個人的なメモを兼ねるヤツさんのレビュー一覧
レビュアー
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巨人娘、単眼、母乳、妖精。
お話としては、ロキがジーンに迫られているところから、森巨人のクオ、一つ目鬼のアイ、アルラウネのフラウ、ピクシーのリリーウェルを癒していき、ベルとカノンによるロキのモン娘耐性を元に戻す作戦が失敗したところまでです。
今回のお色気シーンもなかなか良かったです。人外ものに求められる特殊属性を順調に拾っていっていて、今回だけでも巨人娘、単眼、妖精と豊富でした(特殊ではない?けど母乳もあった)。今の所、自分の好みとしては、キャラで言うとガイアベル、シヴァ、フラウが、属性で言うとクオ、リリーウェルが好きですね。どんどんいろんなキャラが出てくれるおかげで、お色気シーンもマンネリにならずに楽しめます。
あ...続きを読む -
個人的にはほどほどでした。
ファンタジーもので、モンスター娘お色気コメディです。お話としては、勇者が魔王を倒した後の世界で、あまり功績をあげられなかった元勇者のロキが温泉宿で働いているところから、水精霊クルディネと少し分かり合ったり、カノン、イフリート、シヴァがロキの様子を見に来たりして、元勇者のジーンが温泉宿を訪れるところまでです。
絵がしっかりしていて、お色気シーンも多めで、全体的にいい感じだと思いました。お話は、個人的にはまぁまぁかなといったところ。主人公であるロキのやさぐれ具合は、なかなか好き嫌い分かれそうな感じですが、絶妙な人間臭さがあって良いですね。そのほか、いろいろな思惑が渦巻いているようですが、正直なと...続きを読む -
独特な雰囲気の作品で新鮮。
中世風ファンタジー、異世界転生ものです。成人男性から幼女への性転換転生ですが、いやらしい感じは全くありません。また、一応ループものっぽいです。お話としては、ミランダとして転生して目覚めるところから、6 歳の誕生日を迎えて淑女教育が始まり、魔法の実技の勉強が始まったところまでです。
他の異世界転生ものとはちょっと違う独特なスタイルで、新鮮な良い趣だと感じました。まず、絵柄があまり萌えとかに走りすぎていない(ミランダはちゃんと可愛い)、偉人の伝記マンガとかにありそうな落ち着いた雰囲気です。また、背景美術や貴族の服飾・小物類が丁寧に描かれていて、非常に良いと思いました。この作品の世界観の作り込みと...続きを読む -
リアルのソシャゲのような虚無。
お話としては、シスハを召喚して王都を散策するところから、主人公が盾役としての特訓をして、ディウスのパーティと共に緊急依頼に向かうところまでです。
全然感想が出てこないんですが、なんでだろうと考えた時に思い当たったのは、このお話ってストーリーと呼べるものがないことですね。主人公に旅の目的らしきものがまったくないし、パーティメンバー以外との会話がほぼゼロなので、なにか事件に巻き込まれたり揉め事に首を突っ込んだりがない。ただひたすら、依頼で魔物を討伐して、ガチャに備えて魔石集めのために魔物を討伐して、ガチャを回す。リアルのソシャゲのような虚無ですね。でも、キャラが可愛かったらなんでも良いので、新キ...続きを読む -
エステルは普通に可愛い。
お話としては、召喚したエステルの冒険者登録をして、最初の街ブルンネから王都シュティングに移動して、装備系のガチャフェスをやったところまでです。
今回のお話も、可もなく不可もなくって感じでした。強いて気になったところ挙げるなら、ディウスに対してもっとざまぁ要素があれば良かったなぁと思いました。かなり不完全燃焼でした。まぁ、そもそも全体的に大きな山も谷もない感じの話なので、他の異世界ものでは定番のざまぁ要素とかお色気要素とかは、かなり控えめになっているんでしょうね。
それから、エステルは性格に懸念があるようで召喚を渋っていましたが、あざといところがあるくらいで全然良い子でした。なんか意味深な雰...続きを読む -
急に完結してしまった。
お話としては、ユーリの呪いが一時的に解呪されたところから、エレナの異能が明かされて、ユーリの誕生日パーティでいろいろありつつハッピーエンドを迎えます。
