沼田まほかるのレビュー一覧

  • 九月が永遠に続けば

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    濃密で、何か混沌とした暗さを持った小説ですね。
    それでも、先を読まずには居られませんでした。
    最後の、服部さんに対して見せた佐知子の仕草は何だったのかな?

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    2025年04月27日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    読み終わったあと、衝撃でしばらくぼーっとしてしまった。
    登場人物に誰1人共感はできなかったけど、痛々しいほどの感情の激しさが切なくもある。
    これが究極の愛なのかなあ。

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    2025年02月18日
  • 痺れる

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    ネタバレ

    私は何を読まされてるんだ…?て気持ちになる薄気味悪く官能的な短編集。結構好きだった!全部狂気を孕んでてじっとり怖い。作者は男性が嫌いなのかしら。キモい男がいっぱい出てくる。

    ↓特に好きな話、印象に残った話

    「林檎曼荼羅」
    呆けたおばあちゃんの懐かしくも心温まる思い出話なのかと思いきや衝撃的な過去…風呂場のシーン怖すぎるて!

    「テンガロンハット」
    イケメンでも得体の知れない人って怖い。

    「普通じゃない」
    苦手な人をふいに殺そうと思う主人公(えぇ…)。最後その場にいた人たちには超ホラーなのに読者はクスッと笑える展開に。

    「エトワール」
    前に一回別のアンソロジーに収録されてて読んでたはずな

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    2025年02月15日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    ネタバレ

    陣治がずっと優しくて、陣治に対して十和子がひどく罵る場面は胸が痛かった。
    けど、十和子にとって陣治は大切な人であったのだと十和子の少しの行動からわかっていた。
    最初謎がわかるまで十和子目線でしか描かれていないので、陣治が黒崎を殺しの犯人でないことをすごく祈った。でも、反面陣治が良い人であればあるほど辛いので陣治が犯人であることもバランスがとれていいかもしれないと思っていたが、結局陣治は十和子をとても愛していて、十和子のためにすべてを捧げていたんだとわかり、またとても悲しくなった。
    陣治の人生や、陣治のことを考えるとやりきれない気持ちになった。

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    2025年01月25日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    なんというか...読み終わった後小さなため息がでてしばらく放心状態
    人間の欲、歪み、純粋さ、愛、とにかくリアルな描写に嫌悪感を感じつつも引き込まれた。ミステリーというより歪んだ恋愛小説みたいな重さがある

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    2025年01月08日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    ネタバレ

    陣治の愛が深過ぎて、究極過ぎて、なんだかすごいものを見た感じがした。
    だけど十和子は違う人を求めてしまう。でも、陣治かは離れられないし、逃れられない。
    切なくなった。

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    2024年12月20日
  • ユリゴコロ

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    構成が良いし、文章も上手い エンターテイメント的作品でありながら文学作品としてのクオリティも高く、誰にでもおすすめしたくなる一冊。

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    2026年01月12日
  • 痺れる

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    あっちゃんオススメ沼田まほかるだけど あっちゃんが好きだと言っていたこの本。不思議な展開やオチのショートストーリー。そこまで重々しい話でもなく、でも本当にあったら気味悪い、そんな感じ。でも2回も読もうとは思わないなぁ。

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    2026年03月14日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    いやはや、なんともドロドロとしたお話し。

    タイトルの美しさからは想像もつかない闇な話し。

    ずっと薄暗闇で読んでるような、陰鬱でいて最後まで何が起きてるか分からない謎めいた、読み始めたら止まらない一冊。

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    2024年09月08日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    一つのことをいろんな角度から表現する
    慣れないうちはまわりくどく感じる
    それが人間臭さに繋がって
    好きな作家かも

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    2024年08月18日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    どろどろの男、ずるずるの女の描写がうまい。リアルな気持ちもこれほど表現できる人はめずらしい。タイトルの意味がわかるまで読み直します。

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    2024年07月23日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    陣治の描き方がすごいです。ほんとに生理的な意味で嫌悪してしまう。
    それなのに、最後まで読むと、陣治を愛おしいと思えてくる。
    いっぽう十和子はもうほんとにダメ女。
    なんで陣治は十和子をここまで愛せるのか、不思議です。
    黒崎も水島もクソ男。
    登場人物、ダメ人間だらけですね。
    痛々しくて哀れで悲しいほど切ないです。

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    2024年04月25日
  • 九月が永遠に続けば

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    取り返しがつかないほど恐ろしいことが、身の回りで起こってしまったら。
    そしてそれが自分の過失によるものではなく、原因も分からないままにただ立ち尽くすことしかできないとしたら。
    後悔する理由も見当たらず、眠れない夜に何度も寝返りを打ちながら思うかもしれない。あのときの報いを今、こういう形で受けているのではないだろうかと。

    高校生の息子が突然姿を消してしまう。すぐ近くのゴミ捨て場に行った息子は、寒い夜に軽装で、サンダルで、財布も持たずにいなくなってしまった。
    文彦の母である佐知子の胸にまず最初に訪れたのは、信じられないという気持ちだ。何がなんだかよく分からない。それから不安。追いかけるように焦り

