BL のおすすめレビュー
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ブックライブ書店員
こんなに繊細で透明感のある絵柄や世界観に引き込まれないわけがない2024年受賞作品(個人の感想です)
果たしてどちらが先に、光を見つけたのかーーーー。
月×太陽カプなんですが、三日月×朝日のような繊細で美しすぎて、気がついたら「これが…涙?」ということが何度もあります。
心が洗われすぎてピカピカになります。
視力を失っても世界を見つめ続けた佳澄(受)と、過去のトラウマから生きることに目を反らし続けてきた千夏(攻)。
この二人の背負った孤独と孤独が重なって、孤独×孤独=1ではなくて0になる……。
全編通して二人の感情がゆっくり綺麗に重なっていく、その過程が美しい以外の何物でもないです。
ぜひあなたのもこの二人の恋の目撃者になってほしい。2024年03月11日 -
ブックライブ書店員
「憶い出はまわりみち」と「夏は待っている」の2本を収録した単行本。
「憶い出はまわりみち」は元親友同士のゲイ眼鏡×ノンケ。
中学時代からの親友伊勢(受)に片思いしていた宇佐見(攻)が、伊勢が結婚すると聞いて「知らない女に取られるぐらいなら…」と彼女を寝とってしまい、2人の関係が壊れていたが、5年後に偶然再会して…というストーリー。
再会してからの両想いになる過程が丁寧で、ノンケが葛藤や疑問を抱きながらも流されてキスしたり、勇気を出してキスしてみたり…
宇野先生のこういう何気ない所から好きになっていく描写の繊細さ、リアルさがあって大好きです!!
じゃれあいながらの初えっちも雰囲気がたまりません!!
「夏は待っている」は、わんこ年下ノンケ攻×年上花屋ゲイ。
郵便配達をする秋彦(攻)は花屋の夏緒(受)に一目ぼれをしてしまい、超絶アプローチをするが夏緒には過去の男とのトラウマがあって…。
年下わんこ攻の押して押して押して押して押しまくるところと、ピュアなところが惜しみなく楽しめる作品です!
過去の男から助けてくれるところのセリフが可愛すぎて、くぅ~~~!となること間違いなし。ぜひ読んで欲しいです!2024年03月08日 -
ブックライブ書店員
映画化希望すぎるBL!
お互いの生き方、言葉に密かに支えられながら、自分という輪郭を掴み取るため懸命に立ち向かう2人の物語。
ストーリーがしっかりしていて、BL抜きでも漫画としてもとても面白く、そしてBLも濃ゆ~~い良作品。大好きです!!(大声)
しかも、周回したくなるような仕掛けがあって、無事2周も完了…。
大切な場面でお互いを鼓舞する純粋な言葉がこちら側にも刺さり、思わずうるっときてしまう場面が幾度もあり、何回読んでも面白いです!
人外和風ファンタジーBLの従者×主人、体格差カプ、人間×龍の子、どれをとっても美味しい…!
父である龍と人間である母のハーフである受の天玻瑠灘命、通称「あめ」は、自分の生まれや力がないことにもがきながらも、強い心を持って懸命に生きる少年。
対して、ゲイであり片思いの親友を治すために神域にやってきた石神地架も、強い意志を持っており、お互いがその強さに惹かれあう。
その心理描写が繊細で、お互いが知らずに救い救われあうのがたまりません…!
また、人間としての性知識のないあめにオナニーを教えるおねショタ展開や、初えっちもバックからの対面座位と濃ゆ~いところが最高!
ファンタジーに抵抗がないなら必ず読んで欲しい一冊です!2024年03月07日 -
ブックライブ書店員
孤独な呪われクール系王子α(18)×世話焼き社畜リーマンΩ(25)のBL作品。
異世界召喚×オメガバース×年下攻め!!この組み合わせの作品をまってた~!
ファンタジー特有の、国や歴史などのややこしい事情は絡まってこないので、BLだけに集中できます!
えっちも各所にちりばめられているので大満足♪
主人公の犬居春乃がノンケなだけに、ゆったりとアキハを知りながら、好きになっていく過程が丁寧に描かれていくのがたまらない!
