あらすじ
伯爵令嬢シルヴィアは学園でも有名な落ちこぼれ。
そんな彼女をそばで支えてくれるのは、優しくて素敵な婚約者ランダル。
彼がいるから、シルヴィアはどんな時も頑張ることができた。
しかしある日、その婚約者が学園でも有名な美しい令嬢と
親密にしている様子を目撃してしまう。
失意に暮れていると、稀代の光魔法使い・アルバートが
気遣うように優しく声をかける。
それは、”光“が繋げた”奇跡“の出会いだった――。
感情タグBEST3
火魔法の家系で、淡い光って言われたから火魔法って判断されて、火魔法クラスにいるってことだと思います。
ストーリー的にそういう解釈じゃないかなと思います。
個人の意見ですが。
物語の70%くらいまでとても面白かったのです。元婚約者と決着が着くアタリまで、その後失速しました。
空いっぱいの魔物の群れをヒーローが一瞬で殲滅したとか、ストーリーに繋がらないエピソード入れる必要ある?飛ばし読みしても問題ありません。
ヒーローがヒロインに惚れた理由、弱い気がしました。
虐めやドロドロの部分は有るけど、優しい気持ちで読めるお話でした。
ヒロインの元婚約者が、最低です。
ヒロインは、元婚約者を、心から想っていたのに、歪な愛情しか注げなかった。
アルのように、心から、ヒロインを愛しく想っていたら、違う未来が有ったかも。
文章が好きです
周りに認められていなかったヒロインが本当はとても力を持っていたというお話はよくあることではありますが、この作者の文章は、落ち着いていて読みやすくて好きです。
ライトノベルというと、親しみやすさを全面にと砕けた口調のものが多い中でしっとりとした言い回しは、焦ったさも感じますが、そんな雰囲気が好きな方には良いと思います。
婚約者の歪んだ愛情により周囲から孤立していたヒロインがヒーローによって花開きます。ヒロインはなぜ火魔法クラスで勉強していたのかは書かれていませんでした。