急に終わってしまった。最近のライトノベルのコミカライズは、原作の進行の都合やそもそも途中で放置されていたりで、途中で終わってしまうことも多いので、これもその類かな?と思われます。とはいえ、中途半端な感じにせず、話を駆け足にでもちゃんと畳んで終わっている点は好感を持てます。
内容については、展開的にちょっと無理があるなとか、少し都合良すぎるなとか思うところはあるものの、このページ数でよく終わらせられていると思いました。 -
絵も綺麗で、話も面白い。
中世風ファンタジーで、ヒロインが虐げられている系のやつです。お話としては、エレナがロデニウム国に嫁ぐところから、ユーリ殿下の離宮の人たちやユーリ本人と仲を深め、カボチャパーティーをしたところまでです。
絵も綺麗で、話も面白いです。まず、ヒロインのエレナが純真天然系で可愛いですね。線が細く儚い感じもあるので、まさに守ってあげたくなるタイプのヒロインです。そして、ユーリ殿下の離宮の人たちが良い人ばかりで良かった。お話の導入になる 1 巻ですが、世界観説明が最小限に抑えられ、エレナの可愛さと離宮の人々の暖かさを全面に描いているので、スムーズに作品に入り込むことができました。
ユーリ殿下の呪いのこ...続きを読む -
契約内容の改竄はダメでしょ。
1 巻の時点で購入したことを後悔しましたが、2 巻まで購入してしまっているので、一応読みました。
絵については相変わらずで、1 巻のレビューにいろいろ書いたので割愛。
お話については、まぁ微妙ですね。すごい能力で俺つえーするやつにしては、なんか全体的にスカッとしません。例えば、散々な扱いをしてきたフレンズ商会の息子に対して何もないとか、太陽の小町亭の件が解決とはいえ処分が随分と優しいとか。あと、奴隷契約の内容を改竄して解決して、めでたしめでたしみたいな雰囲気になっていますが、普通にアウトでは?と思いました。全然良くないし、この終わり方はかなりモヤっとしました。
もう絵も話も酷いので、かな...続きを読む -
マンガとして、かなり稚拙です。
マンガとしてのクオリティが低いので、必ず試し読みをしてください。正直、購入はおすすめしません。
とりあえず、絵がかなり稚拙です。人物は下書きみたいな雑さで、背景は真っ白か適当なエフェクトのみが多く、コマ割も工夫がなく全部長方形のみ。一枚絵がそれなりに描けるようになった人が、初めて漫画の真似事をしてみた感じのクオリティです。実際、表紙絵やたまに挟まる塗りが丁寧な絵はそれなりに見れるレベルなので、おそらく一枚絵しか書けない方なのだと思います。
お話は可もなく不可もなく、よくあるすごい能力で俺つえーするやつです。こういう系のお話が好きでいろいろ読み漁っていますが、マンガとしてあまりにも稚拙なせい...続きを読む -
新キャラのラフィナが良い感じ。
お話としては、S ランクの魔物であるリヴァイアサンが出現したところから、公爵令嬢であるラフィナと対面して、リヴァイアサンの卵の依頼を受けて、現地を訪れているところまでです。
今回は、新キャラのラフィナが良い感じでした。単純に可愛いし、魔物食にうっとりするところとか、キャッスルアントが B ランクと知って青ざめるところとか、ヒロイン?にあるまじき顔芸もあって、面白いキャラです。そして、水着回でちゃんとオリヴィアがいるのもありがたいですね。でも、受付の仕事しなくて良いのか?と思いました。
話自体は、リヴァイアサン編の導入というか前編みたいな感じなので、ほどほどかと思います。でも、新キャラが良か...続きを読む -
三つ首ワイバーンの回。
お話としては、ゼレットが三つ首ワイバーンの依頼を受けて仕留めるところから、回収して解体を見学して、美味しくいただくところまでです。
1 巻はそんなに特筆することもなかったのですが、この 2 巻は思ったより全然面白かったです。1 巻で脱落せずに 2 巻も購入しといて良かった。
まず、主人公のゼレットが良いキャラしていますね。チート級の有能ハンターでありながら、安全のために魔物の情報を公開しようと提案する(ハンターギルドではできなかった)あたり、合理主義ってだけでなく基本的には良いやつなんだろうなと思いました。あと、受付嬢のオリヴィアがめっちゃ可愛いですね。出番も多く、番外編でも優遇されていて...続きを読む -
方向性がやっと分かった。