そして、呪われ王子が、春乃を拒否し続けた「呪い」の理由を知った時、アキハの優しさに胸キュン…。
終盤では、やっっっと二人が両想いになったと思った直後、優しさからすれ違いが発生し…!二人はどうなってしまうのかと、一気読みしてしまいました。最後のまさかの●●は結構珍しいのでは?ぜひ読んでみてください!2024年03月06日 -
ブックライブ書店員
愛とか、恋とか、分かり合えるとか、信じあえるとか、耳障りのよいものはすべて崩れていくような、あの感覚を再び。
『さよなら恋人、またきて友だち』の待望の続編!
ミステリー要素がマシマシの今作は、あの騒動の後二人暮らしをしているオウギとカナエに、兄のユキが偶然関わってきて、それはもう前回と同じく
ぐちゃぐちゃの愛憎劇になるので、前作が好きなら必ず見てほしい作品です!
番になったことでフェロモンが激減し、番のオウギをヒートさせることができないカナエ。それでも二人は愛し合って幸せなはずだったのに、
オウギが他人のフェロモンに惑わされる事件発生…!?
謎のΩの香水を巡る事件に、違和感を感じて足を突っ込んでいくオウギ。
Ωβαの枠を超えてカナエを愛しているはずなのに体が…という、前回のハヤトとゆうくんの悩みを、今度はオウギが被ることになるのが個人的に好きです。
そして前回同様、衝撃的すぎて、もうこの物語はどうやって終わるんですか?という回収不可能なレベルの風呂敷を、最後に美しくたたむラストのカナエとオウギの言葉は、いい大人でも大号泣します。ぜひ見てみてください。2024年03月06日 -
ブックライブ書店員
“自分が不幸でいることで、自分は幸せになれる。”
“大好きな相手が辛いことで、安らぎを覚える。”
幸せと不幸せについて、こんなにリアルに向き合ったBLがあっただろうか。ドロ沼地獄BLが好きな人は1作目から一気に読んで欲しい。
1作目『さよなら恋人、またきて友だち』
2作目『さよなら恋人、またきて友だち~ロスト・チャイルド~』
この続きで長編の本作は、幸せと不幸についてがテーマ。
カナエの兄、宮内ユキが、弁護士の鳴海に救ってもらったお礼に鳴海の失踪した弟を探すため、人身売買組織に体を売りながら過ごす中で
描かれる各々の「幸せ」。
一方から見ると幸せで、もう一方から見ると不幸せであっても、それは彼らにとって確実に正しいものである。
誰もが自分の幸せを押し付けて他人を不幸にし、他人に幸せを押し付けられて不幸になる。
各キャラクターの幸せについて追ううちに、読み手の自分の幸せについても深く考えさせられてしまう。
また、ユキのセリフに「不幸であってもごはんはおいしいし、楽しいと感じる瞬間もある。なんで悲しみだけで自分をいっぱいにできないんだろう。」という印象深いものがある。
人間とは、どんな状況でも幸せを拾えるようにできているのかもしれない。
この作品のキャラクターが全員幸せになれるように、ただ願うばかりである。2024年03月06日 -
ブックライブ書店員
嫌われからのハーレム展開は皆大好き!
クール系黒騎士×天使の美貌の嫌われ王子(転生者)です。
攻めの騎士のセオドアにはある秘密があるのですが、それが後半に明かされて運命って最高~!と思わず声に出しちゃいます。
ファンタジーBLではありますが、ややこしい国の問題や設定、名前などあまりでてこないので、内容に集中できて気軽にBLに集中して読めちゃうのもポイント!
王様には主人公のアシェルの他にも側室の子3人の王子がおり、その3人の関係修復過程も魅力の一つ!
特に第一王子は、いい王子と思いつつ実は……!?の展開でまさかすぎてびっくりしました!
セオドアとある秘密の関係にあることが判明し、これからますます続きが気になる作品です!
2024年03月05日 -
ブックライブ書店員
Ωやαに関係なく「誰かを好きになること」。
そんな単純なことがどれだけ難しくて、苦しくて、哀しくて、どれだけ美しいことかーーー
オメガバースではめずらしいドドドドシリアス調の作品で、クラスの7人のαが1人のΩを巡る騒動を描いた作品。どんなに好きな人がいても、体が心に逆らえない現実を容赦なくぶちこんできて、心と体の葛藤や壊れていく人間の描き方がエグい。オメガバースに興味がなくても、この作品ならハマれます!自信を持ってオススメ!!
