あらすじ
【分冊版:第1回】(初回は無料)
墨香銅臭先生のデビュー作、公式邦訳版。
沈垣は、大人気ウェブ小説『狂傲仙魔途』のラストシーンに憤怒、罵っている間に絶命した。
…かと思いきや、頭の中に語りかけてくる不思議なシステムの音声で目が覚める。なんと当の『狂傲仙魔途』の世界に転生してしまっていたのだ!
転生したのは、作中の主人公であり弟子の「洛氷河」に拷問死させられる師尊「沈清秋」。システムからは小説を伝説的名作に作り変えろと命令されるが、一方でオリジナルの沈清秋のキャラは守れなどといちいち制約ばかりが多い。
「沈垣=沈清秋」は、待ち受ける死の運命を避けるべく動き始めるが、なぜか巨大ハーレムを築くはずだった洛氷河にやたらと懐かれてしまい……。
こんなトンデモ設定の笑って泣けるBL小説ってアリ!?
主人公“沈垣(シェンユェン)”はWEBハーレム小説(18禁)に重課金する男オタク。最終回に激怒して肉まんを喉に詰まらせて死んでしまうと、なんとその小説の悪役師匠(男)に生まれ変わってしまった!?
…ここまでは「よくある異世界転生モノ」なんですが、この後、転生先のハーレム小説主人公の“氷河(ビンハー)”に未来で殺されないよう優し~く接していく間に、なんとその氷河(ビンハー)が
男である悪役師匠の自分を好きになってしまい……ジャンルがいつの間にかBL(18禁)に。笑
「なんか様子がおかしいけど、この転生先小説は男性向けだから!」と、どんなにアピールされても気が付かない受と、それ故にどんどん愛が重くなってこじれまくってしまう攻とのすれちがいっぷりが、面白い!
ドタバタ・ハッピー・シリアス・切ない・ギャグがすべて詰め込まれたBLノベル。
主人公がオタクなゆえに、軽快なノリツッコミやオタク的考え方がとても頷け、氷河(ビンハー)の思いに気が付いてもノンケを貫いていつ………落ちるのか!?というドキドキも見どころの一つです。
攻の氷河(ビンハー)は元々嫁が3000人いる設定なので、その「3000人分の愛」が受に一点集中で浴びせられる様もとてもコミカル。
そのコミカルテイストの中に、突然差し込まれる予想外すぎるシリアス展開に「本当にこれは同じ小説ですか?」と驚愕必至。
また、悪役師匠の元の体の持ち主、沈九(シェンジウ)についても、後半に進むにつれ氷河(ビンハー)を何故虐めていたのか、その切ない胸中や過去も語られており、涙なしには見れません。
中華式BIGLOVEを体験したい貴方におすすめです。
感情タグBEST3
有志の方が翻訳してくださってる
翻訳はきちんとされており、原作のニュアンスもしっかり表現されています。原文を魔翻訳と呼ばれる機械翻訳で読むよりかは内容もハッキリわかるのは間違いないです。
ただ、小説としての読みやすさは、別の翻訳家さんにより日本語訳されて書籍化されている同作家さんの別作品『魔道祖師』『天官賜福』と同程度ではないです。
魔道祖師や天官賜福などはアニメも人気で、ある程度売り上げが見込めるため、出版社が商用として力を入れて、翻訳が行われたものですが
こちらはアニメもWOWOWのみの放送で、そこまで収益が見込めないため、出版社からの翻訳出版は難しいです。
なので、有志の方達が翻訳してくださっている形に近いです。なので、どうしても翻訳にかけられる人員やお金が異なりますので、小説としての完成度は他2作品には劣ります。
ですが、翻訳が出ただけありがたく、個人的にはあんまり文句言ってはいけないかなーと思っています。
無料なので全然いいんですがホントのホントの序盤で終わります笑
試し読みには良いかなと思います。
分冊版じゃなく一気に読みたかったのでまとまった本でないかなって思います。
匿名
笑える
翻訳ものは言い回しや文化の違いで
わかりづらいから苦手なのですが、
これはめちゃくちゃ読みやすい!
