知念実希人のレビュー一覧

  • ムゲンのi : 下

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    下巻はミステリが強くなると思っていたが、ミステリもファンタジーもWで強くなってた。そういうことかー!と驚き。
    タイトルも良いですね。

    愛衣ちゃんはこれからもククルや家族みんなに見守られながら生きていくんですね。

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    2024年09月26日
  • 崩れる脳を抱きしめて

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    前半は恋愛小説、後半はミステリーといった感じで構成されている。

    登場人物が如何にも「小説の中のキャラクター」感が少し強く、特にユカリさん、冴子さん等の女性キャラクターが良くも悪くも完璧過ぎて、リアリティを求め過ぎてしまうと少し白けてしまうかなと言う感じがした。
    (そう言えば、この著者の他の作品の女性キャラにも同じようなことを感じた。)

    ただ、小説の中のお話なんだと割り切って、変にリアリティを追求しようとしなければ気にならないだろうし、寧ろ上記に挙げた2人は本当に魅力あるキャラクターなので、そこがこの作品の売りの一つにもなり得るのだろうなと思う。
    ただ単に私自身が、小説において、特に人物描写

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    2024年09月26日
  • リアルフェイス

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    ネタバレ

    借り物。コミカルだけど山場もあり、おもしろかった

    美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。
    金さえ積めばどんな要望にも応える彼のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。
    いまの妻の顔を前妻の顔に変えろ、ある男を別人にしてほしいなど。
    さらに、整形美女連続殺人事件の謎が……。

    (『改貌屋 天才美容外科医 柊貴之の事件カルテ』を改題・改稿)

    【目次】
    ●プロローグ
    ●第一章 芸術を刻む外科医
    幕間
    ●第二章 仁義なきオペ
    幕間
    ●第三章 虚像の破壊
    幕間
    ●第四章 二枚のペルソナ
    ●エピローグ

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    2024年09月25日
  • ムゲンのi : 上

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    知念さんの作品は大好きで今回はこの作品。長い間積読していた。
    ファンタジーが苦手だが、やはり知念先生のは読みやすい。こういうものなのだなと思えばいいんだな、ファンタジーは。
    ミステリ色も強いので読めるのかも。下巻はよりミステリが強くなりそう。

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    2024年09月25日
  • 密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    シリーズ3冊目。相変わらずの知念さん。満足度高し。
    小鳥先生、引き続き天久先生とコンビを組めて良かったね。これで、続編へと続くことが保証されたと。
    まだまだ読みたいからねぇ、このシリーズ。

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    2024年09月23日
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ

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    天久鷹央シリーズ第n弾です!
    第何弾か調べる気がないなら、冒頭で意気揚々と語るなって話ですよ
    ごめんねごめんねー

    時系列的にはけっこう前のお話しになるんですな

    ってそんなことより!
    出版社変わってるがな!
    正確には前作からなんですが、新潮社から実業之日本社に変わってるんです
    実業之日本社さん、聞き慣れない方もいらしっしゃるかもしれませんが、創業は明治30年となかなかの老舗です
    なかなか個性的なラインナップが特徴的で、古い作品の文庫化なんかも手掛けてたりしますっていらないですか?今、実業之日本社の説明いらないですか?
    あ、そう
    ごめんねごめんねー

    いらないらしいんで、本題に入ります
    なんで

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    2024年09月22日
  • 崩れる脳を抱きしめて

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    恋愛小説というよりもミステリー小説の色が濃いと感じた。
    誰しもが「爆弾」を抱えており、それがいつ爆発するかも分からない。今生きている一瞬一瞬というのは考えているより儚く、尊いものだと改めて感じることができた作品だった。

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    2024年09月20日
  • 屋上のテロリスト

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    ネタバレ

    借り物。この作者は医療系の話ばかりだと思っていたから、ちょっと意外に思いながらも楽しめた。

    一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。
    ――そして七十数年後の今。
    「バイトする気ない?」学校の屋上で出会った不思議な少女・沙希の誘いに応え契約を結んだ彰人は、 少女の仕組んだ壮大なテロ計画に巻き込まれていく!

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    2024年09月19日
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    天久鷹央シリーズ2作目
    今回の作品も天久鷹央の推理が鋭くて、とても
    面白いストーリーでした。
    短編のいいところとして、一つ一つの作品が
    独立しているので、もう一回リセットして読めるところです。長編でしたら、もう一度ページを
    戻して頭の中を整理してから読まないといけないのです。
    今作は、天久鷹央の裏の顔と言うのか、前作では、表現されなかった感情が見えます。
    泣ける一冊になると思います。

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    2024年09月17日
  • 吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ

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    相変わらず聞いたことない病気だ出てきます
    こんなとんでもない病気で苦しんでいる人、亡くなってしまう人がいるんだなーと今回も勉強になる

    そして、あらためて鷹央がやってるのか「診断」なんだなーと

    それにしても知念実希人さんはすごい
    このめちゃくちゃ珍しい病気を犯人を追い詰めるのと、動機の部分と2つ考えて、違和感なく繋げるというミステリー作家としての技術の高さね

    そしてこうミステリーファンの心をくすぐる小ネタね

    軽さと重さを両立させるってすごい

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    2024年09月17日
  • ムゲンのi : 下

