ワンワンさんのレビュー一覧

これぞ王道の転生勘違いヒロインとそれに惑わされないヒーロー、そのヒーローが溺愛するモブの令嬢というお話でした。でも、これキャラクターが王子様と貴族である意味あるのかな？学園生活の内容は現代の学生と同じ。貴族令嬢に調理実習させる？

短いお話なのでサラッと読めます。短さゆえにキャラの心情には深入りできませんでしたが。ほぼヒーローのヒロインへの溺愛でした。もう少しページ数があったらもっと深い話になったでしょうね。

楽しく読ませていただきました。契約結婚したヒロインとヒーローでしたが、早々にヒーローがヒロインを好きになり、その好意を隠しもせずグイグイ行きます。なのにヒロインにはあまり通じず。こういうお話好きです。

ヒーローが前世でなぜヒロインを殺したのか。前世でも今世でもヒロインもだけど、ヒーローもとても苦しんだのではないでしょうか。飽きることなく読めました。良かったです。

ヒロインは本当にヒーローに囲われちゃったのですね。もう執着です。いつもながらヒロインを虐げた人たちを誰かが粛清する作者様の作風はドキッとしました。ただ、急いで書いたのでしょうか？キャラたちの一人称が「俺」だったり「僕」だったりになります。一呼吸のセリフの中で。出版前にどんなチェックをしたのか。

作家さん買いです。義弟（転生したのでもう血縁ではないけれど）の想いが重い。やりたい放題な義弟に転生後のヒロインはよく壊れなかったな。

アンソロジーはよく読みます。当たりはずれがある中、このアンソロジーは可もなく不可もなくというところです。

浴びるだけで強力にかかる媚薬って…。その効果は7日間。両片思いの幼馴染がしょっちゅうイチャイチャしています。ただそれだけといえばそれだけの話。

見た目は王子様だけど残念なところがありすぎて同僚や姉夫婦からいじられるヒーローとそんなヒーローが可愛く思うちょっとズレたヒロイン。なかなか良い組み合わせのカップルです。

契約結婚の結果、初めはツンツンしていたスノウが急激にキアラへの愛情を示します。触れ合うって大事なんだなぁと思わせるお話でした。最後にはキアラへの溺愛でダメダメになるスノウもよかったです。初めのツンは見る影もなし。

題名は読者の興味を引くためでしょうか。内容とは全く合っていないと思います。設定や内容としては面白いとは思うのですが、何だか文章が薄くて溺愛もヒロインの強さも活かされていないようでした。

呪いが主役なのに悪い人はいない、とても可愛いお話でした。でも、ちょっと奥が深い。恋愛脳が低すぎなエルザがちょっとずつ自分に近寄ってくる姿を見て悶えるティオハルトが面白いです。

短いお話でよくまとまっていました。サラッと読めて面白かったのですが、内容はよくある普通のお話です。

驚くほど話が通じないヒーローですね。何があっても何を言われてもヒロインから愛されていると変換されるヒーローにヒロインは疲れたでしょう。こんな執着もあるのですね。あとがきにもあるように、見事明るい系統のソーニャになってます。

狼獣人の番に対する執着を甘く見た狐獣人未亡人の自滅の話。今回も変わらずシェインのピュアさが可愛いです。

自国のリアへの扱いはあんまりでした。でも、追放され、ルードヴィヒと出会い、護国聖女の本当の意味も解明され、とてもスッキリめでたしめでたしでした。先が気になってどんどん読み進められました。おわりのルードヴィヒから感じる愛情も良いですね。

悪役王弟の新妻に転生したナディア。凡人ながら前世で推しだった旦那様と自分の破滅回避のため頑張ります。旦那様は悪役なのにナディアの言葉に対してとても素直でした。短い話でしたが、旦那様がナディアを溺愛していく過程はとてもよく描かれていて、盛沢山な設定の話よりこれぐらいすっきりしたものが気持ちよく楽しめました。

転生悪役令嬢が破滅回避のため努力するのはよくある話ですが、その部分はかなりコンパクトにまとめられていて、最初の章でヒロインを苦しめる家族は破滅し、両片思いだったヒロインとヒーローは両想いになります。話のメインはヒーローの溺愛執着とヒロインの天然具合です。短いお話なので、この構成はとても良かったです。

アシュリーへの好意をダダ漏れにし、誰から見ても溺愛と執着を見せるバージル。それが見えないのは自分がヒロインと信じて疑わないリリーだけ。2巻目はテンプレな流れになっていますが、リリーに全く興味がない攻略対象のバージルが清々しく、最後まで楽しめました。

