あらすじ
「黒芒楼」からの刺客・火黒に殺された限の葬儀に出かけた良守と正守。だが、14歳の弟を失った限の姉・涼の悲しみは大きく、参列はおろか香典を渡すことさえ拒まれ、やむなく立ち去っていく。その帰り道、やりきれない気持ちの良守が「黒芒楼は俺がぶっ潰す」と言うと、正守もまた…。
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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!
物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!
烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
信じたくなかった。何か大逆転があると信じた。
でも、彼の死は覆りはしなかった。
そしてそれを静かに受け止め、決意を固める主人公。
ああ、やっぱり彼は普通じゃないんだな、異能の世界に生きる結界師だなと実感。
そして主人公に肩入れし過ぎる悪い癖発動のため、夜行メンバー集結時にはなんだかいずらい感じがしてそわそわした。
良守の危うさは健在。それどころか彼の死により余計に不安定に。
そのまま黒の世界に落っこちるんじゃ、とはらはらした。
Posted by ブクログ
ここの一巻の表紙があんまりの画像なのであえて11巻で。毎回の表紙の色合いもはっきりしてて綺麗だと思います。
簡単に言うと妖怪退治のお話。
誰かを護るために戦ってる所がすき。攻めるためじゃなくてね。
これどんどん面白くなっていきます。はじめは特に好きな漫画でもなかったんですけれど今はかなり上位に食い込んでいます。
良守くんもどんどん成長したはるし。この11巻は驚きの展開が待っています。悲しかったけれどね。でもありがちな展開だけは嫌だったのでよかったと思います。
作者は始めての連載みたいなんですが見せ方がうまいなぁと感じました。
Posted by ブクログ
良守の成長や今後の展開が気になります。兄ちゃんの出番も多くなってきた。本編はもちろんなのですが実は最後のおまけページが好きだったりします。この巻なかったのよなぁ…
作中最も悲しい
この巻か一つ前の巻が、作中最も悲しい。加えて、この巻から次第に烏森の謎が深まり、複雑になっていくので、当時書籍の購入をやめたきっかけの巻だったかもしれない。しかし、トータルで考えると、この漫画は名作に違いないので、再び買うことにした。
Posted by ブクログ
なんか、妖怪たちは、妖怪なりの事情があるみたいですねぇ。
うーーん、そのへんが見えてくれば、さらにおもしろくなりそうです。
でも、さらに、人と妖怪の違いがわからなくなると思いますが。
Posted by ブクログ
十一巻になり、黒芒楼編が白熱してきました。
この十一巻から夜行の面々が頻繁に登場しますが、私はやはり黒芒楼が再度襲来するまでの、つまりは前半の良守の不安定な心境が描かれている部分が好きです。
閃の言い方に納得がいかずに、中途半端ではあっても絶界を発動したり、城にのり込んで白や紫遠に対し、まかり間違えば殺されるような場面でも「火黒を出せ」と要求し続けるなど、見所がたくさんです。
Posted by ブクログ
10巻辺りまで借してくれてた友人が買うのをやめたので続きの11巻から買ってます;良守が好きですv でも斑尾はもーーーっっと好きですv(某引っ越しセンターCM風)良守が時音を凄く好きなのが可愛いなぁと思いますvvv 頑張れっ!(笑)/1~22巻
Posted by ブクログ
分かってたけど。でもどこか、覆してくれるとちょっとだけ期待してたよ。
あ、やっぱり事実だったのねと。最初のページを目にして悲しくなっちゃいました。
この前後はちょっとだけ読み返すのが辛いなぁ・・・と。
(06.12.24)