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  • 身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される 1

    王道のシンデレラストーリー。

    中世風溺愛シンデレラストーリーです。ファンタジー要素はなさそう。お話としては、クラリスが身代わりで辺境伯に嫁ぐところから、姉の婚約のために王都へ戻るところまでです。

    虐げられてきたクラリスが身代わりで嫁ぎ、イケメン辺境伯に溺愛される王道シンデレラストーリーです。絵がきれいで、特にジーンがかっこいいですね。また、この手の話ではあるあるですが、クラリスより姉の方が美人という設定でも、やっぱ最初からクラリスの方が美人では?と思ってしまいますね。まぁ、これはしょうがない。この巻では、主にクラリスがジーンに惚れる場面が多かったので、次巻くらいからジーンからクラリスへの好意が前面に出てくると期待していま...続きを読む

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  • 小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される (2)

    この巻で綺麗に終わった感。

    お話としては、王妃様とドレスを作りに行くところから、リリアーナとウィリアムが両思いになるところまでです。

    ラブストーリーでは定番のすれ違いがメインの回でした。この巻の最初の方から、リリアーナにも恋愛感情が芽生えてきて、そこからウィリアムには恋愛感情はないと自分に言い聞かせるようになります。この手のすれ違いでは珍しく、自分の恋心を途中から自覚しながらも、期待しすぎないように目をそらしていたことが、最後の方のモノローグで明言されます。ちゃんと自分の気持ちやウィリアムと向き合う決断をするリリアーナは、可愛いだけでなく良き広いんだなと思いました。

    最後にライバルっぽい令嬢が出てきましたが、正直、こ...続きを読む

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  • 小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される (1)

    タイトルに偽りなし。

    中世風溺愛ラブストーリー。ファンタジー要素はなさそうです。お話としては、ウィリアムがリリアーナを選んだところから、アガベの花を二人で見たところまでです。

    タイトルに偽りなし。ヒロインであるリリアーナは、非常にかわいい小動物系です。とてもかわいい。婚約者を適当に選んだウィリアムがリリアーナに惚れたのは、シンプルかつ必然だったかなと思います。おまけマンガを含めて、ウィリアムが女性嫌いになるエピソードが語られていましたが、まぁそうなるよなぁという感想と、王太子なのにそれでいいのかという感想と半々くらいでした。とはいえ、だからこそリリアーナにすぐ惚れたので、良しとしましょう。

    あと、改めて読み返す...続きを読む

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  • 我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~(ポルカコミックス)3

    クラリスのお母さんの話。

    お話としては、ルークがアカシック接続していたことについて説明するところから、クラリスの母であるウェルテルの病気を解決するところまでです。

    今回もルークのチート能力がいろいろ発揮されますが、中でも「じんぶつずかん」はだいぶやばいですね。まさか能力だけでなく、来歴まで見られるとは。これがあると、話の展開的に登場人物の秘密とか持たせにくくなるのではと思いました。猫魔法もお披露目されましたが、一言で言うなら普通の魔法を猫化することでより強くする感じですかね。戦闘系のお話ではないから出番は少ないでしょうけど、これもまたチートです。ルークの人柄と良識のおかげで、このチート能力でも問題ない範囲に収まってい...続きを読む

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  • 我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~(ポルカコミックス)2

    ルークのチート能力説明回。

    お話としては、ルークの能力について考察するところから、ルークがアカシック接続から戻ってきたところまでです。

    今回は、ルークの能力についていろいろと判明した回でした。思っていたより、だいぶチートでした。そして、独特の猫中心な世界観も説明されていて、猫好きの自分としては素晴らしいなと思いました。あと、超越者さんが可愛くて満足です。

    一方で、全体を通して 1, 2 巻と続けて世界観の説明が多かった印象なので、もう少し猫としての生活やクラリスとリルフィとの会話が多いと嬉しいなと思いました。ルークのチート能力の説明とかは、もっと小出しでも良かった気がします。というか、クラリスとリルフィが可愛いので、...続きを読む

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  • 我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~(ポルカコミックス)1

    程よい空気感の異世界転生もの。

    異世界転生(ただし転生先は猫)、中世風ファンタジー、チート能力ものです。お話としては、主人公が猫に転生するところから、リルフィの鑑定で猫ではなく亜神であることが分かるところまでです。

    程よい空気感の異世界転生もので、主人公が猫であるおかげもあってかほのぼのとしていて良いですね。絵柄は良い感じで、メインと思われるクラリスとリルフィが非常に可愛いので満足です。欲を言えば、猫はもっとリアルに描いて欲しかったですが、これくらいのデフォルメは十分許容範囲です。そもそも猫じゃなかったしね。

    また、お話もまだ導入部分とはいえ、空気感を損ねないゆったりペースで進行しているので、安心して読めます。最初の世界...続きを読む

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  • ●特装版●「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(4)

