【感想・ネタバレ】人渣反派自救系統[分冊版13]のレビュー

あらすじ

【分冊版:第13回】
墨香銅臭先生のデビュー作、公式邦訳版。
沈垣は、大人気ウェブ小説『狂傲仙魔途』のラストシーンに憤怒、罵っている間に絶命した。
…かと思いきや、頭の中に語りかけてくる不思議なシステムの音声で目が覚める。なんと当の『狂傲仙魔途』の世界に転生してしまっていたのだ!
転生したのは、作中の主人公であり弟子の「洛氷河」に拷問死させられる師尊「沈清秋」。システムからは小説を伝説的名作に作り変えろと命令されるが、一方でオリジナルの沈清秋のキャラは守れなどといちいち制約ばかりが多い。
「沈垣=沈清秋」は、待ち受ける死の運命を避けるべく動き始めるが、なぜか巨大ハーレムを築くはずだった洛氷河にやたらと懐かれてしまい……。

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こんなトンデモ設定の笑って泣けるBL小説ってアリ!?

主人公“沈垣(シェンユェン)”はWEBハーレム小説(18禁)に重課金する男オタク。最終回に激怒して肉まんを喉に詰まらせて死んでしまうと、なんとその小説の悪役師匠(男)に生まれ変わってしまった!?
…ここまでは「よくある異世界転生モノ」なんですが、この後、転生先のハーレム小説主人公の“氷河(ビンハー)”に未来で殺されないよう優し~く接していく間に、なんとその氷河(ビンハー)が
男である悪役師匠の自分を好きになってしまい……ジャンルがいつの間にかBL(18禁)に。笑

「なんか様子がおかしいけど、この転生先小説は男性向けだから!」と、どんなにアピールされても気が付かない受と、それ故にどんどん愛が重くなってこじれまくってしまう攻とのすれちがいっぷりが、面白い!
ドタバタ・ハッピー・シリアス・切ない・ギャグがすべて詰め込まれたBLノベル。

主人公がオタクなゆえに、軽快なノリツッコミやオタク的考え方がとても頷け、氷河(ビンハー)の思いに気が付いてもノンケを貫いていつ………落ちるのか!?というドキドキも見どころの一つです。
攻の氷河(ビンハー)は元々嫁が3000人いる設定なので、その「3000人分の愛」が受に一点集中で浴びせられる様もとてもコミカル。
そのコミカルテイストの中に、突然差し込まれる予想外すぎるシリアス展開に「本当にこれは同じ小説ですか?」と驚愕必至。

また、悪役師匠の元の体の持ち主、沈九(シェンジウ)についても、後半に進むにつれ氷河(ビンハー)を何故虐めていたのか、その切ない胸中や過去も語られており、涙なしには見れません。
中華式BIGLOVEを体験したい貴方におすすめです。

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購入済み

アニメの続き

分冊版13はアニメ『クズ悪役の自己救済システム』の続きで、話の続きが気になってた身としてはとても嬉しいです♪

また今回も主人公のツッコミが冴え渡る(笑)
とても面白いです!
分冊版1〜12も読んでますが、アニメでは分からなかった細かな事・心情や、洛 氷河の可愛らしさ(あと主人公への執着)が分かって何度も読んでます。
本来なら分冊版が一冊にまとまってから買う方ですが、続きが知りたくて知りたくて毎週買ってしまう程です。

墨香銅臭先生の本はBookLiveで全部購入してますが、先生の作品の中では今の所お笑いが多くて楽しく気楽に読めるので、笑いが欲しい人にはお勧めです(笑)

#笑える #癒やされる

2
2024年02月01日

ネタバレ 購入済み

師尊はヒロインですね!

なぜ?ヒロインの1人が死んでしまったというのに、笑う氷河になぜ萌えるの?自分の将来の嫁が死んだというのに平気な氷河、そしてそんな氷河に萌える自分。不謹慎なのに。おかしい。本来ヒロインの1人に摘むはずの花を師尊に摘もうとする氷河にも萌えるし、自分の剣が傷ついても平気なのに師尊が傷つくと憤怒して敵をぶち倒そうとする氷河に萌える…これがかの墨香銅臭先生のびーのえるか…堪らない

#胸キュン #アツい #萌え

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2024年09月14日

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