クラスのリーダーで村からの信頼も厚い優等生α×転入してきたフェロモン過剰分泌者のΩ。クラス全員がΩのカナエを好きになるが、優等生で自分の失敗が許せないオウギは「このΩに僕を選ばせなくては」という策略で皆を出し抜くためにカナエに「友達になりたいんだ」と伝えるところから始まるのですが…
後から後からどんどん衝撃の事実が明らかになって、オメガバースなんてこの世にない方がいいんだ…と思えるような、色んな人の人生を狂わせる地獄展開が面白すぎます。Ωやαに関係なく誰かを好きになること。そしてそれを貫くことを失ってまた、取り戻そうとする二人の物語、必見です。2024年03月04日 -
ブックライブ書店員
年下×年上が好きなら絶対見てほしい作品!
色々秘密にするミステリアスなクセに、甘えんぼでごはんも作れないぐうたらで可愛い(でも過去もち)ゲイで年上の星川と
一途に星川を信じてくれる年下の玲旺との追いかけっこな恋愛を描いた作品で、読んだら「年下攻最高…」となってしまいます。
玲旺の年下ゆえの一途さが、年下攻め好きにはたまりません!!
バイト先に星川が来てくれることを待ち続けたり、星川の昔の男が出てきても信じ続けたり、ピュアでわんこのような一途さ…
そして過去のことを知りたがったりせず、ひたすら今の星川が好き!と伝え続けてくれるところが好ハオ~!
星川も途中から眼鏡が参戦!!し、眼鏡からの上目遣い…夜をリードするえちおね…となりながらも、最終的には下克上されて本当に可愛い。
会話ややり取りにとてもリアルさが滲んでいるので、まるで小説を読んでいるかのような気分にもなれます。
個人的には過去のトラウマを玲旺が知らず、まだまだ年上ゆえに秘密の多い星川と玲旺の物語は続くんだろうな、と読後にも二人の今後に妄想を馳せてしまいました。2024年02月29日 -
ブックライブ書店員
小さい頃に出逢った受に12年片思い……そんな年下攻めの一途で可愛い姿に胸キュン必至! 付き合うまでの過程をゆっくり見たい方は、大満足間違いなし。
「次期組長で一途すぎるイケメン虎×面倒見がいいお兄ちゃんうさぎの異種属&年の差・溺愛LOVE!」この文字だけでごはんが食べられますが、
小さいアスカ(攻)が泣きながら「今度会いに来た時、本当の家族になってくれる?」という大大大大フラグでも3杯ほどごはんが食べれます。
次期組長という立場のアスカ(攻)と平凡な街の中華料理屋の息子のアオ(受)に待ち受ける、“ヤクザ”という立場の壁をどう乗り越えるのか。
ただ“喧嘩が強い”だけではどうにもならない社会の問題の壁にぶち当たってしまった時、好きという気持ちだけではどうにもならない事に気が付いた時の
悩めるピュア攻め養分がたくっっっさん摂取できる作品です。
また、優しいお兄ちゃんだと思っていたアオが、突然のえちおねムーブで迫ってくれた時の満足感たるや…!
年上受の「攻め可愛い~!」という気持ちを抑えきれなくなってしまうところも可愛くて、特にアオからの告白シーンがたっぷり丁寧に描かれてるところが
恋愛のドキドキ感を感じられて最高でした。2024年02月29日 -
ブックライブ書店員
乙女ゲームの世界に転移したら、推しキャラのイケメン団長や物腰柔らかな団長補佐にせまられて…! 王道ハーレムときどきえっちなBL。
主人公タカトは転移したことで白髪に変化してしまい、珍しい見た目を奴隷商に目を付けられてしまう。あわや味見という名のえっち…!のピンチに助けに来てくれる二人はタイプの違う騎士。真面目でクールな騎士団長ダレスティアと物腰柔らかな団長補佐ロイに助けてもらい、しょっぱなから「治療」という名の3Pは最高!