    今までで一番甘々な回。

    お話としては、アレンと二人で領地をデートしているところから、フルクトス国のライアン邸で二人で過ごすところまでです。

    いやぁ、甘すぎる。この巻は今までで一番甘々でしたね。なんといっても、アレンの心残りがついに解消されて、晴れて二人は心置きなくイチャつけるようになったわけで。アレンが自分に正直になったことで自分の気持ちを直球で投げかけるため、ベルの方が赤面することが多くなってきました。というか、ベルがあまりにも良い子で可愛すぎる。あまりにも天使です。笑顔はもちろんのこと、興味津々でキョロキョロしているところも不安でアレンの袖を引っ張るところも、全部可愛い。あと、髪留めを外したときのベルも、新鮮で...続きを読む

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  • ●特装版●「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(3)

    とにかく甘々な純愛もの。

    お話としては、ベルが実家に戻っているところから、アレンと二人で領地をデートしているところまでです。

    今回はベルの方が照れている描写が多かったですね。めちゃくちゃ可愛いです。もうとにかく甘々で、読み進めると頬が緩んで仕方ないです。クールだったアレンの表情が少しずつ優しくなっていますが、あのかっこいい顔で微笑まれたらそりゃあもうって感じですよね。純愛ものに求めるものを直球で出してくれる素晴らしい作品だと思いました。

    細かいですが、最初の頃に用意してあるドレスが前の婚約者のサイズで、小柄なベルに合ってないみたいな話があった気がしますが、今回の話でベルとロージーが対面した時に、確かにロージーの方が...続きを読む

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  • ●特装版●「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(2)

    アレンがとにかく可愛い。

    お話としては、ソフィアのお茶会の途中から、ベルの父が倒れたとの知らせで実家に帰るところまでです。

    とりあえず、ソフィアのお茶会はやはりなんともなかったですね。ベルは無敵かな。アレンに冷たくされても優しかったし、ソフィアの悪意にもノーダメージだし、天使か女神か何かなんだと思います。また、今回は、アレンが人を遠ざけるようになった原因と思われる、家庭事情にも触れられました。貴族特有のもあるんでしょうが、まぁ現代でもこういうコミュニケーション不足な家庭はあるよね、と思います。確かにこういう家庭環境で育ったアレンに、ベルみたいな子は最適なんでしょうね。

    あと、ベルもだいぶ可愛いのですが、どんどん溶か...続きを読む

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  • ●特装版●「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(1)

    ザ・少女マンガという感じ。

    中世風身分差シンデレラストーリーです。最近の作品では珍しく、ファンタジー要素はなさそう。お話としては、失踪した婚約者の代わりにベルが婚約するところから、ソフィアの茶会の途中までです。

    まず、絵柄がザ・少女マンガという感じで個人的に好きです。特に、アレン様はまさに少女マンガのクール系男子って感じでいいですね。あと、ベルは貧乏貴族と言いながらも、かなり美人ではないでしょうか。とにかく笑顔の場面が多く、尚更素敵です。

    また、お話もかなり純愛な感じで、クール男子の心を溶かす朗らかなヒロインのラブストーリーです。王道で良い。というか、1 巻の時点でアレンはすでに結構惚れていますね。ベルもかなり良い子...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第10話

    終始、肉まん無双でした。

    お話としては、軽食コンペが開始するところから、スノウベリー国の歓迎パーティーが無事に終わるところまでです。

    まず、コンペですが、他の料理人は軽食ってお題なのに飴細工はだいぶポンコツすぎないか。ムースを出している人もいるし、お題がなんなのか聞いていないレベル。これはアステリア無双も致し方なしですね。また、スノウベリー国の歓迎パーティーは予想以上にうまく行きました。今回は料理だけでなく、イクシオンが長年心血を注いできた魔道具の開発が、アステリアのおかげもあってやっと日の目を見るのも良いですね。

    そういえば、リュカオンが全然活躍していないけど、そういうファンタジーな活躍要素はあるんだろうか。最後...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第9話

    コンペに向けた料理回。

    お話としては、国王夫妻にスノウベリー国の歓迎パーティーで出す軽食を考えてほしいと依頼されるところから、コンペ当日を迎えるところまでです。

    今回は、コンペに向けた料理回。コンペってことは、また料理対決するんかい。そして、イクシオンは寿司(というか生魚)がダメなんですね。この辺は外国人あるあるでよく聞くやつなので、そのうち納豆とかも出てくるのかも。もうちょっと二人の関係が見られたら良かったのですが、どちらかというと主軸はグルメ系なんでしょうね。そこはちょっと残念。

    あと、今更ながら単行本が出ていることを知りました。基本は単行本派なので、2 巻の範囲まではこっちで読んで 3 巻から単行本で読もう...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第8話

    もう一ヶ月経った。

    お話としては、イクシオンの宮殿に来て一ヶ月経ったところから、国王夫妻と面会するところまでです。

    まず、婚約したのに一ヶ月も親に(しかも国王に)会わなかったんですね。まぁでも、平和そうな世界観だし、そういうこともあるのかとあまり気にはならなかったです。そして、国王夫妻のために作ったのはまさかの饅頭。そういえば、饅頭を作る工程って想像したことなかったので、丁寧に解説されていて新鮮でした。

