読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
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Posted by ブクログ
大人と対等に渡り合うローゼマインと比べられたら、領主の息子とはいえヴィルフリートに分が悪いと思います。ちょっとわがままが過ぎるところはあるけれど、周囲が甘やかしたと言えばそれまで。ジルヴェスターは駄目親ですね。でも確か第二部の終わりの方で、「ローゼマインを甘やかすならその分息子を甘やかしたい」というようなことを言っていたけど、息子も十分甘やかしているんじゃないの、と思ったのは私だけでしょうか。
Posted by ブクログ
ローゼマインが「貴族」として自然に振る舞うことができるようになるために、薬で凝り固まった魔力の流れを恢復させる、というのはなかなかに込み入った状況であるように思います。
しかもその薬を作るための材料採集には厳しい条件が合って…というのは、まるでロールプレイングゲームのようで、読んでいて一緒に冒険しているような気分にもなります。
ローゼマインは肉体的には虚弱で、魔力の量が多いという特性はあるものの、基本的には「守られる側」でもあるので読者としても「武勇にあふれる」英雄の視点から語られる冒険譚よりも感情移入しやすいと思います。
領主の養女となって義理の兄になった領主の跡取り息子をめぐる場面がとても印象に残っています。
ヴィルフリート頑張れ!
今回も盛り沢山な内容で夢中で一気読みしました。何と言っても、ダメダメなヴィルフリートがフェルディナンドにケチョンケチョンに切り捨てられて、普通ならひねくれてヤケを起こしても不思議ではないのに反省して努力するところが気に入ってます。なんて素直な良い子なんだ!フェルディナンドは生い立ちに問題があって性格がこうなってしまったのは仕方ないのだけれど、厳しいなぁ。
義兄がたくさん
上級貴族の娘になり領主の養女となったローゼマインですが、持ち前のマイペースさで新しい家族と馴染んでいきます。
領主の息子のヴィルリートは絵にかいたような我が儘な男の子ですが、彼とローゼマインの1日入れ替りのお話が面白かったです。
ヴィルリート視点だとローゼマインの有能さがよくわかり、晴れがましい気分になりました。
Posted by ブクログ
下町の人間に泣きたくマインちゃんかわいいですね。守りたい。家族に甘えることもできないのはつらいだろうなと思うたびに泣けてしまいます…家族や大事な人たちとのかすかな触れ合いやつながりを大事にしてほしいですね。ヴィルフリートとの入れ替え生活はわらいました。キャラがもりもり増えるので覚えるのが大変ですね…
Posted by ブクログ
エーレンフェストから半日の距離のハッセの町に小神殿を作り、工房で紙の作成をしようと計画するローゼマイン達。小神殿の作り方にあっけにとられるローゼマイン。魔術で作ってしまうなんて。この小神殿に町の孤児達の希望者をつのって入れたが、それが町の有力者が不満を募らせてしまうことになる。どうするマイン?
Posted by ブクログ
お祈りをやり直させた夏の成人式から、リュエルの回収あたりまで
web版の第196話の途中〜第216話までの範囲。
書き下ろしが、3つ。
・プロローグ
エーファ視点で、トゥーリについていってマインに会いに行くお話し
・エピローグ
ブリギッテ視点での護衛騎士として信用を得られて来ているって話し
・ハッセの孤児
ハッセの孤児であるトール視点でのエーレンフェストの孤児院生活
・ユストクスの下町潜入大作戦
ユストクス視点で、下町でのマインについての情報収集を行う話し。
一日神殿長の話しが結構好き。
あと、ユストクスの下町潜入大作戦が予想以上に面白かった。