知念実希人のレビュー一覧

  • 放課後ミステリクラブ 5 龍のすむ池事件

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    ネタバレ

     児童書ということで分量も少ないなか、必要最低限の情報提示でちゃんとミステリーとしても児童向け小説としても成り立たせている手腕がすばらしい。

    (ここから匂わせネタバレあり)

     意外な犯人だったが、そこから考えさせられることも多く(今年二〇二四年はマングース根絶宣言というニュースがあった)、また参考文献として作中で『モルグ街の殺人』に言及されているところもニヤッとするポイントで、巻末の書誌情報を参考に、これを読んだお子様にはぜひこのまま世界初の推理小説に進んでいただきたい。…というおせっかい心が掻き立てられた。

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    2024年12月30日
  • となりのナースエイド

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    新人ナースエイドの桜庭さん。実は!実は!って話。知念先生の医療系サスペンスは間違いない!ハズレない!準看って肉体的にも精神的にも大変な仕事だそうで、友人が3日で辞めてました。全てのかたからこき使われるそうです。
    医療従事者ってホント凄い。誰かのために身を削って働くって尊敬する

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    2024年12月27日
  • レゾンデートル

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    医学知識が存分に発揮されリアリティを持って語られる迫力の展開になっている。末期癌患者の医師が存在価値を求めて「正義」の名のもとに現代版切り裂きジャックに操られ殺人を犯していくが、最期に、本当の生きる意味を見つけ出していく。作者の幻のデビュー作とのことですがこの迫力はすごい!

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    2024年12月26日
  • 天久鷹央の推理カルテ ジュニア版 カッパの秘密とナゾの池

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    5年から。病気の診断から推理、そして事件を暴く天才医師天久鷹央シリーズ。児童書版として抜粋されている。途中から感が否めない設定や難しい言葉や漢字、少し生々しい男女感が見えるところは一般書という感じ。薄さは4年だが、読み心地は5年以降かな。

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    2024年12月25日
  • 神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    オーディブルにて。

    人混みで体が腐る青年
    若返った70代の女性
    聖痕と血の涙によるキリスト教の預言者

    少しずつ鷹央の成長も感じて、もはや女詐欺師にまで愛着湧いてきた(笑)

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    2024年12月25日
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)

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    シリーズ第三弾
    心あたたまるハートフルミステリー

    高貴な霊的存在であるクロとレオの視点を中心に、登場人物の視点を行き来しながら進んでいく本作。

    会話のテンポと物語のすすみ方が心地よくて、とても読みやすかった。所々に事件を紐解く足がかりはあるのに、あと少しのとこで掴めない絶妙さで気づいたらエンドロールに。

    高貴な霊的存在である彼らを通して人間の弱さと強さ、美しさと醜さを垣間見て、人が今よりも少し好きになれた。

    クライマックスでは彼らの思いに涙が溢れてとまらなかった。「私たちには醜いところもたくさんあるけれど、素敵なところもたくさんあるんだよ」と肯定で背中を押してもらったようで暖かい気持ち

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    2024年12月25日
  • 十字架のカルテ

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    祈りのカルテが面白かったため、そこの続編かと思い読んでみる。内容は全く関係はなく、精神科、精神鑑定の話。なるほど十字架とはそういうことか。精神疾患がある方が事件を起こした際にその責任の所在は、罪を償わなくて本当にいいのか(語弊あり)といった内容。
    興味はありつつも全く知らなかった世界。それにしても自分も含めて世間は本当に精神疾患の認知や知識が低すぎると感じる。統合失調症の有病率も書いてあるが誰がいつ発症してもおかしくない話なのだ。

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    2024年12月24日
  • 放課後ミステリクラブ 4 密室のウサギ小屋事件

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    うさぎが行方不明と考えられていたはずのうさぎを探していく本。で、私はどこに行ってしまったのだろうと思ったらその場にいてびっくりしました。

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    2024年12月24日
  • 悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    オーディブルにて。

    元恋人の呪いで痛みを感じる女性
    ゴミ屋敷に住む中年男性
    瞬間移動した女性看護師の遺体

    小鳥遊先生の恋は今回も儚く散るが、1話完結ドラマのように毎回楽しめてる。

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    2024年12月23日
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    オーディブルにて。

    今回は、
    コーラを飲みまくる巨大ドライバー
    吸血鬼事件
    小児科病棟での悪戯っ子の急変
    そして、
    珍しく鷹央が珍事件に食いついてこない理由とは。

    さくさく読めて良い。

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    2024年12月19日
  • 吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ

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    天久鷹央シリーズ、回を重ねるごとに段々社会派ミステリーに近づいていってる気がする。
    今回のは本当社会派ミステリー感あった。