お話としては、アルティナが夢にうなされて寝言を言うところから、シジャルへの恋心に気付き、兄姉による外堀埋めとアルティナの誘惑作戦が始まりそうなところまでです。
今回で、やっとこのお話の方向性が見えてきました。正直、前巻の段階では、アルティナが惚れてそうな描写もほとんどなかったし、シジャルも便利なお助けキャラにしか見えなかったので、もしかしたらヒーローは他のキャラか?と思ったほどでした。鈍感系ヒーローのシジャルを振り向かせるため、アルティナが頑張る王道ラブコメですね。
そうと分かれば、この作品の楽しみ方が分かってきました。今回のお話では、自分の恋心を自覚するアルティナがとても可愛かったです。...続きを読む -
横顔が頻繁に崩れている。
中世風ファンタジーで、ラブコメ?ラブストーリー?な感じです。お話としては、アルティナが声を出さないと決めたところから、司書長のシジャルに秘密がバレて、ファル第三王子のアピールを回避するところまでです。
絵は、そこそこです。横顔が頻繁に崩れていますが、そこに気にしなければ問題なく読めます。また、髪色が同じだとちょっと区別がつきにくいです。最初、シジャル様とディランダル第一王子とファル第三王子が、ちょっとどれがどれだっけとなりました。
話は、やや薄味の少女漫画です。ヒロインは公爵令嬢の美少女で、とにかくモテる。ヒーローは、今のところシジャル様っぽいけどそのまま行くのかな。個人的にちょっと引っか...続きを読む -
サケはおいしい。
中世風ファンタジー、バトルものか料理ものになるのかな。お話としては、ゼレットが街を襲うスカイサーモンを倒すところから、料理ギルドの試験を経て、料理ギルドに所属するところまでです。
絵もお話も今のところいい感じだと思います。絵柄については、ややラフな印象は受けますが、読むうえで問題はありません。また、ゼレットの少し生気のない目は意図的だと思いますが、悪い意味で表情が見えにくく、シリアスな場面なのかギャグの場面なのか分かりにくいところがありました。
お話としては、まぁ割とよくある設定と展開で特筆することはないかなと思います。悪い意味ではなく、自分はこういうのが好きで片っ端から読み漁っているので...続きを読む -
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精霊に会う旅に出発。
中世風ファンタジーで、ヒーローが冷遇されている系のやつです。お話としては、エルカンの二人の娘を拾った経緯などから、ハーフェンで攻撃魔術が使えるようになる方法について聞き、三人で精霊に会う旅に出発するところまでです。
絵もお話も、なかなかいい感じじゃないでしょうか。絵柄は双子とクレイチェット先生が可愛いので申し分なし。戦闘シーンもカッコよかったです。お話についても、術式の詠唱はかなり厨二病感あるものの、冒険ものとして結構王道なストーリーの導入で、この先の展開が楽しみな内容でした。
個人的に特に良かったと思う点は、主人公のエルカンが冷遇されていた理由とその解決方法が非常に納得できる点です。これ...続きを読む -
シンプルな異世界ハーレムもの。
中世風ファンタジー、異世界転移、冒険者、ハーレムものです。お話としては、主人公がガチャの謎アイテムで異世界転移したところから、依頼をこなしたり魔石集めをしたりして、新しい UR のエステルを引くところまでです。
全然クセがないシンプルな異世界ハーレムもので、なんというか、すごくちょうどいい感じです。絵柄は、顔が若干ホームベース感あり幼い感じですが、十分かわいい上にお色気要素もバッチリで、表紙にもあるノールの脇みたいなフェチズムにも対応していて、大変良いと思いました。
お話の内容自体はかなりシンプルで特筆することはないですが、廃課金アカウントをそのまま引き継いで無双するみたいな安易な感じにな...続きを読む -
婚約破棄編が完結。
お話としては、聖イレーネ祭が始まるところから、魔物を浄化する薬の開発に着手して、テオドールが使者としてシャンゼルにやってきたところまでです。
今回の 11 話の聖イレーネ祭までで、乙女ゲーのエンディングと同時にフェリシアとウィリアムが結ばれたので、第一部の婚約破棄編が完結。次の 12 話のトレマ公会議からが教会編で第二部開始といったところでしょうか。
