心を閉ざした公爵閣下と婚約したはずなのに、なぜか大切にされてしまってます！～花の香りは氷を解かす～

伊賀海栗 / ボダックス / なき

精霊の加護を使えない伯爵令嬢アリーチェ・マリーノ。
突如、わがままな妹の代わりに水の加護を持つ公爵家に嫁ぐことに。

「俺が君を愛することはないから、多くを求めぬよう」
冷酷非情と噂される公爵閣下ジョエル・フォンタナは冷たく言葉を投げかけた。

ここを追い出されずに良かったと安堵したアリーチェは家令のマッテオに温室の植物の水やりと屋敷内に花を飾ってほしいと頼まれる。
そんなある日、精霊の加護とは異なる魔法が使えることが判明して……！？

一方、ジョエルは心の一部の感情を切り離し完全に封印しようと動いていた。
解けかけている封印にアリーチェの持つ魔法を利用しようとするのだが――。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: マイクロマガジン社
• 掲載誌・レーベル: メイプルノベルズ
• シリーズ: 心を閉ざした公爵閣下と婚約したはずなのに、なぜか大切にされてしまってます！シリーズ
• 電子版発売日: 2024年07月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 11MB

[エメル · ★★★★☆]

ハラハラした

やっと幸せになりそうだった主人公が心をだんだん開きかけた公爵閣下が再び心を閉ざそうと行動する中で切なくなり、このまま主人公が成長すれば傷つくことになるのではないかとハラハラしながら読んだ。

＃胸キュン ＃切ない