矢崎存美のレビュー一覧
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大好きなぶたぶたさんの、今回の舞台は居酒屋。
バー、おでんや、ワインバーなどバラエティーに富んでいます。
一番美味しそうだったのが、#居酒屋やまざき♪
再就職先が見つからない男性、家のローンに追われ、育児疲れの妻のことも気がかり…
そんな疲れた心をぶたぶたさんが癒してくれます。
もうね、この竜田揚げが美味しそうで、ほんとにお腹が鳴りました(笑)。
本好きブロガーが日替わりでマスターをする、
曜日ごとにジャンルが違う本棚があるお店も登場。
なんと、ぶたぶたさん誘拐監禁の巻があったりして!
何かに悩んだ時、答は自分で出さないと後で後悔したり、答えてくれた人のせいにしちゃったりする。
それなら一人だって同じこと。
いや、それは違う。
一人なら壁に向かって話すのと同じになる。うんうん。
それを誰かに聞いてもらえるだけですっきりする。
たとえその相手がぬいぐるみであったとしても…(笑)
ちなみに、作者の矢崎存美さん
アルコール分解酵素を持たない体質で、お酒が飲めないそうです。(お仲間~)
残念なのが飲んでいい気分になるということができない。
そうなんですよね。
すごく嫌なことがあった時でも、お酒を飲んでパーッと忘れるとか、
ほろ酔い加減?というのかな、ほんのり桜色のしあわせそうな様子とか、
すごく羨ましかったりします。
その代りといってはなんですが、
傍らでおつまみを味わうのが、なにより楽しみ。
今回も楽しく美味しくいただきました。
ごちそうさまでした~♪ -
Posted by ブクログ
大好きな『ぶたぶた』シリーズ。
今回の舞台は和菓子屋さん 。
和菓子屋さんですが、他にも美味しそうなメニューがたくさんあって、むふふ。
お雑煮、みたらし団子、味噌おでん、水羊羹、甘酒 、
他にも焼きそば、お好み焼きまで、
具は揚げ玉、紅生姜、青海苔だけなのに、それがとても美味しそう。
いろんなぶたぶたさんシリーズがありますが、
やっぱり、食べ物屋さん関係が一番好き♪
特に良かったのは、亡くなった夫と食べる約束をしていた栗きんとんのお話。
自分の知らなかった夫の”顔”に、やきもきする妻の心模様がせつなくて…。
ふと、どうしてこれほど『ぶたぶた』さんが好きなんだろうと…
学校を休んで一人で寝ているとき、枕元のぬいぐるみがお話してくれないかなぁと、よく思っていた。
その夢をかなえてくれたのが、ぶたぶたさんということなんだと、ひとりごちた。
表紙のぶたぶたさんのお顔のお菓子、
きっとふわふわで、ほっと癒されるやさしいお味 。
でも可愛すぎて食べられそうにありません。 -
Posted by ブクログ
相変わらず面白い・・・。面白いばっかりでもあかんけど、面白い・・・。
もんじゃが食べた・・・くはならなかったんやけど(笑)、人と人のつながりを書いた本。
「言わなくていいことを言う」
と、いうことがちらちらと出てきてたな。
りょうさんが過去に「食堂つばめ」の街から現実世界へ行って、何か言ったり干渉したりしたのかな。
そのあたり、1巻で語られてたっけ?
なんせ1巻は想像と全然違う内容にちょっとびっくりして終わったからね・・・(笑)。
それにしても、「殺された人」がやってくることになるとは。
生きてるときの記憶も、死んでしまった理由も、そりゃあ、大事やで。
ほんで、思いだすのが怖くもあるよね・・・。
そのあたり掘り下げたらもっと長くねっとりしそうやのに、相変わらずさらっと仕上げてくれてよかった。
結構重い内容なのに、読んでてしんどくならないのがいい。
それでいて
「よくわからん」
ちゅう具合でもないし、不思議な話。
誰かがとてもうらやましいと思う気持ち。
・・・までは、まだ、いいのね。
嫉妬を前向きな力に変えて、誰かを越えようと躍起になって、でも、どこまでいってもその「誰か」は自分の持っているものをほしがってくれない。
あー、それ、つらいよね。
わかる。わかるよ。
でも、世の中の末っ子は姉や兄に対してみんなそういう気持ちを味わってると思う。
あれはしちゃいけない。これはやめたほうがいい。と、他人にいうのは、その人のことが心配やからなのか。
そうか。
それにしても、「居酒屋駄菓子屋」かあ。面白いな。
いいな。笑
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■ケッパー
フウチョウソウ科の落葉低木。南ヨーロッパ原産。高さ1メートルほど。春から夏に,多数の紫色の雄しべをもつ白い花が咲く。つぼみはピクルスにすると独特の風味があり,香料などに用いる。ケッパー。
(20170130) -
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2017年11冊目。