婚約破棄編を総括すると、フェリシアが徐々に自分の気持ちに気づき、目を背けながらも少しずつ向き合う過程が、とても可愛くいじらしく描かれていて、そこが一番の見どころだったのではないでしょうか。フェリシアは、賢く達観していながらも恋愛には疎く鈍感、...続きを読む -
いじめってレベルじゃないけど。
お話としては、フェリシアが来訪したアイゼンと話すところから、魔物襲撃事件と婚約破棄の提案を経て、聖イレーネ祭が始まるところまでです。
今回のお話も面白かったです。とはいえ、前巻から引き続き、登場人物の心情はあまり理解できませんでした。まず、アイゼンはフェリシアに愛を知ってほしいとか言いながら、殺意は向けないまでも一張羅を破ったり人前でお茶をかけたりしていたわけで、妹可愛さのいじめにしては明らかにやりすぎです。他の妹たちの手前、表立って守れなかったと言っていますが、わざわざ積極的にいじめる必要はないはずです。何がしたいのか。
あとは、ウィリアムのフェリシアに対する気遣い方もなんかズレているし...続きを読む -
絵は綺麗だし、お話も面白い。
異世界転生中世風ファンタジーで、乙女ゲー悪役令嬢の断罪回避ものです。お話としては、フェリシアがシャンゼル国に嫁ぐところから、お忍びで街に出てウィルと出会い、シャンゼル国にグランカルスト王が訪問するところまでです。
絵が綺麗でフェリシアが美しいです。また、お話も概ね面白いのですが、ところどころ読み飛ばしたかって思うような、話が繋がらないところが気になりました。まぁ、話が全然分からんってほどではないので、雰囲気で読む分には困らない範疇です。
まず、フェリシアが転生を受け入れるのが早過ぎるところです。転生したということは前世の自分がおそらく亡くなるかそれに値するようなことが起きていて、家族もいた...続きを読む -
親子愛の回。
お話としては、レゾン鉱脈の奥で強い魔物と遭遇するところから、鍛治職人のザッカスの事情を聞いて、鍛治職人に復帰したところまでです。
今回は、鍛治職人のザッカスを中心にバトルギルドの内情なんかも知れた回でした。ついでに、コハクのお人よし具合も。優しくて誠実なやつだとは思っていましたが、初対面の相手(ザッカス)にここまで入れ込めるのは、本当にいいやつなんだなと。内容的にバトルものを予想していましたが、戦闘は省略されていることが多いので、主軸はそこじゃなくて人間ドラマとかそっち系かなと思いました。それとも、前巻でスフィアが他の幻獣種たちと通信していたので、チート能力で無双系?
また、今回も幻獣種の...続きを読む -
ラシェル誘拐事件が完結。
お話としては、ラシェル誘拐事件がルイ殿下に知らされるところから、無事解決するところまでです。
これで、ラシェル誘拐事件編は完結といったところでしょうか。アロイスが家族の言う通りにはしないんだろうと思っていましたが、まさか禁術の跡を匿名通報までしていたとは、わざとバレるためにかなり用意周到だったんですね。アロイスがどこまで家族の呪縛から逃れられるか気になっていましたが、良きところに落ち着いたと思います。完全に振り切って通報してしまうのがベストだったのでしょうが、実際、よくない家族であっても 100% 悪い思い出のみというケースの方が少ないわけで、そう簡単に振り切って逃れられるものではないと思い...続きを読む -
改心してからはほぼ聖女。
お話としては、ラシェルとルイの街デートから、マルセル領での生活を経て、アロイスに襲われたところまでです。
前巻からそうですが、ラシェルの改心ぶりが凄まじいですね。ここまでくると、やはり逆行前のラシェルはシナリオに踊らされていただけという説はあると思います。感情の揺れ動き方がもはや聖女です。そういえば、本来の聖女らしき人物が行動を始めているようですが、エルネストはすでに堕ちた模様。他の攻略対象っぽい人は、ルイとテオドールとシリルなので、ルイとテオドールは堕ちなそうだし、シリルが堕ちるのかどうか気になります。
また、アロイスの件や教会の動きから、闇の精霊について重大な隠し事がありそうな感じです...続きを読む -
ラシェルは幸せになって。
中世風ファンタジーで悪役令嬢の時間逆行ものです。お話としては、ラシェルが時間逆行して目覚めてから、ルイ殿下と親交を深めなおして、精霊クロの力を借りて歩けるようになったところまでです。
