あらすじ
叔父たちに公爵家を乗っ取られてしまったリゼットは、学園の図書室で謎の青年エクトルと出会う。どこか顔色の優れないエクトルを放っておけず、人嫌いだという彼に戸惑いつつも毎日献身的に支えていた。最初はそっけない態度だったエクトルも健気なリゼットに徐々に心を開き始め、いつしかお互いに惹かれるようになるが、彼が皇太子だと判明して!? 公爵家を守るか皇太子妃になるか、リゼットがとった決断は…?
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
辛い思いをしている二人の出会い
リゼットがこんなにも虐げられているなんて可哀想過ぎて憤ってしまいました。でも、エクトルとリゼットが出会えて、二人それぞれに良かった。
エクトルも苦悩を抱えていて、リゼットとの出会いで解放されていくし、エクトルのおかげで、リゼットの待遇が暴かれ、改善していく。
悪い奴らはキチンと断罪され、王族として情けない王子は戒められ、問題もうまくまとまって ホントのめでたしめでたしハッピーエンドで読後感も良かったです🎵
惜しむらくは、題名で“聞いてません!”ってなってるのは、ニュアンス的に無理やりとか男性側の孟アプローチでヒロインが困惑するのかと読む前に思ったので、違うかなぁ~と(ちょっと)思いました。
叔父達に虐げ続けられた令嬢と、毒を盛られ続けた王子。
愛されなかった故に、逞しく、前向きに生きられたヒロイン。
愛されてると思っていた人達に裏切られて、未来を見れなくなった王子。
ヒロインの優しさ・慈愛に、癒されていく王子。
良いお無しでした。
話の筋が「婚約者が浮気相手と~」とそっくりですね。婚約者に良く思われていないヒロインと彼女を好ましく思う聡明な王子。それでも楽しく読ませていただきました。
んー
両親が亡くなって以降、叔父が後継人になり、父の愛人とその子供を連れてきます。父親がきちんと愛人たちの世話をせずに苦労してきたから譲れるものは異母妹に譲るように言われたヒロイン。それからは冷遇の日々でした。
ストーリーの先が読めるお話でした。まず父の愛人と異母妹も叔父の相手とその子供だろうと予想できますし、後がなくなった悪役がヒロインを亡き者にしようとしたところをヒーローが助けるのも王道でした。
タイトルの「皇太子妃になるなんて聞いてません!」って自分が恋愛関係になってプロポーズされて受けたんだからなりますよね?意味がわからないです。「聞いてません!」じゃなくて「なります!」でしょうよ。いやなら断ることも出来たんだからさ。タイトルから思った内容と違って詐欺にあった気分でした。あくまで個人の感想です。