沼田まほかるのレビュー一覧

  • 痺れる

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    「痺れる」の意味

    1 からだの一部または全体の感覚が失われ、自由がきかなくなる。「正座して足が―・れる」

    2 電気などを感じてびりびりふるえる。「感電して―・れた」

    3 心を奪われてうっとりとする。強烈な刺激を受けて陶酔する。「ジャズ演奏に―・れる」

    3番かな?
    この短編集は〜!

    何か魔がさしてというか…
    こんなん、あかんやろ〜と思いながら…って感じのいつものイヤラシイ感じなのが好き!

    いつものを期待して読んだけど、コミカルなのもあって新鮮でした〜(「普通じゃない」)
    最後のオチが笑ける〜

    帯に書いてある通り
    「怖さも面白さも尋常じゃない九つの物語」
    でした〜(^-^)v

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    2023年07月01日
  • 九月が永遠に続けば

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    息子の失踪から始まり…とあるが、まぁ、これだけでは警察は動いてくれんか…
    しかし、徐々に色々分かってくる。
    息子と父親、更にその娘、更に娘の男友達などなど…更に更に、色々絡み合って複雑怪奇〜
    まぁ、要はドロドロって感じやな。
    そんな、身内ばっかりで、色んな関係あると、もう麻痺してしまいそう…
    死に関しては、またまた、どんでん返し的な…
    タイトル通り、時が止まって欲しそうな気になる。
    もう起こった事は、仕方ないから、前向いて行こう!レベルではないし…
    この人ら、これから普通の生活はムリ!
    謎は解かれても、しんど〜っ感じ。
    先が気になって、一気読んだから、面白いんやろうけど、あと味は…

    しかし、

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    2023年04月09日
  • 猫鳴り

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    死に向かって弱っていくサマを、たっぷりと時間をかけて見せてくれたな、、、という感じだった。それが、あまりにもリアルだった。実生活でも、長年一緒に暮らしてた猫がいなくなるとき、おじいちゃんやおばあちゃんが最期に入院しているときのような、長く悲しく果てしない時間を過ごしてる気分だった。命と身体が朽ちるのを見ているだけしかない、自分がなんとも無力に感じるあの時間。

    でも、もしかしたら本人たちはモンみたいに覚悟を決めて迎えてたのかも。傍にいる方としたら、そんな淡々とはしてられないけどね。

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    2023年03月23日
  • 九月が永遠に続けば

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    ホラー映画を見ているみたいな雰囲気でどんどん話が進んでいく。
    服部さんが、この小説で一番人間味があるように感じた。
    鬱陶しくもありがたい存在。

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    2023年02月10日
  • 痺れる

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    短編集。ユリゴコロが好きで集めだした作者さんなんですがアミダサマの世界観が合わなかったので恐る恐る読みました。これはとても読みやすい。
    九編全て女性の視点で書かれていて、恐怖や嫌悪感や性欲や嫉妬。
    女性が読むと共感する部分が多そうと感じました。

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    2022年10月22日
  • ユリゴコロ

    購入済み

    家族について考えさせられる一冊

    4冊のノートに記されていた全てに、驚きを隠せませんでした。自分が亮介の立場だったら、と考えると、怒りと悲しみでいっぱいになっていると思います。
    ノートの内容を中心に物語が展開されていて、読むスピードを抑えることができませんでした。

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    2022年10月15日
  • 痺れる

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    沼田さんの作品は「ユリゴコロ」に次いで2作目。
    短編集だが、どれもゾワゾワする違和感みたいなものを感じながら読み進め、最後でちゃんとオチもあり。
    陰な刺激を受けたいときに沼田さんの作品を手に取ろうと思います。

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    2022年09月05日
  • 猫鳴り

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    読後
    しばらくぼーっとしていた。
    次の日も次の日も猫鳴りの事が思い浮かび、ぼーっとしていた。
    感動した、というのとは、ちょっと違う。
    心をわしずかみにされて、
    つかまれたまま、はなしてくれない。
    *
    私はいつも、
    今の自分の状況や、気持ち、過去の出来事、その出来事への想い、
    を重ねて物語を読んでしまう。
    *
    第一章の信枝の気持ち
    第二章の行雄の気持ち
    第三章の藤治の気持ち
    三人の気持ちに私の気持ちが重なり、
    一つ一つのシーンの細かい描写が、私の過去のシーンと未来のシーンと重なり、
    苦しくなる。
    *
    「猫鳴り」
    しっくりくる名前だと思う。
    私はネコを飼っていて、
    ネコがゴロゴロと喉を鳴らす、

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    2022年10月15日
  • 猫鳴り

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    表紙に惹かれて購入した小説。最終章でわんわん泣いた記憶がある。読み終わって数年経った今、もう一度読みたい本。

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    2022年07月02日
  • 痺れる

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    帯には9作の短編小説全てが逸作と書かれてあり、興味を持った。まほかるの作品は2つ読んでいて、どちらも大変好みだったため、期待大。短編でありながら彼女の特徴である、暗く重いが、決して嫌味な感じはなく、オチでしっかり裏切ってくれる所は健在。

