【感想・ネタバレ】結界師 2のレビュー

あらすじ

異能者を束ねる集団=裏会からの紹介状を持った娘・春日夜未が、雪村家に逗留することになった。烏森の地の実地調査に来たという彼女は、時音が幼い頃に亡くなった父・時雄の世話になったことがあるらしく、初対面の時音にも気さくに話しかけてくる。だが、時音はその話を聞くうちに…。

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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!

物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!

この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!

烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!

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感情タグBEST3

購入済み

物語の完成度高えぇな

懐かしの結界師。
そしてこの巻で裏会の片鱗が垣間見えます。
2巻目にしてはやくも対妖の組織やいざこざが少し見え始めるあたり、この物語は構成がしっかりしてます。
完結して初め気づける素晴らしさです。

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2022年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時音さんの過去が早くも語られます。時音さんのお父さんの誠実さや娘を思う愛が感じられます。ですが、春日さんの様にそんな人でも皮肉めいた気持ちで見ている人もいて、人はそれぞれ考えが違うということを漫画を通して感じます。
そして何より、主人公のまっすぐな優しさが読んでいる私にも力をくれました。

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2014年09月04日

Posted by ブクログ

ISBN:409127062X
【ストーリー】
烏森の地を妖怪から守る結界師の家柄、墨村家と雪村家。
両家の正統継承者である良守(よしもり)と時音(ときね)、中二。
本編(2巻)で二人の前に現れた春日夜未(かすが よみ)は、裏会からの派遣で雪村家を訪れたと言う。
彼女が烏森の地で叶えたい願いとは・・・・。裏会とは一体・・・・。
後半では、霊感少女・神田百合奈が良守のクラスメートとして登場する。


【感想】
2巻で良守のめちゃめちゃ男らしくて格好よいところがいっぱい出ていました。時音の子供時代の話も出、夜未とのやりとりなど、とても切ないエピソードで感動しました。
1巻は爆笑できて好きでしたが、2巻は泣けて、一層この作品が好きになりました。キャラクターの動かし方・心理描写・画面の描き方・ギャグなど、とても卓越していて好みです。大好きです、ハマりそうですv

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2巻です!おもしろいので30分もかからずに読めました。
ちょこっとだけ霊感のある女の子が出てくる話が面白いです。

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2009年10月04日

匿名

ネタバレ 無料版購入済み

結界術だけではなく色々な能力があって面白いですね。鬼がただ倒されただけじゃなくて良かった、小さくなったのは可愛いですね。

#感動する #ドキドキハラハラ

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2025年01月01日

ネタバレ 無料版購入済み

シリアス

異能者で結成された組織「裏会」 実態は謎ですが、そこから一人の鬼使いの夜未(よみ)が送り込まれてきます。 あくまでも、正式な烏森の実地調査という名目ですが、実態は違いました。

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2024年01月05日

nao

無料版購入済み

怪しい人物の登場に主人公達はどのように対応していくのか、さまざまな妖や能力者が登場し主人公たちがどのように相手を倒してくのか、注目です。

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2023年01月13日

無料版購入済み

じわりじわり

1巻では絵も硬くて、術も結界しか出てこないし(まあタイトルが結界師だからなんだけど)・・・
とか思ってたけど、2巻あたりから徐々に面白くなってきました。

#アツい

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

第2巻になって、烏森の秘密が少しずつ片鱗を見せようとしています。
結界を使ったバトルもなかなか見ものです。

そして新たな組織「裏会」が、「夜行」が登場。

この集団が今後物語に大きくかかわっていくことは間違いないです!
まだ、大きな流れは見えてはいませんが、じわじわと魅かれるマンガです。

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2011年09月08日

Posted by ブクログ

第二巻の中で、やはり見所は前半に収録されている「鬼使い夜未編」だと思います。
夜未の複雑な心理描写や、それを含めて戦う良守や時音の心情などがかなり細かく、わかりやすく表現されていて理解もしやすかったです。
また、後半の「寒桜編」も良守の優しさが垣間見えていていいと思います。

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2010年04月17日

Posted by ブクログ

徐々にバックボーンが明らかに…なってきたようで、ほとんどなってないですね(笑)これからが楽しみ。しかし時音はうつくしいな〜。凛々しい女の子は大好きです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 烏森の地には妖怪に力を与えたり、冬近くに桜の花を咲かせたりと、不思議な力を持っているらしい。そんな土地の力を狙うものは妖怪だけではなくて…。
 時音さんのお父さんの話や、裏会という組織など、物語はますます深みを増して、どんどん進んでいきます。
 良守くんの優しさが心を晴れやかにする、妖と戦う漫画です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

裏会が出てきた初めの回。
そして良守の特異性が初めて見えてきた巻。

烏森の地でどんなことが起ころうと怖いと思わない良守と、何よりその危険性を感じてる時音。
同じ正当継承者なのにどうしてここまで感じ方が違うのか。
「これが普通だからな」とさらりと言う良守がいかに一般的な日常と違うかが伺える。

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2009年10月04日

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