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    ネタバレ

    マブイグミを成功させ次々と患者を救っていく識名は、救ってきた患者達が23年前の事件に関わっていることを知る。上巻の時点から多くの伏線が張り巡らされおり、それがどんどんと回収されていくところはとても面白かったです。そして終盤につれて衝撃の事実が次々と明かされていくとろ、並びに“この世界”の本当の姿が明らかになった瞬間はとても驚き、鳥肌が立ちました。そこからの怒濤の負の感情の結晶体であるマブイとの闘いはバトル漫画かと思うほどの描写でとても熱かったです。辛い展開を乗り越えた主人公(と読者)が見た(読んだ)最後のシーンは最高のご褒美なのかと思うほどに感動的でした。1ページも飽きることの無い本ですので是

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    2024年09月15日
  • 久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ12

    小鳥遊が赴任して約1年。ついに鴻ノ池が統括診断部に研修にやってくる!不安を覚える小鳥遊を横目に鷹央は新しい謎に食いつく。

    今回の謎は不老不死。かつては秦の始皇帝もが憧れたものである。
    天医会総合病院で検査を受けた一人の少女。年齢は32歳とのことだが、以前に診断した精神科医の墨田によると全く老けていないらしい。16年前にアイドルとして活動していたそのままの姿なのである。
    そんな彼女が不老不死を売りにして、オンラインサロンで会員を増やし、ついには死者の復活をライブ配信する。
    非科学的な現象を目の当たりにしても鷹央は、持ち前の知識で真相を明らかにしていく。

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    2024年09月13日
  • リアルフェイス

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    色々な顔を変えたいお客様の要望を変えていく天才美容外科医。その登場人物が繋がっていく様子が気持ち良かった。どんでん返しにやられた!

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    2024年09月11日
  • 久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    面白かったです

    今回はドクターvsドクターの話
    なかなかスリリングな話でした
    最初から中盤あたりでちょっと中弛みしたけど、後半は一気読み。

    しかし舞先生、これからどんな扱いを受けるのか、もとい、どんな活躍をするのか、楽しみです♪

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    2024年09月11日
  • スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    天久鷹央シリーズ第四弾。

    前作、前々作でちらっと出ていた「宇宙人」事件の話。
    ということで、時は遡り、小鳥遊が鷹央に出会うところから話は始まる。

    鷹央とその下についたばかりの小鳥遊の目の前で患者が飛び降り自殺、
    さらに医師が患者に「宇宙人の命令」で殺され、
    と普通に考えればそれだけでも病院は大スキャンダルにまみれているのに、
    さらに宗教団体に突撃するふたり。
    いや、正しくは突撃しているのは鷹央だけで、
    小鳥遊は巻き込まれているだけだが。

    宇宙人とのコンタクトは何らかの薬物による厳格だろうとは思っていたが、
    糞生菌のキノコだったとは思わなかった。
    さらには、放射線照射装置を凶器に使う医師が

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    2024年09月12日
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    子供の入院患者の話はやっぱりちょっと辛いな
    でも、重たすぎないようにまとまっていて、安心して読める

    天久鷹央が、だんだん人間らしくなってきてる気がする

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    2024年09月02日
  • 悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    安定の安心感というような、面白さを約束してくれる想い!シリーズが進むにつれて主人公の凸凹「タカ」コンビの活躍を楽しめた。著シリーズでいつもの感想、アニメを観ている様にサクサク読めるお手軽さ、重すぎずさりとて、軽すぎず最近は「殺人」の要素も増えているものの何処かユーモラスな二人の謎解きも冴えている!次作も購入済みいつでも読めるように準備をしておく。

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    2024年08月31日
  • 生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ14

    臓器移植による命のリレー。死者の崇高な遺志により誰かの命が助かるはずだった…

    心臓の強奪を筆頭に次々と奪われる移植されるはずの臓器。犯人の目的は一体なんなのか。
    鷹央、小鳥遊に鴻ノ池も加わり、その真相を明らかにしていく!
    その中で小鳥遊の鷹央へ対する保護者みが深まっていくところも見どころです。

    エジプトの古代文明や臓器移植について勉強になりました!

    時系列が気になる人へ…
    小鳥遊が赴任して一年以上。ようやく鴻ノ池が研修医として統括診断部にやってきた。
    ナイトミュージアム事件、火焔の凶器、幻影の手術室、魔弾の射手より後の話。

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    2024年08月27日
  • 時限病棟

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    仮面病棟の続きだけど、単独で読んでも違和感ないです。更にグロい内容だけど、それをあからさまに感じさせない話の展開なのは前作同様。
    理系の人間特有の理論的な展開だな(東野圭吾さんの作品にも感じる)と思ったら、知念さんは医師なんですね。納得。

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    2024年08月25日
  • 放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件

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    今回は運動場の片隅にあるカメの銅像が毎日少しずつ動く謎を解くお話。謎は、大人には、さほど難しくなかったですが、小学校中学年が読めるような内容、挿絵、字の配置、文字数、総ルビです。
    アゲハや日本のチョウ、生態について、もっと変態的に詳しく語ってくれても面白かったかも。

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    2024年08月25日