    印象的だったのと、もう一度ゆっくり読みたいのは沼毛虫かな。

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    2022年06月01日
  • 痺れる

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    ネタバレ

    『林檎曼荼羅』
    認知症を患う女性のモノローグ。部屋を片付けながら思い出す家族との想い出、敬愛していた姑との間に起こった出来事。
    『レイピスト』
    既婚男性と不倫する女性があるときレイプされる。2度も中絶させているにもかかわらず膣内射精にこだわる交際相手と、外出しをしたレイプ犯。
    『ヤモリ』
    田舎暮らしの女性の家に都会から来た若者が転がりこんできた。草刈りを条件に若者を寝泊まりさせることにした彼女には心境の変化が訪れる。
    『沼毛虫』
    寄生虫系怪異と庭師とお嬢さん。
    『テンガロンハット』
    親切ななんでも屋かと思っていたら、勝手に次々と自宅に手を加えられ…。
    『TAKO』
    映画館で痴漢行為を受けた女性

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    2022年02月10日
  • ユリゴコロ

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    12編の短編集。

    「プレンストンの戦法」がよかった。

    チェスの必勝法を発見した男が大会に出場してチャンピオンになる。

    その必勝法を披露しようとしたときに元チャンピオンに銃撃される。

    命は取り留めたものの必勝法を忘れてしまった彼は、また趣味のチェスを始めるのだが・・・。

    というストーリー。

    あまり海外のミステリーは好きじゃないけどこの本は良かった。


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    2026年01月05日
  • 猫鳴り

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    最終章、涙なしでは読めません。
    愛猫が年齢は違えど全く同じ状況なので、重ねてしまって、というよりうちの子のことかな?なんて。

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    2021年05月31日
  • 痺れる

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    表現、文体のセンスによる引力が凄まじい。
    この人にとって世界は、日常はどんな景色として見えているのか。

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    2021年04月04日
  • ユリゴコロ

    ネタバレ 購入済み

    ひどく残酷で,おそろしい話のはずなのに,なぜかラストは綺麗に感じてしまう。

    細谷さんの,無償の愛を超えた,残酷なまでの愛情。
    人を殺してでも,守りたいもの。

    おそろしい「ユリゴコロ」は,歪んではいるものの,唯一無二の「オヤゴコロ」に生まれ変わったのかもしれない。

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    2020年09月16日
  • 痺れる

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    イヤミスで有名、沼田まほかるさん初読み短編集、どの作品はいずれもクオリティが高く、山椒系のしびれ大好きな私にはぴったりなビリビリする後味な読後いいかも。

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    2020年04月04日
  • 痺れる

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    ネタバレ

    不倫、愛、性犯罪、そんなものを凝縮した短編集。‬

    色んな意味で怖い。
    ‪集中しては結末にハッと肩の力が抜けたり、最後の一行にギュッと心を掴まれたり。‬
    ‪繰り返す悪夢みたいに重い題材が続き苦しい気持ちになる。だがブラックユーモアもあり、これはオチまでの遊びを楽しむ作品だと気付いてからは気楽に読めた。
    「ヤモリ」の文章と雰囲気が好きだった。

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    2020年02月20日
  • 痺れる

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    沼田まほかるさんは三作目。傑作「ユリゴコロ」の作風がぴったり来ていた。

    次に勢い込んで読んだ「9月が永遠に続けば」はその暗さに圧倒された、楽には生きられないにしても、自分で招いた不幸までも何か運命のように襲ってきて、その上不意の事故、おぞましい性癖、忌みごと、怖くやり切れなない思いでもう読むのは止めようかと思った。

    ところがそんな毒に染まったのか、この本をふと手に取り、チラッと読んで、また取り込まれた。「悪は伝染する」とか「毒はじわじわ伝わる」とかあり来たりの言葉を、言い訳めいて思い出だしながら読んだのだが、面白いシーンは短く終わってしまった。私は迂闊にも短編集だと気がつかなかった。

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    2020年01月13日
  • 痺れる

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    この人の本は毎度のことながら、読みながらグッと息がつまり。2、3分たって、はぁーーーー、、、、で、また、グッと息止めて、また数分後、、、だはぁーーの繰り返し。

    読みながら、
    あ、は!、う!、え!?、あぁーぁ。あ、だ!!!、ンンンンどぁ。がぁ、は!ぇ、どぅ、あ!

    っていうね。うん。そうなんだわ。そうなのさ。なんとも言えないのよ。あの感じ。手のひらにドサっと見えない何か乗せられたんだけど、その得体の知れないものがなんか冷たいような?ドロっとしていてそれでいて、ふわぁーと動き始めたような感覚。わかるかなぁ。わかんないだろうなぁ。

    ホント、沼田まほかるの本はどれもそんな感じ。多分触るとそういう感

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    2019年09月29日
  • ユリゴコロ

    cEo

    ネタバレ 購入済み

    ひとり

    Xじゃない方の母親の苦悩と愛情の回収が不十分な気がして母親の最期を思うとやるせないです。
    小説自体は1日で一気に読みきりました。

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    2018年06月22日