    また、イクシオンとアステリアはすっかりいい雰囲気なので安心して見れますが、もっといちゃついてくれと思いました。今後に期待。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオ...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第7話

    鯖サンドが美味しそう。

    お話としては、カイロス殿下との面会前に昼食を作るところから、カイロス殿下の婚約破棄騒動が収まるところまでです。

    舞踏会の夜の事件について真相が明らかになりましたが、エレクトラ嬢がいたのは意外でした。まぁシンデレラストーリーですからね。浅慮だとは思いますが。そして、嘘をついたエレクトラを庇うアステリアも、反省するエレクトラも、大概いい子ですね。やっぱりエレクトラは悪い子ではなさそうでした。そして、カイロス殿下はしっかりしてそうでどこか抜けていますね。イクシオンと似ているのかも。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第6話

    イクシオンはもう惚れてないか?

    お話としては、イクシオンが帰宅したところから、舞踏会の夜のことをカイロス殿下に話にいくところまでです。

    やっと二人が会話する回が来ました。イクシオンはもうアステリアに惚れてないか?というくらい、なかなかベッタリですね。アステリアもなかなか意地になっていますが、ぜひ、もっといちゃついて欲しいところです。そして、舞踏会の夜の事件がここでようやく進展しました。どう決着つくのか、次回が楽しみです。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ・リュカオン ... 聖獣。
    ・エレクトラ・ラ・ハルピュイア ... 公爵令嬢。
    ・エリ...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第5話

    料理対決。なぜ?

    お話としては、宮殿にエレクトラ公爵令嬢が来訪するところから、料理対決が決着するところまでです。

    エレクトラが来て波乱かと思いきや、まさかの料理対決。平和か。エレクトラは悪役令嬢っぽいけど、悪い子ではなさそうですね。あと、当たり前のように喋る犬で突っ込まれないのは、もはやどうなっているのやら。個人的には、イクシオンが 2 話連続で離脱しているのは残念ですね。早く仲を深めて欲しいです。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ・リュカオン ... 聖獣。
    ・エレクトラ・ラ・ハルピュイア ... 公爵令嬢。
    ・エリス .....続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第4話

    宮殿内は魔改造されていました。

    お話としては、メルヴに宮殿を案内してもらうところから、宮殿内で畑仕事をするところまで。

    今回は日常回です。宮殿内は魔改造されていて、引きこもりながらスローライフが送れるようになっていました。いいなぁ。今回の料理は、グラタンでした。相変わらず美味しそう。リュカオンは、毛にチーズつかないのかなと少し心配です。また、アステリアが婚約破棄を望むのは、王族と結婚して穏やかな日常が送れなさそうだからなんですね。なるほど。

    最後は、舞踏会でバチバチだったエレクトラの登場で、次回は波乱が起こるかも?なので、楽しみです。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第3話

    みんなで朝食。

    お話としては、舞踏会から一夜明けた朝食から、イクシオンがアステリアの父を説得しにいくところまでです。

    イクシオンの人となりが分かってきましたが、だいぶ面白い人ですね。アステリアのツッコミとテンポも良い。そして、一話一品くらいのペースで料理が出てくるのも良いですね。今回も美味しそうでした。あと、イクシオンがだいぶイケメンなので、アステリアはさっさと落ちてほしいですね。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ・リュカオン ... 聖獣。
    ・エレクトラ・ラ・ハルピュイア ... どこかの令嬢。
    ・エリス ... アステリ...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第2話

    もふもふも料理も良い感じ。

    お話としては、謎のもふもふにオムライスを要求されるところから、舞踏会でイクシオンとの婚約が宣言されたところまでです。

    聖獣リュカオンのもふもふ具合がたまらないですね。そして、オムライスの作画も素晴らしい。この作品に期待するどちらもしっかり描かれていて満足です。まだイクシオンの人となりが分かる描写は少ないですが、とりあえず変わり者だけどいい人そう。アステリアとイクシオンがどう仲を深めていくか、楽しみです。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ・リュカオン ... 聖獣。
    ・エレクトラ・ラ・ハルピュイア ... どこ...続きを読む

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  • ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました 第1話

    絵に安定感があり、話も面白い。

    異世界転生お料理ラブストーリーです。お話としては、アステリアが舞踏会に招待されるところから、謎のもふもふと対面するところまでです。

    絵に安定感があり、話も面白いです。主人公のアステリアは、正直者でありつつ常識人っぽく好感が持てるので、安心して読み進められます。そして、精霊のメルヴや謎のもふもふがとても可愛いので、この辺も楽しみです。あとは、アステリアの恋愛模様がどうなっていくかがまだ全く見えていないので、どうなるのか楽しみです。

    【メモ】
    ・アステリア・ラ・アストライヤー ... 伯爵令嬢。転生者。
    ・イクシオン ... 第三王子。魔法省。
    ・エレクトラ・ラ・ハルピュイア ... どこかの...続きを読む