    久々の天久鷹央シリーズ。
    この作品から出版社が変わった関係なのか何となくイラストとか表紙の雰囲気も変わったような?気のせいか?
    そしてしっかり鷹央先生の本領発揮のストーリー展開が楽しい!
    私医療ものは話によって読むのにめちゃくちゃ時間がかかるんだけど、このシリーズだけはサクサク読めるし気が付いたら「えっ!?もう終わり!?」ってことが多いので相性が合ってるんだろうな〜と勝手に思ってる。
    ラノベっていうのもあるんだろうけど、でも医療の説明はしっかりあるし本当に読み応えある

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    2024年12月16日
  • 十字架のカルテ

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    ネタバレ

    自分の主観や激情、偏った考え方を持たず、なおかつ相手の言葉が真実か否か、また、言葉の裏に隠された真実を短期間で見極める必要ある
    実際の精神鑑定医がどうなのかはわからないが、決して簡単にできる仕事ではないと感じた

    詐病であろうがなかろうが、自分の下した判断によって被疑者の運命が変わるのはとても怖い



    犯人が精神疾患を患っていたからといって、罪が消えるわけではない。しかし刑法には心神喪失状態の患者には罪は問えないと明記されている。ならば、その罪はどこに行くのか。誰がその十字架を背負うのか。

    現代日本において、人を殺すこと自体が異常である。殺人を犯す者が正常であるわけがない。ただその異常が疾

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    2024年12月13日
  • 幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    長編シリーズ
    このシリーズは長編の方が好きだなぁ

    術後の手術室で突然、麻酔科医が絶命。(幽霊?と取っ組み合いみたいなことをして、メスで自分の喉元を切り裂く。センセーショナルな始まり)
    手術室にはその麻酔科医と術後の患者だけ、患者の手には凶器となったメスが… その患者とは鴻ノ池舞。
    舞は容疑者として警察にマークされる。

    疑いを晴らすために、天久と小鳥遊は奔走。


    デグーと呼ばれるげっ歯類のリポカリンアナフィラキシーショック。麻薬中毒
    舞が病状悪化による死亡!?
    等々最後まで面白く読めました。

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    2024年12月10日
  • 時限病棟

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    前作からの続き要素はさほど強くないのでコチラを先に読んでも楽しめると思います。

    途中で展開に予想がつきましたが、さらにそれを上回る展開で驚かされました。
    面白かった。

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    2024年12月10日
  • 時限病棟

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    前々から読みたいと思っていた1冊。

    最後まで楽しませてもらいました。

    どんでん返の帯文句に偽りなしでした。

    知念さんの作品は読みやすいですね。

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    2024年12月09日
  • 放課後ミステリクラブ 5 龍のすむ池事件

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    ジュブナイルだけど、ミステリー自体はしっかりしてて、うまく組み合わせて楽しく読める。まあ、あっという間に読み終えてしまうのは、いいのか、残念なのか・・・

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    2024年12月09日
  • 神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    ネタバレ

    天久鷹央シリーズ第十一弾。

    プリンターのインクにメチルアルコールが使われているとは知らなかったし、
    その毒性を中和させるのにエチルアルコールが良いのも知らなかったので面白かったが、
    プリンターのインクのようなちょっとの量で酔っ払うの?とは思った。

    それでも、
    処女作が衝撃作だったゆえに苦悩するミステリー作家に、
    最近の作品の方が物語の深みがあって好きだ、と言って悩みを解放する鷹央は素晴らしい。
    SNSの批判より面と向かって言われた賞賛の方が心に響くというのは、
    体験談だろうか。

    小鳥遊の先輩がキックボクシングの試合直後に死んだ事件の方は、
    神のハンマーときた時点で電気だとわかったので、

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    2024年12月05日
  • 久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    鷹央先生の成長の様子が見れるのと、それを小鳥先生が感じ取っているのが良い。謎自体は医学知識がないと逆にオーソドックスに感じそう。

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    2024年12月04日
  • 魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    天久鷹央シリーズ第十弾。

    時計台が屋上に立つ廃病院には呪いの噂があり、
    そこでまた一人の自殺者が出た。
    だが、その娘は母親が自殺する訳がないとかたくなに主張する。
    「呪い」といえば黙っていられない鷹央は、
    インフルエンザにかかりしながらも調査に乗り出す。
    といっても、廃病院に行かされたのは小鳥遊と鴻ノ池。
    女の幽霊が現れて、二人は逃げ帰るが…。

    前回にひきつづき、鴻ノ池はすっかり統括診断部のメンバーとして活躍している。
    しかもかなり古いホラー映画の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見ていたとは。
    あの映画は素人が撮影したことになっており手振れがひどく、
    車酔いに弱い自分は途中で気持ちが悪

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    2024年12月03日
  • 十字架のカルテ

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    新人医師の主人公は精神鑑定医を目指している。院長に弟子入りした彼女は統合失調症や解離性同一性障害の可能性がある者と面接をしながら事件の真相と心の闇を暴いていく。

    心神喪失者は無罪。これは正しいのか。そんなことを考える話。微妙な違和感とそれが解消される爽快感があった。

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    2024年11月28日