鈴木桜の作品一覧
「鈴木桜」の「離縁ですか、不治の病に侵されたのでちょうどよかったです 【電子特典付き】」「堅物軍人の良縁 さっさと子作りを終えて離婚したいのに、毎晩記憶がトぶほど愛されるので困っています【分冊版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木桜」の「離縁ですか、不治の病に侵されたのでちょうどよかったです 【電子特典付き】」「堅物軍人の良縁 さっさと子作りを終えて離婚したいのに、毎晩記憶がトぶほど愛されるので困っています【分冊版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
泣き虫令嬢の頑張りと成長を応援
7人姉兄弟の末っ子として愛情たっぷり育ったヒロインは、婚約者と浮気相手の女によって貶められ悪意に晒され結婚を諦め、職業婦人として生きていく決意をする。公爵家に問題児の令息の家庭教師として住み込みで働くも、上手くいかず泣いてばかりいたが、絶妙なタイミングで母親から激励の手紙で届いたり、父親が公爵に泣き虫な娘を案じて話をしたりと自身が両親に愛情深く育てられた事を思い出し、公爵令息にも同じように接すると信頼を勝ち取り懐くようになる。そして公爵の息子に対する態度にも影響を与え親子の仲も良好になる。一生懸命なヒロインの頑張りと成長に応援したくなる。
国を守る為とはいえ、とんでもない法律がありましたね。
ヒロインは悩みながらもまっすぐで公爵と結ばれるべくして結ばれた感じ。
ただ、あの法律はまだそのままなんですかね。
意外にも公爵一家の話なのに王家は一切出てこないし、
森に瘴気が・・・という時点でファンタジー色があるのに魔法や魔物は出てこない。
本当にこれで終わり?というかなんか中途半端な感じがします。
Posted by ブクログ
当たり前のことをちゃんとできる難しさと大切さ。
それに気付かせてくれた物語。
結婚と出産についてややこしい縛りのある設定の世界。
中世ヨーロッパを思わせながら、実は魔物と瘴気によって滅びつつある世界が舞台。
そのある意味ぶっ飛んだ世界設定と貴族社会の組み合わせが個性的だった。
ゆえにというべきだろうか、ヒロインが乗り越えなくてはならない困難もなかなかだったが。
子供を産めないことに対する差別。
(これは終盤にあることが判明する)
婚約破棄から職業婦人への転換の際の様々な困難。
問題児な双子とどう打ち解けていくか。
そして、職業婦人として生きていく覚悟を揺るがす公爵様との恋模様。
他にも様
初めての作家さんでしたが、楽しく読ませていただきました。国が決めた法律に苦しみながらも強く生きていこうとするヒロインや、周りのキャラクターたちがとても素敵でした。飽きることなくあっという間に読み終わりました。