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  • 最愛のお姉様が悪役令嬢だったので、神が定めた運命(シナリオ)に抗います@COMIC 第2巻

    ソフィーナは新しいループへ。

    お話としては、ソフィーナのループ 1 回目の様子から、新しいループで幼少期にオズワルドと勉強することになったところまでです。

    今回はずっとソフィーナ視点で話が進み、前巻に比べてだいぶ読みやすかったです。前巻の最後で姉を好きになった理由がわかり、そこから始まったこれまでのループの様子がこの巻の前半で描かれていました。そして、詰めチェスのエピソードが伏線となり、ループにおける様々なルートをシラミ潰しに進んでいくことになります。意外だったのは、前巻のループが失敗したことですね。あのループのまま攻略していくのかと思っていたら違いました。

    ソフィーナに関しては、長いループの中で壊れていないようでいて...続きを読む

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  • 最愛のお姉様が悪役令嬢だったので、神が定めた運命(シナリオ)に抗います@COMIC 第1巻

    次巻の展開に期待します。

    中世風ファンタジー、悪役令嬢、ループものです。お話としては、レイラがオズワルドに婚約破棄されるところから、ソフィーナの回想で最初の人生が終わるところまでです。

    悪役令嬢ループものとして、主人公が本人ではなく相手でもなくモブの妹というのは珍しい題材だと思います。ループものは、ループの動機づけだったり分岐点だったり、あとは展開の斬新さや派手さが肝だと思っているので、その辺に期待しながら、もう少し話の全貌が見えるまでは読み進めようかなと思います。

    感想ですが、絵は時々崩れているように感じるけど、まぁそこまで気にはならないかなという感じ。また、お話としては、よく視点が変わったり時間が進んだり戻った...続きを読む

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  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 5

    ベリルが強すぎてすごく良い。

    お話としては、盗賊団の調査状況を共有するところから、ウロ・ロバリー・シュプール対フィッセル・クルニ・ベリルの戦闘が始まるところまでです。

    今回はお待ちかね、ベリルの戦闘がいっぱいある回で楽しかったですね。同時に話も一気に展開していき、いよいよ一連の事件の決着がつきそうなところまで来ました。

    まず、ベリルが強すぎてすごく良い。ウロ・ロバリー・ゴーレンとの戦闘では、一筋縄では行かない強者感を出す 3 人相手に、さすがのベリルも多少苦戦するかと思いきや、まさかの圧倒。続くシュプール戦と死体戦も冷静に対処していて、さすがだなと思いました。そして、今回はベリルの人柄についてもよく描写されていたと思い...続きを読む

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  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 4

    戦闘モリモリの回。

    お話としては、盗賊団の宵闇との戦闘から、ギャミとの戦闘が終わったところまでです。

    今回は、戦闘モリモリの回で良かったです。お話自体は、宵闇戦とギャミ戦のみだったので大きな進展はなかったような印象ですが、前のゼノ・グレイブル戦で期待していたような戦闘シーンがいっぱいあって、個人的には満足でした。ギャミとの追いかけっこではヘンブリッツの化け物っぷりがしっかり出ており、やっと本領発揮を見られた感じですね。これまではベリルにもアリューシアにも負けた描写しかなかったので。初登場時からいいキャラしているなと思っていたので、ここで回想や活躍が見られて良かったです。

    あと、おまけにあった宵闇の最後のシーン...続きを読む

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  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 3

    ほどほどの回でした。

    お話としては、ゼノ・グレイブルの腕を切り落としたところから、盗賊団の宵闇との戦闘までです。

    ゼノ・グレイブル戦が思ったよりすぐ終わったので、今回はほどほどの回でした。前巻よりは派手な戦闘はありませんでしたが、最後のルーシー対宵闇は面白いです。個人的には、ベリルとルーシーの「揃っちゃった」の部分は寒かったですが、それ以外は良かったと思います。ルーシーがいいキャラしているので、今回は出番も多く満足でした。

    盗賊団のくだりはすぐ終わりそうなので、次は何が来るのか楽しみです。

    【メモ】
    ・ベリル・ガーデナント ... 田舎の剣術道場の先生。特別指南役。
    ・アリューシア・シトラス ... レベリオ...続きを読む

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  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 2

    ゼノ・グレイブル戦、開始。

    お話としては、ベリル対ルーシーの戦闘から、ゼノ・グレイブルとの戦闘にスレナが駆けつけるところまでです。

    2 巻も相変わらず面白い。1 巻に引き続き特筆すべきは、やはり戦闘シーンですね。今回は模擬戦ではなく、いよいよ本格的な戦闘としてゼノ・グレイブル戦が始まりました。まず、ゼノ・グレイブルが丁寧に描かれているうえ、なんとも恐ろしい。圧倒的な化け物感は迫力があっていいですね。また、絵柄について、個人的に好きなポイントに気付きましたが、冒険者であるスレナのガタイがいいところです。華奢な女の子が強いというのも魅力的ですが、こういう骨太な感じで強さに説得力があるのも大好きです。