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    2024年02月27日
  • 猫鳴り

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    猫が出てくるけど、猫好きじゃない人に 文章がじっとりと鋭く若干エグい描写がたまにあるものの、その対象、その時の感情を文字にするとそうなるのかも、とも思う。故に目を背けたくなる衝動も起きなくはないが、実際に起こっていないのにこう感じさせる言葉、とはいかにパワーがあるのかを知らされるし、だから読書は面白い。
    ストーリーは一部辛辣に感じる箇所は人によりあるかもだが、決して全編暗いストーリーではなく、だいぶ落ち着いたトーンの中に暖かさも見え隠れするストーリー。可愛い一辺倒の猫の話しではなく、一匹の猫を軸にした人間ドラマ。一部の描写から、猫好きの人より、猫好きじゃない人の方が対象としてはいいかも。

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    2026年03月14日
  • 九月が永遠に続けば

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    デビュー作と知って驚いた。
    生々しくてグロテスク、心情表現が細かくて秀逸で、読者の周りにドロドロした感情と情景が絡みつく感じ。
    ドグラ・マグラのような息苦しさと中毒性。

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    2024年01月11日
  • アミダサマ

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    ホラーサスペンスと言っても、純粋なホラーって感じやないな。
    何か、じとっとした感じ…
    それも、ずっと…
    年末の最後にこれ読んで、良かったんか…っと少し後悔せんでもないけど^^;
    初夢の中身がロクなもんしか思い浮かばない…

    主人公のミハル、冷蔵庫の中で発見される。
    一度、死の世界に行ったのか、特殊な力を備えてる。
    あかんで!
    一度、冥土にいったモノを呼び戻すなんて!
    怖すぎる…
    何か呼び戻すしても、もう普通の状態やない!

    伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、火神を生んだために病んで黄泉国に移った伊弉冉(いざなみ)尊を追っていく話を思い出す。

    もう、黄泉の人の姿は!
    ぎゃー!!

    まぁ、この話自

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    2024年01月01日
  • 猫鳴り

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    詩的で、かつ描写は鋭く、
    嫌悪感から始まり、どんどんと引き込まれて行って、
    最終的にたくさんの優しさを感じた。
    歪んだ感情、重苦しい描写の闇や影、、、生と死の隔たりの少なさを感じる。
    さすが沼田まほかるさんの傑作と呼ばれるだけあるなぁとおもいました。
    描き方が強烈で、グサグサと心に突き刺さる、
    きれいなものだけじゃない、残酷で汚らわしく汚い面もちゃんと描かれてる。
    人間とはこういうものだなと叩きつけられる小説。
    読み終わると何故か爽やかな気持ちになる不思議な小説。
    小説でこんなに泣いたの初めてくらいめちゃめちゃ泣きました笑
    泣きたい人、猫好きな人はぜひ

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    2023年10月17日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    読み終わった後に映画化していることを知って、猛烈に観たくなった。北原十和子を蒼井優が、佐野陣治を阿部サダヲが演じ、竹野内豊と松坂桃李が出演しているとなれば、DVDを購入してもいいくらいだ。

    それはさておき。
    十和子は15歳上の陣治と暮らしている。陣治は下品で不潔で貧相で、ほとんどの女性が生理的嫌悪感を抱くような男だ。一方の十和子も、そんな陣治を毛嫌いしながらも、生活のために一緒にいる。働かず何もしていない、ろくでもない女だ。
    十和子には、8年前に別れた忘れられない男がいる。その男は黒崎という既婚者で、十和子はさんざん利用された挙句、ゴミのように捨てられた(ゴミのほうがまだ丁寧に扱われているか

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    2023年10月17日
  • 猫鳴り

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    すてねこのモンが、周りの人間を癒し
    自らに20年の生を全うする
    子猫の頃に捨てられ
    子どもを失くした中年の主婦から
    何回も捨てられても泣きながら
    その家に戻ってくる
    そしてその家に居着き
    周囲の人を何かしら癒していく
    最後に残されたのは
    年老いたおっちゃんとモン
    最後の時間を死を意識しながら
    交流し過ごす
    なんだかせつなくて悲しいけど
    死にいくことを考えさせられた

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    2023年09月22日
  • 彼女がその名を知らない鳥たち

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    う一む、この作者の本は比較的重く読みにくい。これは特に前半がとても読みにくい。

    ハ年前に別れた男、黒崎を忘れられない十和子はどうしょうもなく下品で下劣な15歳年上の男、陣治と暮らし始める。

    前半では十和子の目から見た陣治とのどうしょうもない生活がこれでもかこれでもかと書かれている。こんな男、別れれぱいいのにと思わせるものの、何故か別れられない。まあ、ありそうな話ですが、描写が上手いので余計に読者としては辟易してしまいます。

    別の男、水島が現れてからは展開は早い。最後は、なるほどと思いますが、う~む。

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    2023年08月29日