その後も、元の世界に戻るために奮闘するタカトの前に、可愛い宿屋の息子やイケメン第三王子、ケモミミの副団長、天才魔術師と今後も絡みが期待できそうなイケメンがザクザクで期待大! さらに、落ち込んでいるときに慰めてくれたダレスティアに「慰めて…」と誘い受するシーンは一緒にドキドキ…。衝撃の1巻ラストで次からの展開が読めなさ過ぎて、続きが楽しみな作品です。2024年02月29日 -
ブックライブ書店員
普段はクール、でもなつくと大型わんこな騎士攻×社畜系年上サラリーマン!
オマケで異世界召喚された為、魔力のない光岐(主人公)に、「魔力回路をなじませるため」の名目で傍にいることになった第二騎士団副団長のヴォルク。
異世界おなじみの、魔力に慣れるための皮膚接触・体液摂取が盛りだくさんで毎話溺愛っぷりが見れてホクホク!
自分の正体を知っても怖がらず、態度も変えない光岐に好意を抱き、だんだん大型わんこになるヴォルクが可愛くて、光岐と一緒にだんだん絆されていって…最終的にはキュンしちゃいます。
ミステリー要素もあって、実は召喚の裏には秘密があり、現代へ帰れるかも!?という要素が絡んできて、予想外の展開に転んでいくこの作品、これからの展開にも大注目です!2024年02月29日 -
ブックライブ書店員
どうかこの二人に何度でも奇跡をーーー
そう願わざるを得ないほど、美しくて切なく“寂しさ”とは“生きること”とは何かをテーマにした、二人の物語。
事情があり、高校生で一人暮らしをしている主人公の司朗は、突然違う時代からタイムスリップしてきた記憶喪失の男を拾って「菊」と名付け、一緒に住み始める。
その生活の中で、お互いが気が付かずに持っている「寂しさ」を埋めていく過程が描かれるのですが、
この作品が素晴らしい点に、同性を好きになることをゆったりと自然に描いていること。あまりに自然なので、感情移入が半端なく、何度も泣かされます。
二人が好きと認めあった後も、タイムスリップしてきた菊がいつか突然帰ってしまうのではないか、記憶が戻った時自分をそれでも好きでいてくれるのか、
幸せながらも切ない雰囲気がたまりません…。そして、菊の本当の名前と過去が判明したときの衝撃は、他のBLでは味わえないと思います。
「愛する人を寂しさから護るために、自分には何ができるのか」
二人の関係の行きつく先は、ぜひご自分の目で確かめてみてください。2024年02月29日 -
ブックライブ書店員
「ポジ」の名にふさわしく、全編笑いたっぷりエロたっぷりの3組のBLが描かれた短編集。
触手、剃毛が好きな人は絶対読んで欲しいです。。見たかったものがここにあります!!
ネガに収録されている「後悔の海」とは違った三角関係の顛末には「今度はそういうオチか~!」となりながら楽しめますし、
「宇宙のもずく」での未来のアダルトグッズ開発に力を注ぐ博士と助手(?)には、みんな大好き触手の登場でガタンッ!と
思わず席を立って拍手!!ありがとう!!
その後も次々登場するAV機器でのやりとりは必見です。個人的には、ショタの気はないのに博士(80)がすごくアホ可愛いくて大好きです。
「変愛 不毛変」ではみんな大好き(二度目)剃毛プレイなのでドキドキワクワク……そしてこれも笑いにもっていく流石はらだ先生。
ハッピーになりたい時に読んで欲しい短編集です。2024年02月22日 -
ブックライブ書店員
こんなトンデモ設定の笑って泣けるBL小説ってアリ!?
主人公“沈垣(シェンユェン)”はWEBハーレム小説(18禁)に重課金する男オタク。最終回に激怒して肉まんを喉に詰まらせて死んでしまうと、なんとその小説の悪役師匠(男)に生まれ変わってしまった!?
…ここまでは「よくある異世界転生モノ」なんですが、この後、転生先のハーレム小説主人公の“氷河(ビンハー)”に未来で殺されないよう優し~く接していく間に、なんとその氷河(ビンハー)が
男である悪役師匠の自分を好きになってしまい……ジャンルがいつの間にかBL(18禁)に。笑
「なんか様子がおかしいけど、この転生先小説は男性向けだから!」と、どんなにアピールされても気が付かない受と、それ故にどんどん愛が重くなってこじれまくってしまう攻とのすれちがいっぷりが、面白い!