    緊迫のゼノ・グレイブ...続きを読む

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  • 片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 1

    中世風ファンタジーで、パッとしない主人公が実は強い系のやつです。お話としては、ベリルが騎士団の特別指南役に指名されるところから、火の魔法に襲われるところまでです。

    これはとても面白いですね。まず、絵の方はマンガ的な表現が見やすく、特に要となる戦闘シーンが迫力と躍動感があって素晴らしいと思います。早速登場したヒロインの面々も魅力的に描かれているし、それだけでなくヘンブリッツの筋肉とかもしっかり描かれていて個人的に好きです。

    また、お話も展開が工夫されているのか、登場人物が多いわりに破綻せずに分かりにくくならない程度に世界観が説明されていて、この作品の世界に没入できました。1 巻にしては登場人...続きを読む

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  • あなたの寵妃でかまわない ~騎士令嬢は吸血公爵に溺愛される~ コミック版 (分冊版) 【第4話】

    大きな展開前の静かな回。

    お話としては、王子殿下が来るところから、ソフィアが初めての夜会に出るところまでです。

    内容としては、大きな展開前の静かな回でした。つまりはパッとしなかった。ディートリンデがまた出てくるのは予想通りです。さすがに資質を持っていることが示されているので、このまま退場ということはないだろうと思っていました。でも、再会がずいぶん早いですね。そして、ディートリンデの駆け落ちした男がフラれるのも早い。こうなると、初めての夜会の波乱はやはりディートリンデ関連ということでしょうか。何が起こるか楽しみです。

    【メモ】
    ・ソフィア・ラングレン ... 没落した男爵家。エルファシオ侯爵家のディートリンデの身代わ...続きを読む

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  • あなたの寵妃でかまわない ~騎士令嬢は吸血公爵に溺愛される~ コミック版 (分冊版) 【第3話】

    二人が少し心を通わせる回。

    お話としては、ジュリアスが初めてソフィアの部屋に来たところから、ファルケノス公爵家に王子殿下が来ると知らされるところまでです。

    今回は、ジュリアスの人となりが垣間見える回であり、同時にソフィアの特異性が少し明らかになり始める回でもありました。ジュリアスに関して言えば、最初から悪い印象は特になかったし、想像通りのぶっきらぼうだけど優しい性格といった感じでした。まさに紳士。いっぽうで、ソフィアにも何か特異な性質があることがほのめかされたのは意外でした。初対面の時には、確か「お前からは何も感じない」と言われていたので、てっきりガチで普通の令嬢なのかと思っていました。さすがにそんなわけないか。

    ...続きを読む

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  • あなたの寵妃でかまわない ~騎士令嬢は吸血公爵に溺愛される~ コミック版 (分冊版) 【第2話】

    ジュリアスが "お渡り" に。

    お話としては、ソフィアが正式にファルケノス公爵家の寵妃になったところから、ジュリアスが初めてソフィアの部屋に来たところまでです。

    直近のソフィアがすべきことが明示された回でした。タニアから示されたスケジュールは、まぁこれもよくある貴族の礼法やらのお勉強などですね。まもなく初めての夜会ということで、きっと何か事件があるのでしょう。楽しみです。

    そして、最後にはジュリアスが "お渡り" になりましたが、果たしてどうなるのか。気になる引きです。

    【メモ】
    ・ソフィア・ラングレン ... 没落した男爵家。エルファシオ侯爵家のディートリンデの身代わりとして嫁ぐ。
    ・ジュリアス・...続きを読む

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  • あなたの寵妃でかまわない ~騎士令嬢は吸血公爵に溺愛される~ コミック版 (分冊版) 【第1話】

    まだ導入ですが、絵はきれい。

    中世風シンデレラストーリーで、吸血種が出てくるファンタジーものです。お話としては、ソフィアが身代わりとして嫁ぐところから、ジュリアスの眷族になって寵妃として娶られることのなったところまでです。

    全体的に絵がきれいで、一コマ一コマ丁寧に描かれている印象です。お話自体はまだ導入なので、よくある身分差と身代わり婚の導入ですが、他にはあまり見られない設定として吸血種が出てくるので、その辺がどうお話に絡んでくるか楽しみですね。

    【メモ】
    ・ソフィア・ラングレン ... 没落した男爵家。エルファシオ侯爵家のディートリンデの身代わりとして嫁ぐ。
    ・ジュリアス・ファルケノス ... 隣国アルマタシオの公爵...続きを読む

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  • 義妹に押し付けられた嫁ぎ先は、呪われた公爵閣下でした1

    海鮮系シンデレラストーリー。

    虐げられた伯爵令嬢が公爵に嫁ぐ、王道シンデレラストーリーです。お話としては、ミルティアが嫁ぐところから、マリクルの呪いが解けるところまでです。

    絵もお話も、とても良かったです。まず、マリクルに掛かっていた呪いがかなり容赦ないです。クトゥルフ神話を彷彿とさせるタコ系の名状しがたい姿(そしてその姿の描写が丁寧)で、そりゃ誰だって逃げるでしょと言いたくなる。ミルティアは初見でも動揺しておらず、むしろ冷静に観察していて、肝が座っているなぁと思いました。

