K2 復活のソロ

K2 復活のソロ

1,980円 (税込)

9pt

山岳界で“ヒマラヤに残る最後の課題”と言われる一つ、ローツェ南壁の冬季ソロ単独登攀を達成し、トップクライマー入りした奈良原和志はアマ・ダブラム西壁に挑んでいた。次の挑戦の武器になる新製品のテストも兼ねているためソロを封印、登山経験もあるスポンサー企業・ノースリッジの若手技術者・柏田を伴ってのものだった。難しい登山ではなかった。だが落石で柏田が死亡、和志も大怪我を負う。そこへ追い打ちをかけるネット上の誹謗中傷と柏田の両親からの訴訟。気力を失った和志に、登山の師であり、がん癌で余命宣告を受けたにも拘らず献身的なサポートを続ける磯村賢一は、リハビリに付き合う中、あえて“課題”のもう一つ、「冬のK2」をぶつける……。

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ソロ のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • ソロ ローツェ南壁
    957円 (税込)
    数々の難壁に初登攀の足跡を残してきた新進気鋭のアルパインクライマー奈良原和志。彼が初めて目指す八〇〇〇メートル峰は世界第四位のヒマラヤのローツェ、しかも最難関の南壁ルートだった。そこは伝説的登山家トモ・チェセンの“疑惑の登頂”の舞台、因縁の壁でもあった――名もなき日本人がいわれのない妨害にも屈せず、世界屈指の大岩壁に単独登攀(ソロ)で挑む本格山岳小説。
  • K2 復活のソロ
    1,980円 (税込)
    山岳界で“ヒマラヤに残る最後の課題”と言われる一つ、ローツェ南壁の冬季ソロ単独登攀を達成し、トップクライマー入りした奈良原和志はアマ・ダブラム西壁に挑んでいた。次の挑戦の武器になる新製品のテストも兼ねているためソロを封印、登山経験もあるスポンサー企業・ノースリッジの若手技術者・柏田を伴ってのものだった。難しい登山ではなかった。だが落石で柏田が死亡、和志も大怪我を負う。そこへ追い打ちをかけるネット上の誹謗中傷と柏田の両親からの訴訟。気力を失った和志に、登山の師であり、がん癌で余命宣告を受けたにも拘らず献身的なサポートを続ける磯村賢一は、リハビリに付き合う中、あえて“課題”のもう一つ、「冬のK2」をぶつける……。
  • 希望の峰 マカルー西壁
    1,980円 (税込)
    ローツェ南壁とK2の冬季単独初登頂を果たした奈良原和志は、いよいよヒマラヤ最大の難関・マカルー西壁の冬季ソロ登攀に狙いを定める。だが情報収集のため現地に赴いた和志は、眼前の山容に慄いた。デスゾーンと呼ばれる8000m超の高所で巨人の額のようにせり出す壁は、頻繁な落石で登攀者を阻んでいた。確実な死の予感に襲われた和志。だが彼には挑まなければならない理由があった。登山の師・磯村が癌で余命宣告を受け、残された時間は僅かだったのだ。何とか成功を届けたい――和志は岩登りの聖地ドロミテで特訓を重ねた。しかし和志を敵視するフランス人マルクが卑劣な妨害工作を仕掛けてきて……。

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K2 復活のソロ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    感想
    遭難や死がつきまとう中で何故、そこまでして山に登るのかという疑問は尽きないが、山を登った後の景色や誰もやったことがないという所に魅了されるのだろうか。

    読み進めていくうちに自然に挑む姿勢などに触れて、ギリギリの戦いやはり痺れるなぁと思った。

    しかし、クライマーの世界も本当は登っていないとか

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    山のことは何も知らないけど、自分の目標に向かってこつこつ頑張るのは好きなので、たまに読みます。この本も初めしつこい感じがしたけど、どんどん引き込まれました。

    0
    2023年05月18日

    Posted by ブクログ

    仲間の死を乗り越えて、エベレストに次ぐ世界2位の標高のK2へ冬季発登頂を目指す奈良原和志。
    作中、和志の成功を喜ばない、ヨーロッパの山岳組織が登場して、仲間の柏田の死が和志の意図的なものであるなどの難癖をつけてくるのには、小説のお話と思ってもムッとしたのは、自分も山に登るせいでしょうか。こんな凄い山

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

    2020.1 ストーリーがあれって思うくらいあっさり問題解決してしまうところが多々あったけれど、やはり臨場感あふれる文章は読ませる。

    0
    2020年02月04日

    Posted by ブクログ

    笹本稜平の山岳小説は、登攀の描写が
    引き込まれる作品。
    今回は、前回のK2の続編という。
    核心の冬のK2ソロのエピソードが、
    アッサリした感じで、拍子抜けした
    が、和志のソロ登攀に対する想いが、
    伝わってきた。
    また、別の山岳小説を期待します!

    0
    2019年12月10日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作。主人公奈良原は登山用品メーカー「ノースリッジ」の磯村、友梨、山際、そして亡き柏田のアイデアを生かした新型アックスとともにK2冬季ソロ初登頂にチャレンジ!山の知識は全くなくとも峻厳清冽な山岳に挑む男たちの挑戦に感動!

    0
    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    暖かい部屋で読んでいるのに極寒のK2の厳しさが伝わってくる。それくらいの臨場感。専門用語は理解できなかったけどそれでも十分に伝わってくる山の恐さと素晴らしさ。山に登ってみたくなった。

    0
    2019年07月13日

    Posted by ブクログ

    山岳小説の中でも笹本稜平の書く山岳小説は凄いけれど、彼の作品の中では今回の作品はそこまでじゃないなぁという印象。今までの作品はガッツリ山をやっていない人でも共感して感動できたけど、これはかなりマニアックな領域まで入らないと共感が難しいかな...

    0
    2021年03月05日

    Posted by ブクログ

    山岳小説も現代的になったというか、当作では画期的な登攀に対してのSNSの誹謗中傷があったり、クライマーと登攀ギアのスポンサーとの商品開発なども取り上げられていて、それはそれで興味深いが、その分、表題にもなっているK2登攀の描写は、ヒリヒリハラハラさは薄い感じで、それはそれで現代っぽいのかもなと思った

    0
    2021年02月22日

    Posted by ブクログ

    意外に知られていない世界で2番目に高い山・K2を舞台にしていることから、何も考えずに読み出してしまった、久しぶりの山岳小説。
    読み終わってから、気づいたが、どうやらこの作品には先に「ソロ」と言う作品があるらしい。冬のヒマラヤの単独登攀に成功したソロクライマー・奈良原和志と、彼を支援する人々の話。

    0
    2020年11月01日

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