あらすじ
「黒芒楼」の5人の刺客たちによって、呪力封じの方陣に囲まれた良守と時音。結界が使えず、手も足も出ない2人だったが、良守の提案で方陣からの脱出に成功!!すると、それまで人間の姿をしていた5人の刺客たちが、ついにその正体を露わにして…。
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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!
物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!
烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
八巻では、火黒たち黒芒楼の刺客との戦闘がメインとなってきます。
ですが、やはり見所は限の過去だと思います。
限が禁忌を犯し、そのときの翡葉の言葉から始まる限の過去話は、限が何故今のように塞ぎこんでしまったかを、限の幼少期の体験から描いていて、周囲から「いらない」と思われて過ごした限の悲しさが伝わってきて、感動しました。
さらに限は、禁忌を犯したことにより結界師の補佐の任を解かれる危機に陥りますが、良守が正守に限を帰らせないように電話をしたこともあってか残留も決定し、さらに良守・時音・限という三人の絆が深まったような雰囲気があり、またそこでも感動させられました。
Posted by ブクログ
限が、大変なことになる、よ。
翡葉さんの腕にトキメキを覚えました。あいうの大好きです。
翡葉限とか正限とかおいしくいただけるぜ!
でもまぁやっぱ正良ですね(おい)
Posted by ブクログ
なんでだろう、けっこう、人間になりたがっている妖怪って多い気がする。
それは、今の世の中が、妖怪には生きにくいということもあるだろうと思います。
それから、妖怪自体が、孤独な存在であるということとも、かかわってくるようです。
そう考えると、混じりものが、孤独になっていくというのは、なかなか納得のいく話だと思います。
Posted by ブクログ
火黒との最初の一戦決着。
今まで何か怖い、と感じていた良守の危うさがまたちらりと見えた回でもあった。
そして壮絶な限・過去編。
かたくなに人に触れることを拒む限に対し、なんでもないように接する良守。
限にとっては見たことない人種だったんじゃないかな。
過去を知らないとはいえ、妖混じりは初めて出会うのに、そんなことは関係なく限の本質を見てしまえる良守。
彼のなんでもさらっと受け入れてしまえる器は怖い部分があるけど、限に対してはそれがいい作用だったと思える。
Posted by ブクログ
妖怪好きはぜひ!
斑尾がどツボにはまりました。
可愛すぎる…!
最近は展開も凄いことになってきて面白いです。
誰も死なない漫画ではないところがまたイイ。
敵キャラもいい味出してます。
Posted by ブクログ
この巻でようやくサンデー本誌で読み始めたあたりに
追いついたんだけど、流石に面白い。
友達がしきりに薦めてきたのがよくわかる。
話もさることながら、戦闘シーンもよく考えて作られてるのが
非常に好感が持てる。力押しで済ませるでなく、
なんかこう機転を利かすことで戦闘が有利になっていってるって
はっきりわかるし。
それにしても墨守の兄貴はいったい何をしようとしているのか。
んん…この巻だけ見てると普通にイイヤツっぽくて驚く。
夜未さんやかつての烏森での事件の時の態度はあんなに黒かったのに。
暗黒面に堕ちたかのようなあの結界術もそういやまだ謎のままか。
ますますわからん…
そういや後回収されてない伏線に、時音の父親の死についてと
良守の母親がどこで何をしているかってのと
昔は仲良かったジイさんとバアさんが何で仲悪くなったのか
ってのがあったか。さて、この先どうなることやら。
そういやなんだかんだでサンデーは、MAJOR、ガッシュ、
ザクロ、ハヤテ、ブリザード、結界師、見上げてごらん、サーカスと
続きを楽しみに読んでるマンガが多い。
こうやってパパッと楽しみにしてるマンガのタイトルが
頭の中に挙がるのはすげえことだと思うし。
Posted by ブクログ
2005年8月15日初版
390円(税別)
【ストーリー】
収録内容は下記の通り。
方陣の中に捕らわれた時音と良守が脱出を図るが敵も正体を現す「三次元」、反撃に出る二人の「借り」、目覚めて変化を始めた志々尾と翡葉「美学」、立ち去る火黒。志々尾の事情「ダメだよ」、烏森に来る直前の志々尾と正守の対話「適任」、志々尾が夜行に入るまでの昔の話「4年前【前・中・後編】」、裏会最高幹部の扇「扇一族」、志々尾が烏森の任を解かれるか否か「決定」。
【感想】
志々尾の過去の話が思った以上に孤独だった・・・。時音が良守の頼もしさに段々気付いていく感じのシチュが好きですv
Posted by ブクログ
大人組の謀略も好きだけど、子供組がいいなー。大人達のしがらみとかを越えて三人集っているのは本当にいい。対比が上手いよなあ。75話の扉とこの巻の表紙絵が好きです。
Posted by ブクログ
志々尾の過去が分かる8巻。
このマンガは今のところ戦闘シーンとかもいい感じで区切っててダラダラしていないところとかがイイと思うっすよ。
(06.08.27)