【感想・ネタバレ】花が咲く頃いた君とのレビュー

あらすじ

気鋭の作家が四季を彩る花とともに描く青春小説。4編からなる連作集。祖父との交流を描いた「椿の葉に雪が積もる音がする」は必読の1編。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

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じわっと泣くか、
ぶわっと泣くか、
今でも胸が痛くなる......。
あの頃を思い出すと切なくなる。
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豊島さんの作品が本当に好きで好きで、
ずっと勿体なくて読めなかった一冊です。

サマバケ96
コスモスと逃亡者
椿の葉に雪の積もる音がする
僕と桜と五つの春

短編なんですが、
それぞれがそれぞれに「詰んでる」閉塞感を抱えてます。
私はどれも好きです。

読み終わったあとに、ふるえるんです。
なんか、心がざわざわするんです。
いてもたってもいられなくなるような。

学生時代に出会えて良かった。
一気に引き戻してくれる。あの頃の感情に。

私みたいな頭でも、本が読めて心がふるえるってことを体験させてくれる本当に稀有な人。

要するに、私は豊島ミホが大好きなんです。

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2019年08月13日

Posted by ブクログ

ひまわり、コスモス、椿、桜。
それぞれの短編に登場する花が、物語に鮮やかな色を添えてた。

単行本以来読んだけど、やっぱり豊島ミホさんのお話好きだなぁと改めて思う。吉川トリコさんによる解説も愛が溢れていて良かった。

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2013年04月18日

Posted by ブクログ

ひまわり、秋桜、椿、桜、四季を彩る季節の花をモチーフに、人の心の結びつきを温かく描く短編集。
豊島作品に対する私のイメージは瑞々しさ。本作品は正にその印象を各編に感じた。恋愛や友情、家族関係など全ての人間関係に別れは必至である。その切ない出来事に、季節の花を添えた設定の巧さに感服する。

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2018年04月15日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さんということもあって最初の数ページではずれかなっと思ったが気がつけばのめり込んでいた。あとの話になるにつれて良くなる。

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

久しぶりの豊島さん。
少々SF的設定ですが、それはあくまで背景で、本筋は豊島さん得意の青春物語。主人公が勉強ができる上にグラビアアイドル並の容姿での女子高校生と言うのは、今までとちょっと違うかもしれないけれど、生き生きとして、悩み多き青春は如何にも豊島さんという作品です。
ちょっと中盤がダレている感じがしたけれど、終盤は爽やかに盛り上がり、終わってみれば心地良く。。。
まあ、私のようなおじさんが読む本ではないかもしれませんが、すごく楽しめました。

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2016年06月19日

Posted by ブクログ

「サマバケ96」
男性が間に入ると女の子の友情って簡単に壊れてしまう。
高校生なんか特にそう。すごく繊細な感情が上手く表現されていた。

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2018年10月30日

Posted by ブクログ

どれもうまい。よくできているな、と思う。
解説を読むと、もう著者は小説家をやめたみたいな情報が。ええそうなの?もったいないなあ。

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2017年08月26日

Posted by ブクログ

花をテーマにした恋愛短編集、全4編。
「コスモスと逃亡者」の主人公の知能指数の低さに驚かされた。
3日間だけ不純異性交遊していた相手との性交渉を覚えてるってどういうこと、断れないの?……と思ったら、誘っているし。
うーん、そういうことでしか気持ちを繋ぎとめられないのって悲しいね…。

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2014年10月22日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
個人的には最後の桜の話がよかった。
この人の本は初めて読んだけど、若い人受けしそうな感じだね。

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2014年09月07日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さん。短編集ですが、若干桜とあまり関係ないような短編もあり。でも、どれもじんわりと心にしみるよい作品。派手すぎず、私好みです。ほかのもよんでみよっと。

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2013年08月29日

Posted by ブクログ

読みやすくてすぐに読めてしまった。

おバカな女の子の話がなんとなく頭に残っている。

ただ、これを書いた人、めちゃくちゃ高学歴ってことにびっくり。

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2013年08月29日

Posted by ブクログ

少年少女の青春の一頁を季節ごとに切り取った短編集。4編。
これは、一冊としての評価は難しいなー。

前半2編は全くもって面白さを感じなかった。
全然共感もできなかったし。

後半2編はとっても面白かったです。
タイトルに惹かれたものって、たいてい当たるね。
『椿の葉に雪の積もる音がする』なんて絶対外れないだろと
思ってたらその通り。ちょっと物悲しいけど、いい話。
最後の1編も、主人公の男の子については、
「こんな奴いるかよ」と思ってしまうけど、
物語としては興味深かった。

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2013年04月30日

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