ドタバタ・ハッピー・シリアス・切ない・ギャグがすべて詰め込まれたBLノベル。
主人公がオタクなゆえに、軽快なノリツッコミやオタク的考え方がとても頷け、氷河(ビンハー)の思いに気が付いてもノンケを貫いていつ………落ちるのか!?というドキドキも見どころの一つです。
攻の氷河(ビンハー)は元々嫁が3000人いる設定なので、その「3000人分の愛」が受に一点集中で浴びせられる様もとてもコミカル。
そのコミカルテイストの中に、突然差し込まれる予想外すぎるシリアス展開に「本当にこれは同じ小説ですか?」と驚愕必至。
また、悪役師匠の元の体の持ち主、沈九(シェンジウ)についても、後半に進むにつれ氷河(ビンハー)を何故虐めていたのか、その切ない胸中や過去も語られており、涙なしには見れません。
中華式BIGLOVEを体験したい貴方におすすめです。2024年02月21日 -
ブックライブ書店員
超一途な恋愛で、地獄の辛さから幸せなエンドをつかみ取る、濃厚長編を読みたい貴方へおすすめ。
年下800年片思いの一途なスパダリ×年上で地獄のような過去をもつ受のBLノベルです。
中華BLですが、すんなり読めるよう解説も丁寧に入れて翻訳してくださっているので、
バトルあり!大恋愛あり!地獄あり!笑いあり!と異世界系モノBLのように楽しんで読むことができます。
800年前に謝憐に命を助けられた小さい三郎が、その後転落の人生を送ることになる謝憐を影から支え続け、
消息を絶っても探し続け、再会しても見返りを求めず、ただひたすら愛することに徹する花城のピュアで一途な姿に、心打たれること間違いなし…!
恋心を自覚してない謝憐との甘酸っぱいやり取りもたまりません。
また、仲間の風師・地師の自称大親友コンビや、部下の風信・慕情の喧嘩コンビ、一真と引玉の師兄と師弟コンビと、
脇を固めるキャラクターもそれぞれの過去が魅力的。
彼らと関わりながら主人公の謝憐と花城が、人間界や天界のイザコザを解決しながら、過去の人間関係や、自国を滅ぼした鬼との決着、黒幕との対峙を経て幸せになる物語です。
合言葉は「花城を信じろ!!」です。2024年02月21日 -
ブックライブ書店員
4組の短編になるのですが、どれも短編とは思えないほど深い世界観とストーリーがTHEはらだワールド。
それぞれのお話を「もっと…もっとこの地獄の続きを読ませてほしい~~!」「この地獄に救いは…ないのですか!?」
と思ってしまうほど、切なくて濃いBLを読みたいあなたへ。
・幼馴染3人の三角関係
・マッサージ師とサラリーマンのピアスにまつわる話
・事故の後遺症で変わってしまった相方の話
・精神が入れ替わったしまったモブ男が実は…
の4本立てで、愛しているから切なくて苦しくて、悩める人間の感情が詰まりに詰まっています。
個人的には「リスタート」が衝撃的すぎて、続きの「リスタート/ミキ」に涙が止まりませんでした…。2024年02月21日 -
ブックライブ書店員
こんな狂気BLを待ってた!!
登場人物全員が狂っている、衝撃度10000のおススメBLです。
ある日図書室で美しくて物静かな同級生、矢巾幸太郎に一目惚れする青島両。
やがて矢巾から声をかけられ仲良くなっていくのだが、矢巾にはある噂があり…。
「あいつんち変な宗教で身体売っとるらしい」と同級生から言われて、真相を確かめるために青島は家を訪れるが、そこでは想像を絶する事実が待ち受けていて…。
矢巾は孤児だった過去があり、拾ってもらった養母への恩と「幸せ」という言葉に囚われており、そこを青島が救ってくれるんだ…!!と思いながら読んでいたら、とんでもない方向に進んでいく。
予想のつかない展開と、いったいどうなってしまうんだ!?という怖いもの見たさで、あっという間に読破してしまいます。普通と一味違うBLを読みたい貴方におすすめです。2024年02月14日 -
ブックライブ書店員
主役の朝日と深月は恋人同士。二人は共に世界一周の旅に出る。
「一緒に最後まで世界一周できたら、結婚してね」
旅の目的は果たされるのか。
二人で体験する外国での経験や出会いが、少しずつ人生を変えていく―――。
ものすごくいい旅マンガです!
