沼田まほかるのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ホントにネタバレ
面白かったけど、最後なんであの人死んじゃう?
どぎつい表現とかもかえって、読み進む原動力になるけど、最後なんであの人死んじゃう?
沼田まほかるさんおそらく初めて読んだから、他のもよんでみようと思うけど、最後なんであの人死んじゃう? -
ネタバレ 購入済み
猫を飼う人は必読です
とてもとても深いです。
猫と暮らしてる人、暮らしてた人、暮らす予定の人、読んで損は絶対に無いと思います。
私はまだ猫を見送った事が無いので、見送る生々しい描写のこの本が読めて本当に良かったです。
猫との時間を大切にします。 -
購入済み
愛のかたち
歪んで、割れて、裂けて、それでもなお愛おしい。
そんな夫婦の話。
序盤の手記の不気味さは主人公同様、待つことができないくらい続きを読みたくなりました。
強烈に惹かれ合う罪、自ら乞う罰、巡り合ってしまったものは仕方がない。
読み終わったあとにもう一度読みたくなります。 -
Posted by ブクログ
どす黒く汚れた阿部サダヲとクズ男を引き寄せる雰囲気だだ漏れの蒼井優(褒めてます笑)
映画も観てないし当時の予告で知る程度の情報で読み始めました。
なんてピッタリなキャスティングでしょうか!
前半ひたすら陣治の醜さ、汚さ、十和子に対する異常なまでの執着、その気持ち悪さが何度も語られます。
その全てを口汚なく罵る十和子に驚くし呆れる。
そして十和子の言動や行動に壊れた女の薄気味悪さが付き纏い読んでいてゾワッとします。
クズ男に捨てられたから病んだのか…
もともと壊れた女なのか…
クズ男を引き寄せる女なのか…
そして新たなクズ男と出会った事で俄然話が面白くなって来ます〜わたし的にですけど笑
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Posted by ブクログ
書き手が誰かわからない、内容が真実かもわからない手記を軸に進んでいく物語。
ノートの表紙には「ユリゴコロ」とだけ記されている。
このユリゴコロが何なのかは最初の方ですぐ明らかになるのだけど、
由来といい五感といい、わたしはなんだかずっと好きだった。
手記の内容は殺人衝動?と書き手の過去について。
序盤は どこかで見聞きしたことあるような内容で気持ちが少しだれるかもしれないけれど、
淡々と語られるのでするすると読める。
そうやって読んでいくうち 中盤にも差し掛かる頃には、
手記の語りが最初より馴染んだかのように読めるようになった。
正直 つっこみどころというか 思うところもいろいろあるし -
Posted by ブクログ
順風満帆な生活を送っていた亮介。
彼女の千絵が失踪したことを皮切りに不幸が連鎖する(父の病、母の交通事故死)。
実家に帰った日、父の書斎の押し入れの中で見つけたのは謎の茶封筒。中には『ユリゴコロ』と書かれた4冊のノートが。それは狂気に満ちた殺人の告白文だった…
人を殺めることでしか自分を満たせない者の人生を追体験できる本作。今まで行ってきた殺人の数々を綴った告白文に一切共感できなくて安心してます。
一方で殺人でしか自分を満たせない者が愛する人や子供に向ける愛情の形には興味を持って読み進めました。
脳が理解を拒んでいるのか何度も文字が滑って内容がスッと頭に入ってこない箇所もありました。
殺人の