女性向けライトノベル - マイクロマガジン社作品一覧
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4.8貴族の令嬢には珍しく、 自ら働くことに生き甲斐を感じていたフィオナ。 しかしある日、フィオナは自分と幼なじみの婚約話が勝手に進んでいることを耳にする。 結婚が決まれば、大好きな仕事を辞めなくてはいけない。 「この婚約、なんとしてでも阻止しなきゃ……!」 そんなとき、王宮のパーティーでたまたま出会った 令嬢たちの憧れの存在である伯爵令息のジャイルズもまた 「結婚を全く望んでいない」ということを知り――。 同じ思惑を持つ彼女と彼は、目前の結婚を回避するため、 とある計画を実行することになる。 それはお互いに 「運命の恋人同士のフリをする」ことだった……!
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4.5精霊の加護を使えない伯爵令嬢アリーチェ・マリーノ。 突如、わがままな妹の代わりに水の加護を持つ公爵家に嫁ぐことに。 「俺が君を愛することはないから、多くを求めぬよう」 冷酷非情と噂される公爵閣下ジョエル・フォンタナは冷たく言葉を投げかけた。 ここを追い出されずに良かったと安堵したアリーチェは家令のマッテオに温室の植物の水やりと屋敷内に花を飾ってほしいと頼まれる。 そんなある日、精霊の加護とは異なる魔法が使えることが判明して……!? 一方、ジョエルは心の一部の感情を切り離し完全に封印しようと動いていた。 解けかけている封印にアリーチェの持つ魔法を利用しようとするのだが――。
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4.0魔物の瘴気を浄化する能力を持つ歌姫を多く輩出してきたシュベルノ子爵の長女・ノバ。 だが母親の死後は後妻とその娘コメット、さらに実の父親から虐げられてしまう。 使用人のような生活を強いられ、ついには命を狙われたことをきっかけに、 家を離れ下町の酒屋にて住み込みで働きはじめたノバ。 歌姫にはなれずとも、才能を買われて酒場の歌手としても活躍することに。 そこに魔物の群れが現れ、たまたま居合わせた特級魔法士のフォールが退けるも、彼は瘴気に侵されてしまい――。
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4.3「今度こそ、この男を愛さないと誓います」 ノーゼンリーフス公爵城の地下牢。 公爵夫人であったアヴェリーファは 死に際、神にそう誓った。 彼女が犯した罪は、夫・アレスの愛人の殺害。 激昂したアレスに投獄され、責め苦の果てに処刑された――はずだった。 夢から覚めると、なぜかアレスとの婚約が成立する直前に戻っていた。 新たな人生を静かに生きたいアヴェリーファは、 アレスと距離を置くことを決意する。 ところがアレスは、そんな彼女に興味を持ち始めて――。 これは、帝国を揺るがす二人の大恋愛の話。
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4.8伯爵令嬢オフィーリアには、「嘘がわかる」という特殊能力がある。 その能力ゆえに、人付き合いができずに引きこもって暮らしていた。 ある日、以前一度だけ見かけた公爵クラウディオの麗しい姿を 再度見たいあまりに、苦手な夜会に参加してみたものの……。 周りの貴族の「嘘ばかり」の会話に混乱し、 よりによって憧れのクラウディオの目の前で、 オフィーリアはおかしな行動を取ってしまう。 しかし、その行動によって 「嘘がわかる」能力の存在を知った 「大の嘘嫌い」のクラウディオは、 自らが長官を務める刑部省へ、彼女を強引に引き抜くのだった。 クラウディオの婚約者であるステッラには目をつけられ、 さらには犯罪者の取り調べで怖い思いをしながらも、 個性豊かな同僚たちのおかげで、なんとか日々の業務をこなすうち、 オフィーリアは「ある神聖な儀式にまつわる事件の謎」にかかわることとなり……!?
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3.8伯爵令嬢シルヴィアは学園でも有名な落ちこぼれ。 そんな彼女をそばで支えてくれるのは、優しくて素敵な婚約者ランダル。 彼がいるから、シルヴィアはどんな時も頑張ることができた。 しかしある日、その婚約者が学園でも有名な美しい令嬢と 親密にしている様子を目撃してしまう。 失意に暮れていると、稀代の光魔法使い・アルバートが 気遣うように優しく声をかける。 それは、”光“が繋げた”奇跡“の出会いだった――。
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3.8「悪女エステル・オブラン。俺と結婚しろ」 魔法陣研究に情熱を注ぐ子爵令嬢エステルは、 初対面の「氷の侯爵」ジェラルドから突然の求婚を受ける。 父によると彼は「稀代の悪女」をお求めらしいが、 その呼び名は妹がエステルの名を騙って広まったものだった。 なぜそんな事をと疑問を抱きつつ侯爵家へ出発するエステルは、 父から「離縁されたら研究資料を燃やす」と告げられてしまう。 ……という事は、私は悪女にならねば 資料を燃やされるのか。なんてことだ。 大事な研究資料を守るため、エステルは悪女を自称しながら 侯爵家での暮らしを記録していく。
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-ラムル商会を運営するマローニは、ダイナー伯爵家フィリップに 無理強いされた娘のルシールの婚約を破棄させるために奔走していたが、 渡航中に嵐に遭い海で行方知れずとなってしまう。 多額の違約金が発生するためルシールからは婚約を破棄できず、 膨れ上がった借金を背負ったルシールは、 亡き母から受け継いだ薬師の力を利用し、なんとか生き抜いていた。 そんなある日、ラムル商会を守るためハプセント銀行の頭取で 公爵家の次男であるエドワルドが力を貸してくれることに。 婚約破棄は無事成功、次第にルシールはエドワルドに惹かれていく。 しかしそれを気に入らないフィリップは――!?