豊島ミホのレビュー一覧
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再読ですけれどもね…いや、単行本の方は読んでいたんですけれども、今回、文庫化もされているということで読んでみました…
僕と著者は性器の差こそあれど同じ人間…著者の類稀なる文章センスに脱帽しました…!!
とは言い条、脱帽なんてしてませんけれどもね。 ←え??
さすがに言い過ぎました…だけれども、...続きを読むPosted by ブクログ -
たまたま耳にしたNHK FMのラジオドラマをきっかけに手に取った一冊。自分の16歳は男子校かつ部活一辺倒の生活だったけど、あれから22年経った今読んでも切なさが残る。Posted by ブクログ
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出だしを少し読んでから読んでみようと買ったのだけど、その出だしの明るい調子のまま物語は終わらなかった。
日々の生活でも明るい時と暗い時があるのが普通で、そういう意味では現実的な話運び。
突飛な設定のある孝子がそこに馴染んでいていい。
引き込まれて、先が気になってどんどん読み進めた。
大きな事はほと...続きを読むPosted by ブクログ -
「あたし、今度は絶対、青春って言える青春を送るんだあ」
未来から来たというクラスメイトの孝子と主人公の沙織達のストーリー。
タイムトラベルのお話と思われるかもしれないけど…
キラキラ、切なくほろ苦い、16歳の高校生活を『檸檬のころ』の豊島ミホさんが描いています。Posted by ブクログ -
ほんと、職人芸だよ。
こんなにも強烈に「豊島ミホにしか書けないもの」なのに。
なのになのになのに。
これだけの才がありながら離れていくなんて。
なんてばかなんだ。なんて豊島ミホらしいんだ。
私、豊島ミホの目の前であなたが好きだよって叫びたいよ。
どうせ残るものなんて少ししかないのに。
せっかく残...続きを読むPosted by ブクログ