絵も綺麗で話も面白いです。今のところ明言はされていませんが、おそらく聖女ものの乙女ゲーで聖女が転生者なのでしょうね。この手の展開では、同じ学園に通ってバッドエンドを回避する展開が定番ですが、そもそも学園に通わないというのは新鮮で良かったです。
また、ラシェルについても健気で好感が持てました。悲惨な最期を遂げるほどの悪役令嬢が改心するのか?と思っていましたが、そもそも逆行前の断罪された時点で自分を省みることがで...続きを読む -
話の進みが予想より早い。
お話としては、リズが聖竜と相対するところから、最終選定が始まって、コロドの聖女と対面するところまでです。
まず、グレースが思ったより早く断罪されたことに驚きました。アイグナー公爵の娘だし、最初の方から突っかかってきていたので、選定の後半までバチバチにやり合うのかと。とりあえず、断罪の内容は良かったと思いました。あと、ナタリーの心身の傷をリズが癒やしてくれたので、そこも良かったです。
一方、最終選定が始まりましたが、マノンの登場がやけに唐突だったような気がします。敵か味方か分かりませんが、今のところ味方寄りに見えます。また、他の候補者の顔と名前が紹介され、アナのエピソードが消化されたので、残...続きを読む -
セシルとユージンの真相。
お話としては、クレアから聖なる種の相談を受けるところから、セシルとユージンの真相が語られ、リズの聖なる実から竜が生まれたところまでです。
リズとキーファのすれ違いが続いていましたが、とうとう誤解が解けました。思ったより早かったなという感想。こういうすれ違いはしばらく引っ張るものだと思っていました。リズがもっと早くキーファの話を聞いていればとも思いますが、こればっかりはセシルの心情を考えると冷静ではいられないことでしょう。むしろ、キーファの話を冷静に聞けてすごいと思いました。
また、二人の他に転生者と思われる人物が現れました。こいつが当面の敵ということになるのでしょうが、転生しても自分の目的...続きを読む -
今の所、ザ・少女マンガ。
中世風ファンタジー(異世界じゃない)転生で聖女ものです。お話としては、リズが聖女候補と認められるところから、次期聖女を決める選定試験が始まり、リズの聖なる種から芽が出たところまでです。
今のところ、絵柄はいい意味でザ・少女マンガって感じですね。話はまだ、ヒーローとのラブロマンス感が控えめなので、よくある聖女ものという感じでしょうか。ヒロインは芯の強い(少し達観した?)良い子で、こちらもいい意味でザ・少女マンガな感じで好感が持てます。
早速、次期聖女を決める選定試験が始まりましたが、他の聖女候補のあたりは強いですね。この手の話だとよくある展開なのですが、他を蹴落とす暇があるなら自分の心配をし...続きを読む -
第二部が終了。
お話としては、宮廷魔道師団の応援が早かった理由についての説明から、スライムの森に討伐に向かい、クラウスナー領から王都に帰るところまでです。
これで、第二部のクラウスナー領編が終了です。やや短い感じがありますが、面白かったです。欲を言えば、大きな山場みたいなのがなく、予定通りに瘴気の沼を浄化して終わりって感じだったので、ちょっと物足りなく感じました。代わりにセイとホークの場面を増やして欲しかった。
また、宮廷魔道師団の応援が早かった理由ですが、まさかの第二騎士団の強行遠征とは思いませんでした。ドレヴェス師団長はもはやそういうキャラだと思うので分かりますが、第二騎士団の面々が独断で王都を離れる...続きを読む -
聖女の術の発動条件が判明。
お話としては、昔の聖女の手記を読むところから、聖女の術の発動条件が判明して、スライムの対応のため派遣された宮廷魔道師団と会うところまでです。
今回はセイとホークの話が多くて、特に良かったです。とうとう判明した聖女の術の発動条件は大方の予想通りですが、あそこまで明確になるとまぁ恥ずかしいよね。ただ、発動条件が判明したことで聖女としての役割を果たすことに対しても自信を持てるようになったんじゃないかなと思います。いざという時に発動しないのは怖いので、とりあえず一安心。
また、幕間としてクラウスナー領側の本当の目的が語られましたが、さもありなんという感じ。そんなに悪いことをしているわけでもないし。...続きを読む -
第二部開始。