食堂つばめは、生と死の間の街を訪れた人に生き返ってもらうため、想い出の食を提供する。
今回登場する料理も、
ミルク、
旅館の朝食のような和定食(湯気のたつ白飯、味噌汁、アジの開き、だし巻き玉子、納豆、海苔、青菜のおひたし)、
フンギ・ビアンコ(チーズときのこのピザ)、
鯖の味噌煮、鰯の梅干煮、サンマの塩焼きなどの青魚料理、柚子胡椒風味のさつまいもとごぼうの豚汁、
フルーツとミントのサラダ
とバラエティー豊か。
おなかが満たされると、大体の人はもとの世界に戻ってゆく。
ノエの優しさが身にしみる。
一番印象深かったのは、マンゴー、いちご、ブルーベリー、グレープフルーツ、キウイなど一口大に切った果物とミントの葉を一緒に食べるフルーツサラダ。
柑橘類(せとか)といちご(あまおう)でまねしてみました。
確かに、ミントの苦味を感じず、さっぱりと食べられました。
今後もいろいろな果物で試してみたい。 -
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ピンクのぶたのぬいぐるみのぶたぶたさん、今回は消化器系内視鏡手術のエキスパートです。ぶたぶたさんのお医者さんだというと小児科だとか過疎地でお年寄り相手にというイメージがありましたが、まさか胃がんの手術に携わるような話になるとは。(過疎地云々はそういう面も物語上出てきますが)
シリーズを追って読んでいる身としては、ぶたぶたさんはぬいぐるみだけどぶたぶたさんというひとりの人物(?)なんですけれど、物語の中でぶたぶたさんと初めて出会う人にとっては怪しげな存在なんですよね。ぬいぐるみだし。しかも話を聞いてもらうだとか、手料理をごちそうになるというような今までの関わり方とは違い、命に関わる手術をそのぬいぐるみに託せるかどうかとなると話は変わってくるでしょう。そんな一面もしっかりと描写されています。
それは自分の努力などではどうしようもないことを理由に他人から拒絶されることと思えば、誰にでも当てはまる話なんですよね。そこをぶたぶたさんは仕方がないことと割り切っているように見えます。しかしそれは物語上の語り手がぶたぶたさんをみて思うこと。ぶたぶたさんの心中は語られないので、そこの葛藤は想像するしかないのですが、そんな部分が垣間見られたことでよりぶたぶたさんの魅力が増すのが、ぶたぶたさんの素敵なことなんでしょうね。 -
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1を読んでからかなり経ってしまったので、細部は忘れてるんやけど(・・・)、でも前作よりグッと面白かった!
もちろん前作も面白かったけど、
「えっ? こういう世界観の話?」
と、ややソワソワしつつ読んだ前作に比べ、今回はこの「つかみどころのなさ」も、ひっくるめて、楽しめた!
でも、キクちゃんって誰やったかな・・・? とか、秀晴と柊子さんって結婚してたっけ? とか、ちょいちょい疑問点はあった。
秀晴さんもすっかり食堂つばめに慣れちゃって、第三者が語る秀晴さんの食べっぷりは、ほんま見てて清々しいわー。
食べることが好き、っていうのは、ほんまにいいよね。
食堂つばめへやってくる人は、食べるという幸せを忘れるくらい、気持ちがどこかへ置き去りになっている人ばかり。
今回は、敢えて「門」をくぐって「死」を選ぶ人もいたし、生を選ぶ人もいた。
「死ぬ気で生きる」
って、どうなんやろう。
そこまでして生きたくない・・・。いやそれは「生きる」ということを否定するのではなくて、そこまで切羽詰まらなくても、緩く生きていたい・・・。とか、いうたらあかんのかな。
ずっと強くなくてもいい、「強くあるべきとき」だけ、強くなれたらいい。
紬ちゃんのその決意はすばらしいなと思った。
常に強い人も、またどこかで道を違える。
弱さを知っているから強くなれるし、その強さは自分のためであって、自分のためだけではない。
きれいごとかもしれへんけれども、自分を傷付けるということは、自分を愛してくれるだれかも傷付けているということで。
愛してくれる人と、愛している人を傷付けないための強さは、尊いとも思うのだ。
前述の通り、今、私はありえないぐらい悩んで、後悔して、不安な日々を過ごしている。
大丈夫、大丈夫って唱えながら、朝起きた瞬間が一番つらい。
ああ、また一日が始まったのか・・・って思ってしまって、朝ごはんが喉を通らない。
空腹も感じない。
あの瞬間に
「何が食べたいですか」
って聞かれても、たぶん何も答えられないだろうな。
だけど、いただいたお水はきっとおいしいと感じる。
だから私はまだ、死ぬ気で生きてはいない。
いつかこんな日が、笑い話ですごせますように。
(2016.12.19)