    そして、二人の距離を縮めるのはまさかの海鮮料理で驚きました。ヒロインの料理で距離が縮まるお話は多いですが、美味しそうな海鮮料理に特化したものはさす...続きを読む

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  • 死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子(コミック) : 4

    まさかの最終巻で残念。

    お話としては、騎乗槍試合の決勝戦の途中から、第二ルートのオーギュスト編に決着をつけてイグニシアから帰るところまでです。

    前巻で謎だったところはほぼ解決しました。唯一、オーギュストが初めて竜に乗ったのにどうしてあんなに乗りこなせていたのかが分かりませんでした。王家の血を引くものとして、天賦の才があったとかなのかな。最後は、ティルの活躍がほぼなかったのはちょっとかわいそうでしたが、オーギュストとしてもパリューグとしても、落ち着くべきとこに落ち着いた結末だったのではないでしょうか。

    そして、まさかの二人目で完結。原作小説も六人目くらいまでで止まっているのかな。内容が面白かっただけに残念です。

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  • 死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子(コミック) : 3

    オーギュスト編はじまり。

    お話としては、降臨祭のためにエーリカがイグニシアを訪れるところから、騎乗槍試合の決勝戦の途中までです。

    第二ルートのオーギュスト編が始まりました。回避すべきは、オーギュストが竜に騎乗できない劣等感から、契約の獣と一体化してしまうこと。この巻の大筋としては、エーリカがオーギュストの持つ劣等感を取り除こうと手を尽くして、また、契約の獣について調べるといったところです。

    次々と謎が謎を呼び、エーリカとオーギュストがどういう結末を迎えるのかワクワクする展開が続きます。この巻で残る謎は、オーギュストがなぜ竜に騎乗できないのか、なぜオーギュストが黒騎士として竜に乗れたのか、契約の獣がどこにいるのかとそ...続きを読む

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  • 死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子(コミック) : 2

    クラウス編がついに決着。

    お話としては、ザラタン戦の開始から決着まで、および、クラウスとアンとの後日談です。

    第一ルートであるクラウス編が決着。とても面白かったです。ザラタンの迫力といい強さといい、明らかに幼い 3 人には荷が重い。そして、アウレリアの成り立ちに関わる強い怨みがさらに重いという。幼いながらに優秀な 3 人は、少しずつ攻略の糸口を見つけながら善戦しますが、最後には、といった感じです。

    1, 2 巻でひと段落だったクラウス編ですが、短いながらも最後に向けて丁寧に伏線が張られていました。クラウスの時間魔法とエドアルトの慈悲の死の呪いです。正直、ラストまですっかり忘れていましたが、出てきた途端に「そういえば...続きを読む

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  • 死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子(コミック) : 1

    ジャンルはほぼ少年マンガです。

    異世界転生ファンタジーで、悪役令嬢モノですが、今のところはあまり関係なく冒険ファンタジーものっぽいです。ジャンル不明。お話としては、エーリカが転生していることに気付いたところから、クラウスルートでのデッドエンドを回避しようとして、巨石の祭壇で何かを目覚めさせてしまったところまでです。

    まず、イラストの質とマンガの読みやすさのどちらも良いです。この巻では、主要人物としてエーリカ、エドアルト・アン・クラウスが登場しますが、それぞれの人物についてその人物像が分かるような描かれ方をしており、魅力的なキャラクターたちです。個人的にはアンが好きです。

    また、物語の導入ということもあって世界観の説明が多...続きを読む

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  • 元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される(5)

    やはりすれ違っていく二人。

    お話としては、リリアンが毒矢に倒れてから、復活して身体を捧げようとするところまで。

    前回リリアンが倒れたのは、まさかの毒矢が刺さっていたからでした。それでも隠そうとするのは気丈ですね。というか、狩猟祭でいろいろなことが起こりすぎです。あと、カルヴァリオ王がリリアンを始末しようとしているのがバレるのも早い。というか、リリアンの侍女たちがまだバレていないと思っているようですが、まともに教育を受けられていないリリアンがここまでバレないことを疑うべきでは?と思ってしまった。

    さて、リリアンの暴走でテオドシウスに迫りますが、次回はどうなるでしょうか。

    【メモ】
    ・リリアン ... カルヴァリオ王国...続きを読む

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  • 元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される(4)

    王太子の気持ちが傾き始めます。

    お話としては、リリアンが狩猟祭不参加なことをテオドシウスが庇うところから、突然飛んできた矢を二人で避けてリリアンが倒れるところまでです。

    まず、リリアンが狩猟祭不参加なことについて咎められたとき、リリアンがなんとかするのかと思いましたが、テオドシウスが庇うのは意外でした。少しずつ惚れていくのかと思いましたが、よくよく考えれば披露宴の前にもう惚れてそうでしたね。アウグスタの追撃には、リリアンが持ち前の無邪気さで切り抜け、なんとか場を納めました。

