矢崎存美のレビュー一覧

  • ぶたぶたの花束

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    ネタバレ

    【収録作品】ボディガード/ロージー/いばら屋敷/チョコレートの花束/BLUE ROSE 
     アイドルのストーカー対策としてのボディガード、エステサロン出入りの花屋、バラの妖精、元ショコラティエで現花屋、テディベア作家。さまざまな職業(?)のぶたぶたさんが、時に疲れた人を慰め、時に実際的に問題を解決する。「ボディガード」もだが、「いばら屋敷」はまさにぶたぶたさんの本領発揮で、実際にこうやって解決できたらいいのにと思う。

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    2016年11月10日
  • ぶたぶた

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    ぶたぶたシリーズの第1作目。
    何冊か読みましたが、途中からだったので、最初から読みたくなって。
    揺らいでないなぁと思いました。

    ここでは、ぶたぶたさんは、ベビーシッターだったり、おもちゃ屋の店員だったり、タクシーの運転手だったり、シェフだったり、時に記憶喪失だったり。

    「殺られ屋」と「ただいま」は、すこし重いお話です。
    最後の「桜色を探しに」には、とても素敵な仕掛けがあって、幸せな読後感でした。

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    2016年10月29日
  • ぶたぶたの本屋さん

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    今回も、読み終わると少し幸せな気分になっている「ぶたぶた」シリーズでした。ぶたぶたさんは、「本屋」というか、「ブックカフェ」の店主で、各短編ごとに印象に残る1冊を紹介してくれます(ぶたぶたさん以外の人が提示する本もあり)。どれも読みたくなってしまうのですが、残念ながら、そのうち2冊『凍りついた夏』と『普通の子』は実際にはないものなんだそうです……(涙)。前者はまあないだろうな、と思っていたけれど、『普通の子』は読んでみたかったー! 作者のブログによると、ネタ元となった本はあるそうなので、いつか「『ぶたぶたの本屋さん』ネタバレあとがき」がブログに載ることを期待して待ちましょう。

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    2016年10月10日
  • 学校のぶたぶた

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    今回のぶたぶたさんは、スクールカウンセラー。
    もう、天職でしょう!
    今までなかったことの方が不思議。
    過去の作品を読む中で、カウンセラーの素質を感じていたので、「きた!」という感じ。
    読み進めていって、この学校の生徒さん、先生、親御さんが羨ましくなった。
    ぶたぶたさんのカウンセリングをうけてみたい。。。

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    2016年09月20日
  • キッチンぶたぶた

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    シリーズは気にしていたはずなのに、見逃していたらしい2010年12月刊行の文庫。

    ぶたぶたは、今度は洋食屋さんのオーナーシェフ?です。

    入院していた女子高生がランチに訪れて以来、食べることが楽しくなっていくお話「初めてのお一人様」

    毎日を淡々と生活していた男性の鬱屈「鼻が臭い」

    食は人生の基本です。
    おいしく食事をいただけることはシアワセなんですね。
    しかも!ぶたのぬいぐるみが短い腕をふるって作ってくれたら・・・♪

    「初めてのバイト」は、高校卒業したばかりの若葉が、従妹の代わりにバイトに駆り出されるのですが、ぶたぶたをしらない人がぶたぶたに出会うときのわくわくとドキドキが楽しく読めま

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    2016年09月14日
  • ぶたぶたの甘いもの

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    ぶたぶたシリーズ第22作
    パワースポット稲荷神社の近くにある甘味処しみず。
    心温まるお話しで、ほんわかした気持ちになります。
    しみずでだされるものはどれも美味しそうだけど、焼きそばがとってもそそられます。

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    2016年11月15日
  • ぶたぶたのお医者さん

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    今回は獣医さんです。

    ぶたぶたさんなら動物も警戒しないだろうな。

    いや、もう玩具になってしまいそうです。

    実際になっているんですけどね。(笑)

    最期の話は「100万回生きたねこ」を思い出しました。

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    2016年08月13日
  • 食堂つばめ(7)記憶の水

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    記憶がだんだんなくなっていってうまれかわるんじゃないのかなぁ、卵はそういうことじゃないのかなぁ、と思った
    食堂なくならないといいけど(いけるならいってみたいしw
    次巻でひとまず終了とのこと

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    2016年08月09日
  • 学校のぶたぶた

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    今回のぶたぶたさんはスクールカウンセラーです。これはもう何というか天職ですよね。
    ぶたぶたさんは見た目がぶたのぬいぐるみだけど、中身は普通の中年おじさんなんですよね。特殊な能力とか魔法とかある訳でない。でも、ぶたぶたさんは話をしっかりと聞いて受け止めて自分の考えを返してくれるのです。これはこれまでのシリーズでもそうでした。だから悩みをもった人がぶたぶたさんと出逢うことで、自分の中にある問題の解決に気付くというのが多かったのだと思います。
    もちろん中学生の悩みは本人のみでどうしようもない部分も大きいのですが、ここにもうひとつのぶたぶたさんの特徴である仕事に対して真面目で確実に取り組むという部分が

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    2016年06月21日
  • キッチンぶたぶた

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    このシリーズは短編で軽くて優しくて読みやすいのに、読後、何かプラスな気持ちになれる。
    もともと入院中に読みはじめて、すっかり魅了された。
    今も自分が療養中なので、第1話が、入院患者の女の子が病院

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    2016年04月02日
  • 刑事ぶたぶた

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    「ぶたぶた」シリーズ初めて読みました。
    ぶたぶたさんの可愛いこと!
    サクサク進めて読めました。
    シリアスだけどどこかくすりと笑わせてくれます。
    心温まるハートウォーミングストーリーで終わりも
    良かったです。
    ぶたぶたさんの他のシリーズも楽しみです。

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    2016年03月12日
  • ぶたぶたのお医者さん

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    初めてのぶたぶたシリーズ。ハートフルな内容で心が暖かくなりました。車を運転してるぶたぶたの姿がとっても気になります!

