豊島ミホのレビュー一覧
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ネタバレアヤコは漫画家を、シンはミュージシャンをそれぞれ目指していた。
中学の卒業式の日、二人は10年後の再会を約束する。
それまでにお互いの夢を叶えると誓って。
10年の月日が流れ、二人は…。
甘酸っぱい!!
設定、序盤、鼻の奥がつん、となる。
でも、帯にある通り、描かれているのは、甘酸っぱい“思春期”の“終焉”だった。
特に接点のなかった、アヤコとシン。
物語はアヤコの一方的な片想いから始まる。
片想い…とは言っても、恋、とは似て非なるもの…なのかな。
-この人じゃなかったら誰が、私の心をかっさらい続けるんだろう。
これだけ強く想える対象に出会えるって、すばらしい。
終盤にかけても、このア -
Posted by ブクログ
豊島ミホさんは、二冊目。
随分前に『陽の子雨の子』を読んでレビューも書かずにいるけれど、湿気を含んだような二人の感じが拭えずに今もある。
この『リテイク・シックスティーン』は、ある本で紹介されていて手に取った。
二十七歳の孝子が、シックスティーンをリテイクするという不思議な設定の話。
じゃあ孝子がやり直した高校生活をどう感じるかが主軸なのかと言うと、視点である沙織、そして大海と村山くん、それぞれの生が描かれていて、楽しめる。
しかし、ずっと残るのは二十七歳という中途半端な年齢で、どうしてリテイクしようと考えたんだろう。
もちろん、ああ、やり直したいなあーと考えることは単なる願望として、あ -
Posted by ブクログ
再読ですけれどもね…いや、単行本の方は読んでいたんですけれども、今回、文庫化もされているということで読んでみました…
僕と著者は性器の差こそあれど同じ人間…著者の類稀なる文章センスに脱帽しました…!!
とは言い条、脱帽なんてしてませんけれどもね。 ←え??
さすがに言い過ぎました…だけれども、元気付けられたのだけは本当です…! 著者はワケあって小説家を辞めてしまったのですけれども、これを読んで復帰…とまではいかないまでもちょこちょこ、こういったエッセイとか書いてくれないかなぁ~と思いました…。
20代女子の等身大の姿が表れているやうな、そんなエッセイでした。おしまい…。
ヽ(・ω・) -
Posted by ブクログ
ネタバレ表題作「青空チェリー」は“女による女のためのR-18文学賞”第一回読者賞(ネットで公開した応募作品の中から一般の読者が選ぶ賞)を獲得した作品。
R-18文学賞ができた時に、「青空チェリー」がちょうど公開されていて、ちらっと読んで、何だか気になっていた作品。
うーんとね。意外とすきです。
正直、かるーいゆるーいお話を想像していたのですが、胸にくるもんがあるんです。
「青空チェリー」はちょっと“えっち”なお話、っていうくらいで、いやらしい感じというよりは爽やかな感じすらしました。
そして、同時収録の「ハニィ、空が灼けているよ。」と「誓いじゃないけど僕は思った」がまたじんときた。
解説をさ