幽霊が見えるという設定が話を面白くしています。小さい頃から霊が見えてメンタル弱い王子様(ヒーロー)が、転生者で転生前は見える子だった伯爵令嬢(ヒロイン)に救われ強くなり、執着していきます。1巻ではまだ執着度合いはそれほど強くありませんが、これから成長するに従いどんどん囲っていくのかなと思わせる展開です。

ファルクはやってアルメへの気持ちを自覚できたようです。2人とも鈍感すぎる！それが話の面白さを作っているのだけれど。

レスリーはどんどん周囲の人を魅了していきますね。実家にいた時より表情が生き生きしていて12歳らしくて可愛いです。

サルバトール家のみんながとても優しい。レスリーが可愛いから必然なんだろうけれど。レスリーは知識もあり頭もいいのに１２歳の子供が周囲の大人から教えてもらう知識を身につけていないギャップが生い立ちを物語っていますね。

姉のために産んだといわれ１２歳まで虐げられ続けたレスリー。ついには火の中へ生贄として突き落とされ闇の力を得ました。自分たちのことしか考えない実の両親と姉には報いを受けて欲しい。姉の婚約者は王族とのことだけれど、レスリーを見て何も思わなかったのでしょうか？大したことない王族ですね。

カスティージョの魔道士嫌いの理由が急に判明しました。なるほど。これならエステルが魔道士に近づくなと言われた理由がわかる。

いろんなテンプレが詰まったお話でした。ちぐはぐなことがいっぱい。ヒロインは孤児院から王宮にさらわれ、これまで教育皆無な状況で生きてきて、フォークもスプーンも見たことがない。原始人のような食事の仕方で、「お召替え」という言葉すら知らないのに「直接的」に対して「間接的」と言い返すのは無理でしょう。両国の王様も言動がどこかの領主さまのよう。ヒーローも孤児だったのにいろいろあって前国王に気に入られたからと言ってどんなにとんとん拍子でもその国の国王になるとは、周りの人たちはそんなに無能だったのか？と思うとやりすぎなような・・・。国王でなくても良かったのでは？ヒロインが追放された国も国全体が王都なのかな？...続きを読むというような話の流れでした。やっぱりとある領主の領地での出来事ぐらいにまとめた方が良かったと思います。

傷ついたヒロインとヒロインに対してはヘタレな有能ヒーロー。主人公たちより周りのキャラたちが大奮闘します。ちょうど良い長さで話が終わっているので、サックリと読めました。

ルーネとニュナの掛け合いは面白いんだけど、内容自体は特に目新しいものではないです。「〜〜ですかね」という言い方が多すぎてちょっと気になりました。時々ならまだしも、あまりに多いのは活字ではあまり好きではないので。

ヒロインの聖女という立場を奪った令嬢は、ただ自分の欲望を父親に伝えただけで、父親が財力でそれを叶えなければただの令嬢の希望で終わったのですね。この令嬢、特に嫌味な感じではなく、ちゃんと自分の役割は弁えていて私には好感でした。ヒーローは穏やかにヒロインに好意を伝えていてとても素敵でした。

なかなかよく練られた話だと思います。内容はちょっと重いんだけれど、ヒーローがいい感じに振り切れているのでそれが話を少し軽くしてくれます。

素晴らしいスピード感で話は進みますが、ちゃんと内容があります。ルークのツッコミとシロのギャップ発言がとても面白いです。ただ、終わりにかけて疲れてきているのか、誤字脱字が見られたところが残念でした。それがなければ☆５でした。

卒業までの話のボリュームと魔法師団に入ってからのボリュームに差がありすぎて、最後三分の一が長ーい駆け足です。途中までは面白いと思って読んでいたのですが、何だか失速？

もう少しテンポ良く話が進めばもっと良かったですね。ところで、ずっと違和感だったのですが、一人称でヒロインが話を進めるならヒーローのことは呼び捨てではなく会話の時と同じ「デジレ様」としてほしかった。兄やミハイルのことは「兄様」「ミハイル様」なので。

楽しいお話でした。ヒーローの一目惚れにはちょっと無理がるのでは？とは思うけれど、まあ、その部分は重要ではないのでスルーしましょう。ヒロインのヒーローへの想いの変化はきれいに表現されていたと思います。最後にちょこっと出てきた大聖女様の存在感が素晴らしかったです。

ヒーローが超ハイスペックなのに腹黒でヒロインを溺愛。ヒロインと初対面の日からどうやってヒロインを手に入れられるか考え実行しやり遂げてしまいます。とても楽しいヒーローですが、そんなヒーローに寄り添うヒロインの性格がとてもかわいいです。このお話大好きです。