    ベアトリスがリリアンを助けた最初のエピソードから慈悲深いと言われ、今は入れ替わったリリアンの無邪気さ?で慈悲深いと言われ、この辺のズレがかえってうま...続きを読む

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  • 元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される(3)

    新たな敵キャラの登場。

    お話としては、披露宴で二日酔いのリリアンの目覚めから、狩猟祭の不参加をアウグスタに咎められるところまで。

    ここにきて、分かりやすい悪役が出てきました。ベアトリスとカルヴァリオ王は、まぁ悪役なんでしょうけど、この世界の価値観で言えば(あと王族の価値観で言えば)、奴隷の命はそんなに重くないのでしょうから、良くも悪くも普通の王族といった感じ。一方で新キャラのアウグスタは、明確な動機と悪意を持ってリリアンに迫っているため、ちゃんとした悪役は初めてかもです。とはいえ、他国の姫に対してすごいことしていますが、本当に大丈夫かと思ってしまいました。あと、アウグスタは美人という設定ならもう少し綺麗に描いてあげ...続きを読む

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  • 元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される(2)

    リリアンが健気で可愛い。

    お話としては、リリアンとテオドシウスの初夜に歌を披露したところから、カルヴァリオ王に替え玉がバレるところまでです。

    今回は、リリアンの人柄が分かる回ですが、とにかく健気で可愛いですね。「脱げました!」のところの表情とか、「寝てませんっ」のところとか、無邪気で幼い側面があり、一方で、覚悟が決まっていたり、無意識に人を魅了する力もあり、見ていて飽きません。良いヒロインです。

    次は一体何をしでかしてくれるのか、とても楽しみです。


    【メモ】
    ・リリアン ... カルヴァリオ王国の奴隷。ベアトリスと同じ髪と目の色をしている。
    ・テオドシウス ... ジウスドラ王国の王太子。
    ・ベアトリス ......続きを読む

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  • 元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される(1)

    絵は独特。話は面白い。

    中世風のシンデレラストーリーです。他の同系統の作品より、世界観が少しエグめかも。お話としては、ベアトリス(リリアン)とテオドシウスの結婚式から、ベアトリスが替え玉だとバレるところまでです。

    絵は、繊細で独特です。好き嫌いが分かれるかも。でも、特にリリアンが美しく儚げに描かれているのもあり、個人的には話の重々しさに合っていて良いと思いました。個人的には、テオドシウスはもっとイケメンに描いて欲しかったなぁという気持ちです。

    話は、他の同系統の作品とは一線を画す重い雰囲気に驚きましたが、アリだなと思いました。奴隷の殉死や処刑が当たり前の血生臭い世界観で、奴隷と王太子という身分差がさらに引き立つの...続きを読む

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(6)

    前半ごほうび、後半は更なる試練

    お話としては、アニスとセルジオのベッドシーンから、アニスがグレイスに毒を持ったという嫌疑がかかったところまで。

    最初の二人のベッドシーンは良いですね。本当はもっとみたかった。そして、身体を重ねてもなおすれ違い続けるのは、もはやこれ系の定番ですね。後半のグレイスの悪巧みの徹底ぶりもさすが。ドンデン返しへのハードルがまだまだ上がるので、この後への期待が高まります。

    今回の話を見ていて思ったのは、グレイスがアニスに関する噂を広めたところを見ると、小さい頃にセルジオとグレイスが好きあっていたという話も、グレイスが女避けと外堀を埋めるために広めた噂だったのかな、と。

    次もまだ波乱のある回かな。期待...続きを読む

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(5)

    束の間のごほうび回。

    お話としては、グレイス王女の体調不良の原因に触れかけたところから、アニスとセルジオのベッドシーンまで。

    グレイス王女のことは気がかりですが、そんなアニスの心配をよそに、セルジオがどんどんアニスにのめり込んでいきます。ついにベッドへ。アニスの心配や不安をよそに、セルジオも勝手だなぁと思いますが、そこはご愛嬌ということで。その勝手さがある意味男っぽいかも。

    とうとう二人が身体を重ねたので、次回に期待です。

    【メモ】
    ・アニス・ロバーツ ... 医療魔術師。元男爵令嬢。
    ・セルジオ・ローバン ... 25 歳。王家と親戚である侯爵家の四男。王太子付きの近衛騎士。
    ・グレイス ... クルシオ王...続きを読む

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(4)

    まだまだ王女のターン。

    お話としては、グレイス王女の悪巧みからアニスとグレイス王女の対面まで。

    おそらく、この後のドンデン返しのための布石なのでしょうが、随分と急ピッチでフラグを立てていくなぁという感想。グレイス王女が悪役にしても、最初っからアクセル全開ですね。このくらい分かりやすいほうがいいってもんです。逆に、このヘイトの溜め方なら、ドンデン返しはド派手じゃないと読んでいる方も溜飲が下がらないので、そこに期待したいですね。

