笹本稜平のレビュー一覧

  • 突破口 組織犯罪対策部マネロン室

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    組織犯罪対策部マネロン室の面々が、段々と追い詰めていく様に、ドンドンのめり込みあっという間に読めました。シリーズ化を望みます。

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    2021年01月24日
  • 所轄魂

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    父子刑事のお話
    父は所轄の係長、子はキャリアで管理官という関係で
    連続殺人事件を追う
    父と子のやりとり
    警視庁捜査一課と所轄のやりとり
    捜査など
    読みどころ盛りだくさんでしたが
    展開が遅く感じました

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    2020年11月25日
  • 卑劣犯~素行調査官~

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    笹本君のこのシリーズか。
    話としてははオモロイのだが、副総監が殺人ねえ・・・。チョット無理筋の話しちゃうん?
    最後の証拠も、チョットなぁ。
    次回作はもっと頑張ってね。

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    2020年10月19日
  • 希望の峰 マカルー西壁

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    高所もジェットコースターも苦手な自分だけど、崇高で荒々しい山々、そしてその難関に挑戦する熱い絆で結ばれた仲間たちには共感。魂の師への想いとともに難関に挑戦するソロクライマー奈良原の奮闘は妨害工作をする卑怯なマルクの存在も目が離せない!

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    2020年10月07日
  • 春を背負って

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    映画では立山が舞台になっていますが、この本(原作)は奥秩父が舞台だったのです。甲武信ヶ岳と大国師ヶ岳の稜線上に桂小屋といった架空の山小屋を舞台に人との出会いや別れをテーマにした短編が6作品で構成されていす。
    内容は意外と重いですが〇〇尾根や◯◯山など聞き覚えのある名前が出てくるので、情景を想像しながら読めておもしろかった。
    なぜ、奥秩父から立山に舞台が変わったのかは不明ですが、奥秩父・奥多摩好きであれば見逃せない一冊だと思います。読み終わった後、甲武信ヶ岳と大国師ヶ岳の稜線を歩きたくなりますよw

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    2020年09月11日
  • 大岩壁

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    世界レベルの登山家が主人公。世界最高峰を目指しトライするが雪雪崩に遭い、友人を亡くし頂上達成できず。その後、死亡した友人の弟も登山グループとして再チャレンジ。頂上達成するが、最後は圧巻。

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    2020年09月03日
  • 天空への回廊

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    面白かった。
    枝葉の話が少し多いし筋立てが突飛過ぎるのでその分説得力を失い全体に話が長くなった。
    ヒマラヤ登山は無謀とも言える冒険だと分かった。それで主人公を不死身にしているが、まぁお話だからね。

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    2020年08月16日
  • グリズリー

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    時代が変わっていく中で、こういう型にはまったアメリカのイメージはやや古いのかな?っていう感覚が無いわけではないのだけど、日本の国内でドンパッチくんとなると、やっぱりドキドキする。
    でもなぁ、米国とか大統領とか、デルタフォースとか出てくると、突然陳腐に思えてきてしまうのは何故だ。テロリスト相手とはいえあっさりやられちゃうからか。訓練してるんだし、もっと頑張れ。
    しかしこうやって見ると、日本もけっこう広くて、自然もいっぱいあるわけで、まだまだ冒険小説のネタには事欠かないな。

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    2020年07月24日
  • 春を背負って

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    登山をしなかった20代
    目覚めた30代
    中々行けない40代

    悶々とする登山への思いから、山に関連した書物を避けてきた。
    この本は山岳小説というより、ヒューマンドラマ
    山小屋での季節の移り変わりが目に浮かぶ

    映画化していて、そちらも興味がある

    が、先に本を読めてよかった

    イメージする事の大切さを思い出させてくれる、とても良い作品です。

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    2020年07月02日
  • 太平洋の薔薇 下

