沼田まほかるのレビュー一覧

  • ユリゴコロ(コミック版) 下

    上巻は面白かった

    けど、下巻は・・・。
    だろうね。と言う感想。
  • 猫鳴り
    猫好きにはとてもつらく、共感することも多い作品
    第1章は怒りを覚えるけれど、手に取ったならば最後まで読むことをオススメしたい。
  • アミダサマ
    一度仏門に入ったまほかるさんならではの本だった。仏教の教育を受けた人には、何と無くわかるんじゃないかと思った。ただ、最近まほかるワールドにハマりすぎて少し苦しくなり、次は少し気持ちが明るくなる本を読みたいなと思った。
  • 痺れる
    心の隙間にスーッと入っていく、イヤな感じ。
    有りそうな、有りそうでない、何とも嫌な後味。
    まさに「まほかるワールド」他にはどんなものを見せてくれるのか、クセになる。
  • ユリゴコロ(コミック版) 上
     分冊版をブックパスにて。
     立て続けに人が亡くなる、行方不明になる、事故に遭うなどなど、だいぶ悲惨な人生をたどり始めてきた主人公。
     実家にてあるノートを見つけ、それが殺人等の告白であることを知り、……という感じの話の流れ。
     亜月さんの絵はりぼんから馴染みがありそこまで大幅な変化をしていないので...続きを読む
  • 痺れる
    一話目の林檎曼荼羅、素晴らしかった。今がいつで、過去に何があったのか、主観が曖昧になったり鮮明さを取り戻したりしながら記憶と現実を繋ぎ合わせて一つの真実にたどり着く感じ。これぞ読み物。恐ろしくて美しくて業が深い、女の物語。
  • 痺れる
    ◆林檎曼荼羅・・・物入れの戸を開けて、整理しようとして様々なことを思い出す。そして姑はどこへ行ったんだろう。
    ◆レイピスト・・・駅でホームから落ちた時、自分を抱き起したのは過去に自分をレイプした男だった。
    ◆ヤモリ・・・辺鄙な別荘地に迷い込んできた若い男。庭の手入れをしてくれるというその男を泊め、数...続きを読む
  • 痺れる
     文芸評論家の池上冬樹さんが書かれている解説の通り、冒頭の「林檎曼荼羅」は名作。<12年前、敬愛していた姑が失踪した。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密を独白する>という話。認知症の主人公が一人称という、心もとない語り口が醸し出す仄暗い闇とミステリー...続きを読む
  • 痺れる
    「ヤモリ」「沼毛虫」…
    タイトル見て、嫌な予感はしたんだけど。
    苦手な生き物のグロい描写に、
    予感が悪寒と変わる展開に、
    鳥肌地獄。。。気絶しそう。
    短編でも、独特の世界観はお見事ですが。
    個人的に、もし、これが初読みだったら、
    これっきり になってたかも
  • アミダサマ
    冷蔵庫に閉じ込められていた「ミハル」
    その「コエ」に呼び寄せられた悠人と、近所の寺の院主。
    何度も出てくる阿弥陀の話、無神論者の私にはしっくりこなかった。
    でもそれに嫌悪感や反発心を抱く事は無かった。

    「コエ」「喉が切り裂かれたもの」「ミミ」

    このあたりが曖昧でもやっとした。
    ミハルがなぜ周りを...続きを読む
  • アミダサマ
    このテイストで、うさんくさくならないギリギリのラインをちゃんと保ちながら、最後まできちんと読ませる力量がすごい。
    寺の住職と医者が幼馴染で、村?町?がどんどん平穏な日常からずれていく、という設定が小野不由美さんの屍鬼と重なって、おや。と思った。
    救われたいと思わないことで救われる、という主人公の潔い...続きを読む
  • アミダサマ
    ひたすらに禍々しい小説。
    沼田まほかる好きだけど、これはうーん、、、
    超現実的なホラーなのか、人間の怖さなのか、よくわからなかった。
    千賀子に取り憑き、あれほどのことをさせたのは一体なに?単に読者を怖がらせるための演出なのか?
  • 痺れる
    そこはかとなく陰鬱な空気が漂う一冊。
    だが、どの話もラストに一ひねり効かせてあって、
    ダラっと終わらない。

    その中でも割とライトな感じで良かったのは
    テンガロンハット。
    まぁこれも、実際は凄まじくサスペンスなのだが、
    文章自体が軽めなので読んでいて楽だった。
    そしてこの話に出てくるテンガロンハット...続きを読む
  • アミダサマ
    純粋さは罪なのか?
    という話だと思う、多分。
    帯で「最恐!」と謳っていたからちょっとびびっていたのだけれど、怖いというよりは「気持ち悪い」が勝った読後感。
    産業処理場の冷蔵庫に閉じ込められていた、ミハルという純粋さの化身みたいな女の子が寺に拾われてから、村には悪意が満ち、位相がずれたみたいに人々がお...続きを読む
  • アミダサマ
     人間心理による何とも言えない薄気味の悪さ。これが著者の真骨頂だと思うけど、本作はストレートなホラータッチで、これを描く。面白かったけど、なぜ村全体が悪意に染まっていくのか、とかよくわからない点も多く、やや消化不良。
  • アミダサマ
    うーーーん何か物足りない。なんだろう。頭ですごいアニメーションが流れてくるほど勢いを感じた。異常な美少女に生きる女が勝てたのではないけれど、でもそっちへの希望みたいのなあったのが新鮮だった。あっさり幸せっぽく終わるのは好かなかったけど、完結させたくなかったからこういう終わり方なのかな。
  • アミダサマ
    沼田まほかるのアミダサマを読みました。

    産業廃棄物の冷蔵庫の中に放置されていた少女ミハルを助けた僧侶の浄鑑は母と一緒にその少女を育てることにします。
    しかし、その少女が寺に住み始めた後、集落には凶事が起きるようになってしまいます。
    ミハルは亡くなってしまった飼い猫や浄鑑の母が生き返ることを望むので...続きを読む
  • 痺れる
    結末は何となくこうなるんだろうなあ、という自分の予想と大きく違わないのに、その過程で「うわぁ」ってゾワゾワさせられる話が多かったです。
  • アミダサマ
    途中までは、物語にひきこまれて、どろどろとした世界観を十分味わうことができた。
    ただ、ラストが私の好みとは合わなかったかな。
    急に抽象的になってしまって、ぷっつり終わってしまったような…
  • アミダサマ
    気配に惹かれ、産廃場に放置されていた冷蔵庫に閉じ込められていた幼い少女を見つけ、引き取った住職・浄鑑。しかし寺のある集落は、少女の無垢な願いとともに少しずつ狂気に侵されていく…。無垢な願いの恐ろしさにじりじりするけど、まほかる作品特有の醜さ、グロテスクさが少ない気がするのは主人公の浄鑑がとても常識人...続きを読む