沼田まほかるのレビュー一覧

  • ユリゴコロ

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    初めての作家さん。
    読んでいて途中怖くなってしまい、でも先が気になり一気読み。
    人によって愛情って様々で、自分だったらどうするのか、何が正解なのか分からなくなりました。もはや正解はないのか。
    人の数だけ答えは幾つもあって、何が正しいのかは本当は分からないなと感じました。

    作中の
    『年をとるというのは、たぶん、混乱を混乱のままに抱きかかえて生きられるようになることではないだろうか。人間の心そのものが、永遠に解き明かせないひとつの混乱だと、知ることではないだろうか。』
    この一文が何だか深すぎて心に刺さりました。

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    2026年08月01日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    ネタバレ

    破滅へ向かう物語かと思いきや最初からとっくに全部壊れていた。

    序盤は主人公を通して見る陣治への嫌悪感が膨れ上がって止まらなかったが、物語が進むにつれて主人公の異常さに気が付いていきそれと同時に陣治から主人公へ向けられる異常なほどの愛情に気がついていった。
    読み終えて思わず深く息を吐くと共に天井を見上げしばらく呆然としてしまうような、それでいて正に愛の物語だった。

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    2026年07月27日
  • ユリゴコロ

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    中盤少し中だるみしてしまい読まないでいたけど、後半一気読み。
    作家ってやはりすごいなあ。
    他の作品も読んでみたいけど、似たような展開にならないか少し不安。

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    2026年07月19日
  • 猫鳴り

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    ネタバレ

    猫好きには辛い描写もありましたが…

    第三章で藤治が、モンは近い将来自分にも訪れる死というものがそれほど恐ろしくはなく、自然なものなんだと教えてくれていると考えるシーンがありました。
    私も飼い猫が亡くなった時、初めて死というものに触れました。死を認識し、体験し、理解したという感覚です。(長い年月が必要でしたが)でも私にとって死は恐ろしいものでした。きっと、彼にとっても恐ろしく苦しかったと思います。
    モンは穏やかに、緩やかに最期に向かっていて、だから、藤治は取り乱したり後悔をすることは幾度となくあっても、最後の最後は、あのように穏やかに送り出せたんだと思います。モンがそうだったから。

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    2026年07月13日
  • 九月が永遠に続けば

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    沼田まほかる、一週間で4冊読んだ。面白いけど再読はしないだろう。今回も登場した人物、誰も共感致しません。冬子だけは救ってあげて欲しかった。関西弁のおっさん、これが世間の関西人のイメージなんかな❓と嫌な感じであったが彼がセフティーネットだったんだと最後に納得。

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    2026年07月06日
  • 猫鳴り

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    猫苦手だけど命とはなんぞやと教えられた様な気がした。後半、もう楽にしてやれよー、って思うのはやはり第三者だからか。今日は帰ってから、猫好きの家内に話し聞いてみようと思ってます。

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    2026年06月30日
  • ユリゴコロ

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    結末が途中、想像したとおりだったんはイマイチだったけど文章に引き込ませる作者の技量は素晴らしいと思います。他の作品も読みます。

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    2026年06月29日
  • 九月が永遠に続けば

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    ネタバレ

    近い人たちでの様々な感情の描写が多く、
    その後の展開を想像するものの、
    何度も裏切られた。もちろんいい意味で。
    元旦那の行動などがいまいちよくわからなかったし、
    最終的に登場人物の最後が具体的に描かれていないため、
    どうなったのかが全くわからなかったが、
    そこも想像するように仕組まれているのかもしれない。

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    2026年06月10日
  • 痺れる

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    沼田ワールド!
    沼田まほかるの作品の中によく虫や犬猫が
    出てくる
    私は生き物が死ぬ描写がどうしても苦手で
    この話は生き物出るな!と分かった瞬間に
    身体がビョンと後にのけぞる
    そんな話がいくつかあった

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    2026年06月08日
  • ユリゴコロ

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    ミステリーとか推理小説な雰囲気なくて何も考えずに読んでたら最後びっくり仰天した。
    一切予測できなかった…ただのサイコホラーだと思ってた……

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    2026年05月13日
  • 猫鳴り

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    15年ぶりの再読。
    何度も何度も捨てたのに、戻ってきた猫の二十年後、人生(猫生)を静かに全うする物語。

    初読の頃、我が家も猫や犬、インコ、加えてヒトが毎日を騒々しく過ごしていて、それぞれの終活なんて思いも及ばなかったが、あれから15年、たくさんの命を看取った今読むと、心に刺さる深さの違いに驚いている。