お話としては、薬草の産地であるクラウスナー領からの出荷が減っているという話から、セイと第三騎士団がクラウスナー領に来るところまでです。
今回は、第二部開始ということで導入的な話が主でした。第一部をセイが聖女であることを受け入れるまでの話だとしたら、第二部は聖女としての使命と成長とかになるのでしょうか。
薬草不足ということでクラウスナー領にやってきましたが、とりあえずホークと一緒で良かった。もともとセイとホークの場面が足りないので、これでさらに二人の場面が減ったら悲しかったので良かったです。まぁでも、そろそろもう少し進展しても良いのではと思いました。
聖女の術が自在に使えるようになる日は来...続きを読む -
アイラ良かったね。
お話としては、セイが聖女の術らしきもので薬草を変質させたところから、西の森での討伐を終えて、リズとアイラとお茶会をするところまでです。
今回は特に後半で話が大きく動きました。とうとうセイとアイラが再会し(そのタイミングで会話はできなかったけど)、カイル第一王子の暴走に制裁が下りました。国王がセイを聖女と明言したことと、カイルの一派を処分したことで、いよいよセイが聖女として認められたようなものですね。
カイルに関しては、もしかしたら操られていたり魅了されていたりということを疑うような暴走っぷりでしたが、どうやらそういうわけではなさそう。前巻の通り、アイラの涙を見たことで罪悪感から周りが見えな...続きを読む -
とうとうアイラの話が語られる。
お話としては、回復魔法の訓練のために第三騎士団を訪れるところから、エリザベスとのお茶会を経て、セイが聖女としての力に目覚めた?ところまでです。
とうとうアイラの話が出てきましたね。エリザベスは、初登場時からどう考えても爵位が高いところの令嬢だとは思っていたけど、まさかカイル第一王子の婚約者として話に絡んでくるとは。そして、アイラは男癖が悪いのではなく、自己主張がなくて自我がないといった感じでしょうか。確かに考えてみれば、知らない環境に急に身を置くことになって頼れる人もほとんどいないとなれば、手を差し伸べてくれる人に頼りっきりにもなるでしょう。特に、年端も行かない未成年なら尚更。対照的に、セイ...続きを読む -
もう聖女だとほぼバレてきた。
お話としては、セイが騎士の怪我を治してまわるところから、人物鑑定を経て、ドレヴェス師団長から魔法の講義を受けるところまでです。
今回も面白かったです。いよいよ聖女であることがバレるかと思いきや、そう簡単にはバラされないものですね。とはいえ、騎士の怪我を治したことで状況証拠が揃いつつあるというか、外堀が埋められて行っている様子。
そして、前巻に引き続き、王宮に向かうために着飾るセイが綺麗ですね。ホークとの仲はなかなか深まらないですが、もうちょっと二人の展開が欲しいところ。そして、今更ながら宮廷魔道師団のホークの親族っぽい人が、エアハルトという名前でアルベルトの兄であることが明かされました。自...続きを読む -
ホーク騎士団長がかなり紳士。
お話としては、セイとホークの街デートから、セイの魔法付与実験を経て、セイが失った腕を復活させる聖属性魔法に成功したところまでです。
セイとホークの恋愛は、大人な感じがして良いですね。ホークからすれば、重症だった怪我を治してくれた命の恩人だから、好きになったのも納得がいきます。そして、ホークの方からデートに誘って、自分の瞳の色の贈り物もするし、かなり紳士だなと思いました。
また、セイがどんどん綺麗になっていくのが良いですね。髪留め効果もあるのでしょうが、恋する乙女という感じで回を追うごとに綺麗になっています。
あとは、今回も人伝にしか話が出ませんでしたが、カイル殿下と聖女アイラの評判がだい...続きを読む -
絵も丁寧だし、話も面白いです。
異世界召喚中世風ファンタジーで、聖女とか調薬のヤツです。お話としては、セイが現代から聖女召喚の儀で呼び出されてから、薬用植物研究研究員になり、ホーク騎士団長と街へ出かける約束をするところまでです。
絵も丁寧だし、話も面白いです。ヒロインのセイは、召喚時の地味な感じから自作の化粧品の効果で綺麗になっていっている様子が自然で、ちゃんと美人になってきている感が良いです。また、他の登場人物が異世界感ある美男美女に描かれていて、特にホーク騎士団長がカッコよくて良いですね。
