知念実希人のレビュー一覧
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天久鷹央の事件カルテシリーズ
安定の面白さ!
本作は3編からなる短編連作ミステリー
■水神の祟り
水神様の祟りにおびえる母娘。
精神科両腕に浮き上がる手形。
娘に起きている現象は何か?
3人がそれを突き止めようとします。
これ、読んでて既視感がありました。
ドラマかアニメで見てしまったのかもしれません。
■闇に光る
化け猫に憑依されたといわれる少年。
その少年に何が起きていたのか?
結末はちょっと暖かい物語。
■透過する弾丸
頭蓋骨から消えた銃弾。
銃創がなかったにもかかわらず、弾丸の形跡が火葬後の頭蓋骨から発見。
何が起きたのか?
3作の中では、これが一番好きです。
そして、真 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの感情をうまく感想として纏めるのが難しい。
面白くなかったわけではないが、あまり乗り切れなかったのが正直な気持ちだ。
凄いどんでん返しを期待してたわけでもないし、あっと驚かされたいと思ったわけでもない。
私はこのタイトルに、やはり綾辻行人の十角館の殺人を期待しすぎてしまっていたのかもしれない。
十角館の殺人は私にとって大切な小説で、ミステリー小説を好きになったきっかけの読書体験だったので、その感覚がまた味わえるかもとワクワクしすぎたら、ちょっと違ったというだけだった。
好みの問題だが、碧が名探偵役として苦手だった。これは後に名犯人だったので納得したが、苦手意識は変わらない。
また「硝子館