【感想・ネタバレ】聖女の妹の尻拭いを仰せつかった、ただの侍女でございます１ ～謝罪先の獣人国で何故か冷酷黒狼陛下に見初められました！？～【電子書店共通特典SS付】のレビュー

櫻田りん / 氷堂れん

「気に入った。俺の妻になれ」

子爵家の令嬢でありながら、聖女の称号を持つ美しい妹と比べられ蔑まされながら生きてきたドロテア。
同盟国の王女に無礼を働いた妹の代わりに獣人国レザナードに謝罪に訪れるが、そこで出会った「冷酷」と恐れられる黒狼の王ヴィンスに突然求婚される！？

押しの強いヴィンスにドキドキしたり、初めてのデートにワクワクしたり、時にはモフモフしたり…。
自己肯定感の低いドロテアが真摯なヴィンスに愛され、少しずつ自信を取り戻していく一方で、母国では不穏な動きがあり──。

[ぷぷろー · ★★★★★]

可愛いは正義…ではないです

　美醜で女性の価値を決め、男性より優秀ではいけないとする国。可愛いでのみ選ばれた聖女の妹と実家の尻拭いを押し付けられていた優秀な姉。
　国際問題になりそうな妹の尻拭いで隣国の獣人国にきた姉はそこで初めてその優秀さ・人となりを認められ国王にプロポーズされる。　
　母国は今までの過ちを正そうとしていた。聖女制度の廃止・女性の価値は美だけではない。可愛いだけで何をしても許されていた妹。過ちを正す時はその影響も大きい。
　
　獣人国なのでもふもふでも癒してくれるほっこりするお話。終わりごろにちょっと続きを予感させる話題があったので次巻もあるのでしょうか？一応お話はまとまって終わったのでこれだけでも読みごたえあります　

＃ほのぼの ＃癒やされる

[ゆゆゆ · ★★★★★]

面白かった！

ストレス展開が少くて、ヒロインの聡明さが好き！
あとサブキャラもしっかり描かれているから、キャラが生き生きしてました。多分続く感じなので、次巻が楽しみです！

＃癒やされる ＃カッコいい ＃萌え

[てらら · ★★★★☆]

寸止め3回かぁ

仕事できる女子はいいですね。ただ守られるだけじゃなく。
ヴィンス様もグイグイ来るけど、思いやりもあって、本当にドロテアが大切なんだなぁって。お互いがブレずに相思相愛なので、安心して読めます。
モフモフが好きすぎるドロテアが、誘惑に負けて無茶な要求に即答してしまうところが笑えた。
妹シェリーの浅はかさはどうしようもない感じがしたけど、そう着地させたのね～。

＃胸キュン ＃ほのぼの

[まぁ · ★★★★☆]

モフモフ好きとしては俺様獣人ヒーローは大好物なので見逃せません！笑
家族との確執はこれで決着でいいの⁈と思うぐらい緩いものだったけど、そのぶん全体を通してハッピーと癒しに溢れてましたね。最近重めの話を立て続けに読んでたので、気軽にサクッと読めたのもよかった！

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃癒やされる

[zuiunzan.r · ★★★★☆]

可愛いからって聖女って、どうなんだろう。
可愛さなんて、一時なのに。
賢く、差別の無いヒロインの深く広い心が、沢山の人達の心を絆していく。
素敵。

＃胸キュン ＃ほのぼの

[ワンワン · ★★★★☆]

ここで！？というところで終わってしまいました。ちゃんとタイトルに「1」と書いてくれていてありがとうございます。

[匿名 · ★★★☆☆]

なんだかな、という設定

「女性は可愛らしいことに意味がある」「女性は男性より優れていてはならない」とは、いくら架空のラノベの世界でも酷すぎる設定です。登場するキャラはそれぞれに魅力的で、サクサク読みやすいですが、あまりに設定がひどくて、星３といたしました。そんなバカな設定を国策としていたなんて国で、不利益を被っていたのがヒロインだけだなんて書き方変です。ヒロインが侍女をしていた公爵夫人だって、周囲の男性に貶められているはずでしょう、国策なんだから。ヒロインが幸せになれそうな国と対比するために、元の国をただ貶めたように思えます。で、兎にも角にも一冊で綺麗に纏まるところが続くんですね｡