あらすじ
その昔、霊感の強い烏森家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園を舞台に、400年後の現在も跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨村家と雪村家の若き後継者、良守と時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!
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心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!
物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!
この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!
烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!
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匿名
昔アニメを観たり結界師のゲームも少しやったことがあったので、漫画も読みたくなり買いました。やっぱり面白いですね。
個人的には主人公・墨村良守の結界師の姿とは裏腹に、甘いもの好きのギャップのあるキャラとそれに即した話もなかなか面白くて好きです。
昔アニメをしていたけど、マンガもやっぱり面白い!絵が上手で読みやすいし、ストーリーも面白い!シゲじいと良守の掛け合いに笑ってしまう!!
Posted by ブクログ
アニメ化にあたって購入。
2006年9月3日時点で~12巻。
早く続き読みたい。
*****
400年続く結界師・正統継承者として生まれた少年・良守。
妖を呼び寄せ、力を与える烏森の土地。
大切なひとびとを守るため、良守は同じく結界師として力を持つ幼なじみの時音とともに妖と戦う。
*****
良守の戦う理由は至ってシンプル。
幼い頃から結界師として務め、戦闘の際に自分を庇い歳月を重ねても痕の残る傷を負った時音を守るため。
-もう誰も傷つくところを見たくない-
とても純粋な主人公だと思う。
見栄をはらない、恥を欠くことを恐れない。
少年漫画はこうあってほしい!という気持ちに応えてくれる感じ。
熱くて、じんときて。
のめりこんで読み込める。
何故か時々ゆうきまさみさんの絵を思い起こしてしまう…何でだろう??
全然ベツモノではあるんやけれど、ちょっっと似てるのかな、タッチが?
Posted by ブクログ
結界師という術者はまるで忍者のようでかっこよく、技も結界を正方形・直方体にしたシンプルなもので分かりやすいです。ヒロインがお姉さんというのも他の漫画にはあまりなく、新鮮味があります。
田辺さんは1巻からキャラクターがしっかりしています。
匿名
子供の頃アニメで少し観ていました。最初はこんな感じだったのかと思いました。妖怪みたいな敵もいれば無念があって成仏出来ない人間も出てくるんですね。
戦闘はシンプル
昔話から始まる、謎の土地「烏森」 夜な夜なそこに訪れる、妖怪を独自の技「結界術」で滅する結界師の二人。 同業者だというのに、なぜだか仲の悪い、墨村家と雪村家の二大結界師の 正統後継者である、主人公 良守と、ヒロイン時音繰り広げる物語です。