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     海洋サスペンス小説の下巻。各地でバラバラになっていた物語が、太平洋の薔薇にだんだんと収束してくる。それにしても重要な役割だったはずの人物が終盤にかけてだんだんといなくなっていく展開には驚いた。最後までアクション映画を見ているようなドキドキする展開が続き、面白かった。

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    2020年06月27日
  • グリズリー

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    冒頭から緊迫感のあるエピソードで引き込まれる。国際政治に絡めたスケール間のある設定とストーリーテリングの妙が効いている。ラストはもう少しアクションシーン多めかと思っていたが少し肩透かしを食らった。

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    2020年06月06日
  • 駐在刑事 尾根を渡る風

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    この本を読み始める前に、たまたまTVドラマで観ました。「10年後のメール」が原作でした。どちらもよかったです。このシリーズはまだ続きますよね?恋の行方が気になります。

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    2020年05月02日
  • ソロ ローツェ南壁

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    良えよ。笹本君の久しぶりの山岳小説や。
    駐在警察はイマイチやったもんなあ。テレビドラマもねえ。
    マルクって奴が何するねんとハラハラしながら読み進んだが・・・チョット肩透かし。

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    2020年04月25日
  • 駐在刑事

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    『山岳捜査』を読んだのでこちらもと思い手に取りました。山登りの経験も知識もない私でもサクサク読めます。登場人物、途中からは可愛いワンちゃんも素敵な人々が沢山です。その中で犬猿の仲とも言える元上司もいい味です。

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    2020年04月19日
  • 大岩壁

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    世界第9位の高峰『ナンガ・パルバット』

    主人公は5年前に挑戦し、友人を失くして敗退。
    そして再び挑もうとする主人公の前に現れた失くなった友の弟。
    新進気鋭のクライマーで一緒に登りたいと懇願するが、その胸の内に秘めているものは...

    といった、山岳小説にサスペンスの要素も絡めた作品でした。

    雪山、高所登山での描写の仕方はさすがに著者の手腕が光ります。
    クライミングの専門的な知識は持っていなくてもグイグイと引き込まれる内容!
    海外の山の知識が無くとも十分に楽しめる作品です(^-^)

    そして私が笹本さんの作品でいつも注目してるのが、登場人物たちの山への考え方、姿勢、向き合いかたなどの言葉

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    2020年04月11日
  • K2 復活のソロ

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    2020.1 ストーリーがあれって思うくらいあっさり問題解決してしまうところが多々あったけれど、やはり臨場感あふれる文章は読ませる。

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    2020年02月04日
  • K2 復活のソロ

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    笹本稜平の山岳小説は、登攀の描写が
    引き込まれる作品。
    今回は、前回のK2の続編という。
    核心の冬のK2ソロのエピソードが、
    アッサリした感じで、拍子抜けした
    が、和志のソロ登攀に対する想いが、
    伝わってきた。
    また、別の山岳小説を期待します!

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    2019年12月10日
  • 未踏峰

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    その山の頂に立つことにより、今までよりも少しだけ成長したり強くなった自分になれる気がする。

    だから山に向かう。

    山にはそう思わせてくれるところがあると私も思っています。

    誰も登ったことのない未踏峰ともなれば尚更な気がしますね

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    2019年11月10日
  • 分水嶺

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    父の遺志を継ぎ山岳写真家となった主人公の風間と、絶滅したとされるオオカミを追う田沢。
    亡くなった父も友人のペンション経営者の仲上も、みな漢気溢れる人物で読んでいて気持ちが良い。
    久しぶりの山岳小説で、しかもオオカミが登場、中身も大満足の作品でした。
    そして自分自身も地球上の自然の中で、原罪ともいえる罪を背負っているように感じる。

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    2019年09月22日
  • 不正侵入

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    初読みの作家さん。中々読み応えのある作品でした。権力者の腐敗と現場捜査官の正義、仲間すら信用出来ないハラハラ感。他の作品も読んでみたいですね。

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    2019年09月13日