【感想・ネタバレ】やさぐれるには、まだ早い!のレビュー

あらすじ

秋田から上京して20歳で作家になった豊島ミホ。初めて彼氏の居るクリスマス、ひとり花火大会、同棲問題……東京っぽくない東京暮らしの悲喜こもごも。順調そうに見えた彼女は、なぜ結果的に恋と仕事を失い、秋田へと帰ることになったのか。そして、いまどんな心境で再スタートを切ろうとしているのか。一人の作家が人生に逡巡するさまを赤裸々に綴った実録880日エッセイ+現状報告。 解説/山本文緒

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Posted by ブクログ

やさぐれる。

なかなか使わないこの言葉。
18歳ぐらいの頃にこの本に出逢って
『やさぐれる』って言葉を知った。

都会を離れ、女として、社会人として
いろんな事を考え模索して
必死に生きようとする女性の人生模様が
不器用で不甲斐なくて、それがいいのだ。


そう、人生はこれからだ!

やさぐれるのは、まだ早い!!(笑)

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2020年11月07日

Posted by ブクログ

まさしく、このタイトル通りの感想。
こんなエッセイを書く人が、なんの発信もしなくなるのは惜しすぎる。
幸いネット上では活動を続けておられるみたいなので、今後も楽しみにしています。漫画もよさそう。

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2012年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「人はみな悩みながら
 一歩一歩進んでいるのだ
 20歳で作家になった豊島ミホは、
 なぜ東京で恋も仕事も失い、
 いま、どのように再スタートをきろうとしているのか。」

文庫も購入。
なので我が家には、2冊!苦笑

だって、
書きおろしがあるってゆーんだもん、
買ってしまうよー!

L25に連載されていたエッセイ集。
きっと、
L25を読んでいるひとは
電車の中とか
帰り道で疲れているひともいると思うから。
お喋りに夢中で
ふっと疲れてるのを忘れてしまうようにと
描かれていたようです。

確かに、
学生時代や
初恋
忘れかけてるようなものや

身近な価値観で
自分だけぢゃないかと思っているような気持ちを
豊島さんが語ってくれるので
私だけぢゃないんだーと思えたり。

そして、
作家を休業し
田舎に帰った豊島さん。

「変身願望」、この言葉。

怖くなるぐらい自分も感じていて、
豊島さんの言葉が
すとんと落ちてきた。そーだったのかあって。

いつまでもいつまでも
自分に満足できない自分。

そーゆーのって私だけぢゃないのかあ。

そう思わせてくれる本。

そして、
描き下ろしで
近況にも触れてくれていますが
ブログをみると
さらに!

フットワーク軽すぎです、
愛しの豊島さん。

いいです、この一冊。

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2012年08月17日

Posted by ブクログ

マネキンの話が好き。
自分と重なる部分が多いから、なんとなく思っていたことを豊島さんが言葉にしてくれているようで、読んでいて嬉しい。
料理に対する考えが変わったきっかけが気になった。

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2013年02月26日

Posted by ブクログ

おもしろかったー!
豊島さんの作品は「檸檬のころ」に続いて2冊目でしたが、
何気ない日常の風景、生活の描写にあれ程背中を押されるとは思いませんでした・・・
いい本に出会えて良かった・・・!
豊島さんの作品をもっと読みたい!

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2012年01月06日

Posted by ブクログ

やっぱり豊島ミホがすきだよ。
高校の時からずっとつかず離れず私のそばにいた豊島ミホ。
休業宣言耳にした時はまたやらかしたな、すぐ帰ってきちゃうくせに、って思ってた。
でもこれ読んで、もーいーよ、あなたらしく生きてよって思った。

普通なら妥協したり誤魔化して生きるのに、
豊島ミホはそれをしない、できない。
驚くほど不器用で、信じられないくらいまっすぐだ。
なんて人なんだろうなあ。
やっぱり、豊島ミホ。

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2013年01月09日

Posted by ブクログ

初めて豊島ミホさんの本を読みました
エッセイは、その人の内面が知れて面白いです

豊島ミホさんのモノに対する愛情、特にドライヤーの話が面白かった!


今は何をされてるのかな、、小説も読んでみたいと思いました

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

再読ですけれどもね…いや、単行本の方は読んでいたんですけれども、今回、文庫化もされているということで読んでみました…

僕と著者は性器の差こそあれど同じ人間…著者の類稀なる文章センスに脱帽しました…!!

とは言い条、脱帽なんてしてませんけれどもね。 ←え??

さすがに言い過ぎました…だけれども、元気付けられたのだけは本当です…! 著者はワケあって小説家を辞めてしまったのですけれども、これを読んで復帰…とまではいかないまでもちょこちょこ、こういったエッセイとか書いてくれないかなぁ~と思いました…。

20代女子の等身大の姿が表れているやうな、そんなエッセイでした。おしまい…。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2013年12月24日

Posted by ブクログ

所々、激しく共感しつつ読み終えました。
彼女のエッセイなら、連載とか毎回読んじゃうな(苦笑)

世代が近いので余計にそう感じるのかもしれません。
楽しかったです。

ただ、やっぱり私は東京には住みたくないな(笑)

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2012年10月23日

Posted by ブクログ

わりあい面白かった。
小説書いてる人のエッセイってあんまし面白いと思わなかったんだけど、豊島さんおもろかった。
とは言え、読み進めるうちに飽きてきて、豊島ミホの小説読みてぇなぁという気になってきたのも事実。
やはり小説家は小説を書いて欲しいなというのが正直な感想。いや、面白かったんですけどね。

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2012年03月05日

Posted by ブクログ

執筆活動は現在も休業中の著者のエッセイ。

文庫化にあたり加筆したエピソードも、ファンにとっては嬉しい限り。
突っ走ってたんだなぁ…と思ったし、疲れた、と言い切る姿は清々しい。

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2011年12月28日

Posted by ブクログ

秋田から上京して20歳で作家になった著者の東京で失った恋と仕事、そして再出発。一人の作家が人生に逡巡するさまを赤裸々に綴った実録エッセイ。
年齢を重ねたから感じることだが、人生の価値のひとつは経験だと思う。その引き出しが多ければ多いほど、困難に立ち向かうことができるし盾にもなる。豊島さんの作品が読めなくなってもう何年も経つが、この経験を活かした作品を是非私たちに伝えてほしい。待ってます。

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2020年08月29日

Posted by ブクログ

親近感の持てるエッセイでした!ただ、隔週で掲載していた物を一気読みすると、やはり途中で飽きてきます。。

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2012年04月26日

Posted by ブクログ

才能のある、上り調子の作家さんだと思っていたよ、私も。
お休みしてるということは知っていたけれど、
「神田川デイズ」は、おやすみ明けの作品かと思っていた。
お休みが功を奏して、いい作品を書けたんだな、
これから楽しみだっ!とか。

頑張り方とか、不器用に真摯なところとか好感がもてて良かった。
ただ、「L25」向け的な、なんというかどうでもいいを書くエッセイは、別に読むほどのことはなく。

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2012年02月16日

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