    【メモ】
    ・アニス・ロバーツ ... 医療魔術師。元男爵令嬢。
    ・セルジオ・ローバン ... 25 歳。王家と親戚である侯爵家の四男。王太子付きの近衛騎士。
    ・グレイス ... クルシオ王国...続きを読む

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(3)

    とうとう出てきたグレイス王女。

    お話としては、日常に戻り始めたところから、セルジオとグレイス王女の様子をアニスが目撃するところまでです。

    ほぼ日常回ですが、セルジオが表情を緩めるところが増えてきました。どうしてアニスに不自由ないか聞くのか、ちょっとずつ見えてきたというか、単に不器用な感じが見えてきました。

    一方、最後には表情がだいぶ悪役のグレイス王女が登場。二人がどんな関係なのか、アニスとセルジオはどうやって修復するのか、楽しみですね。

    【メモ】
    ・アニス・ロバーツ ... 医療魔術師。元男爵令嬢。
    ・セルジオ・ローバン ... 25 歳。王家と親戚である侯爵家の四男。王太子付きの近衛騎士。
    ・グレイス ... クルシ...続きを読む

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(2)

    今回は不穏回。

    お話としては、二人の結婚式が一通り終わったところまでです。

    結婚式では、定番の嫌味が続々と。しかし、それだけでは終わらず、前回の引きだったグレイス王女の話も出てきました。そろそろご対面かな。

    また、セルジオの気持ちはまだ見えないまま。この辺は、ヒロインを選んだ理由が語られるまでお楽しみでしょうか。続きも楽しみです。

    【メモ】
    ・アニス・ロバーツ ... 医療魔術師。元男爵令嬢。
    ・セルジオ・ローバン ... 25 歳。王家と親戚である侯爵家の四男。王太子付きの近衛騎士。
    ・グレイス ... クルシオ王国に嫁いだセルジオの従姉妹。

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  • 氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~(1)

    絵も良し。話も面白い。

    中世風ファンタジーの王道シンデレラストーリーです。お話としては、二人のお見合いから、セルジオとグレイス王女との噂が聞こえるところまでです。

    まず絵について、人物が華やかで美しく描かれていて、ヒロインであるアニスの可憐さや、ヒーローのセルジオの美しさが申し分なく描かれています。また、背景や小物も丁寧で、マンガとしても読みやすいです。

    また、お話についても、王道のシンデレラストーリーでワクワクする導入です。話の最後には、気になる不穏な引きもあって続きも気になります。

    【メモ】
    ・アニス・ロバーツ ... 医療魔術師。元男爵令嬢。
    ・セルジオ・ローバン ... 25 歳。王家と親戚である侯爵家...続きを読む

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  • 魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ (5)

    やっとハーレムエロ回です。

    お話としては、塔の攻略に関わった人たちに報酬をもらいに行ったりお礼を言いに行ったり、そして温泉付きの屋敷を買うところまでです。完全にサービス回です。

    1, 2 巻の良さと 3, 4 巻の戦闘の退屈さを乗り越え、この巻がここまでで一番魅力が詰まった巻だと思います。特に、戦闘が全くなかったので良かったです。えっちシーンは全員だったので、これもボリュームあって良かったです。

    てっきり前回出てきた冒険者がハーレムに加わるのかと思いましたが、加わらなかったのは意外でした。まぁ、個人的にそんなに好みじゃなかったから良し。まだ魔剣ですが、新しく「葵」も加わったので今から擬人化が楽しみです。

    最後の引き...続きを読む

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  • 魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ (3)

    この巻は中だるみかな。

    お話としては、異変があった塔の攻略を開始するところから、階層主であるドラゴマンティスと対峙するところまでです。

    ストーリー展開的には必要なのでしょうが、戦闘がメインで退屈する巻でした。主人公の覚醒を際立たせるためかもしれませんが、オレつえー系ならもう少し無双させてもいい感じはあります。なんか強さが中途半端感があって、ちょっとなぁと思いました。

    あとは、新キャラの顔見せがありました。個人的な好みから外れますが、名前付きの冒険者が二人です。でも、それより桜の姿がとうとう出てきたのが良かったです。そういう意味では、この巻は必要な中だるみ回だったかなと思います。

    エロは少なかったですが、まぁそこ...続きを読む

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  • 魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ (4)

    この巻もずっと戦闘パート。

    お話としては、階層主ドラゴマンティスとの戦闘から、帰還とフレイの後日談までです。

    前巻に続き、ずっと戦闘だったので退屈でした。というか、主人公が何もかも中途半端です。実質、初のボス戦でここまで追い詰められるのは、展開としてやり過ぎ感がありました。しかも、追い詰められたのはほとんど主人公が油断したからです。せっかく桜の擬人化ができたのに、あまり活躍できていませんでした。戦闘シーンは、絵は迫力があって申し分ないですが、内容ははっきり言って退屈です。

    また、今回のえっちシーンは桜です。桜のデザインはすごくいいですね。胸が大きいヒロインが続いていたので、差別化という意味でも良かったと思います。最初...続きを読む

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