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秋田から上京して20歳で作家になった豊島ミホ。初めて彼氏の居るクリスマス、ひとり花火大会、同棲問題……東京っぽくない東京暮らしの悲喜こもごも。順調そうに見えた彼女は、なぜ結果的に恋と仕事を失い、秋田へと帰ることになったのか。そして、いまどんな心境で再スタートを切ろうとしているのか。一人の作家が人生に逡巡するさまを赤裸々に綴った実録880日エッセイ+現状報告。 解説/山本文緒
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Posted by ブクログ
やさぐれる。 なかなか使わないこの言葉。 18歳ぐらいの頃にこの本に出逢って 『やさぐれる』って言葉を知った。 都会を離れ、女として、社会人として いろんな事を考え模索して 必死に生きようとする女性の人生模様が 不器用で不甲斐なくて、それがいいのだ。 そう、人生はこれからだ! やさぐれるの...続きを読むは、まだ早い!!(笑)
まさしく、このタイトル通りの感想。 こんなエッセイを書く人が、なんの発信もしなくなるのは惜しすぎる。 幸いネット上では活動を続けておられるみたいなので、今後も楽しみにしています。漫画もよさそう。
マネキンの話が好き。 自分と重なる部分が多いから、なんとなく思っていたことを豊島さんが言葉にしてくれているようで、読んでいて嬉しい。 料理に対する考えが変わったきっかけが気になった。
おもしろかったー! 豊島さんの作品は「檸檬のころ」に続いて2冊目でしたが、 何気ない日常の風景、生活の描写にあれ程背中を押されるとは思いませんでした・・・ いい本に出会えて良かった・・・! 豊島さんの作品をもっと読みたい!
やっぱり豊島ミホがすきだよ。 高校の時からずっとつかず離れず私のそばにいた豊島ミホ。 休業宣言耳にした時はまたやらかしたな、すぐ帰ってきちゃうくせに、って思ってた。 でもこれ読んで、もーいーよ、あなたらしく生きてよって思った。 普通なら妥協したり誤魔化して生きるのに、 豊島ミホはそれをしない、でき...続きを読むない。 驚くほど不器用で、信じられないくらいまっすぐだ。 なんて人なんだろうなあ。 やっぱり、豊島ミホ。
初めて豊島ミホさんの本を読みました エッセイは、その人の内面が知れて面白いです 豊島ミホさんのモノに対する愛情、特にドライヤーの話が面白かった! 今は何をされてるのかな、、小説も読んでみたいと思いました
再読ですけれどもね…いや、単行本の方は読んでいたんですけれども、今回、文庫化もされているということで読んでみました… 僕と著者は性器の差こそあれど同じ人間…著者の類稀なる文章センスに脱帽しました…!! とは言い条、脱帽なんてしてませんけれどもね。 ←え?? さすがに言い過ぎました…だけれども、...続きを読む元気付けられたのだけは本当です…! 著者はワケあって小説家を辞めてしまったのですけれども、これを読んで復帰…とまではいかないまでもちょこちょこ、こういったエッセイとか書いてくれないかなぁ~と思いました…。 20代女子の等身大の姿が表れているやうな、そんなエッセイでした。おしまい…。 ヽ(・ω・)/ズコー
所々、激しく共感しつつ読み終えました。 彼女のエッセイなら、連載とか毎回読んじゃうな(苦笑) 世代が近いので余計にそう感じるのかもしれません。 楽しかったです。 ただ、やっぱり私は東京には住みたくないな(笑)
わりあい面白かった。 小説書いてる人のエッセイってあんまし面白いと思わなかったんだけど、豊島さんおもろかった。 とは言え、読み進めるうちに飽きてきて、豊島ミホの小説読みてぇなぁという気になってきたのも事実。 やはり小説家は小説を書いて欲しいなというのが正直な感想。いや、面白かったんですけどね。
執筆活動は現在も休業中の著者のエッセイ。 文庫化にあたり加筆したエピソードも、ファンにとっては嬉しい限り。 突っ走ってたんだなぁ…と思ったし、疲れた、と言い切る姿は清々しい。
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