【感想・ネタバレ】結界師 18のレビュー

心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!

物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!

この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!

烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

無道編完結、そして舞台は烏森へ。
兄弟間の溝は埋まったのか、距離は縮まったのかは微妙なところ。
兄貴は何度でも深淵に立つ気なんだろうか。それでも弟がいれば正気でいられる、と?
でもその弟も結構きわどいところに立ってる気がするのは僕だけ?

そして影宮と秋津が学校へ潜入開始。
このとき限を思い出す描写...続きを読むが来るとは思わなかった、不覚にも泣いた。
淡々と物語は進んでるけど、良守はずっと覚えてるんだなあ。
それと特筆すべきは、前回に引き続き、良守の特異性が客観的に描写されている点。
ずっと思ってたけど、やっぱり歴代で一番烏森の影響が強いんだ。それはどういう意味を持つのか。

でも一番は黒蝶襲来時の良守の表情が一番ビビった。自分以外の誰かが傷つくのを極端に恐れている彼。
時音の怪我事件以降、ずっとその兆候はあったけど、黒芒楼の一件以来、成長するどころか彼にとっては余計にトラウマみたいになっている。
シンプル、単純が故の恐ろしいまでの純粋さとあいまって、彼はふとしたきっかけであっさり真黒に、深い闇に落ちてしまうんじゃないかと思うのは考え過ぎか。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

サンデーコミックで今イチオシ!
現在18巻まで刊行。

私的には主人公(才能があるのに気づいてない・・しかい中学生っていう設定には無理ないか?と思う)の兄が好きvv
そしてこの間では、兄の弟に対する複雑な気持ちが出ていて尚グーーー(^^♪
しかし表紙がキレイなのが、いつも楽しみですな。

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Posted by ブクログ 2010年01月06日

昔、1代目の結界師の頃とかは、秘密でもなんでもなかったことだとが時とともに失われてしまったのか、それとも、はじめから、結界師自体がなんらかの大きな組織の1部だったかの。

このあたりが、みえないところですね。じいさん、ばあさんが、いったいどれぐらいのことを知っているのか。彼らと夜行との関係とか。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

閃は男の子だったのか…。性別不明なキャラが女の子だったら嬉しいのにその逆だとショックなのは何故なのだろう…。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

いったん一区切りですね。
そろそろ誰が誰なのかわからなくなってきました。
見分けはついているのですが、どこの組織の何さんかを忘れています。
今出ている子達は何者なんでしょうね…。

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