あらすじ
いつもより手強い妖に苦戦していた良守と時音の前に現れた男・墨村正守。そいつは良守が苦手な兄であり、強力な結界術の使い手で、妖をいともたやすくやっつける!正守がやってきた真意とは…?烏森に忍び寄る怪しい影の正体は…。
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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!
物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!
烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第4巻は兄弟の物語満載です。
ここにきてようやく登場の「お兄ちゃん」!
私も男3人兄弟で墨村家と同じなのですが、自分が次男なので良守と同じなんですね。兄に対する思いは同じでした。
世のだんご三兄弟の関係はどこもおなじなんだなぁ。
そしてこの物語は良守の決意とともに大きく動き出します。
ストーリーの方向性が決まった重要な巻ともいえます!
Posted by ブクログ
もうこれ正良だよね?正良でいいよね?
黒姫かわういし!
それよりもまっさんいちいち表情がエロい!
良守の縋るような目がいじらしいよ!
あああもうだれか正良かいてくれ!
Posted by ブクログ
【ストーリー】
パティシエの幽霊が成仏できるよう、彼の心残りである弟に対峙する「残響 前・中・後編」、良守の実力を確かめるため自ら仕掛けてきたり妖怪退治の仕事ぶりを傍観する兄の登場する「兄と弟」「墨村正守」「方印」「走る森」「空の上にて」「決意」の8話が収録される。
ショートストーリー「結界師ミニ外伝」もあり。
【感想】
相変わらず泣かせます。今すごく好きで楽しみにしている作品のひとつです。あとがきおまけ漫画もおいしすぎる・・・。
墨村長男
なんと、四巻では、墨村家の長男、正守(まさもり)の登場です。 夜行の頭領である正守は、正統後継者である良守を上回る力を持っています。 大きくて強力な結界を五重に張って、良守や時音が苦労する敵を倒したりします。 しかし、どこか裏のある謎な男です。
登場したお兄さん。連載していた当時はとても印象的で、今でも覚えています。なかなか渋いようなキャラクターを描く作品は最近ではないのでよく覚えています。
Posted by ブクログ
4巻は感動するところばかりだったと思います。
パティシエの幽霊が成仏する話は、弟さんとの絆などに感動しました。
また、「墨村兄弟編」では正守を追いかけていく良守の「強くなりたい」という思いが綺麗に描かれていて、感動というか「良守、頑張れ!」と思わされました。
Posted by ブクログ
ついに買っちまったい。兄貴〜もだえるーー
突如正守にハマって兄弟にもえだしたと思ったら半年経たずにアニメ終わってしまったので(泣)
漸く全巻ゲット ほぼ大人買い(爆)
まっさん素敵表紙なのでこの巻を掲げておく☆
Posted by ブクログ
おっお兄ちゃん21歳!?馬鹿な、そんな馬鹿な!せめて25、6…良守と年齢差が開いてしまうから駄目か。にしてもお兄ちゃんの「今更何言ってんの?」に何故か爆笑。お兄ちゃん好きだ、お兄ちゃん。これお兄ちゃんがボス(ボスって)ってことでいいんですよね?明らかに鋼夜の供養なんかするかボケみたいな態度だったしな(笑)この漫画、何かが足りないと思っていたら渋要素でした。お兄ちゃんで補われたよ、良かった。21だけどな!(まだ言うか)
Posted by ブクログ
兄初登場の4巻。
合間にはさむギャグテイストの小話も好きだけど、やっぱりシリアスパートが一番かな。
兄貴が出て一気に話が重厚になった気がする。
長男と二男、正当継承者とそうでないもの、それと相反する実力差。
少年漫画でやるにはちょっと重いんじゃ?と感じる2人の複雑な兄弟間がなんとも言えない。