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    2016年03月09日
  • 食堂つばめ

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    ストーリー  ★★★★☆
    おいしそう度 ★★★★★
    臨死体験度  ★★★★★

    秀晴は、臨死体験をする。
    その中で食べた、玉子サンドは絶品だった!
    九死に一生を得た秀晴は、玉子サンドを作ってくれたノエに、死にかけた人たちがさまよう『街』で、食堂を開くように勧める。
    秀晴たちは、死にゆく人たちを、食べ物の力で救うことができるのだろうか?

    主な舞台は、死んでいく人たちが通る『街』という場所です。
    死という重いテーマではありますが、暗さはそれほどありません。
    秀晴の旺盛な食欲には、思わず笑ってしまいます。
    出てくる料理はどれも美味しそうで、しかも簡単にできそうな物もあるので、実際に作ってみるのも面

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    2016年03月06日
  • 訪問者ぶたぶた

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    ぶたぶたさんは、常に人に幸せの素を運ぶ訪問者だよね。題名も内容も、このシリーズでいちばん好きなくらいです。
    特にやっぱり「神様が来たー!」の奥さんの混乱ぷりがおもしろかった♪ 「ふたりの夜」も好き。「冬の庭園」は、ぶたぶたさんが何の仕事をしているのか、だんだん分かっていく過程が上手いなぁと思った。

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    2016年02月27日
  • ぶたぶたの食卓

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    やはり癒される、ぶたぶたさんと彼のお料理。ガレットとかあさりご飯とか……じゅる。
    ぶたぶたのモデルのぬいぐるみ、欲しいなー。

    この美味しそう感とやわらかさ、優しい雰囲気だけならぐずぐずに歯応えなくなりそうなのに、どこか冷めた透徹感が、この作品を他のファンタジーや童話とは少し離れた、独特なジャンルにしていると思う。
    今刊の西澤保彦の解説はそういうところがどんぴしゃで書かれていてよかった。

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    2016年02月17日
  • ぶたぶたのいる場所

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    こんなホテル泊まりたい!
    今回のぶたぶたはホテルマン、かつ、オセローのイアーゴー。すごい組み合わせだ(笑)
    なんでイアーゴー!?と思ったが、劇の内容を読むにつれ納得。かわいいものが毒を隠し持ってると怖いよね。
    章が四季ごとに分かれている連作短編小説だが、最後に登場人物たちがそれぞれ落ち着いた心情になって、読後感もよかった。

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    2016年02月11日
  • ぶたぶたカフェ

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    シリーズ最高レベルの美味しそうさ!ぶたぶたさんのパンケーキとブラウニーと泰隆くんのカルボナーラ食べたいっ❗

    「いい子」で優等生だった泰隆くんは、自分を変えようとしているけど、ぶたぶたさんに対面した時の妙に冷静な疑問と独りツッコミが、いつものパターンと少し違って面白かった。いかにもアタマよくていい子が思ってそうなツッコミで(笑)ラテ飲んでるぶたぶたさんを絞ってみたいとか(笑)

    最終的に泰隆くんが決めた「なりたいもの」が、世俗的社会的なことでもなく非現実的な夢でもない、小さくてしかし実はとても難しい目標だったことが、ふわりと暖かい気持ちになった。
    このラストの目標設定がこの作品をきちんも締めて

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    2016年01月29日
  • ぶたぶたの甘いもの

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     ゆったりした時に読みたくなるのが、矢崎存美さんが書かれる「ぶたぶたシリーズ」だ。昨年末には文庫書き下ろしの「ぶたぶたの甘いもの (光文社文庫)」が発売されたが、今回も読んでいて心がほわんと温かくなる短編集だった。

    内容(「BOOK」データベースより)
    町の小さな稲荷神社の参道に、知る人ぞ知る「和菓子処しみず」はある。春夏秋冬、季節のスイーツを求めて暖簾を潜れば、絶品和菓子に、甘酒、おでんや焼きそばまで、旨いものが勢揃い。店の主人・山崎ぶたぶたにも、運がよければ出会えるはず。変わった名前だけれど、その正体は…?疲れたとき、悩んだとき、ぶたぶたの作る甘~い和菓子で、ひと休みしていこう。 

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    2016年01月24日
  • 学校のぶたぶた

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    舞台は学校。

    教師かと思いきや、
    スクールカウンセラーか、そうか、そうきたか。

    ぶたぶたさんになら、
    何を打ち明けても心を軽くしてくれそう。

    「重い口」や「弱い人」は結構深いお話だった。

    ぶたぶたさんが軽くしてくれて、助かった。

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    2016年01月17日
  • 学校のぶたぶた

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    今回のぶたぶたさんはスクールカウンセラー。わたしの中学生の時にこんなカウンセラーがいたらなあと思います。

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    2016年01月05日