心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語！
物語の舞台は烏森（からすもり）という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」！
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも？
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし！
烏森はなぜ強力なのか？結界師とは何なのか？数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください！
感情タグBEST3
今回もとても楽しめた。いよいよ本格的に土地神関連の話に入っていきますが、メンバーが連携し合い、それぞれの考えかたで応戦していくのが読んでて楽しかった。これまでも面白かったけど、成長しようと意識し始める良守と、緊張感のあるこの章に入ってからは読む手が止まらなくなりました。
Posted by ブクログ 2010年01月06日
ん？
神佑地狩りをしているのは、扇一族なんだよな。
ということは、この一連のお話は、全部、扇一族関連のお話と考えていいのかな？
もうちょっと、大きな裏が動いていそうな感じもします。
そう思わせるところが、「結界師」のなかなか、おもしろい、上手なところです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
時音が神殺しをしたとき、鳥肌が立ちました。こういった作品が書ける作家になりたいです。そして、またもや守られてしまった主人公の立場や感情が、今から再び気になります。ストーリーがどれほど巨大になろうと、一本筋が通ったテーマがあると安心して読めます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
純粋がゆえにとかいうのは、凄い怖いと思う。良守が色々気づくきっかけがあり、良い傾向だと思います。閃ちゃんナイス！このマンガは、謎があってもちゃんと解決してくれるだろうという安心があるのでいいですね。絵も安定しているし、展開の仕方も上手いと思います。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
時音ちゃんが話の中心に食い込んできました。
最近は兄貴の出番が多すぎたのか、ヒロインの出番少ないぞ！
と思っていた矢先だったので久々の活躍に喜んでいます。
まだまだ謎が多くて、先が楽しみな感じですね。
ゲンゲンの時との違いが少し切ない。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この土地神の雰囲気はどこかで見た…うーんなんだろうわからん。もののけ姫でもないし、ここまで出てるのに〜！；；しかもあっさり消したー！いいのかそんな簡単に消せても（苦笑） それはさておき新展開＆謎の新キャラ出てワクワク楽しいはずなんだが、どうも気分が重たくなるのはこの作品自体の重さなんだろうなあ…作品...続きを読むのスケールを増すことと、作品を重たくすることは、まったくの別物だということは、ワンピをみればわかるはずなんだが。