お話としては、理不尽な聖女召喚にセイが激昂するところとか、ステータス見るとレベル上げたくなるところとか、すごい分かるなぁと思いな...続きを読む -
デビュタント直前まで。
お話としては、7 歳のアタナシアがルーカスのおかげで魔力の暴走から回復したところから、14 歳のアタナシアのデビュタント直前までです。
この巻ではクロードだけでなく、イゼキエル、ジェニットについて掘り下げがありました。最初はクロードの葛藤で、まだダイアナと何があったかは明かされていませんが、その憎悪とアタナシアの愛情の間で揺れ動き、アタナシアが 14 歳に至るまでに徐々に傾きつつあります。
次にイゼキエルですが、なんか距離の詰め方が雑じゃない?と思いました。本人の前に転移魔法で飛んで、会話してまた魔法で戻ってくるだけという、仲を深めるシチュエーションとしては雰囲気も何もあったもんじゃないな...続きを読む -
進行は相変わらずゆっくり。
お話としては、フィリックスがアタナシアの仮の護衛騎士になるところから、アタナシアが突然の吐血から回復するところまでです。
今回のお話も良かったです。アタナシアがどんどんきれいに成長しています。この巻では、アタナシアの魔力についていろいろ展開がありました。とはいえ、進行は相変わらずゆっくりです。その関連で、ルーカスと神獣のクロが出てきましたが、クロに関してはまぁほとんど出番なしでした。
話の主体は、当面はクロードとダイアナの関係についてを中心に進むと思われますが、本来のヒロインとそろそろ出会いそうな雰囲気も出てきているので、ここからどのような展開になっていくのか、楽しみです。 -
全編フルカラーで美しい。
中世風異世界転生ファンタジーです。転生先は、冷酷な皇帝の娘。お話としては、アタナシアが幼児の時点で転生に気付くところから、クロードの小舟から落ちたところまでです。
まず、重要なこととして、このマンガは通常とは違って左上から右下に向かって読みます。左右の開き方も逆です。正直、めっちゃ読みづらいです。よく読む順番を間違えて、何度か読み返すことは多いです。
一方で、全編フルカラーで絵がとにかくきれいです。メインであるアタナシアとクロードがとにかく美しく描かれており、他の背景美術も丁寧に描かれています。見ていて飽きません。また、お話の進みはかなりゆっくりですが、世界観の説明も最小限にとどめられてい...続きを読む -
厨二用語のオンパレード。
異世界ファンタジーもので、本当は弱い主人公が勘違いされているやつです。お話としては、《足跡》がメンバー募集しているところでクレイがルーダと知り合うところから、ティノのパーティにギルベルトを説得するところまでです。
今の所、序盤も序盤でまだ話も特に始まっていないので、面白いかどうかは判断しかねるところですね。逆に言えば、まだ悪いところも特にないです。
最初から厨二用語のオンパレードで、なかなか覚えるなり理解するなりが大変ですが、まぁこういう系のお話は設定を理解してなくても適当に流し読めるので、大きな問題ではないでしょう。唯一、クランとパーティのところがごっちゃになって、最初理解できなかったで...続きを読む -
身代わり結婚の解決編。
お話としては、ファーレンハイト家に向かう前に作戦会議するところから、身代わり結婚の真実を明かされた後に王都から離れるところまでです。
今回のお話もすごく良かったです。1 巻で色々な謎を残して、この 2 巻で解決した感じですね。内容の半分以上が解決編に使われているので、クラリスとジーンのイチャつきは少なかったのですが、その分最後のあたりはすごく良かったです。
身代わり結婚の真実ですが、まるで謎解きものの真相を見ているかのようにしっかり考えられていて驚きました。正直、こういう系のお話でヒロインが虐げられる理由はだいたい数パターンに分けられるくらい似たり寄ったり(それが悪いと言うわけではありませ...続きを読む -
ギャグかつバトルもの。
お話としては、ゴブリンの大群と戦うところから、大武会 2 回戦第 1 試合のタクミ対リンデンでアリスが参戦するところまでです。
