥子のためなんですよね。祥子には素直な大学生な一面も見せるのは、好感度が高い。
しかし祥子のバストマジックはどうなっているんだ？普通サイズかと思ったら、Ｈではやたら巨大になるし。