沼田まほかるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「痺れる」の意味
1 からだの一部または全体の感覚が失われ、自由がきかなくなる。「正座して足が―・れる」
2 電気などを感じてびりびりふるえる。「感電して―・れた」
3 心を奪われてうっとりとする。強烈な刺激を受けて陶酔する。「ジャズ演奏に―・れる」
3番かな?
この短編集は〜!
何か魔がさしてというか…
こんなん、あかんやろ〜と思いながら…って感じのいつものイヤラシイ感じなのが好き!
いつものを期待して読んだけど、コミカルなのもあって新鮮でした〜(「普通じゃない」)
最後のオチが笑ける〜
帯に書いてある通り
「怖さも面白さも尋常じゃない九つの物語」
でした〜(^-^)v -
Posted by ブクログ
息子の失踪から始まり…とあるが、まぁ、これだけでは警察は動いてくれんか…
しかし、徐々に色々分かってくる。
息子と父親、更にその娘、更に娘の男友達などなど…更に更に、色々絡み合って複雑怪奇〜
まぁ、要はドロドロって感じやな。
そんな、身内ばっかりで、色んな関係あると、もう麻痺してしまいそう…
死に関しては、またまた、どんでん返し的な…
タイトル通り、時が止まって欲しそうな気になる。
もう起こった事は、仕方ないから、前向いて行こう!レベルではないし…
この人ら、これから普通の生活はムリ!
謎は解かれても、しんど〜っ感じ。
先が気になって、一気読んだから、面白いんやろうけど、あと味は…
しかし、こんな中にあって、関西弁のおっちゃんは異色!でも、関西人は何も考えんと軽るっ!と思わせるのは、ちと失礼では?と憤慨しながら、作者の出身地見ると大阪府…この話の中の唯一の清涼飲料水的な役割なの?
確かに、最後、救われてそうな感じやけど、でも、何か、ちょっと、作者の親近感かもしれんけど、何か嫌や。 -
購入済み
家族について考えさせられる一冊
4冊のノートに記されていた全てに、驚きを隠せませんでした。自分が亮介の立場だったら、と考えると、怒りと悲しみでいっぱいになっていると思います。
ノートの内容を中心に物語が展開されていて、読むスピードを抑えることができませんでした。 -
Posted by ブクログ
読後
しばらくぼーっとしていた。
次の日も次の日も猫鳴りの事が思い浮かび、ぼーっとしていた。
感動した、というのとは、ちょっと違う。
心をわしずかみにされて、
つかまれたまま、はなしてくれない。
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私はいつも、
今の自分の状況や、気持ち、過去の出来事、その出来事への想い、
を重ねて物語を読んでしまう。
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第一章の信枝の気持ち
第二章の行雄の気持ち
第三章の藤治の気持ち
三人の気持ちに私の気持ちが重なり、
一つ一つのシーンの細かい描写が、私の過去のシーンと未来のシーンと重なり、
苦しくなる。
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「猫鳴り」
しっくりくる名前だと思う。
私はネコを飼っていて、
ネコがゴロゴロと喉を鳴らす、
その幸せを感じている。
その幸せはいつか失われてしまうと、
私は、わかっている。
でも、その覚悟はできていない。
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favorite sentence
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きっと死ぬまでに何度も、 小さい猫の姿と自分 の罪を思い出す。 だがそれはなんという慰めだろ う。
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空っぽの腹の中で、 空っぽそのものが充実し、 実体を得て、日に日に育っていくような気がする。 その空っぽを抱いたまま、 誰にも姿を見られないと ころに1人でうずくまっていたかった。
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俺たち夫婦は死ぬまでに何遍も亡くした子のこ とを思い出すんだ。 仔猫が赤ん坊に見えたって、ち っともかまわんじゃないか。 しっかり生きて、いろ んなものを見るたびに、 何遍も何遍も思い出してや ろう。
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平等に、容赦なく、 ブラックホール神の無限の 闇にのみ込まれる。 そうか、 そうだったのか。それ が死ぬっていうことなんだ。
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自分もモンも衰えて、 余分なものをずいぶん失 くしてしまった。 余分な、 役に立たない、 たくさん の美しいもの。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『林檎曼荼羅』
認知症を患う女性のモノローグ。部屋を片付けながら思い出す家族との想い出、敬愛していた姑との間に起こった出来事。
『レイピスト』
既婚男性と不倫する女性があるときレイプされる。2度も中絶させているにもかかわらず膣内射精にこだわる交際相手と、外出しをしたレイプ犯。
『ヤモリ』
田舎暮らしの女性の家に都会から来た若者が転がりこんできた。草刈りを条件に若者を寝泊まりさせることにした彼女には心境の変化が訪れる。
『沼毛虫』
寄生虫系怪異と庭師とお嬢さん。
『テンガロンハット』
親切ななんでも屋かと思っていたら、勝手に次々と自宅に手を加えられ…。
『TAKO』
映画館で痴漢行為を受けた女性は、幼少時にたった一度受けた性的虐待から嗜好が歪んでしまっていたことを自覚する。
『普通じゃない』
町内会の仕切り屋を殺してみようとするがなんともうまく行かない話。入れ歯。
『クモキリソウ』
交際相手と別れ一人で暮らす主人公とDV夫と離婚した登志子。「あの子たち、男の人を愛さなきゃいけない?本気で好きになるのは、絶対に男の人じゃないとダメ?」
『エトワール』
恋人の心の深い部分を占める元妻に怯える女性。 -
ネタバレ 購入済み
酷
ひどく残酷で,おそろしい話のはずなのに,なぜかラストは綺麗に感じてしまう。
細谷さんの,無償の愛を超えた,残酷なまでの愛情。
人を殺してでも,守りたいもの。
おそろしい「ユリゴコロ」は,歪んではいるものの,唯一無二の「オヤゴコロ」に生まれ変わったのかもしれない。