街の様子や食べ物の描写が細かく、観光スポットの迫力もなんだかリアルに感じられます。
見開きの描写が素敵なので、電子の場合はタブレットやPCで楽しんで欲しいかも。
風景や食べ物だけじゃなくて、街や人の雰囲気まで感じられるのはマンガならではの体験だな~と思いました。
ガイドブックを読んでいる以上のワクワクを味わうことができますよ!
旅行欲を掻き立てられました! 世界一周と言わず、二人には世界中を巡って欲しくなっちゃいます。
このマンガ、二人が異国で出会う人々とのやり取りが素敵です。
現地で暮らす人だったり、偶然居合わせた知り合いだったり。
彼ら、彼女らとの出会いが、朝日や深月が、それぞれの悩みに立ち向かったり、価値観を変えたりするきっかけになっているところが読者の心をあったかくします。
朝日と深月は、それぞれ性格も違っていて、二人の関係に対する考え方も一致していないところがありそう。
カムアウトに消極的な朝日は深月との関係を隠そうとするシーンもありました。
二人の悩みや些細なすれ違いは、もしかしたら日本にいたままでは解決しなかったかもしれない。
それが旅をきっかけにゆっくり解けていく。そんな前向きな印象があります。
旅を通して、朝日と深月はよりお互いのことを好きになっていく。
それは僕たち読者も一緒で、読み進めるほど二人を応援したくなっちゃうんですよね。
この旅の最後まで、いや、できればその先も二人を見届けられたらいいなと思います。
間違いなくオススメの一冊です。
この作品を読めば二人と一緒に素敵な旅の体験ができるはず。2023年10月17日 -
ブックライブ書店員
爽やかで性格が良く、生徒や同僚からも信頼の厚い高校教師の佐田。
急用のできた同僚に代わり、放課後の見回りを行っていたある夜、佐田は殺人の現場を目撃してしまう。
口封じのために刺された佐田は意識を失ってしまい、気が付くと見知らぬ研究所に拘束されていた。
説明を求める佐田。
研究所の所長である間宮は、彼が既に死亡していることを告げる―――。
この作品、とにかく読後の余韻の残り方がすごい。
「レビュー書くゾ!」と思って読み始めたものの、読み終わった直後には「なんか、今日はこのまま帰ろう…」という気持ちになっていました。
面白い映画を一本見た後のような心地いい疲労感。
そんな感覚です。
初めて読んだときの感想は「これどうやってBL展開に持っていくんだ…!?」でした。
佐田はゾンビですし、間宮もはじめは彼を研究対象として扱う。
佐田は人間の死体しか食べられない身体になっていて、間宮と朝食をとるシーンでも食べているのは人肉。
ただそれでも、共に生活する二人の間には不思議とリラックスした雰囲気が流れています。
朝食のシーンも空気は柔らかく、優しい印象すらあります。
佐田は常識人のようですが、動く死体となった今、共喰いに割り切った判断ができるくらいには壊れてしまっているのかもしれない。
ゾクッとするような要素だと感じました。
なんと、読み進めていくうちにだんだん間宮も可愛く見えてきます。
彼も一応佐田のことを気にかけていて、やることがなく暇になった佐田のために小説を買ってくるんですよね。
その題名が『くらやみにポメラニアン』なのがなんとも萌えでした。
適当に新しそうなものを選んだようですが、それにしても可愛い。
サルのゾンビを可愛がる佐田を見て(動物が好きなのか)とか思ってるのかも、と考えたらちょっと堪らん愛おしさです。
『くらやみにポメラニアン』書影も可愛いので、是非注目していただきたいポイントです。(?)
そんな間宮の、佐田への執着が見え隠れする瞬間もあり、だんだん彼のことが気になってきます。
間宮の抱える秘密や、二人の過去、そしてこれから…。
読みながら続きが気になってしょうがない!
夢中で読んでしまいました。間違いなく名作です。
是非ご一読ください!2023年10月02日