    ひと月以上、水しか摂らず静かに逝く描写は、きっと逝くまでに身体を清く保とうとする自然の姿なのかもしれない。
    一年前に看取った犬も同じだったな、と小説最後の描写は泣けてしまった。
    死の概念の無い生き物から静かに、厳かに、逝くことが自然なことだと教えられた気がした。

    •我知らず心がふと生活の領

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    2026年05月08日
  • 九月が永遠に続けば

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    読み応えがありすぎた。
    色んな意味でグロくて、いつまでも放心するような衝撃は、やはり凄いのだと思います。
    再読する気にはなれない

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    2026年05月18日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    関西人なので、関西弁を読み進めるのがなんとなくしんどい(?)笑
    小説読んだ後に映画見ると良かった。そのまま

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    2026年04月12日
  • ユリゴコロ

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    恋愛ミステリーというカテゴリーを読みたくて何気なく購入。ノートに書かれた殺人の描写など少し読むのが怖くなるようなところもあったが、主人公がノートを読むようにのめり込むように読んでしまった。

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    2026年03月18日
  • ユリゴコロ

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    ネタバレ

    とにかく手記の内容がリアルでグロい。グロいのが割と得意な私でもリスカの具体的な表現は読み進めるのを躊躇したが、なんとか読めた。
    最後まさかの細谷さんが、産みの親?!殺人鬼?!
    ユリゴコロを求めて殺人をしていたがサイコパスってこんな感じの考え方なのかとおもった。

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    2026年03月02日
  • アミダサマ

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    まほかるワールド全開な作品だと思いました。
    気味が悪くてジメジメしてるのに惹かれて読み進めてしまう…
    もし映像化されたら、なかなかのホラーでしょう。
    どこまでが現実でどこからがファンタジーなのか、読む人次第で境目が違いそう。
    周りを救っているようで、実は結局不幸にしてしまう見えない力を持った人間って、周りにも居そうですよね。

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    2026年02月17日
  • ユリゴコロ

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    気味悪くて 
    読み進めないとこの気味悪さがずーっと残るのが嫌で
    でもサクサク読めなくて

    でももう一回読み返そうと思った作品

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    2026年02月07日
  • ユリゴコロ

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    ネタバレ

    ユリゴコロの続きが気になって読む手が止まらなかったです。最後の最後まで「そういうこと!?」のサプライズがあって面白かった。

    私の性格の問題なのですが、きちんとしていた人が報われる、悪いやつはちゃんと裁かれる世界が好きなので、人を殺めたり、ふわふわ暮らしていたり、ちゃっかり浮気していたりする人たちがハッピーエンドを迎える展開はうーん…でした。また、美紗子に何故か千絵を投影してしまうとか、細谷さんとのラッキーすけべ?みたいな変な伏線、何故か捕まらない美紗子等、リアリティの無さも少し残念に思いました。

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    2026年01月18日
  • ユリゴコロ

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    読み始めてから…ん?
    なんかちょっとこの話知ってるか?
    ユリゴコロ…ヨリドコロ…
    少年の死で読んでたことに気づいた!!
    けど死んだ経緯しか覚えてなかった(゚-゚*;)(;*゚-゚)

    父親の押入れで見つけた手記
    ノート4冊に書かれた、ある女性の殺人記録
    手記がストーリーの主軸って先が気になって止まらないですよね〜

    生まれ持った漠然とした殺人衝動?
    本人は殺すということも理解してないようだったから罪悪感もある意味ない

    飽きさせないストーリーで非常に面白かったんだけど、これだけの衝動がなくなったのは何故かが今ひとつあやふやかなぁと…
    ものすごく綺麗に終わりすぎて余計に気になってしまったのかもし

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    2026年01月15日
  • ユリゴコロ

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    ある日、亮介は実家の押入れで「ユリゴコロ」と表紙に書かれた数冊のノートを見つける。そこには、静かでありながら激しい時間を生きた殺人鬼の告白が綴られていた。それは母の手記なのか、父の創作なのか、真実と虚構の境界は分からない。そのノートの正体を追ううちに、亮介は思いもよらぬ過去と向き合うことになる。

    告白文と亮介の現在が交互に描かれる物語は、後半で二つの流れが重なり合い、伏線が静かに回収されていく。読み始めは不気味なホラーサスペンスのように感じるが、読み進めるうちにその印象は変わり、単純なジャンルには収まらない作品だと気づく。前半と後半で読み心地が大きく変わる点も印象的。

    自分のルーツと向き合

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    2026年01月08日