今回のお話も面白かったです。個人的に気に入ったところは、十豪会と大武会のくだりですかね。バトルものでは定番の、ランキングかなんかの上位が集まる謎会議と、唐突に始まるトーナメント戦を主軸にしつつ、ギャグでありながらちゃんと話も進めていて良かったです。特に、十豪会でこの中に本物の魔王がいることが分かってから、大武会の途中で本物の魔王が明かされるところはすごくワクワクしました。ギャグとしてだけでなく、バトルものとしても楽しめる良い作品だと思いました。
まだまだ続きが気に...続きを読む -
めっちゃ面白い。
異世界(主人公以外)チートコメディ?です。お話としては、レイアが山で暮らすタクミの元を訪ねてきたところから、ゴブリンの大群がやってきたところまでです。
いや、めっちゃ面白い。話のテンポも良いし、キャラの良いし、ギャグも面白い。まず、お話そのものですが、おそらく主人公の弱さを際立たせるためもあるのでしょうけど、冒険者ランキングとかドラゴンとか世界観の設定が仰々しいながらも分かりやすいです。ギャグを挟みながらもお話は破綻させずに自然とのめり込んでしまいます。また、キャラが全員話を聞かなすぎて良いですね。今メインで出ているタクミ・レイア・クロエ・ヌルハチが、それぞれ別方向にキャラ立ちしていて、長め...続きを読む -
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人物の区別がつかない。
お話としては、エステルに自室で襲われるところから、肝試しでなおと滝ヶ崎さんがピンチになるところまでです。
今回、前半に戦闘描写と後半に緊迫した場面の描写がありましたが、この辺がかなり微妙です。まず、戦闘描写が何やっているのか分からないのと、全体的にもっさりとしていて緊迫感がありません。例えば、第 8 夜の出だしでモニカが斬りかかるところから始まり、「ゴォ」となんかあって、次にはモニカの服がボロボロになっていました。最初はモニカの技かと思い、次にモニカの服がボロボロになっているから敵の技かと思い、読み飛ばしたのかと思って何回か読み返し、最終的にイリスの技だと理解できました。また、続く戦闘描写の...続きを読む -
お色気描写は良し。話は微妙。
異世界ヒロインのハーレムものです。お話としては、主人公の家にイリスたちがやってくるところから、エステルに自室で襲われるところまでです。
面白いかどうかで言うと、まぁまだ何とも判断しかねるって感じです。ヒロインが一気に出てきたのは良いのですが、それぞれの掘り下げがまだ浅いので、どのヒロインもそこまで愛着が持てませんでした。特に、モニカとココとのエピソードがそれぞれありましたが、正直取ってつけた感があり、ちょっと反応に困りました。どうせなら、イリスかエステルとのエピソードの掘り下げに話数を割いた方が、個人的には良かったかもと思います。
一方で、絵の方はアダルトマンガも描いているだけあって、さす...続きを読む -
独特に切り口で面白い。
お話としては、ロンドウィックの川の呪い事件についてガースを追及するところから、領都クロックボーゲンで首無し騎士と決闘を始めるところまでです。
今回のお話も面白かったです。魔法や魔獣といったファンタジー要素がありながら、そこが主体ではなく人間同士の駆け引きがメインであると言う点で、独特に切り口で面白いと思いました。思ったより早い段階でカスケード商会の会長と対面しましたが、一筋縄では行かなそうな感じ、商会との戦いはすぐには終わらなそうですね。今のところ、お話の目指すところがあまり分からない、強いて言うならアナスタシアが領地運営できるようになること?なので、もう少しお話の骨子が欲しい感じはあります...続きを読む -
ちょっと探偵モノっぽい。
中世風ファンタジーで領地運営モノです。お話としては、レイヴン領が差し押さえられるところから、ロンドウィックの川の呪いに関する黒幕を足止めするところまでです。
風変わりな才女アナスタシアが、その才覚で領地運営をしていくお話です。アナスタシアが可愛らしく、また察しもよく賢いので、なかなか安心して見ることができます。一方で、ラブストーリー要素は今のところなく、今回のロンドウィックの事件を見る限りは探偵モノっぽい感じがありますね。今のところ、アナスタシアの賢さが淡々と描かれているのみなので、ここから他にどんなことが描かれるのか、楽しみに読み進めたいと思います。
【メモ】
・アナスタシア・レイヴン ...続きを読む