かなりコメディタッチの話です。もう少しシリアスなのかと思ったけれど、どうしても話が下ネタに行く。サクサク読めます。

不眠症の獣人に眠りを届ける羊族のメロウと肉食獣のトップクラスにいる狼族なのに草食獣が好きなオリヴェルのカップル。共に弱い部分と強い部分があり、それを補い合いながら愛情を深めていった2人がとても素敵でした。

幼いときに伯爵家の政治的野望により養女にされたけれど、その思惑がかなわなかったために養父から徹底的に虐げられたトリンティアのシンデレラストーリーです。あまりにも虐げられすぎてすべてのことにビクビク怯えます。ちょっと怯えすぎでしょう。そのせいで陛下とは長い間両片思いです。

すごく素敵なお話です。冷徹と噂されていた女嫌いの辺境伯セスは確かにわがまま貴族令嬢は確かに嫌いだけれど本当は情に厚い素敵な男性。自分を異性として恋愛対象として見ないサラに急激に惹かれていきます。サラは実家で継母と異母兄姉達に虐げられて続けて自信喪失状態。恋愛脳になるわけない。それがよかったのでしょう。本来のサラの優しい性格も特殊な能力も相まって見事セスと夫婦になります。ただ、サラの異母兄姉と継母へのざまあエピソードはほんの少しです。サラの今の境遇を作った人たちなので、もう少しあってもよかったなぁと思います。

ヒロインがあまりにも逞しすぎて楽しかったです。あまりにも庶民っぽいので、これは設定やり過ぎでは？このやりすぎ感が私にはややマイナスでした。

初めての作家さんでしたが、とても面白かったです。存在感が希薄なヒロインですが、いい面を見ればとてつもない癒し系。パーソナルスペースに他人が入ることにすさまじいストレスを感じるヒーローがヒロインと一緒にいたいと思うのは当然でしたね。それにしても、美形で財力もあるヒーローですが、ヒロインの前ではかなりのワンコ系。めちゃくちゃかわいいです。ヒロインも天然で心の声が面白いしかわいいです。互いのコンプレックスなどを認め合えるとても良い二人でした。ただ、TL要素はないですね。ライトノベルと思った方が良いです。

いろんなことが盛り込まれていて、何でも駆け足で過ぎていきます。ヒロインが転生者なので過去の人生で使っていたものをどんどん再現していきます。果ては竜まで出てきます。何でもありです。

マリーのお菓子作りが独特で笑ってしまいました。セーザンとマリーの番、素敵ですね。それにしても、国王たちは初めから最後まで自分勝手ですね。ざまあされないんだ。ちょっと残念でした。

短い話ですが、きちんとまとまっていて気持ちよく読めました。人に紛れて暮らす竜の女の子とかつて竜をせん滅したとされる勇者の子孫が手を取り合います。図書館から始まった二人の関係は温かくて優しかったです。

原作が好きで１巻目をそれなりに楽しんで読みました。ですが、２巻目はちょっとイマイチでした。毒殺されるはずの第一皇子を救うところまでは良いのですが、その後の展開が駆け足というかなんというか、、、。ヒロインと父親の交流部分ではもう少し丁寧に描いてほしかったです。

原作が好きでコミックも購入しました。試し読みの時にはとても絵がきれいで引き込まれたのですが、いろいろ省略された部分が好みの箇所だったりしてちょっと残念でした。

山も谷もないけれどセシールが可愛いという話です。両親と妹から虐げられた設定は必要だったのでしょうか？短いページ数でいろいろなことが詰め込まれているので、それぞれが突然始まり数ページで終了する感じです。内容よりも、誤字、変換ミス、日本語の言い回しがおかしいところが散見されて、そっちが気になりました。

ヒーローがすごくカッコイイです。恋愛初心者のヒロインとヒーローはお互いに無自覚に魅了しあいます。それがとても自然で心地良い関係で、読んでいて温かい気持ちになりました。

幼い頃に初恋をした令嬢を執念で探し出したヒーロー。ヘタレな感じなのに霊相手では容赦しないギャップがなかなか良いです。ヒロインもちょっと思い込みの強いところはあるけれど、心優しい可愛い人でした。

ちょっと悪趣味なユーモアがとても面白いです。家族から虐げられてきた令嬢の逆転劇はよくあるストーリーですが、ヒーローの面白心がとても良い。ヒロインはこれに救われたのでしょうね。