笑える上に日本人に刺さります
アニメが良かったので読みます!
アニメ視聴後、続きがどうしても気になっていたので、邦訳版の連載が始まって嬉しいです!まだ序盤ですが、コミカルで主人公のヲタクな突っ込みが最高です!
面白かったです。
アニメを見ておそるおそる分冊版1を読んだのですが、ここまで細かい設定が張り巡らされているとは思っていませんでした。
面白くてずっと笑っていました。続きがとても気になります!
アニメを見てた人におすすめ
日本で暮らしているとわかりにくい、中国文化などの補足が付きながら見れるのでわかりやすいです。
アニメで字幕が付いていないことで、正確な漢字や読み方が分からなかったところもカバーされているので、
アニメを見てから気になった自分としてはとても分かりやすかったです。続きが気になります。
匿名
面白く、読む手が止まらないです。アニメを視聴していた方が内容がわかりやすいと思います
日本語としては、すごくきれいに翻訳されていると思うのですが、気になるところがあります。私は、繁体字新装版を履修している者ですが、中国語での本文にないワードがいくらか増えていることです
実例を挙げますと、不治毒に侵された主人公がその解毒法について思い出している時、『草・生・え・る♡』という一文が邦訳版にはあります。違和感を覚え、繁体字新装版を見返すと、その一文は存在しませんでした
つまり、原文にはないものが邦訳版で増やされています。現状物語に影響を与えないものであっても、これからがそうだとは言えませんので、星3にしました
物語の内容、翻訳の精度がすごいだけに残念です
匿名
人渣反派自救系統
中華小説の仙境ファンタジーです。
日本では普段見ない単語もちゃんと注釈をつけてくださっているので読みやすかったです。
主人公が心の中で悲鳴を上げている感じがとても面白い。
無料の範囲なので少し物足りない感はありましたが、続きが気になる作品です。
匿名
翻訳精度が……
序盤は気にならないのですが、終盤に向けてどんどん荒れて直訳っぽくなります。
物語の余韻に浸れるはずの番外編などは、中華ゲームで良く見かける頭の痛い文章に……
また、電子だと顔文字の表示が変になっていたりして、うわっと思ってしまいました。
逆に序盤は無い文章が生えていたりと、翻訳全般もうちょっとなんとかならなかったのかな、と思います。
話自体は天官賜福、魔導祖師と比べると荒削りですが面白いので、あっちの出版社で訳してほしかったな~…と感じてしまったり……
もったいないです。
おすすめしない
原作を機械翻訳で読んで以来ずっと好きでした。小説自体は面白いですが日本語版製作陣が最悪なので注意喚起したいです。
イラストレーターは非公式捏造カプ同人女です。捏造カプにタグづけも棲み分けしないし商業アカウントで垂れ流しているあたりに、原作のイメージを大事にするよりも自己解釈を押しつけたがってる節を感じますし、公式の仕事でもどんな非公式カプ推しつけされかねず信頼性が皆無です。しかもこの二次創作アカウントが出版社から直リンクされてる公式イラストレーターのアカウントになってしまったのも最悪です。
イラストレーターも出版社もまともなリテラシーがないんだなと諦めるしかないですが、邦訳版を読んでファンになった人がうっかりイラストレーターのアカウントを踏んで、原作を最後まで読む前に変なイメージを持ってほしくはないですし、非公式カプ同人女の妄言を鵜呑みにしてほしくはないです。
翻訳文についても、連載を購入する前にお金を払うクオリティの文章なのかは確認した方がいい。注釈だらけでリズムの悪い文章はずっとこの調子なので。
監修は、原作を違法に無断転載と無断翻訳してた素人たちなので、訳文の小説としての読みやすさは期待しないほうがいいです。
同人媚びしすぎて原作の方を見てない最悪の製作陣で日本語訳が作られてしまって悲しいです。
4話以後は1話の文量が半分になるので、実質値段が2倍なりますよ。
アニメを見たり分冊版1話を読んで話が気になったら、すでに完結済みで日本でも手に入る原作の方を買って自分で翻訳して読んだ方がいいです。